空がきれいに青くて
たくさんの色々な形の屋根が続いた向こう側に
機嫌の良い雲がたくさん

そこはちょうど海の上
僕の町から ずっとまっすぐ下って行くと
海に出る

空と海が大好きだから ...
青と橙の間に

黄色と緑を捜した

まだ3時なのに

焼ける空
書きたいときに書いて
書きたいものを書いて
人に何て言われようと
私は私の道を行く

それで、何か不都合がある?
私たちは死ぬまで生き続ける。
幽霊は死に続ける。いつまで?

さまよえる幽霊が躓いた。その幽霊は
浮いているはずじゃなかったの?と、
困惑した表情。悲しいのかもしれない。
死んでいるのに? ...
ある冬の日の午後に
人通りの少ない道を選んで
散歩をした

それは確か 手が
かじかむほど寒い日だった


一時間ほど歩いて
そろそろ家に戻ろうとした時

前方にある ...
ふれる?
ふれない?
その距離はあまりに曖昧で。
たくさん集めて
壊して
壊れて
砕けたかけら 握り締めて
消えない印を刻んだ
あかく にじむ
その印を
いつか 優しく抱けたら
その時 私は
何も壊さずに生きていけるだろうか
この ...
みんなはわたしがきらい
わたしもみんながきらい

…それでいいんでしょ?
昨日新宿である人にいわれた
人に甘えない事がいけないと
軽くしかられてしまった

親友に電話した

『自然に助けてとかなんとか、甘えるってでるもんでしょ?』
それがわかんないんだ

...
海に落とした万華鏡
ゆらゆら沈んでゆく

閉じ込めたはずの
いくつもの輝き
永遠と信じてた

哀しみの水圧に耐えかねた、刹那
万華鏡は音もなく弾け
また
とろり、とろり

もう ...
朝になればよかった
朝に向かえばよかった
夕暮れは言葉のように少しずつ薄れて
地図はただ一色の紙切れになっていく

なぞっていたはずの大通りは
いつの間にか細い線になった
アクセルを踏み ...
揺れている火を見つめていた
下の方からだんだんと褪めてゆく扉
窓を開けようか
どこかでこんな事あった?
言いたい事あったけど
忘れちゃった

蒼いドレスを着せて鏡の部屋に連れていった ...
父ちゃん泣いた 母ちゃん泣いた
じいちゃん泣いた ばあちゃん泣いた
じいちゃん泣いた ばあちゃん泣いた
お前が泣くから みんなで泣いた

みんなの涙は海になる
どんどん溢れて肩まで来たら
...
てのひらにおちて

身体の熱さに驚き
 わが身の冷たさに慄き

てのひらにおちて

持たざる声を放ち
 届かぬ悲鳴と別ち

てのひらにおちて
 
  半ば沁に凍み入り
半ば海 ...
いらいら
かりかり
そわそわ

たじたじ
なあなあ
ぺこぺこ

むらむら
ゆるゆる
らんらんらん

わいわい騒ぐものたちを
広口ビンに詰め込み終わったら
どっこいし ...
満々と宇宙を讃えていた夜

幾億光年の彼方から
囁きかける水の憶い
暗い蒼に浮かぶ☆の色

やがて
東に紅が
ぽとん

満ちていた夜と浮力が
引いていく 退いていく 
...


この時を切り取って

この

冷たい冬の空と一緒に
ケイコは土曜日の晩、眠ることができませんでした。
それはなぜなら彼女は次の日の朝に彼女自身によって
ケンイチのお墓に行く事を決めていたからです。
お墓参りに行く時、彼女は彼女の一番好きな緑色のワ ...
好きって言ったら
責任とらなきゃいけないの?

好きって思うには
理由を説明できなきゃいけないの?

好きって告白したら
死ぬまで一緒にいなきゃいけないの?

大人な僕を黙らせる事が ...
年中クリスマスの町でも
やっぱり雪が似合い
人々や馬車に踏みしめられた道路が
陽に照らされると
ドイツ風の建物が一層際立つ

そろりそろりと歩くと
あれもこれも
終わってしまったことば ...
どうしてこんなに冬は寒く
こうして身体をふるわせる

秋をくるんだ
あの真っ赤な太陽は
暮れゆく一日に束の間の
焦がれる時をくれたではないか

降り散る枯葉のひとつにも
哀れを誘う言 ...
冷たく輝くドレスをまとい
氷でできた玉座に座る
彼女は雪の女王

血の通った若い男達から
その温もりを奪うのが彼女の仕事

誰もが恐れる冬の国に
迷い込んだ 一人の少年

雪の女王 ...
故郷へ帰る

山の腹の中へ入っていくように
いくつものトンネルを抜けて
向こうに見える山の
まだ
向こうへ

そこで
私は生まれた

山に沈む夕日を見る
小さな川の土 ...
わたしは蠍
孤独な蠍
心に浮かぶあなたの姿
思い出は心の痛み
耐える事しか
わたしは知らない



わたしは蠍
虚しい蠍
流れる砂はあなたの幻
ひとり見つめて
逢いたさ募る
...
冬の天井が落ちてきて

降り積もった断絶が

錆びたハサミを行使したのです

あなたとわたしの相似形は

いとも簡単に失われるから

失ったとたんに永遠で


何も持たない子 ...
 僕達の未来に影をおとす
 心無き者のあやまち

 ひとごとと思いながらも
 惨たらしい事件は
 人と人の距離をはなしていく

 いろんな事情があるにせよ
 やっちゃいけないことがある ...
なんでこんなに寂しいのかな。

盗んだバイクで走り出したりなんかしなかったのにね実際。
そんなやんちゃになれなかったよ。
罰ゲームとかでね。チ○コ出すノリはね、笑えるよ。
どんどん、どんどん ...
誰かが誰かを好きになる

誰もが愛すべき存在

誰かが誰かを苦しめど

誰もが苦しむことは無く

誰かが誰かに負け認めて

誰もが勝ち負け望んで居ない

誰かの元には子孫が宿り ...
  静かなる心の内の
  乱れ始める波立てゝ
  具象の宙 落ちる雫の色
  手垢のよくついた鈍い色彩
  かき立たされた沈黙の縁に
  芽生えの音にさえ敏感な
  今はひと休みに向かいつ ...
そういえば、気づいたら台風は通り過ぎていたみたい
デスネ、
いつのまに、無くなったのかボンヤリ考え込んでいたわけで
ぼんやりと、骨の折れた傘の柄をぎゅーと握り締めていたみたい
ですね デ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
機嫌の良い雲を見た日朗歩野自由詩205/12/13 21:42
ぐらでーしょん大城 小町自由詩305/12/13 21:42
我が道を行く珠洲梨琉華未詩・独白3+05/12/13 21:37
幽霊じゃないプテラノドン自由詩4*05/12/13 21:21
カステラ松本 涼自由詩9*05/12/13 21:17
君の熱むくげ携帯写真+...305/12/13 20:46
積木くずし櫟 伽耶自由詩1*05/12/13 20:11
嫌いCl自由詩0+05/12/13 19:04
くらく、とおいぎもんあまくちペル...未詩・独白2*05/12/13 18:50
空っぽの万華鏡佐野権太自由詩6+*05/12/13 18:20
ジャンクション霜天自由詩605/12/13 18:18
たかぼ自由詩305/12/13 17:57
涙の海でおぼれよう木葉 揺自由詩7*05/12/13 17:40
雪触かぜきり自由詩1*05/12/13 17:10
じゃむたもつ自由詩605/12/13 17:10
*夜明け*かおる自由詩4*05/12/13 17:01
毛虫ぽくきち携帯写真+...105/12/13 16:03
中学英語的墓参りむらさき自由詩2*05/12/13 15:15
とまどい和泉 誠自由詩1*05/12/13 14:58
フランケンムースAB(なかほ...未詩・独白105/12/13 14:22
どうしてこんなに冬は寒くベンジャミン自由詩4*05/12/13 14:01
雪の女王和泉 誠自由詩0*05/12/13 11:43
故郷へ帰る初代ドリンク...未詩・独白3*05/12/13 11:30
蠍の刺青恋月 ぴの自由詩9*05/12/13 10:11
雪・冬の天井たりぽん(大...自由詩505/12/13 9:45
心無き者 太陽をみれるのか炭本 樹宏自由詩1+*05/12/13 9:39
今年まで高校生だった、俺は何をしてただろうって、夜に、何言っ ...tondem...自由詩105/12/13 4:28
GENDOU自由詩005/12/13 4:21
禮體遊羽自由詩1*05/12/13 3:48
台風通過〜 後、未詩・独白105/12/13 3:05

Home 戻る 最新へ 次へ
6468 6469 6470 6471 6472 6473 6474 6475 6476 6477 6478 6479 6480 6481 6482 6483 6484 6485 6486 6487 6488 6489 6490 6491 6492 6493 6494 6495 6496 6497 6498 6499 6500 6501 6502 6503 6504 6505 6506 6507 6508 
加筆訂正:
禁色の人/ヤギ[05/12/13 10:43]
第一連 無遠慮に を削除。
本能/こしごえ[05/12/13 9:45]
5連「虚ろ〜」を「空ろ〜」に変更しました。
5.15sec.