ジョニ黒を飲み干してしまって
夢も希望もない

心臓に負担がかかるから
少し休みをください

誰の目にもはじめから
わたしの存在などなかったかのように

赤の他人のほうが
嘘もつけ ...
雪のように白い言葉
その冷たさはすぐに溶け
心の中に染み込んでくる

まだ、
僕の心は
温かいのかな

それでも
じっとしていると
寒くなるから

いつもより
もっと、もっと ...
「虫」に「文」と書いて「蚊」

と、言われても
今ひとつ得心のいかないわたしは
たとえば
ぶーん、と飛んでいるから
「蚊」と書くのだろうか?とか
飛んでいる奴をつかまえようとする様が
...
包丁が俎板をぶち割った午後
ゲームは終った
骨の砕ける音を聞きながら
排水溝の隙間に汚物を突っ込め
次々と店に行き輝く砂地に尿をぶちまけろ

栄養ってなんだ?

明るい青ってなんだ?
...
僕が転んだ
白い雲がながれていた
僕が転んだ
麦の穂を風が掃いた
僕が転んだ
膝に石を刺した
しんとした痛みを
ただこらえた

何も居ない 
笑いごえもない
ひざを押さえた道端で ...
鉛のように曇った空

今にも泣き出しそう

雨か雪が降るだろうか?

僕の心も曇っていきます

重苦しく北風が吹いていて

益々重たい気分になる

やけに乾燥した冷たい空気
...
ピカピカの靴は汚れると思ったからすぐに下駄箱へしまった

思いついた嘘は嫌われるのが怖いからすぐに引き出しへ詰め込んだ

毎日毎日僕はあらゆるものをしまっている

しまっておかないと溢れ出 ...
「人類は未来へ行く事ができる!」
昔先生がそう言ってたっけ。

そのために
僕らは光より速く進めなきゃいけないらしい。

とりあえず簡単な例を。

僕らは光より速いスピードで月に行きま ...
あなたは孤独に対峙できない
弱い生き物だ
心を持った時から
死との格闘が始まった

孤独の谷底は
冷たい深海だ
一度、心を奪われると
死の虜になる

断崖で足は竦み
激しい眩暈が ...
空虚な空気

肺に吸い込む

咽はしない

ただ冷たくて

ラークマイルド

一本に火を付ける

精神が気化して

登ってゆく

不思議な感覚

煙は換気扇に

...
コンクリートうちっぱなしの部屋で
魚と空を見る

(完成することなく終わったものは、廃墟というのでしょうか)

(生まれることなく死んだのは、あれは、)

トレーの中で魚が跳ねて、
吐 ...
私の右手には
小指が二本ある

生まれつきだ

小さい頃はいじめられたが
今は手袋を探すのに苦労するくらいだ


そう
小学4年生の時

気味悪がられるのが嫌になって
...
天圃ラニ路井戸のミ(U)ズ 薔薇ックから農夫ラミンゴ-兎ランプの燃焼と刑期ニ青いカーゼ
6咲き柘榴園-℃-レースの温室エラーに澄む黒猫ト蛇ぐring-Oの大樹/ピラー土るfinの髪
虹ム眼界ニ火 ...
今日できること
明日が来るまで

午後から
夕方から
夜から
いつ?

抜け落ちた時間は
捨てたものと同じで
あとで拾えるものじゃないから

自分捨ててでも
やらなきゃい ...
時速80kmの車窓
次から次へと景色は流れる

ホームの階段をひたむきに駆け上がる
パリッ!とスーツの新人サラリーマン
けっつまずき 宙に浮く {ルビ縮=ちぢ}んだ4本の手足
車窓から消え ...
こんな気がする。


書きつけるぼくらの身の上は怠惰で、
ありふれた人に、靴下の夜に、
まるい、まるい気持ちを。


   ぼくには、いざというときはないからだ。
   とるにたらぬ ...
「はい コレ」「あ コレも」

その中身が一体何なのか
確かめる時間さえ与えてくれない

「コレもあげる」「コレも好きでしょう?」

どんどん積み上がっていく
そうしてる間にもまた一つ ...
手のひらのなか揺れる手のひら
波のかけらを抄いあげると
しずくは双つ微笑んで
仲たがいを終えた羽
海の光に照らされて


風は強く
雪をけしてつもらせてはくれない
ひとつ ...
真夜中の路上で燃え上がるオートバイを見たことがあるか

図書館の片隅で眠るように息を引き取る老人を見たことがあるか

真冬の海岸で口笛を吹き鳴らす神父を見たことがあるか

同時に投げられた ...
白い息を吐き 上を見上げると
どこまでも果てしなく広がる 青い空

手に入らない苛立ちをぶつけて
何が解決したという?

何も解決しないまま
進むことも戻ることもできずに
泥沼に落ちた ...
道路を挟んだ向かいの
コンビニの真夜中で
店員がガンジャ吸いながらそれをこなしている時間
ファミリーレストランの駐車場のボンネットでネコはねそべり
争いごとやもめ事をさけてブログたちはどんどん ...
まるで天使が突然乗り移って
背中に羽でも生えてしまったかのように

ああ 勝手にそんな事するんじゃない!
お願いだ 言う事を聞いてくれ!

まるで英雄が突然乗り移って
その胸に炎でも宿し ...
私はあんなに憎い人を知らない
穏やかに過ごしていた日々を
圧倒的な力で根こそぎ運びさり
最もうとんだ葛藤と労苦の
深くにごった河へ流し込んでしまった

こんなところで生きてゆけない

...
デパートの八階ひな人形売り場
小さいのが欲しいなあと思って行くと大きいものばかり
良く見ると「ベルばらひな人形」なんかあって
「オスカルとアンドレ」
「マリーアントワネットとフェルゼン」
へ ...
あなたはまるで子供のよう
うれしさは全身で受け止めて
飛び跳ねて 走り回って

俺はもうガキじゃないぜ
そうやって格好つける所も
まるで子供みたい

もう我慢できない
こんなに近くに ...
風流を語るにはちと近いぞ空

幾層もの雲の下気も触れない

提灯を連ねる紐が犬臭い

冬の射程に傾く夜の地平消ゆ

闇夜に一枚の壁が見え透いていた

台からの見晴らしに落ちんとすれ ...
激しい痛みが心臓を突き刺す。

心臓がバクバクし、体全体が痛くて痛くてたまらない。

頭の中もパニック状態。

床に倒れ込み、仰向けになって店の汚い天井を見上げる。

こんなところで死 ...
入りそこねたり
行ったり来たり、いろいろな角度で
定まらない覚悟で溶けていきそうになる
落書きをする、つまらなそうな顔と筆先
踏み込むための一歩と、スタートラインの石灰
舞い上がればこびりつ ...
 元気が僕の心から逃げ出してしまった
 頭痛の種は増えるばかりで
 日々の生活の重みにつぶされそうだ

 古の昔の美しい自然の中で
 暮らしたかった

 生きることは死を覚悟することだ
...
カミーユの様に、ジョーの様に、廃人になってしまった方専用です。
まさに、廃人専用。シャア専用ではございません。
時々、廃人になります。
受験勉強のしまくりや、ハッと気づいたときに「わ、わたして、 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
夢も希望もない蒼木りん未詩・独白205/12/12 23:52
吹雪ポンテク自由詩005/12/12 23:51
文蚊論ベンジャミン自由詩2*05/12/12 23:47
すべて青くチアーヌ自由詩405/12/12 23:17
 僕が転んだ「ま」の字自由詩6*05/12/12 22:20
冬の憂鬱たかよし自由詩005/12/12 22:11
三日月が山に沈んだ朝目覚めた夜大城 小町自由詩205/12/12 21:54
タイムトラベルは科学的に証明できる!和泉 誠散文(批評...0*05/12/12 21:24
晩鐘手嶋純自由詩105/12/12 21:07
煙草たかよし自由詩205/12/12 20:31
惑星ミゼット自由詩3*05/12/12 20:13
ゆびきり蒸発王自由詩105/12/12 20:04
清潔なガーゼ上の点景六崎杏介自由詩305/12/12 19:24
羽音-fin...自由詩105/12/12 19:10
小春日和に服部 剛自由詩10*05/12/12 18:14
靴下の夜にnm6自由詩1105/12/12 17:45
山積み和泉 誠自由詩0*05/12/12 17:19
羽と手木立 悟自由詩405/12/12 17:06
21大覚アキラ自由詩105/12/12 16:35
青空結亜菜自由詩205/12/12 16:10
全然理解できない瞬間とその意味モリマサ公未詩・独白15*05/12/12 14:32
暴れ馬和泉 誠自由詩0*05/12/12 14:29
禁色の人ヤギ自由詩4*05/12/12 13:58
千切れるチアーヌ自由詩105/12/12 9:38
可愛い人和泉 誠自由詩0*05/12/12 9:29
黒川排除 (...川柳205/12/12 8:39
最後の夢ルビー自由詩205/12/12 3:11
ループ、その手のひら霜天自由詩205/12/12 2:14
疲れました でも生きていきます炭本 樹宏自由詩1*05/12/12 1:56
廃人がポツリとつぶやく部屋過去ログ倉庫05/12/12 1:54

Home 戻る 最新へ 次へ
6469 6470 6471 6472 6473 6474 6475 6476 6477 6478 6479 6480 6481 6482 6483 6484 6485 6486 6487 6488 6489 6490 6491 6492 6493 6494 6495 6496 6497 6498 6499 6500 6501 6502 6503 6504 6505 6506 6507 6508 6509 
加筆訂正:
タイムトラベルは科学的に証明できる!/和泉 誠[05/12/12 21:48]
効果を加えてみました。
禁色の人/ヤギ[05/12/12 20:03]
第一連 若草だ→若草だった 第二連 断片だのだ→断片なのだ に訂正。
世界機械/茶釜[05/12/12 9:18]
少々
刺青/こしごえ[05/12/12 8:28]
すみません。4連、「掘った〜」を「ほった〜」に変更しました。
7.54sec.