のど笛を噛み切ると
人は
ひゅう、と啼くのだそうだ
だから
のど笛
無防備ということは
だから
セーターを脱ぐことじゃ
なく
それを
あなたにゆだねてしまう
...
折れてはじけた針の先
小さく鋭い小さな痛み
難しい言葉なんてほしくない
せめて 恋の証として
ただ一つ残された瞬間の
君の末梢を
いつでも
思い出せるように
「たぶん、もうすぐ雨が降る。」/ かおり
たぶん。
たぶん、もうすぐ雨が降る。
重たいグレイの空
湿った空気
ぼやけて見える隣の町の赤色灯。
煙草の煙も
な ...
じりじりと日焼けのように
あなたを追いつめた。
だからあなたは離れていった。
今ならわかるけど。
わかることと恋とは違う。
外ってなんだ?物理的外界か?心理的外界か??
自分の外ってなんだろう
光が強ければ 影が濃くなる
ものを考えすぎれば動きが取れぬ 考えなければ生き残れない
言葉で人は救われもしない しかし ...
一億総病人の中で
何を見聞き何を考え何に触れて熱いと思い
声を出し指で打ちながら爪が伸びてる
そんな事に気付かずに何を愛でる
体を十字に掻きむしれば掻きむしるほど
切ない気持ち ...
いつからこんなに
あなたのことが気になるんだろう
アフタヌーンティーで
そんなことを考えている
少し大きめの手のひらで
私より温かい指先
いつも猫背でちいさくなって
でもわた ...
川が
走る
心苦しい
私は
川辺走る
泣いてる私
なぐさめもせず
川が
走る
涙かわけば
悲しみも
とれている
ような気が
ような気が
ような気が
空 ...
君は香水を使わない
だけど君には香りがある
君と手をつなぐと
僕の手に君の香りが移る
僕は君を送り届けて
ひとり車で帰るときに
自分の手に君の香りが
残っているのに気づくと
と ...
日常の、ふとした一瞬に、かすめていく
まだこんなにもおぼえている
まだわすれていない
気持ちの表面は、ぬりかえられた
記憶のすべては、遺伝子まで書き換えられたよう
わ ...
これだけは叶えてください
この瞬間だけでいいのです
世界を僕の思い通りに
平等でなければいけないのに
あなたは僕に対してだけは意地悪です
今まで一度たりとも
世界を僕のために動かしてく ...
人の道は
けしてますぐではなく
それでもえんえんと続き
忘れた頃に
ふと千切れたまま
二度とはじまらないだろう
だが
人と人との道は連なり
たまに交じる
そのときに呼吸の音が
深く ...
壊れた旋律で奏でる音で
誰を引き止めるでもなく歌い
絡まった運命を眺める
私が有害である事実を受け止めて
それでも生きていていいと言い聞かせれば
歪んだ姿でも歩いてゆける、
崩れた過去 ...
きみをみまう朝は
なんどもなんども顔を洗い
なんどもなんども歯磨きをし
ぼくのもっている
とびっきりの青空を
つれていこう
あののびやかな笑顔が
もどってくるように
すべてのものに ...
私の中味なんて
ほんのちょっぴりだわ
昨日も少し減ったし
また出ていくんだわ
明日まとまった金が入るけど
あの男がまた持っていくのよ
しかも利子が小さいとか
ぶつぶつ言いながらね
...
わたしの後ろからさようならが歩いてくる
そのせいで
わたしはきみとさようならした
ねえ
さようならはからっぽの音がする
さっきまで何が入っていたのかが
どうやってもわからない
さっきまで ...
追いついてこれないから
僕は立ち止まり 振り返る
時間という無のなかで
息を切らし 駆け寄ってくる
たった一人しかいない、僕だけの「死」を。
{引用=イェイ、イェイ、ぼくらはルーシーチャンスだ
イェイ、イェイ、今こそぼくらはルーシーチャンスさ
...
あの人と絡まった
からいからい夜なので
夜色に染まった身体
あたしだって嫌いになるの
絡まってくる
ひりひり、いたいわ
胸で、頭で
はーとがあるのが
かたほうなら
...
ねえ早くわたしの元にやってきて 両手広げて待っているから
賭けのために娘ひとりに声をかけたのも
その娘が遊びつかれていて
しかもひどく傷心だったことも
雨がちょうど降ってきたのも
折りたたみ傘を広げて中に入れたことも
アンクレットの些細 ...
お父さんにじゅうりんされて
きもちいいとおもったことが
いちどでもあるこどもたちが
おとなになって かいた詩が
ポエムから追放されて
どこにも国がない
戦車をのりもののようにのりこ ...
日曜の夜は、
若いカップルが、
消えてゆくたびに、
孤独を連れて来る。
鳴りやまぬ
救急車のサイレンが、
冬空に響きわたる。
キーボードに触れるたびに、
...
不吉だと思って頂戴
とてもとても不吉だと思って頂戴
そう思ってくれればくれるほど
あなたの前を横切るのが楽しいから
せっかく色がついたのに
わたしにお声がかからないので、
欲望ばかりが成長しました。
(隙が無いといけない模様、本にそう書いてありました)
なので大きく育ったこのセイヨクを
ぷちん と ...
ほつれ湧き出る緑の影
ふいに生まれ溺れるもの
双つの空と迷いの木々
巡りかがやく枝と枝
無数の緑のなかの一葉
空に立つ空
こがねの樹
波打ちながら遠去かる陽
金は緑 ...
あたしはまちの人気者
運動会には引っ張りだこで
野良達の羨望のまなざしに囲まれる
気のいい、やおやのおいちゃんや
魚屋のあんちゃんから余り物の貢ぎ物
喰いっぱぐれる心配は無い
オリンピ ...
炎抱き天に向かって捧げんと燃えて散りゆく桜木並木
ただ青いただただ青い空に合う赤を散らせて木枯らしが吹く
舞い落ちる火の粉に巻かれここでなら秘めた想いを一人言ちても
振るうこの葉の数 ...
薄荷煙草の火も消さぬうちに
十二月が階段を上ってきた
(マフラーの準備をしなければ冬は来ない)
身勝手な先送りを
誰か聞き届けるはずもなく
暦の挿し絵は 赤 緑 白
聖 ...
あなたに近づいていくと
あなたの雰囲気に吸い込まれる
どんなに冷たい空気の中にいても
あなたの雰囲気はいつもあたたかくて
とうとう雪が降り出す季節になりました
あたしはあなたのあたた ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
のど笛
uminek...
自由詩
5*
05/12/2 0:07
梢のとげ
たりぽん(大...
未詩・独白
6
05/12/2 0:04
たぶん、もうすぐ雨が降る。
かおり
自由詩
7*
05/12/2 0:01
わかることと恋とは違う。
uminek...
自由詩
3*
05/12/1 23:43
宇宙論〜生命樹〜
アマル・シャ...
自由詩
3*
05/12/1 23:23
曙の唄
チQ
自由詩
1
05/12/1 23:18
いつからか
ゆきお
自由詩
1
05/12/1 23:14
地球 食べた
ゆうさく
自由詩
1+
05/12/1 22:57
きみのかおり。
とびまる。
自由詩
0
05/12/1 22:29
こんなわたしをゆるしてください
逢坂桜
自由詩
4*
05/12/1 22:27
祈りの言葉
和泉 誠
自由詩
1*
05/12/1 22:03
人の道
第2の地球
自由詩
5
05/12/1 21:09
旋律
AKiHiC...
自由詩
0
05/12/1 21:03
きみをみまう朝
草野大悟
自由詩
5
05/12/1 21:03
預金通帳が泣いている
けんご
自由詩
4
05/12/1 20:47
さようならはからっぽの音がする
第2の地球
自由詩
3
05/12/1 20:30
かわいいひと
吉岡孝次
自由詩
0
05/12/1 20:28
LU-CY CHANNCEE
本木はじめ
短歌
7
05/12/1 20:20
あらしの夜に
愛
自由詩
0
05/12/1 19:56
いつでもいつまでも
とびまる。
短歌
0*
05/12/1 18:18
偶然でしかない
ナオ
自由詩
3*
05/12/1 18:13
ポエムの国
モリマサ公
自由詩
28+*
05/12/1 17:34
深夜の棲息地
手嶋純
自由詩
0
05/12/1 17:30
黒猫の気持ち
チアーヌ
自由詩
7+
05/12/1 17:28
ロンド
ミゼット
自由詩
4*
05/12/1 17:24
羽灯火
木立 悟
自由詩
9
05/12/1 17:19
*道化者の小唄*
かおる
自由詩
5*
05/12/1 17:18
恋枯し
一代 歩
短歌
3+*
05/12/1 16:43
十二月
銀猫
自由詩
8*
05/12/1 16:18
白い場所
とびまる。
未詩・独白
0
05/12/1 15:07
6485
6486
6487
6488
6489
6490
6491
6492
6493
6494
6495
6496
6497
6498
6499
6500
6501
6502
6503
6504
6505
6506
6507
6508
6509
6510
6511
6512
6513
6514
6515
6516
6517
6518
6519
6520
6521
6522
6523
6524
6525
加筆訂正:
風が季節と流れていく
/
たりぽん(大理 奔)
[05/12/1 16:47]
第一連推敲
6.81sec.