創価学会員を激しく殴り倒した後に吸った煙草は
日本で最初の信号機の味がした

つまりは
俺達が性病感染を恐れずに
昼も夜も忘れて毎食前食後も飽きるまで否飽きてでも頑張り続ければ
少しは状況 ...
この世には黄昏時のよに
平凡を知り
不平を嘆く場所があり
自らを見る顔がある


眠りから徐々に覚めた目が見つめるは
限りなく灰色に潜られた街
人々はわが身にただ 不可蝕な不安を覚え  ...
水辺のスキャット
目黒のサンマ
裸のビーナス
貝に乗る

半端な海辺で
システム開発
忙しい社会
一株一円
二株二円
証券会社に
買い注文
61万株
1円

私の心は
...
知らない人たちのおうちが
黒い町に 流れてく
どんぶらこな桃のように
幸せみたいな方向へ

冷たくなったガラスに
思わずおでこをくっつけた
みんなどこへ行ってるの?

その方向を確か ...
お日様が真っ赤になりながら

羊も鰯ものみこんでいくと

とっぷりとした夕闇がやってくる

cosmosは忍びやかに地球(テラ)に寄り添い

たっぷりとした夜のマントを拡げる
...
ところで出口はいつ開くのだろう
開けても開けても扉がある
私のうしろには開けられて腐ってゆく
かわいそうな扉たちの死骸が連なる
 
  津軽を旅したのは
  何年もの前の夏のことでした
  闇の中 車を走らせて
  道路が終わる場所まで
  行ってみたかった
  津軽を旅したのは
  それが最後だったかも知れない
  ...
小指が曲がらなくて
指輪がはまらない
意図しない動きから海中を流れるくらげまで
水面に浮かぶポリ袋が
月明かりを反射した

まぶしいとは言えないまでも
指輪を包むには充分すぎました
輝 ...
いま この傾いた陽の中で起こる
出来事を讃えよ
祈りは虚しく 鳥撃ち落し
霜の降下は 胸患いの効果を現す
空にかかる花は 萎れ 枯れ果て
この寒気にふさわしい   闇が
笑いを噛み殺して  ...
日曜の正午
レストランの店内には二人の若いウェイトレスが
できたての料理や空の器を運んで
客のにぎわうテーブルの間をひっきりなしに動いてる

20分前に頼んだ和風{ルビ手捏=てご}ねハンバー ...
小学校の先生をしている母さんに尋ねられた。
「ハードゲイってどこがすごいの?
 フォーフォー言うだけじゃない」

僕は答えた。
「みんなが色々なものに気を使って、
 やってみたいけど我慢し ...
もうだいぶ歩いて来たけれど

どうしてこの道を選んだんだっけ?
きっとこの先に楽園なんてありゃしない
俺にはこの道しか用意されてなかったのかな?

どうして歩き続けるんだろう?
「ここが ...
剥がれ落ちた
黄色の点描
掃いた先から
人だかり

異臭にまみれた種子
壮麗に枯れていく大木
足元に塗り込められた果肉

光が空気になる
空はだだっ広く
伸ばした枝の先に
カラ ...
此処は昔風でそれでいて未来的な
実験城砦
此処に居て僕のすることは
純粋であり続けること
その純粋を自ら頑なに
裁き続けること

此処には僕の他誰も居ない
そして僕はほとんどの時を
...
窓の結露凍りついて
真っ白な外の明るさだけを吸い込み
隙間を縫って走る風を
あちらからどうぞと招いてみた

そうやって一人を招いたら
調子付かれて大勢の風達が
集まって寒さへと名を変 ...
石榴は血の味 密の味

月の無い夜に
女を食べた、あの木製の詩人は
熟れた石榴を 銜えさせて
美味いだろうと、夜風に訊いた
共犯だぁね 、
硬花の指先はわたしの唇に触れ
睦言のように
...
さびしい きもちに なった 。  「あなたはね。
 卵から生まれたの。
 それはそれは痛くって、
 とっても大変だったのよ。」

それが母の口癖だった。

嬉しいことがあったときも、
悲しいこと ...
http://www.po-m.com/forum/showdoc.php?did=25775


「ビラビラの花内部に侵入しました、館長!」
「なにっ、浣腸だと!?」

燃えた。批評であ ...
これまでの人生 辛いことも 楽しいことも たくさんあった

両親は 愛情たっぷりに 育ててくれた。

それは これからも ずっと変わらないと思う。

貴方への愛情は 両親が くれたように  ...
さがしものをしているんです。


声をかけたのは
いつもベットに腰かけているはずの
小さなくまのぬいぐるみ。
話を聞くと
ひつじやぞうのぬいぐるみをかきわけ
布団の隅々
た ...
ささやかに
くりひろげられる祝宴
ノートブックの
きれはしの中の



外側の
銀世界
にはほど遠い
ところどころに煙った雪



落ちてく
地下茎すらとどかないどこか
...
あなたは ほんとに やさしい ひと 。そうしょくどうぶつ の ように くさをはむ 。わたしは にくしょくどうぶつ だよ 。あなたとクラセルノカナ 。                   空は啼いているのだろう
風は狂いはじめている

雪の華はその美形を
とどめることも叶わずに
ただ白い塊と成り果てる

清き水の流れさえも
怒涛に変えて


白鳥は真白の吹雪に ...
縦に
横に
斜めに
そして滅茶苦茶に


発つ人
切りつける遮断機
渡す鉄橋、区切る線路
正確な手すり、錯綜する枯れ枝
途切れ続ける白線、刺さり続ける鉄塔
罅割れ ...
いつでも思い出せるということと
いつまでも忘れないでいることの違いを
知らなかったのです

それは
アルバムに貼り付けてしまい込むことと
手帳に入れて持ち運ぶことのような
違いなのでしょ ...
理屈じゃない
違う
それは弱音
これは弱音
単なる弱音

何かのせいにしなきゃ生きていられない
心のどこかで分かってはいるけど
唯一成長していくのは自分さえをも騙せる
ダークサイドの ...
胃が痛い
今日に限ったことじゃない
ずっと
ずっと痛かった

もうボロボロですって
医者が教えてくれた
神経がどうとか
ストレスがどうとか
説明なんて聞いてなかった
薬だけもらって ...
ある日少女は死んだ。

世界は気に留めなかった。



小船に乗せられて彼女は沖へと流された。

雲のさけめから、鳥女たちが舞い降りてくる。

小船を人魚の群れが囲う。

少女 ...
隣りの家は工事中。
古い一軒家を
賃貸アパートに
建て替えるらしい。

毎日
朝から
トンテン カンテン、
ゴォー ブルルルル。


5時。


公園から
チャイムと ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
傷だらけの外内腹斜筋虹村 凌自由詩0*05/12/11 16:38
反骨の神みしま自由詩1*05/12/11 16:36
夜明けの水位あおば自由詩2*05/12/11 16:31
幸せみたいな方向むらさき自由詩0*05/12/11 16:11
*冬も夜*かおる自由詩3*05/12/11 16:06
たかぼ自由詩305/12/11 15:16
津軽遊羽自由詩2*05/12/11 14:55
冬に海を眺めた辺り加藤泰清自由詩8*05/12/11 14:32
真冬の惨事岡部淳太郎自由詩10*05/12/11 14:26
ハンバーグ待ち(仮)服部 剛自由詩6*05/12/11 14:06
ハードゲイにできて、僕らにできない事。和泉 誠散文(批評...4*05/12/11 13:59
忘れ物自由詩0*05/12/11 13:29
冬の点描岡村明子自由詩305/12/11 13:28
実験城砦塔野夏子自由詩10*05/12/11 13:18
隙間風羽音-fin...自由詩005/12/11 11:32
石榴の宵士狼(銀)自由詩8*05/12/11 11:29
さびしい 。すぬかんなが...自由詩105/12/11 8:32
「 たまご。 」PULL.自由詩15*05/12/11 5:35
【批評ギルド】 『愛の22』 瓜田タカヤMonk散文(批評...905/12/11 4:04
愛情renchu自由詩2*05/12/11 3:28
さがしものもろ未詩・独白605/12/11 3:14
落ちてくフユナ自由詩505/12/11 2:44
あなたはすぬかんなが...自由詩105/12/11 1:46
凍れる河落合朱美自由詩15*05/12/11 1:20
繊維質A道化自由詩405/12/11 1:11
わすれな草たりぽん(大...自由詩705/12/11 1:05
アースの無い思考回路エメラルド自由詩1*05/12/11 0:48
夜中の台所でchocoa自由詩105/12/11 0:43
世界の終わる日ミゼット自由詩0*05/12/10 23:36
朝は優しく降り積もる。かおり自由詩1*05/12/10 23:33

Home 戻る 最新へ 次へ
6471 6472 6473 6474 6475 6476 6477 6478 6479 6480 6481 6482 6483 6484 6485 6486 6487 6488 6489 6490 6491 6492 6493 6494 6495 6496 6497 6498 6499 6500 6501 6502 6503 6504 6505 6506 6507 6508 6509 6510 6511 
加筆訂正:
有形の不在/こしごえ[05/12/11 10:19]
すみません。所々修正しました。
【批評ギルド】 このごろの請負批評/森中まゆみ[05/12/11 1:39]
批評追加
笑顔が満ちるまで/炭本 樹宏[05/12/11 0:23]
最後の4行を修正しました。
世界の終わる日/ミゼット[05/12/10 23:38]
タイトル修正
6.44sec.