我が子の繊細な横顔の
そのとりわけゆるやかな{ルビ頤=おとがい}に触れたくて
私は
そっと静かに手を伸ばす
触れたい
触れたくない
その繊細な構造を知りたいのに
やさしい{ルビ頤=おとが ...
吐き捨てられた 数々の言葉は
傷となり 痛みとなる
いくつもの傷は やがて結晶となり
心を凍えさせてゆく
いつまでも融けることなく・・・
貴方の奥に在る冷たい眼差しを
どうか隠さずに私 ...
五つの黒い眼のドアのある病院で
受付の詩の入門書が体温計を持って来て、僕に質問した。
(今日は何処の引き出しが悪いのですか。
三番目が少し痛いので、先生に診て貰いたいのです。
(それでは、体 ...
シュレーディンガーの仔猫たちは
母を捜して彷徨っていた、
小雪ふる池のほとり、
量子の石榴をもとめる彼女は、
仔猫たちをみつけるたび貪った、
死ね、
さもなくば生きろ。
本当に誰かを好きになったなら
皆はどんな言葉にするのだろう
本当に伝えたい気持ちがあったなら
僕はどんな言葉にするのだろう
言葉に慣れた僕達が
あなたの隣にいる幸せや
闇に浮か ...
向日葵の花が燃えて
灰に変わるまでのあいだ
僕は目を閉じて
何を考えよう
銀の指輪をはめる役が
僕ではないと
シナリオの一頁で判っていた
舞台の隅で拍手をするだけの
小さい役ど ...
夜になると
考え事が増えて
朝も考えているけど
いつでも
今から
考えることができる
たくさんの雪の
物憂げなテレビニュースに押されて
僕は
やらなくちゃいけないことを
考える
...
真昼の路上で、水溜まりがゆっくりとその温度を上昇させてゆくのを眺めながら、
チェリーソーダに浮かべたバニラアイスをストローでもてあそんでいる。
グラスの表面についた水滴が、この途方もなく退屈な世界 ...
ここ最近の寒さに慣れ
僕の街では冬の華を
見ることないままに
この時期を終えてしまう
テレビでは{ルビ冬華=ふゆばな}のニュース
まだ僕の街には咲かない
一粒の種でも分けて欲しい
そ ...
目をそらさないでください
鼓動が波つくる海の底から
危うい腰を{ルビ掬=すく}い上げて
一つの生きものになりましょう
吐息の泡を追って見上げる
金色の空はもう蔑まない
聞き漏らさないで ...
いつもの時間に
スーパーのプラスチックの袋を
振り回しながら
その女の子はやってくる
道路に落ちた吸い殻を
熱心に拾い集めていく
この寒空の下に
しかも素手で
そして左 ...
夢で泣いてる人を抱き締めた
泣かないで
泣かないで
其れはとても晴れた夢で
抱き締めれば 優しくなれた
泣いてたのは私だったから
夢の視線は誰かの心
抱き締めてくれたのは
誰?
...
なんか…
あなたへの想いが
頭のてっぺんからつま先までじゃ入りきらなくて
体中の穴という穴から抜け出して
部屋の中をうにょうにょうごめいてる…
も ...
昨日、ゆるせないことを話すひとがいた
その瞳は私に向かってまっすぐ
しかしその瞳の奥にぎらりと光る諸刃の刃
それは許せない事の全てを 私にぶつける眼だった
それは許せない事の全てを 私にも ...
心は消さない
バックしてそのままで
ずっとこのままでいたけど
一体どこまでバックしていくのかな
12345676890
この数字が頭から離れない
朝はこないまま
...
あたたかい空気…しあわせな部屋
あなた
じぶんの係累捨てて
来い
ここまですぐに来て
お互いの愛情を試すための
小さい小さい 遊びなんか
馬鹿げたことよ
そうなの ...
誰もが自分を特別だと思って
誰もが自分を主役だと思って
誰もが自分を一番だと思って
そうして夢を見て生きている
細い細い紐を幾重にも編み込んで
服と呼ばれるものを作って着てる
動物の死 ...
驚くほどのことはない
わたしは、空中に髪をほどき
視線を結着させている
あこがれは、あこがれ
先天的な太陽は、この時
肺の浮沈までも漂白して
果ての分裂を結晶化している
わたしは、今 ...
困ったようなその笑みで
私を見るのはもう止めにしてほしい
その微笑を私はもう
まっすぐに見ることは出来ないんだ
逸らした瞳には
少しの罪悪感とたくさんの圧迫感
君の純粋でないよ ...
例えばこの世界に きみとぼくしかいないとして
そしたらぼくは すべての愛をきみに捧げるけど
きみは違うんだね 多分そういうことなんだよね
「あぁ、十分承知しているさ、
自分に感性も才能も無い事くらい
けれど、若さに負かせて、勝利を味わいたいぐらい
皆、思っている事だろう。」
陰踏みしていた黄昏時
僕は、自分が亡くなっ ...
紅い夕日燃えた
だから最後に聞かせて・・・
橙々に乗っかって紫が喪心を与えると云うの
・・・其処は{ルビ愛爛怒=アイランド}
季節の風を憂鬱に
貴方色の憂鬱を
{ルビ冷哭=れいこく}に悲鳴 ...
そこがそうなってて
あれがああなってて
これがこうなってて
数えればきりがない
自分の欲しいもの
その理想全部をかなえるもの
この世界で見つけるのは雲を掴むような話
大海を渡れる ...
無理難題を あげて
彼女が 仏門に 入るという
魔女だったのに
三味線を 奏でる 指が
笑っているのだ
だが それは 数年前の事
私に 指は 生活と 音だけのもの
仏を 愛した ...
にほんごではなそ
にほんごだいすき
そのにほんごでせかいをはりたおしてみろよ
ちいさなおまえ
おまえにはにほんごがある
でもねほんとは
しなんかうんこみたいなものだし
おんなのこにはきら ...
世界地図の富士山あたりにひとつ穴をあけて
そこから乳首を出してごらん
大きい世界と小さい世界は紙一重だと分かるはずだ
俺は巨大な山を乳首ひとつで担うけれど
決して俺は巨大ではないのだから
まだ外に ...
「あげる」
キミはそう言って僕に両手を差し出した
けれどその掌には何も載っていない
僕はキミの顔と掌に交互に目をやった
「いらないの、」
微笑みながら両手を差し出したまま
キミはその ...
私は何も無いものを持っている
全て捨てさってしまった日から
いったいどれだけの月日が流れただろう
空っぽになることで満たされたのは
きっと悲しみだったはずなのに
いつの間にか
笑うことができるよ ...
あの人は
自信と大の仲良し
あの人は
自信と少し疎遠
言っていました
自信は人を輝かせる
例えそれが
根拠の無いものだとしても
自信が持てず
自虐発言の虜となるのは
自分で ...
彼は過去の雨に当たらぬようにと
いまさら傘をさす奴だ
「それじゃあ過去の雨になど
辿り着けやしない」と言うと
傘にタイムマシンと油性ペンで大きく書いた
彼はどこかへ飛び立 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
温度
日和
自由詩
10*
06/1/13 19:58
優しい空気
心
自由詩
0*
06/1/13 19:45
病院
前田ふむふむ
自由詩
8*
06/1/13 19:22
量子と猫と鬼子母神
佐々宝砂
自由詩
10*
06/1/13 19:06
詩を書く理由
maumi
自由詩
6*
06/1/13 19:02
空の色が変わる程の
〃
自由詩
2*
06/1/13 18:56
冬空
石川和広
自由詩
6*
06/1/13 18:49
ポップな生煮えの憂鬱
大覚アキラ
自由詩
3
06/1/13 18:41
君の街
海月
自由詩
2*
06/1/13 18:16
夜明け
かや
自由詩
4*
06/1/13 17:57
*まど*
かおる
自由詩
5*
06/1/13 17:37
夢の記憶
*くろいうさ...
自由詩
1
06/1/13 17:17
大人の恋
Honest...
自由詩
1*
06/1/13 17:05
朱い飛沫と君の鋸
あまくちペル...
未詩・独白
2*
06/1/13 17:05
スモーク
こめ
自由詩
0
06/1/13 15:59
捨てて
阿麻
自由詩
4*
06/1/13 15:34
We are sadness
和泉 誠
自由詩
0
06/1/13 15:12
偽りなき髪
こしごえ
自由詩
10*
06/1/13 14:46
瞳
ことは
自由詩
3*
06/1/13 14:10
多分、そういうこと。
Honest...
自由詩
2*
06/1/13 12:25
地に薬缶。
麗魅
自由詩
1
06/1/13 10:44
金星の色(ゆろひ)
〃
自由詩
0
06/1/13 10:43
We are happiness
和泉 誠
自由詩
0
06/1/13 10:15
魔女が 仏門に 入るとき
奥津 強
自由詩
5*
06/1/13 10:06
7さいのおれへ
---
自由詩
4
06/1/13 7:41
無題
〃
未詩・独白
3
06/1/13 7:19
キミの掌の
AKiHiC...
未詩・独白
2
06/1/13 5:26
I have nothing
ベンジャミン
自由詩
4*
06/1/13 4:48
Dear・・・
FUBAR
自由詩
1*
06/1/13 4:20
時雨
GENDOU
自由詩
0
06/1/13 3:05
6483
6484
6485
6486
6487
6488
6489
6490
6491
6492
6493
6494
6495
6496
6497
6498
6499
6500
6501
6502
6503
6504
6505
6506
6507
6508
6509
6510
6511
6512
6513
6514
6515
6516
6517
6518
6519
6520
6521
6522
6523
5.99sec.