その音を逃すまいと
耳を澄ます


夜の扉が
ひらくとき
凛となる
かすかな音色を
今日
空を見上げたら

そういえば
雲が大きな口で

なんとか
太陽を食べようとしていたよ

そしてさ
フロントウィンドウから

見上げた
その空は僕の住む

街を覆い ...
電車の中で
立ち上がる女の人
意識は遅れて到着する
駅を降りるんだ
立っているわたし
気付かず
立ち上がる女の
すいません
という

肩が押し上げられる
そして気付く
女 ...
想像もつかない未来がきたとしてそれでも言葉は消えないだろう

できるだけ近づくことを目的に携帯電話が進化していく

消耗を減らす進歩が未来でも無駄を愛する癖が消えない

一瞬も止まることな ...
中指から先に 
地に付け 飛び立ち
光を
奪うように吸う


ひとつの緑
とどろく緑
水滴の世界に
隣り合う水滴


手に余るものはこぼれ
いつのまにか芽吹き ...
服を二着
くるくる ほどき
糸に戻す
その指先



糸以外の
指以外の
何物にも ならぬ
その回転



その
細く
白い
無言




...
朝起きて隣を見てみると
やっぱり君はいなかった

いるとも思っていなかったけど

フライパンを火にかけてオリーブオイルとバター
電子レンジでミルクはホットで
あたたまったフライパンに落と ...
全て押し潰してしまいたいという衝動
何処かに身体1つで飛びこんでみたいという欲求

そうすれば満足できるかも
そうすればなにか変わるかも

雨降りの夜に身投げした少年は
雨粒がどれだけ光 ...
金木犀の香りを嗅ぎたい午前5時


もしも


雪と金木犀の香りが交ざることがあるならば
どんな香りになるだろう


季節は移り変わってゆくけれど
決して重なる事はない


...
鏡に映す)顔が白く仄めく
朝日の刻々と刻む音に
変容する影
どうしてか かなしくなる

私という生きものは、。
例えば(いけないかしら躍るように)、
昨日買った手鏡が、
私を映すという ...
 付加価値。
 経済学においては「商品の生産・流通の各段階において新しく生み出される価値」となるようです。この付加価値という概念はじつはとても広義で、一概にこういうものだとは言えません。グリコのおま ...
続き。詩の「商品力」向上のポイントとして、

1.質を向上させる
2.特性を理解して訴求する
3.付加価値を付ける

この3つを挙げました。で、今回は1の質の向上について書こうと思ってたん ...
 詩について個人的に考えていることを話していくので、時々独断と偏見に満ちたものになるかもしれませんが、そこはそれ、テキトーによろしくということで。というわけでまず、詩の「商品力」について。

 「 ...
暖かい光の色
これでもかと
やってくる

この色に
染まれと
やってくる

その色は嫌いだと
遠まわしに
何度も言うけど
通じない

だって
この光の色は
暖かいんだから ...
チャンスは今日の今 この瞬間だけ
指の先まで震えてる僕が
自分にかけたおまじないは
新しく覚えた魔法の言葉

「やらなきゃいけない事をやるだけだよ」

夢の中で誰かにそっとささやかれた秘 ...
運命を共にした友が旅に出ると僕に告げた
ここにもう俺がいる理由ないから
あんなにも深く結びついていた絆…
ああ、愛しい君よ

冷たい部屋の片隅で毎晩泣いてる女の子がいる
その涙の理由は誰の ...
空はぎすぎすしない 空はくよくよしない
ただ果てしなく続く
空は立ち止まらない ただひたすらに流れる また流れる
気づくと
空の中には何もない 空の中には誰もいない
それでも
空があり ...
母親会議がはじまった

二人だけでもいけない
三人でもいけない

女が
四人以上集まっては
いけないと思う

二人がいい場合もある
一人のほうが良い場合もある

私は

家 ...
初出:
ウエノポエトリカンジャム3 公式パンフレット「Iu(イウ)」(2005年夏)
(http://www.upj.jp/)
「詩なんかよく知らない人にネットの詩について伝えるメッ ...
痛いところが
気になるので
いじってしまう

痛いところが
取れないかなと
いじってしまう

痛まなくなってくると
直ったかなと
いじってしまう

いじると
やっぱり痛い
...
朝だからね
力入らないけど
別れ話したのだ
昨日から


私小説に近い
ほんまに
なのにちがう

本当に色々
話したんだ
すわって
ねて
パン食べて
いってらっし ...
君に何が起こったのか
あれこれ詮索しても
真実は君の心内にあるのだから
僕には到底知り得ない事だし
余計な気遣いはして欲しく無いこと
良く理解しているつもりだよ


だから僕には君の旅 ...
君へと通じる長い一本道は
思っていたよりずっと険しくて

最初はすごく軽い気持ちで考えていたよ
あるいはただの憧れだった

けれど君へと通じる道を行く途中に
色んな人と出会ったんだ

...
誰もが寝静まったよなかに

僕だけが起きていて

眠れない夜 朝が来て

午前中のいい時間に眠りに落ちる

遠くでカラスが鳴き交わしている

駅に行く私営バスの音がする

本当 ...
例えば あの人に出逢わなければ
こんなに辛い想いをせずに 済んだのかな?
例えば あの人と出逢えなければ
この喜びを感じることさえ出来なかったのかな

出逢いと別れを繰り返して
...
真っ直ぐな瞳に
思わず抱きしめたけど
でも
本当は
抱きしめられたのかもしれないな
森の中で
冷麺をほどいて
いる姿は見られ
たくない午後の
屈折は置き去りに
するべき夕日が
忽然と現れる。

夕日は身じろぎ
もせず一枚に
したかったわたしの
両親は生きていて
...
ざざざざ
ざざざざざざ
ざざざざざざざざ
ざざざざざざざざざざざざざ
ざざざざざざざ
ざざざざ
ざざざざざ
ざざざざざざざざざ
ざざざざざざざ
ざざざざざざざざざざざざざ
ざざざざ ...
めをとじて

みみをふさいだら

きみのココロが

みえてきた

きみのさけびが

きこえてきた
たとえそれが死臭だったとしても
鼻裏にこびりついて
いつも離れない気がしても
今日の仕事は
こなさなければならない

できなければ
死刑宣告

きっとそうだ
あれは
死刑にされた ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
GateLEO携帯写真+...10*05/12/19 20:04
436自由詩3*05/12/19 19:11
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色即是空空即是色第2の地球自由詩305/12/19 12:39
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現実と奇妙にねじれた空間石川和広自由詩4*05/12/19 10:21
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想いと決意和泉 誠自由詩0*05/12/19 8:48
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全自動洗濯機蒼木りん未詩・独白205/12/19 0:15

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加筆訂正:
現実と奇妙にねじれた空間/石川和広[05/12/19 13:02]
部分訂正、縦書きに
会議/蒼木りん[05/12/19 11:14]
直し
安心/蒼木りん[05/12/19 10:57]
直ししました
おっぱいばんざい/ヤギ[05/12/19 6:25]
第三連 すばらしい→そうさ に。
8.87sec.