おかしいよ
マグカップに 緑茶
湯のみに コーヒー
おかしいよ
男の体に 女の心
醜い少女に やさしさの欠片
本当に必要なもの どっち?
過去(うしろ)を見て歩いているとよく道を間違える。
・・・・・だって仕方ないじゃない前を見れなくなっちゃったんだから。
今日も黙ってひとり間違った道を後ろ歩きで戻る
...
小川で沢蟹を捕まえた。
鋏が宙に踊る、
指を挟まれた瞬間、
懐かしい痛みが蘇る。
僕は大人になった。
自ら望んだのではない!
親たちが大人に育てた!
...
水の中にいると
からだが少しだけ重くて
しぶきが鮮やかで
とても冷静で
水から顔を上げて
ゴーグルから水がこぼれて
いつまでつづくかわからないけど
いつまでも
いつまでも
少し苦 ...
まま! まま!
僕のテレビが壊れちゃった!
がーがーという音がやまなくて
シロクロの崩れた映像が歪んだり途切れたり
ちょうどウェスタン映画をやっていてね
でもカウボーイの顔がきちんと映らない ...
彼は、ほんの少し困ったように笑って、
二度と振り返らなかった。
シャワーを浴びた君の
髪の毛の先に雫がひとつ
君のつま先にぽたりと落ちるまで
君の体といっしょに眺めている
どこかに雫はないのかな
君のつま先から君の髪の毛に視線を戻すと
なめ ...
理由もなくあなたの顔を見たくなる それが理由だと言ってみようか
午前、町の本会議場では
一般質問に立った初老の議員が
延々と演説をしていた
議員も当局側も
数名が舟を漕ぎ始めている
誰が忘れていったのだろうか
傍聴人席には一冊の事典
その立派な装 ...
時々
私の手のひらから
生まれてくるもの
最初は小さな涙
ぬれてる感じがして
よく見ると
小さな水の欠片があふれていた
手のひらを拭いても次から次へと
出てきた
それを見ていた ...
ひとり立ち姿
死んでいるように
つぶやく灰の後ろに映る
星の塔が旋回してから
七色のアーチをくぐり
一瞬する視界の腐蝕する太陽へと身を焦がす
失えるものなら失ってみなさいな
零の ...
雨の音だけを聞くことになった部屋
僕が話さなきゃ何にもないな
叩くキーボード、薬缶が怒る
とことこと走る音 録音されてる
ねぇ、耳が聞こえなくなったって嘯いていいかな
ねぇ、悲し ...
古めかしいホールのような場所で見知らぬ人が
懐かしげに笑いかけた
腐りかけの甲殻類の臭いがしてきた
いつの間に
おかしな縫いぐるみを頭にのせた
全裸の人たちのなかにいた
気味が悪いほど上機 ...
ぶらんこは
すすまない
すすんでも
もどってくるから
たのしい
ぶらんこは
うたう
きーこきーこ
へんなこえで
うたう
ぶらんこは
さみし ...
すべりだいの
かいだんは
たのしい
すすんでいくから
うれしい
すべりだいの
てっぺんは
ひろい
とおくがみえるから
きもちいい
すべりだい ...
その昔 人間は神様達にお願いしました
生きていくためにほんの少しでいいので土地を分けてください
優しい神様達は それを聞き入れました
その昔 神社という建物は
人間の世界と神様の世界を分か ...
あぁ、大いなる自己よ
私の話を少しだけ
聞いてくれますか
(どうもありがとう)
いえ、苦しい事などあるはずもありません
いえ、悲しい事もありません
ただ私の心は淋しいのです
...
グリーンのセーター
さわりごごちがあんまりよくて
緑のなかにとけだした
だれもいない朝の公園
雨上がり
ぬれそぼるベンチ
とぎれっぱなしの会話
胸のアルファベットも
ばらばらになが ...
(Sorry for my language)
This is how I do
(Don giv a hec wat da hel ar u do in)
This is how I kn ...
他人に優しいって事は
自分にも優しいって事かな
君に優しい顔を見せるたびに
僕は自ら犯した罪を
古いものから順に消し込む
過去に犯した罪を贖う為に
君の気侭な振る舞いにも優しさ ...
− に − を掛け合わせると
+ になる
でも
− のこころに − を掛け合わせても
おそらくは + にならない
こころって難しいかも
電車に揺られてみても同じだ
変わりない日常は揺ぎ無く通り過ぎる
僕はただ死んだ魚の目を借りて
この世界の住人を見ている
いつからだ、なんて愚問だと思わないか
記憶に無いものを引っ張り出す ...
そらにてを
じめんにてを
間近で見ることなんて
ましてやアスファルトの感触なんて
しらないよ
その小さな溝に誰かいるの?
蟻はい ...
てのひら
にゅうさんきんいんりょうのいろ
ままのやさしさ
いただきます
のどのところではっきりものをいえない
かるぴす
こぼしてこぼして
とんがりはまるみをおびて ...
それは厳しい冬が終わり
春という文字が輝きを放ち
草も木も鳥も犬も
厳格な父も口うるさい母も
街行く人がすべて
やわらかい日差しの恵みを受けて
天国に近い場所でのことだった
...
暑くもない。寒くもない。
あの白い大きなユニフォーム
頭の中でいま揺れている。
ひらひら。ひらひら。
足の先の感覚はとうに痺れていて
遠くの空の青、仰ぎながら
わたしを見ていてと
た ...
夜が泣いている時
その言葉は
口にしないで
空に星がない時
無理に上を向いて
その歌を歌わないで
海に船が見えない時
そんなに遠くへ
思いを馳せないで
...
みじめなツラの皮を 風が愛撫する
杉木立を大きく揺り動かし
飛び去る風
信じられない、でしょう
昔と違うでしょう
だれも私を私と気づかないほど
年月を重ね
まぶしくなんて 笑えな ...
どんな短い言葉にも
裏に潜んだ思いを読んで
一人憂鬱な帰り道
僕らの間に一つでも
信じれる絆があるとして
それは声とか温もりだけでなく
時に絵文字であったりしてさ
今日何度目かポ ...
多くの星が
自ら輝くことができないように
僕らもまた
自ら輝くことはむずかしい
たとえば僕がそうであるように
一つとして同じものなどない
そんな僕ら星のかけらたち
一つの存在が放 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
器と中身
和泉 誠
自由詩
0*
05/12/2 20:09
どこにもたどりつけない
柚姫
自由詩
1
05/12/2 20:00
沢蟹
手嶋純
自由詩
0+
05/12/2 19:24
平日昼間のスポーツクラブ
石川和広
自由詩
3*
05/12/2 18:24
ゲロまみれ
北乃ゆき
自由詩
1*
05/12/2 18:22
遠くなる背中
むくげ
携帯写真+...
2
05/12/2 17:51
光る雫
とびまる。
自由詩
2*
05/12/2 16:10
それだけで満足だから
〃
短歌
1*
05/12/2 15:28
架空少女事典
たもつ
自由詩
8
05/12/2 15:02
いつも手を握り締めて歩くことにしている
初代ドリンク...
自由詩
6*
05/12/2 13:25
空の原
こしごえ
自由詩
12*
05/12/2 13:24
聞こえない部屋
Yuno
未詩・独白
0
05/12/2 12:30
あるパーティーにて
アシタバ
自由詩
0
05/12/2 12:27
ぶらんこ
043BLU...
自由詩
5
05/12/2 11:51
すべりだい
〃
自由詩
3
05/12/2 11:26
神狩り
和泉 誠
自由詩
1*
05/12/2 11:13
あぁ、大いなる自己よ
みしま
自由詩
0
05/12/2 10:57
グリーン・セーター
ZUZU
自由詩
5
05/12/2 9:59
Rabbit, where you gonna go?
虹村 凌
自由詩
0*
05/12/2 9:50
優しい関係
恋月 ぴの
自由詩
28+*
05/12/2 6:53
思考
FUBAR
自由詩
3*
05/12/2 5:58
水の中の呼吸
りぃ
自由詩
0
05/12/2 5:56
やみよ
ki
自由詩
1
05/12/2 4:43
〃
〃
自由詩
1
05/12/2 4:35
やわらかな思い出
炭本 樹宏
自由詩
2
05/12/2 3:39
中学生
かのこ
自由詩
4
05/12/2 3:16
遠い国の歌
遊羽
自由詩
2*
05/12/2 2:16
夕暮れ時の風
阿麻
自由詩
5*
05/12/2 1:39
スカイ・メール
松本 卓也
自由詩
1*
05/12/2 1:13
星のかけら
ベンジャミン
自由詩
6*
05/12/2 0:10
6484
6485
6486
6487
6488
6489
6490
6491
6492
6493
6494
6495
6496
6497
6498
6499
6500
6501
6502
6503
6504
6505
6506
6507
6508
6509
6510
6511
6512
6513
6514
6515
6516
6517
6518
6519
6520
6521
6522
6523
6524
加筆訂正:
空の原
/
こしごえ
[05/12/2 13:42]
3連、「〜みなさい」を「〜みなさいな」に。
5.44sec.