固形の時計 向日葵と遊ぶ
明日はきっと晴れるでしょう
固形の時計 黄金に輝く稲に語りかける
最近急に寒くなったけど大丈夫ですか?
固形の時計 札幌時計台と記念撮影
引きつった笑顔がな ...
三才のおいっこが
坂道のうえの車庫から
インフルエンザの予防接種へいくぼくを
タッタと追いかけてくる
車があぶないから
きちゃだめだよ
ちゅうしゃしにいくんだよ
いたいいたいだよ
...
繋いだ手の感触を
消してしまえずに
たとえば、今
この空のあの雲
と 私の指が示しても
あの人にはもう
届かないでしょう
尾とひれのついた
魚の形の 群れが
泳いでい ...
半年前の ボロボロの少年マンガ雑誌
弟とふたり 飽きもせず同じとこばっか読んでた。
少年が押し入れを開ける。押し入れにはいる。
するともうそこは宇宙船のコックピットで
...
揺れつづける鈴の音
回りつづける水車の音
遠い遠いいとなみの音
届かぬように届きつづける
小さな小さないとなみの音
油彩の歩道に描かれる鐘
灯りが消えて現われる腕
つ ...
とりかごをね
夜にむかってかざしたら
まぬけな星がいくつかね
僕のかごに入ったよ
おっぱいが道端に落ちていた
薄桃色の滑らかな円錐形のおっぱい
こんなところにいったい誰がこんなものを
名前でも書いていないか拾い上げて調べてみる
きめ細かい柔らかな肌
乳首は透明感のある ...
高速道路を疾走するタクシーのバックシートで
オレンジに光りながら揺れるおっぱい
の
映
像
の
残
像
憂鬱な色で塗られたテーブル
曖昧な味のオレンジジュ ...
顔をさす空気のつめたさに 一瞬ひるみそうになる
空は明るくなりかけても
まだ僕ときみの空気はあたたまらない
かじかむ手指に持たされるのは
どうしようもないほどの透明な煌めきと焦燥感
...
仮に
私たちが住んでいるのが地面ではなく
几帳面に
ジオイド面か何かだったとして
町の上を
風に
山や谷が通り過ぎていくのは
えらい騒ぎだと思うが
空の底から見あげれば
気圧 ...
頭上からガンガンと大音声が響いてきて
見上げれば汚いトレーナーを着た中学生の兄弟
階段を上がって来いと言われ
戸惑っていると
「お母さんがいるから大丈夫」
と双子にしか見えない顔で言う
右 ...
大きかったり小さかったり
幸せの大きさに嬉しくなったり寂しくなったりする
幸せは口に出さず
寂しさだけ寂しいと言う
それが当たり前で…
たとえば窓の外に雪が降っていて
手をつないだ ...
午後、人気の失せた列車のなかに
男が眠りこけている
その影が伸びたり縮んだりしている
場違いに鮮やかなドレスが
その影を踏み散らしていく
にわかに騒がしさが戻って来そうに ...
昨晩まで裏庭で死んでいた父が
今朝は生き返って
何かの冗談のように
冗談を言いながら食事をしている
自分の胸に手を置けば
小さな鼓動が伝わってくる
それは生きていることの証なのに
多 ...
空も白み始めてきたので
そろそろはじめましょうか
夜に眠れない人のための
明け方ダンスサークル
ダンスのステップの基本はリズムに合わせて(歩く)ことです
今日のあなたは幸せでしたか?
...
もしも僕が
神様だったなら
仕事で疲れた君の枕元に
バスキューブを置いてあげる
夢も見ないほど眠る君の
朝がすばらしいものであるように
もしも僕が
神様だったなら
君の邪魔をするす ...
人間の警戒心と恐怖心味わっているピラニアの前
捨ててきた、この身に続きがあるんだ。と、死んだ目をして嘆くマンボウ
海の月そう名づけられ水槽のくらげは少し得意気にした
「丸まれ!」と念 ...
メメも××も違いはないからぼくは安いもので済ませる
フライ級の貸し金はとてもガンジス
ひとりでわらう
わたしはとても高いのですとな
ひとりでわらう
不自由しかない
「優しく ...
したり顔その方がいい不倫なら
移り紅どうどうとすりゃ良い余興
指輪する男に惚れる症候群
爪立てぬ癖持つ女に要注意
香水をつけぬ女に策士有り
倫ならぬ恋はどちらか合い知れず
あれはもう60年代が終わりを告げようとしていたあるホテルだ
ウイスキーは匂いだけのままあたりをうろうろし
クリスマスツリーのてっぺんの星は胴体を切り取られたように見えない血を流していた
...
ある日 僕は気付いちゃったんだ
春は夏の幼虫なんだって
そうそう 梅雨は夏のサナギ
一度気付いちゃうと なんだかもう
大学の授業って出なくてもいいんだって勘違いしちゃった2年前のゴールデン ...
駅のホーム
やって来る電車
開くドア
足音
あー明日のテストだるいわー。昨日のドラマ観た?
ん?降りるのって次の駅やんな?zzZZ…。
カノジョと最近どうなん?上手くいって ...
星々は願いの重さ堪え切れず 儚く散るよ宇宙の果てに
瞬きは啄ばむような口付けを溢しているから口付けをしよう
夜の空寒さが増せば増すほどに輝いている誰かの涙
死期が近づくと
彼等は自ら首を吊って死ぬ
夜に 孤独な木を探してその枝に
縄を垂らして果てる
南の大地は熱い
吊られた身体は素早く腐る
自分ひとりで首を吊れない者は笑われる
ましてや ...
ねじれた風が
ビルの隙間に滑り込み
舞い上げられた紙屑は
ひらりと路上に落ちてくる
刻まれていたのは
たった一言
【2005/1/22 筆】
「東京駅」
そりゃあ、
焦ってしまうこともある。
街は
加速度的に過ぎているし。
東京駅の地下、
動く歩道
ぼんやり
壁面の広告なんかを眺めて
...
サルからサルに進化して
少しは賢くなりました
と、サルがサルをもの珍しそうに眺めて
いるだけなのに
と、眺められているサルは思っています。
電波を介しての意思疎通 ...
花の名前を知らない僕は
きれいな花を見つけても
誰にも教えてあげられない
植物図鑑を一冊買って
花の名前を覚えよう
いつ芽が出て
いつ花が咲くのか覚えよう
小さな庭に種をまい ...
勉強しよう
勉強して、お金持ちになって、死ぬほど贅沢して。
そして若いうちに死んでしまおう。
心の貧しいヤツさ私は
そばに居て二つの顔と二つの手そのうち一つが濡れている人
夕方の始まる前の炊飯器に一年分の水を入れます
雨の降るクリスマスにはざらざらの舌で植木を乾かしましょう
神様の不公平な日の耳元 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
固形の時計
F (fro...
自由詩
0*
05/12/4 20:48
バイバイしながら追いかけて
ZUZU
自由詩
6*
05/12/4 20:25
空をいく魚の群れに
LEO
自由詩
11*
05/12/4 19:19
ガキのころ、宇宙船に乗った
角田寿星
自由詩
2*
05/12/4 19:05
はざまのうた(青と冬の子)
木立 悟
自由詩
1
05/12/4 18:32
ほしかご
昏(ヤッカ)
自由詩
3*
05/12/4 17:54
おっぱい
大覚アキラ
自由詩
4
05/12/4 17:29
〃
〃
自由詩
1
05/12/4 17:29
冷たい昂揚
あまくちペル...
自由詩
1*
05/12/4 15:11
雪の十三花結晶
小池房枝
自由詩
6
05/12/4 14:00
馬鹿
チアーヌ
自由詩
4
05/12/4 12:34
震える手
Yuno
自由詩
1
05/12/4 12:07
列車
アシタバ
自由詩
1
05/12/4 11:15
蘇生
たもつ
自由詩
11
05/12/4 8:12
lets dance
haniwa
自由詩
1*
05/12/4 4:01
もしも僕が神様だったら
〃
自由詩
0
05/12/4 3:35
未知(生物について)
一代 歩
短歌
1*
05/12/4 3:16
罵倒
ののの
自由詩
0*
05/12/4 3:07
不倫。
杉田蝶子
川柳
3
05/12/4 2:45
60's Tip
HARD
自由詩
2
05/12/4 2:41
春虫
F (fro...
自由詩
1*
05/12/4 1:57
「 」
〃
自由詩
1*
05/12/4 1:53
夜空の星。
杉田蝶子
短歌
4
05/12/4 1:01
首吊り族の死に方とその歌
岡部淳太郎
自由詩
12*
05/12/4 0:56
夢
松本 卓也
自由詩
0
05/12/4 0:51
東京駅
かおり
自由詩
2+*
05/12/4 0:37
サルとサル
ブルース瀬戸...
自由詩
3*
05/12/4 0:27
笑顔の種
ベンジャミン
自由詩
9*
05/12/3 23:56
勉強しよう
Cl
自由詩
2
05/12/3 23:41
ホーリーナイト
りっと(里都...
短歌
2
05/12/3 23:34
6481
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6521
8.04sec.