自分か
自分ではないか
わからない
からだを
僕は生きていて
そんな突き詰めても
答えはわからなくて
答えは
深いところにないから
僕は表面を泳ぐのです
自分には
許され ...
22歳の誕生日から3日経ち
私は生理になった
さあ、とお腹の中の月時計が私に言う
いつか生まれてくる赤ちゃんのために
お布団を新しいのにかえましょうね
初潮を迎えてから
ち ...
ほんの小さな
きみとの約束
消え去る前に 流れないかな
―――風に
いのちの蝉
じいさんが 裏庭で焚いていた火
しろい息
無花果の詩を齧って
はなすことがない hanasu ...
恐ろしいことは何も無いので
このかまくらへどうぞ
甘酒
みかん
お漬物
はい
手を出して
一緒に飲みましょう
一緒に食べましょう
もうここから出たくないと
思いませんか
わたしと ...
透明なミルクを羊と飲んで
ああおいしかったと洗面所にゲボ
ふざけんじゃねえよ毛皮が欲しければ
いくらだって身ぐるみ剥いで持っていけばいい
とりあえず今払うお金をください
目は真横につ ...
僕は好き。
彼が好き。
ただそれだけ・・
でも、彼は怖さに怯え僕を愛せない。
だから、僕も愛さない。
愛せない
でもね。
好きなんだ。誰よりも・・
何を書きたいのか忘れてしまった
...
ステレオと モノラルでいえば
モノラルのほうが好きなのは
言うまでもない。
ドルビーデジタルなんて
もってのほかだ。
そんなに多くの副音で
大事なことがきちんと
...
ステレオタイプの宝石商に 一等品の輝きを頼んだら
そんなもの、ありませんよ と、知らん顔
そこをどうにか、と泣き顔で頼んだら
包丁を渡されて 「 ほらよ 」 といわれた
この包 ...
あの人の
名前を呼びたくなったなら
音にはせずに
水に書くよ
岩に刻まず
砂に描かず
水に書くよ
すぐに流れて
この世から
思いは水底に
叫びは水面に
波紋は ...
ひさしぶりに見た横顔は
新宿のそれとよく似ていた
声に出さずとも
互いの過去ならよく知ってる
「あのころ」なんて言うその眼は
あのころとはもうだいぶ違う色をしてる
いつも遠くを見て ...
天界の曙光が降り注ぐ
神と呼ばれた禁断の領域を目指して
どこまでも高く積み上げた
万物を知り尽くした賢者の瞳
現世には存在しない輝かしい英知
運命と呼ばれる糸を操る人形遣いの横顔
...
ポリスの名曲に、『見つめていたい』という邦題の曲がある。“好き”という感情はまさしくこの“見つめていたい”という気持ちなのではないだろうか。
好きなものは、どれだけ眺めていても飽きないものだ。恋愛な ...
部屋が月の灯りで満ち溢れる夜でした
寝台に潜りながら
四角い空を眺めていたのです
星達が何かそわそわしていました
月が沈むのを拒んで
時計台の針を止めようとしているのだと
僕にそっと教 ...
雪が降りるかもしれない
そのくらい寒さで首をすくめた
今年初めての手袋をして
いつもの道 寒さを感じないよう
ゆっくりと歩く
足跡はまだつかないでいる
仕事が終わる頃には
も ...
線をひく
すっと
一文字に線をひく
わかたれたソラとソラのあいだは
ここからみて
あちらをみとめ
こちらをみとめ
すっと一条の線にて
確かめられる
星の ...
冷たくなる手に
息を吹きかけ
電車を待つ
黄色のライトが
十字に走るくらい
寒さのもやに反射していた
土も薄氷で覆われ
ここでこんな寒かったら
と あなたの住む街のこと
少し ...
その腕に抱かれて眠るでしょう
その胸に包まれて眠るでしょう
穏やかな未来の為祈るでしょう
深い愛情のなかで笑うでしょう
知らない道の中で誰かに出会い
長い旅路の果て始まるでしょう
終わ ...
冬の赤い実
ひとつのざわめき
低い煙が
一瞬だけ
白く白くひらめくとき
銀の雪道
すべるように過ぎてゆく人
まるく 遠く
鏡の奥へと去ってゆく景
見つ ...
降り積もるものだ
わたしたちは更新されていく
みえているものがあきらかにぬりかえられていく色に
毎秒ごとに降り積もるものに
くちびるを噛みながら凍り付いた湖の上をショートカットする
ト ...
世界が壊れてしまっているので
することも無く
浜に寝転んでいます
雲はちぎれて
なんて、穏やかな夕
人と出会っていく。
もともとそこにあるものと出会っていく。
自分が住む地域の文化や歴史を自ら掘り下げていく。
市民の生の声を伝えていく。
意味があふれていく場
人と出会うことは ...
やさしい言葉の、降り落ちてくることを待っている
待ち合わせのための時計は、遅れる人を弾き出して
その日になる、ほんの寸前で
がちり、と大きな音を立てる
それはわずかな日常の
覚める直前の ...
冬の太陽
ありがたく
祈るように
あの人の無事を
願う
漂い
打たれ弱し我
微かな雫にさえ
怯えてる
凍えしこの身を
暖めておくれ ...
「なんか 吹き出物ができちゃったぁ」
「潰そうと思ったけど うまく潰れないのぉ」
そんな感じ
この胸をときめかすもの
すべてを引き換えにしても手に入れたいもの
昔は詩人になりたかったけれど
詩人はかつて憧れたほど美しくはなかった
人間の臭いがする生き物だった
そうさ
この世 ...
まるで元旦の空のように
どこまでも澄み切った空を
ヘリコプターが一機
爆音を上げて飛んでいる
どこかに落っことした財布を
おぼつかない足取りで捜す
酔っ払いのように
無様にフラフラと
朝、その一方で
コンクリートの階段を
冷たくなって滑り落ちる風
一段ずつ、無抵抗に落ちてゆく影
正しく、針が切る時を
間に合い続ける列車が貫通してゆく
プラットホー ...
うちの近所に、やたらと犬のフンが転がっているエリアがあって、
そこを通る時は、かなり足元に注意を払っていないとえらいことになる。
街灯もないので、夜なんかは特に要注意だ。
昨夜もそこを通って ...
シマウマに、
横線引いて○Xをする。
「鹿と見た!。」
ほんとに見たのか?。
馬鹿ヤロぅ。
「あんた誰?。」
知ってりゃ鏡に訊くものか!。 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
明日が見えるか
石川和広
自由詩
3*
06/1/18 21:31
姉月
とうどうせい...
自由詩
12*
06/1/18 21:12
約束
便乗鴎
自由詩
2
06/1/18 21:07
かまくら
チアーヌ
自由詩
2
06/1/18 21:01
羊と洗面所
〃
自由詩
0
06/1/18 20:52
好き
沙龍
未詩・独白
0
06/1/18 20:51
彼女に充てる手紙
くしゃみ
自由詩
4*
06/1/18 20:46
ステレオ(2)
仲本いすら
自由詩
3
06/1/18 20:34
ステレオ(1)
〃
自由詩
0
06/1/18 20:31
永遠の胸
アマル・シャ...
自由詩
13*
06/1/18 19:31
グラスを見つめるように
馬場 こうい...
自由詩
3
06/1/18 19:10
バベルの塔
和泉 誠
自由詩
1
06/1/18 18:55
TO SEE IS TO LOVE.
大覚アキラ
散文(批評...
4*
06/1/18 18:52
夜空
AKiHiC...
自由詩
2
06/1/18 18:47
見上げると雪は
maumi
自由詩
3*
06/1/18 18:43
一条の
かぜきり
自由詩
2*
06/1/18 18:38
繋ぐ
maumi
自由詩
1*
06/1/18 18:26
海
雄太
自由詩
2
06/1/18 17:30
かえりみち
木立 悟
自由詩
3
06/1/18 17:08
雪眠る
モリマサ公
自由詩
9*
06/1/18 16:36
みちしお
ミゼット
自由詩
2*
06/1/18 16:31
にじいろあいらぶゆー
七尾きよし
自由詩
0*
06/1/18 16:24
週末、騒がしい日常の
霜天
自由詩
2
06/1/18 16:12
冬の太陽
炭本 樹宏
自由詩
3
06/1/18 16:10
恋のはじまり
Honest...
自由詩
3*
06/1/18 15:45
この世界中の人にラブソングを
和泉 誠
自由詩
1*
06/1/18 14:38
泥酔ヘリコプター
大覚アキラ
自由詩
0
06/1/18 14:28
レントゲンの粉飾
A道化
自由詩
6
06/1/18 14:23
いくらなんでも歩きながらは・・・
大覚アキラ
散文(批評...
1*
06/1/18 13:51
「 阿呆句。 - 鹿馬談義。 - 」
PULL.
俳句
3*
06/1/18 12:29
6408
6409
6410
6411
6412
6413
6414
6415
6416
6417
6418
6419
6420
6421
6422
6423
6424
6425
6426
6427
6428
6429
6430
6431
6432
6433
6434
6435
6436
6437
6438
6439
6440
6441
6442
6443
6444
6445
6446
6447
6448
加筆訂正:
約束
/
便乗鴎
[06/1/18 21:13]
行間のみ変更
5.64sec.