テストで満点とるのは難しい

でもこの問題はどうしても点をとりたいんだ
この問題は特別なんだ
僕はみんなの前でこれの答えを言い当てたんだ
先生が誉めてくれたんだ
この問題だけはどうしても正 ...
そして雪の中へ沈む


地上から十メートル
中空に横たわりながら
雪を待つ

冬のさなかにほおり出されて
わたしは海を夢に見る

深淵から
響いて響いて
波がわたしを呼ぶ
わ ...
             小   に
             瓶   う
             は   よ
            た     の
          ...
朝起きて まず彼女の姿が頭に浮かんだ

その理由?

彼女はいいにおいがするし 笑顔が素敵だし
時々眉間にしわを寄せるのが繊細そうだし
繊細な人はやさしいと思うし
彼女は僕に色々教えてく ...
舞台となった森は狭かった。
そのままの格好で、と狩人は言った。
少年が頭にのせていたリンゴは本物だった。
憎悪に燃える魔女の瞳。
ぐつぐつと煮立った鍋。
気味の悪い匂い。
眠れる森の―、そ ...
寒波ならキレキレの夜冷蔵庫ふるえるきみかふるえる空か

前方の窓に窓らにアクセルの踏みつける後に拭ききれぬ痕に

黄信号まんまる月の注意なの前へ進むの右に曲がるの

対向車無数の街灯無数の ...
それは からっぽで それでいて 青い。


あぁ、こんなにも愛しかったのだと。

今頃になって気付こうが

それは もう からっぽに なってしまった。


そっと そっと つぶ ...
 突然の雷雨が僕に襲いかかった
 どうすることも出来ずに
 僕は身動きがとれず
 頭は空白になり
 精神は荒廃した

 生きてるうちに
 経験する様様な出来事

 今、僕の心はこの季 ...
君はまた空を飛ぶ
    いつものように、そのままの姿で


さよならと言う口で、ただいまと伝える
手の届くすべてが本当で、そこに嘘を混ぜ込んでいく
君はいつまでも空を飛んでいて
僕らは ...
くやしいよ
絶対この種目では負けないって
心の底では思ってたんだよ?

くやしいよ
相手の前で泣き顔作ったなんて
僕は一応男だよ?

くやしいよ
それが子供をあやすようなものだったな ...
誰かしらは闇と形容し
誰かしらは安らぎと語る
晒された精神が彷徨う世界
ただ微かに言える事

微笑みの世界に取り残され
川原に積み上げた石を眺めた
泣きじゃくる童に道を尋ねる
顔も向け ...
       かけるのは
      ボン ・ ジョヴィ
はしる           移動する
くるまの         中で

 途方もなく長い距離を、長い時間をかけて
  鳥      ...
何かがあった時まずマイナスに考えてしまう。

その後 何かに期待もしてみる。

でもまた不安になる 自分一人の心なのにあれこれ考え込んでしまう。

はじめから プラスに考えられる人が羨まし ...
そんなに激しく揺すぶったら
僕の心は壊れてしまうよ。

もう分からない。
分からない。
何もかも、全部分からない。

色んなものがぐちゃぐちゃかき回されて
気持ちの悪い色をしてる。
...
いま すれちがったひとの
顔のうろこが すこし
はがれていたよね なまぐさく  
だれしも さむいものを
海に はこぶ途中なんだ
もしかして、
もう僕から欲しいもの全部奪ってしまったの?
もう僕から欲しいもの全部盗んでしまったの?

それじゃあ僕は用済みかな?
それでもいいさ、別に怒りはしない。
もう慣れっこだもの。 ...
できてはすぐはがして
真っ赤な涙を流して
かさぶただらけの心には
今日も 今日も
明日も・・
気がつきゃそこの位置にいて
気がつきゃそこの地位にいて
しかしお前ら聞こうとしない
遺伝子組み換え大豆の詩

はじめは思いもしなかった
お前がおれを呼んだから
はじめは気づきもしなかった ...
鬼のいない鬼ごっこを
弟と久しぶりにした
記憶の中ではまだ
幼いはずだった足音が
いつの間にか大きくなっていて
少し誇らしげだった
何も追いかける必要など無かったのに
大勢の人の ...
おまえがほんとうのことを口走る度に
鳥の翼から羽毛がぬけ落ちる
世界はやせ細り 目に見えるものすべてが
絵に描かれたものとして溶けてゆく
たとえば可哀相な妹が
人に知られぬ速度で後退する時
...
使いさしのぽん酢を放り投げている 鶏を煮込んだ空は匂うよ

唇が割れてる貴方を想い出しぽん酢の壜に「ごめん」と書く日

ふくよかな犬ばかりいる食卓に黄色いラベルのほがらかぽん酢

ぽん酢か ...
夏の 木漏れ日 
日差しの中 塔婆 には
片目の 少女が
曲がりくねっている
モノクロ
ぐにゃりふなりと
渦を まき 泥が 撒かれ
そこから
首が 咲く 木漏れ日のような
花弁と 傲 ...
小さな指で僕の顔をなぞる

その手は白くてとても冷たい。



僕が涙を流すと またその指で拭ってくれる。



そんな君の手は 日に日に細くなってゆく。



...
ローカルルール
小田原カマボコ
カマトトの娘たち
三つ指のカラス
靴下を履いた猫
鼠入らずの恐怖
まぼろしになる
駅前商店街

電車が走る
ルール違反を
追い抜いて
風が止 ...
{引用=*四行連詩作法(木島始氏による)
1.先行四行詩の第三行目の語か句をとり、その同義語(同義句)か、あるいは反義語(反義句)を自作四行詩の第三行目に入れること。
2.先行四行詩の第四行目の語 ...
――各々の叫ぶ秘密
喫茶「ロバの耳」へどうぞ

扉を開ける合言葉は、
「王様の耳は、ロバの耳。王女の耳もロバの耳?主人の耳は地獄耳!?」
でございます

――わたくしめは
各々にとって ...
小さな僕をどうして
        
        君は見つけられたの?


どうして大きなキミの手は

        やさしくあたたかいの?


その手でボクを抱きしめて ...
国語の教科書にのってる詩に
水しぶきをあびせられたように
眼を見開かされた小学時代

宿題にされた詩
初めて書いたのは 鶏頭の花
鶏のとさかみたいだとか 好き放題
五年生から 夏休み ...


見渡す限りの
どこまで行くつもりなのか
いつも走りながら
喚き散らしていた男は
もう死んだ
幸せに
死んだ
その音を逃すまいと
耳を澄ます


夜の扉が
ひらくとき
凛となる
かすかな音色を
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
満天和泉 誠自由詩0*05/12/20 13:37
海をくださいミゼット自由詩5*05/12/20 12:29
小瓶ふるる未詩・独白13*05/12/20 11:40
彼女に夢中な理由和泉 誠未詩・独白0*05/12/20 11:38
守られたものプテラノドン自由詩2*05/12/20 7:31
セブン・ピースnm6短歌505/12/20 2:41
空かいきいろ自由詩1*05/12/20 2:08
四面楚歌炭本 樹宏自由詩205/12/20 1:22
休日は、ほつれるように霜天自由詩305/12/20 1:12
年上の人にいじめられた日の終わり和泉 誠未詩・独白1*05/12/20 1:07
導眠妄想松本 卓也自由詩1*05/12/20 1:02
シズン・チェンピッピ自由詩405/12/20 0:17
不安renchu自由詩2*05/12/20 0:13
もう分からない和泉 誠未詩・独白0*05/12/19 23:41
そろもん(木枯の話)みつべえ自由詩505/12/19 23:37
きっと今夜は眠れない和泉 誠未詩・独白0*05/12/19 23:25
あなた、ねえくるす自由詩0+*05/12/19 23:10
遺伝子組み換え大豆の詩うえあお自由詩0+05/12/19 23:05
たもつ自由詩1105/12/19 22:53
世界の別名岡部淳太郎自由詩33*05/12/19 22:45
ぽん酢りっと(里都...短歌105/12/19 22:42
夏の木漏れ日奥津 強自由詩7+*05/12/19 21:53
君がいた。天使自由詩2*05/12/19 21:38
吹き溜まりあおば未詩・独白0*05/12/19 21:37
四行連詩 独吟 <刻>の巻塔野夏子自由詩10*05/12/19 21:34
——アラまあ汰介未詩・独白1+*05/12/19 21:16
キミの手 天使自由詩2*05/12/19 21:05
買えないもの砂木自由詩10*05/12/19 20:41
平野チアーヌ自由詩405/12/19 20:12
GateLEO携帯写真+...10*05/12/19 20:04

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加筆訂正:
わたしは通路/石川和広[05/12/20 13:00]
縦書きに
もう分からない/和泉 誠[05/12/20 0:41]
はやく返信ください。
8.18sec.