勉強しよう
勉強して、お金持ちになって、死ぬほど贅沢して。
そして若いうちに死んでしまおう。
心の貧しいヤツさ私は
そばに居て二つの顔と二つの手そのうち一つが濡れている人
夕方の始まる前の炊飯器に一年分の水を入れます
雨の降るクリスマスにはざらざらの舌で植木を乾かしましょう
神様の不公平な日の耳元 ...
ポチャン・・・
私は石を投げる
何も考えずに
ひたすら投げる
急に周りが
シズカニナリマシタ
使われていない
風呂のよう
ポチャン・・・
ポチャン・・・・
ウキデハ
...
いつのまにか外灯に照らされている
ぼくの孤独を際立たせるスポットライト
ふと見上げた空には夜の雲がゆっくり動き
何気なくその行く末見つめていた
バスを待つ 何故バスを待つ?
今更ながら自 ...
小さな頃、あたしはぶどうになりたかったらしい
でも、今は何にならなくても
あなたはそばにいてくれるのね。
破裂するくらいなら
ずうぅっと漂って
ゆっくり、ゆっくりと
しぼんでいきたい
しぼんで行って
終わりには小さくなって
また、膨らましてもらって、
こっちは
山がないせいか
空がきれいだね
晴れた日の
夕日がすごくきれいだ
それと
秋の虫の声も
向うとは
やっぱり
ちがうね
二十年前に
ここに来たときは
駅の西口の左手 ...
わたしが歩いていたら
向こうからすごい顔の女の人が歩いてきた
横に幅広くて
目と目が離れていて
顔はずっと同じ顔で
中途半端に笑っていた
わたしが見ている間にも
顔が横に潰れていくのがわ ...
ひどく澄んだ冬の六時が
赤茶けた月を破裂させようとしていた
森が木枯らしに波立つ
子供たちの影だけが薄く揺らめき
灯りに群がって死のうとしている
毛糸の帽子を頬までかぶっ ...
僕の部屋には大きな貼り紙があって
窓と名乗っている
ときどきそいつをはがしては
あっちへ貼ったり
こっちへ貼ったりして遊んでいたのだが
ある日ふとしたはずみに
僕の胸に貼ってしまった
...
星は祈るように首をつって、空にぶら下がっていた。
ひうひうと喉を鳴らして
道を行く
あまり長いこと歩かないから
そのうちきっと倒れるのでしょう
倒れたらきっと
あとから来る 無慈悲な女が
私の身体を乗っ取って
ただの一度も使わな ...
ボクたちは 結ばれちゃいけなかった
そうね あたしたちは結ばれちゃいけなかった
彼の名前は 鰻 太郎
彼女の名前は 梅干 花子
互いの 運命に 気が付いたのは
胃の ...
どうしてもあれが
こちらの世界のものとはおもえないのです
紅、青、紫の
うすくたなびくその空間に
りぃんと、糸のような月が吊られているのを見たんです
月の糸で結ばれた一番星が
そっと彼 ...
面白くもなんともない
幸せなヤツらの
幸せな悩みを
押し付けられて、
「どうにかしてくれ」
と、
必要に迫られる
とりあえず、
大丈夫だよ
大丈夫だよ
って
笑顔を ...
「俺の生まれできた意味はどの本読んでも載ってながった」
途端に息ができなくなった。苦しい。無理に息を吐き出そうとして、アバラ骨が軋む音が聞こえた。空気を吸う事もできない。呼吸の仕方を忘れてしまった ...
事実上の 音楽が
私の 頭痛に対する
時間を
稼ぐのだ
らせん状の 邦楽が
盲目の ピアニスト
私の 頭髪に 就く
ために
私は 事実の上での
作曲を しなくては
ならない ...
飛騨の山
小さい流れが始まって
二つに分かれるひるが野の分水嶺
高みより湧出した一滴の水
また一つ、また一つ生まれ出でて
集まり創られてゆくこの銀の道
それが、ある一点で二つに別れてゆく
...
頑強な夜は
積み上げられた階段をくだる
午前4時をまた
告げにきた
居間の大時計がまた
陰鬱な調子で
低くて冴えない
よっつの鐘をついたとき
恋は終わった
燃えさしは浮いた
...
眠り明け
耳鳴り低く響くので
夢のはしから余白を殺す
しゃらしゃらと林檎をむいてゆくひとの
まつげは綺羅とひかる音楽
唐突に遠さを知った花の色、あれは残響怖くないもの
...
溢れちゃいそう・・・
受け止めて下さい・・・
{ルビ零=しずく}が
勿体無い等、申すならば
”頂いちゃって下さい・・・”
味付けは自由だと存じ上げてますが
私めとしては、無味に
...
{ルビ危懼=く}斬りをするな
淫猥を恋うても
君は紅く侵されて
廻って、姦って
思召しを頂戴し、
さぞかし
羞恥に{ルビ囃=はや}し勃てる
誰かに遊ぶために作られ 飽きられて捨てられ
それが彼女に用意された運命
みんなから忘れ去られた彼女は
薄暗い物置にガラクタと一緒に押し込められていた
ある日 僕は彼女を見つける
埃を ...
手と手が触れ合わないだけの理由が
夥しくて
冬は、一層
失いやすいものから失ってゆく
自然な成り行きだと、して
ほら
はらはら
葉がアスファルトへ ...
退屈は科学できない
退屈は孤独とは関係ない
退屈と音楽の直接的関係はない
退屈と読む本の量は反比例する
退屈な時間の総計と人生との比率はその人の人生の充実 ...
2.
指先から被われる
うすい膜で
いつか身体
捉え、られ
ほんとうの私になる
膜
が
3.
切り取られた空間で
あおぞらはうごめく
酷くきゅうくつで ...
目がさめると
世界は半透明だった
そうか、ゆうべ
基地をつくったのだ
求めていた体温に
ほどちかいぬるさと
液体でも固体でもない感覚の
その場所で
眠ることは
ひどく ここ ...
氷は溶けるというのにおめでたいやつらだな
仕方なく神様の善は人間のものではないと自分を擁護し続ける
あなたのことは忘れようにも愛おしいなんてね
パンフレットを破いたりせんべいを食べたりダ ...
不自由な現実を生きる猛者たちよ
自由さが、さぞ恋しかろう
それこそが不自由な世に生きる
醍醐味だ
色の無い世界で
抱きを覚えた
モダンな{ルビ李=すもも}と間違えて
其れを愛と喚んで
輝きを放った
今 染まり漬けられる
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
勉強しよう
Cl
自由詩
2
05/12/3 23:41
ホーリーナイト
りっと(里都...
短歌
2
05/12/3 23:34
波紋
ゆうさく
自由詩
1
05/12/3 23:28
バス停から
いとやん
自由詩
1
05/12/3 23:24
無題
くしゃみ
自由詩
1*
05/12/3 22:26
ふうせん
仲本いすら
自由詩
3
05/12/3 22:07
散る話し
蒼木りん
未詩・独白
1
05/12/3 21:35
すごい顔の女の人
チアーヌ
自由詩
2
05/12/3 21:34
十二月の遊戯曲
相馬四弦
自由詩
2*
05/12/3 21:27
窓
たかぼ
自由詩
5
05/12/3 21:23
未遂の夜
昏(ヤッカ)
自由詩
6*
05/12/3 21:20
氷道
ミゼット
自由詩
2*
05/12/3 21:13
鰻と梅干。
仲本いすら
未詩・独白
2*
05/12/3 19:33
月と糸
なな子
自由詩
1
05/12/3 19:05
苛立ち
仲本いすら
自由詩
1
05/12/3 19:04
小説2
加藤泰清
散文(批評...
1*
05/12/3 18:47
事実上の作曲
奥津 強
自由詩
4
05/12/3 18:41
分水嶺
中音 涼
自由詩
1*
05/12/3 18:12
夜が降りてくる
便乗鴎
自由詩
4
05/12/3 15:53
「片耳のうた」
キキ
短歌
12
05/12/3 14:13
center of a body
麗魅
自由詩
0
05/12/3 13:59
痴人の女
〃
未詩・独白
0
05/12/3 13:32
お人形
和泉 誠
自由詩
1*
05/12/3 12:59
馴れ初めない冬
A道化
自由詩
6
05/12/3 12:41
退屈論
遊羽
自由詩
1*
05/12/3 12:29
ノート
愛
自由詩
2+*
05/12/3 11:51
寒天の内側
望月 ゆき
自由詩
12
05/12/3 11:11
うずうず
ののの
自由詩
1*
05/12/3 10:29
不自由な現実に生きる猛者たちよ
みしま
自由詩
1*
05/12/3 10:21
無色透李
麗魅
自由詩
1
05/12/3 9:25
6482
6483
6484
6485
6486
6487
6488
6489
6490
6491
6492
6493
6494
6495
6496
6497
6498
6499
6500
6501
6502
6503
6504
6505
6506
6507
6508
6509
6510
6511
6512
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6514
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6517
6518
6519
6520
6521
6522
6.79sec.