五十八の石段を
数え終わる頃には
湿気を帯た冷気が
まとわりつく
空が
見え隠れする木立は
小さな欲望が
うごめきを見せるよに
さわさわ
ざわざわと
社の片隅
秘密の場所にも ...
さあこの感情に名前をつけよ
古い映画の古いセンスに欠片でもの現代センスとのつながりを見出し
ああいい画だなんて想える映画があればいい
とても愛する人は自分ランクの金メダリスト
その ...
険しい山の中の小さな一つの村
深い雪に閉ざされていた静寂の夜
ひとり道なき道を歩み会う人も無かった
ふと、見ると草庵がぽっんと建っていた。
古びた今にも壊れそう草庵だった
その窓から小さな光 ...
数ヶ月
この世の空気を
吸うてみた
自殺こそ
何にも優る
保険かな
好きだけど
恥ずかしすぎて
いわし雲
洗脳されました
日に日に
それは目でもわかるほど
見事に実に艶やかに
洗脳されています
そんな脳を元に戻そうと言う人がいますか?
洗脳を洗い流す者がいますか?
いや、いないで ...
ぼくがあまえるには
きみはちいさくて
きみがあまえられるほど
ぼくはおおきくなくて。
だから
さみしいねって
くっついている
いつまでも
くっついてる
おんな ...
気付かなかった
キリンの傷に
裏の木々より背が高くなったのは
誰の所為でもないのに
金属のものを身体につけられて
何かの記念のような姿で立っている
沈みかかる夕日を見て
人は美味しそ ...
火山灰でできた岩の上を
一歩いっぽ進む
あぶなっかしい子どものよう
荒々しい波が打ち寄せる
海に手を浸すと
白い泡が押し寄せてくる
顔になすりつけて
舌で海の水をなめる
求 ...
教室の
廊下側から2番目で
前から2番目の
私の席から見えるもの
壊れかけのギシギシ鳴る扉
男女別の日直当番表
友達の眠たそうな顔
黒板に書かれた白い文字
遠い窓には淡いオレン ...
ヘッドライトを浴びて踊る雪は
しだいに密度を増して
行く手の視界が遮られる
海岸添いのゆるやかなカーブが
永遠に終わらないという錯覚
私たちは
どこへ ...
この間から
ヘッドフォンで括った僕の世界は
なんだかひどく不安定で
1日1回
揺れる
大体震度2ほどの
初期微動
あれ
今揺れませんでしたか
...
会いたい
冗談半分で始めた謎かけ遊び
日を追うごとに複雑に絡み付いて
もうただの遊びでは済まされないから
僕がどれだけ悩んでも
憶測、推測の壁は越えられなくて
生まれてしまったこの ...
君の言葉はいつもミントのガムを食べているみたいにスースーしてて
すごく気持ち良いんだけど、
ときどき目に染みたり
傷口に染みたりする
私の言葉はブルーベリーガムのよ ...
あ、キリンだ!
わーい、ぐてーっとしたキリンだー
金魚ばちみてらー
かわいー
わーいわーいリンゴ食おっと
ガリ!あーこれタマネギだー
からーいからーい
あはははは
ボタモチみーっけ
...
(今日の日付をつぶやく)
灯台の未来
石段の螺旋をおりていく
水平線はかすかに騒めき湾曲している唇だ
防波堤を渡り
砂浜へと呼吸を滑らせる
ヨットの帆は風に膨らみ
反転した星のように ...
世界一の美女と言われたから僕の世界で一位のひとを映した
ねえそんなことってあるの嘘だって言っておねがい鏡よ鏡
無垢な目で林檎を齧るきみならばきっと蛇にも好かれる運命
血の ...
歩きなれた 街路樹も
白く 消えていく
オレンジの ガーベラも
白く 消えていく
ポケットの 葉書も白く
白く 消えていく
僕は 仰ぐ
瞳に つもった
...
人生を白か黒かで割り切つた十九の肩に散る花はなし
旅立ちに泣く人もなく大空を舞う飛行機を見つめおりたり
太陽に向かひて飛行する期待 半周を経てコスタリカに立つ
冗談のやうに支給のグロ ...
逢いたいよ貴方のためのプレゼント渡せぬままに言葉も仕舞う
階段には鍵が掛かっていた
鍵を持っている人はみな
蟹のような格好をして降りて行ったが
昨夜食べた蟹は形も違うし
赤く茹で上がって
あんなに嬉しそうではなかった
降りられない階段を見 ...
小さな丸いテーブルに
精一杯の気持ちを込めた
小さな丸いクリスマスケーキ
一夜の窓より街の賑わいを見おろすと
そこかしこで肩を寄せ合う恋人達の姿は
語り合う言葉の響きに酔いしれ
ク ...
おでんのおでんのたたみ方
つくしだつくしだ鬼瓦
かたろうよカタロニア
波風たてては薄笑い
かわず飛び込み大音響
いたずら電話で目が覚める
橋のたもとにかやねずみ
...
詩のカタチして
小生意気な顔をして
エーイエーイと言っているよ
僕のうちは貧乏だから
50円が無いとは言えないで
大事に握った50円玉
丸くて小さく穴開いて
向こうの家が見えている
...
キミは誰かの温もりが欲しかった
ただそれだけなのに
上手く喋れなくて寡黙な少女だった
凛とした瞳に宿る意思は確かに
そこに存在していた
だけど誰も触れる事の出来なかった
見えないキミの ...
スクール生大募集のビラ撒き羽織付きハニカムCCD型美少女メールのスクール水着生募集に17歳男子は眠ったふりする手足ぶらぶら弛緩したE10型タンク機関車動輪を親指ではめたり外したりの甘栗丸飲みす ...
その美しい横顔も
輝くような肉体も 一つずつはぎ落されて
衰えるという一言で 君の心は揺れ動く
ピアノの鍵盤を見て 白と黒
世の有様は裏と表で
裏だけでも 表だけでも世界はない
...
自由詩なるところに投稿せんとすれども24時間以内に二度すること能ず
ゆえにわれここに書けり
未詩・独白なる
いまだ詩なるざる
詩すなわち未詩、未詩すなわち詩なり
詩になりし時すでに詩は終われ ...
心から言える
ありがとう
傷ついた心を
暖める
寒さは身を引き締め
心がぬくもれば
寒さは心地よくなる
行いは全部
自分に返ってくる
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
折り鶴
LEO
自由詩
7*
05/12/23 21:12
ラベルを貼って並べられた
ふじわら
自由詩
1
05/12/23 21:07
草庵
中音 涼
自由詩
2
05/12/23 21:07
拓海くんに捧ぐ
ふくだわらま...
俳句
1
05/12/23 20:24
近未来心中
〃
俳句
0
05/12/23 20:15
初恋
〃
俳句
5
05/12/23 20:08
ザ・洗脳された国
RAVE
自由詩
5
05/12/23 19:58
ぼくら
日朗歩野
自由詩
5
05/12/23 19:10
傷
たもつ
自由詩
3
05/12/23 18:56
潮味 The Taste of Tide * Cheju i ...
yangja...
自由詩
2
05/12/23 18:44
見えるもの
神音
自由詩
0
05/12/23 17:41
Snow storm
落合朱美
自由詩
13*
05/12/23 17:11
自分だけ地震 〈完成版〉
半知半能
自由詩
2*
05/12/23 16:58
僕の歌
和泉 誠
自由詩
1
05/12/23 16:38
ガム
柚姫
自由詩
0
05/12/23 15:58
らりぱっぱ
ヤギ
自由詩
5*
05/12/23 15:32
ゴースト(ghost)
こしごえ
自由詩
14*
05/12/23 12:30
僕と白雪
ソマリ
短歌
7*
05/12/23 12:27
結晶
米倉瑠学
自由詩
0
05/12/23 9:34
傭兵時代 Ⅰ
比呂正紀
短歌
4*
05/12/23 9:11
Marry Christmas
花水木
短歌
1*
05/12/23 8:56
蟹
たもつ
自由詩
2
05/12/23 8:34
G線上のメリークリスマス
恋月 ぴの
自由詩
15*
05/12/23 8:21
おでんのおでんのたたみ方
ジム・プリマ...
自由詩
1*
05/12/23 6:33
詩の形
あおば
自由詩
4*
05/12/23 4:13
凍るキミ
AKiHiC...
未詩・独白
4
05/12/23 3:36
除夜
あおば
自由詩
1*
05/12/23 2:53
即興曲 変ホ長調D
アマル・シャ...
自由詩
2
05/12/23 2:41
バーバ子、自由詩を書けずにいらいらする
バーバ子
未詩・独白
0
05/12/23 2:33
ありがとう
炭本 樹宏
自由詩
2
05/12/23 2:23
6454
6455
6456
6457
6458
6459
6460
6461
6462
6463
6464
6465
6466
6467
6468
6469
6470
6471
6472
6473
6474
6475
6476
6477
6478
6479
6480
6481
6482
6483
6484
6485
6486
6487
6488
6489
6490
6491
6492
6493
6494
加筆訂正:
僕の歌
/
和泉 誠
[05/12/23 19:23]
より真剣に。
僕の歌
/
和泉 誠
[05/12/23 17:13]
若干修正
明日から
/
和泉 誠
[05/12/23 8:23]
内容追加。
6.58sec.