やさしさ
それは母が子に与えるような
理由なき奉仕
決して見返りを求めず
時には損失さえ被る

義務感に命令されるものとも
悲劇の仮面をかぶって踊るものとも違う

どんな人でも満たさ ...
「疲労ってさ、身体疲労と精神疲労とあるんだって」

ふぅん。明日、保険のテストがあるのね

「でさ、積極的休養と消極的休養ってのがあって、
積極的の方はストレッチしたり本読んだり、精神疲労に ...
やわらかい
何かがほしい
温かい
何かがほしい


事情を知らない友達の
変わらない笑み

昔好きだった絵本の
死なない猫

何も無かった日の夜の
窓から漏れる生活

...
冬の空のしんとした質感に
しなだれる肺のたおやかなこと

木枯しに枯れていく太陽のもと
不透明な雪の結晶となる重さを
熱く呼吸して火照る

湾曲している波に共鳴する
空との境界で
風 ...
あなたに逢う前に
私はおまじない

今度は
おぼれませんように

こころに
青いウェットスーツ
ジッパーの

代わりにくちびる
きゅっと
結んで


あ ...
白い紙に
ぽつりと垂れた黒インクは

かなしいか
うれしいか

染まろうにも滲めず
消えようにも消えない

黒は黒のままで
白の上にある。

白は黒に被いかぶさるでもなく
白 ...
この世に
絶対的なものがあるとするならば
それは愛を慕う人の心だ

その時軸がどれだけ折れ曲がろうとも
如何なる壁を乗り越えようとも

その目はいつも よしなに愛を見つめる

愛を信 ...
彼女に気に入られてしまったら
決してまっすぐには進めない
僕を待っているのは 予想もしない未来ばかり

それで結局
今日も欲しいもの 手に入らなかった

期待なんかしてなかったよ 君のこ ...
今日
自分が 自分を 
産む時 である

従って
回るものは
抗癌剤のような
愛である

誰の意見も 聞かない事だ
愛が言ったので
愛が自殺した

まだまだ

まだまだ
床屋なんかに行くな

奴らは巧みな話術で金を取って
私たちの人間を奪っていく

床屋は冷たい機械だ
奴らの好きにさせるな 言いなりになるな

機械になりたいなら 床屋へ行け
世界の寒 ...
たくさんの思いや考えが頭の中を自由に駆け回っています
いくら呼び止めても、なかなか止まってくれません
やっとの思いで一つ捕まえてみたものの、暴れまわって
すぐみんなの所へ戻ろうとするんです

...
私そんなに、ウザイですか? うつぶせに寝た彼の下祖父帰る

驚いた家族「おかえりなさい祖父」

ワシとても腹が減ってる飯をくれ

ちゃぶ台で本人囲み三回忌

あの世には吉永小百合五人いた

父は母母は娘の頬つ ...
夜が深呼吸して 街灯の直上に係留している
すれ違いから鳴り響く その音に
耳を共有して(人流に呑込まれる!)
目を共有して(人流に呑込まれる!)
切り立っていた

耳は逡巡していない  内 ...
告白それは
あなたの心が欲しくて あなたの心臓をつかみ出す行為
残ったものは
白い雪の上に飛び散った真紅の失恋と
あなたの喪失

恋人
寂しさを埋めあうように肌を重ねた二人
その温も ...
おれはすごいやさしく

のっかる

しずかに

おれのちんこが

くうきか

かーてんの

いちばんやさしい

ぶぶんであるように

きみのふとももをつたう

すろ ...
結婚を 約束した最愛の人

ある日 仕事の責任からか 移動と共に ひとりになりたいと言われた。

そのくせ 私の 荷物も移動先に持っていっている。

私は 貴方の心が 分からない。

...
戦場を駆け巡る誰かのうちの一人になる。
自我も何もないただの独りになる。
それから、自己を誇示する術を知らない馬鹿な一人になる
そして僕は同じような誰かを殺す。
一人一人、確実に僕は人を殺して ...
ぼくのままはうちゅうひこうしです
よるつきをみるとぱぱは
「あそこにままがいるよ」とぼくにおしえてくれます
ままはつきでうさぎさんをさがしたり
つきのいしをけんきゅうしたり
つきにすむうちゅ ...
深夜営業のレストラン。男は、ぼそぼそ声で
「ひじをついちゃいけないよ」と、女に言った。
彼女はコップに口をつけては目をそらし、
隣のテーブルに座っていた大男の足を
しげしげと見つめている。
...
それでも宇宙の中心は

野兎の様に

限り無くて遠い
夜行性の言葉が羽ばたいていた
子どもだけがそれをじっとみていた
凍えた空に花が貼りついた
月は存在が伝言だった



震えた縫い針の鉄橋が
銀河のデゴイチの受け入れを許可した
暖かい ...
おはよう
ひかり
あさの 、ブラインド

かわる
しんごう
くるま …クラクション

きょうしつ
ともだち
じゅぎょうの  チャイム

ばいばい
またね ...
発泡スチロールのカスが
空からたくさん降るころ
落ち葉 
儚げに舞う

炎のような色をした葉
回りながらおちてゆく
ああそれは
神風のよう

葉が戦争の悲しみを
伝えているな ...
明治生まれの 女らしき女の貴女に会いに行きました

いつも凛としていて こぎれいで 弱音を聞いたことはありませんでした

気丈で 自分の意見を曲げない所もありますが。

今の貴女は 腕には ...
一.




おなじ速度で落下する
きみと
きみ
の 心中しようか


亡命 なら
考えたかもしれない




二.


きみに似ているもの
・深夜のガソ ...
ともだちが多いほど
幸せなことなんだって
そんなふうに信じてた
ときもあったけど

誰かを一心に
想いつづけて
生きていくほうが
もっと幸せ

そんなふうに信じてた ...
さあ、こっちにおいで
ここ、空いてるよ
雨よ私の足あとを消せ
あなたのドアをノックして
小さく迎えるすき間から
私は体を忍ばせる

あなたはこんなところで
ビデオテープ
テニスシューズ
見てはいけない写真

コーヒーメー ...
甘噛みの
子犬のように
くちびる
じゃれあって

ゆきが
しんしん
窓のそと
回って

髪が
さらさらと
その場に
落ちて

時計
たいくつな
FMの
向こう

...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
幸せで咲く花和泉 誠自由詩2*05/12/6 17:44
未来予想図Cl自由詩105/12/6 16:47
冬の呼吸自由詩3*05/12/6 15:55
しおりこしごえ自由詩16*05/12/6 15:20
winguminek...自由詩3*05/12/6 12:41
白黒なな子自由詩005/12/6 12:23
愛と知りみしま自由詩0*05/12/6 12:12
謎かけ和泉 誠自由詩1*05/12/6 11:32
まだまだ奥津 強自由詩405/12/6 11:27
床屋和泉 誠自由詩2*05/12/6 9:57
保父さんのつぶやきポンテク未詩・独白005/12/6 8:20
お節介の一言自由詩0+*05/12/6 7:46
空色遊園地ヤギ川柳6*05/12/6 7:39
隣人計画 4 陸鮫英水自由詩105/12/6 5:03
雪が降るアマル・シャ...自由詩205/12/6 4:00
のっかりりずむ馬野ミキ自由詩205/12/6 3:21
心変わりrenchu自由詩2*05/12/6 2:37
明日僕は戦車に乗ってYuno散文(批評...005/12/6 2:34
ぼくのひみつ北乃ゆき自由詩4*05/12/6 2:22
エスパープテラノドン自由詩0*05/12/6 2:20
not up to you第二次テーブ...携帯写真+...1+05/12/6 1:48
未完成の歌便乗鴎自由詩405/12/6 1:41
エヴリディ あめ自由詩005/12/6 1:25
堕ち葉ゆうさく自由詩005/12/6 1:17
弱腰renchu自由詩205/12/6 0:51
断片集「連れていけない」簑田伶子自由詩20*05/12/6 0:40
ねえ もう少しで夕焼けだuminek...自由詩4*05/12/6 0:29
温もりの一言ポンテク自由詩2*05/12/6 0:22
レイト・アフタヌーンuminek...自由詩5*05/12/6 0:08
ロンド未詩・独白4*05/12/5 23:56

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加筆訂正:
雷雪  (らいせつ)/たりぽん(大理 奔)[05/12/6 12:40]
「問い詰める」の連を整理・推敲しました。
雷雪  (らいせつ)/たりぽん(大理 奔)[05/12/6 12:34]
誤字訂正しました
ねえ もう少しで夕焼けだ/umineko[05/12/6 1:56]
ちょっとだけ120605
8.56sec.