気の抜けたサイダー片手にふらつく
「サイダーって林檎酒のことなんだよ」
そういって笑ってた気がする
まだヒマワリが太陽の代わりをしてたあの頃
一雨降った後の道は蒸してむせ返る僕の声 ...
国の金は
一般市民の血と汗と涙の賜物
政治家も
公務員も
多額な お金を操ってる企業も
人との交流を お金でなんとかしょうとしている
人との交流が お金でなんとかなるなん ...
ぼくたちはぐるぐると回転しながらすすむ球体である
孤独な球体がまっくらな中を流れにそって進んでゆく
むかしは角ばっていたぼくもずいぶんと丸くなってきた
なかまをみつけると互いを求めて近づ ...
小腸 からまって
なんだか 蜘蛛の巣みたいよ
天井は 青く ひろがるのは 赤
赤い ベール
からまって まるで
蜘蛛の巣みたいよ
赤は 網の目 温度が落ちてくる
...
空が晴れてたらそれでサイコー
自転車 ペダル
甲州街道沿いを走るうー
ヒュー
冷たい風が
懐かしいぜ
排気ガスのにおい
おい!
どんどん行こー
どんどんウィコー
線路 ...
山です
どすこい
山脈です
どすこい
太平洋側からの地震止めてます
どすこい
ってゆーかわたしが重すぎるだけなのか
あのさあ
どうだっていいけど
入ってくるな
登山
キャンプ
...
1.僕が許せないこと
僕のお菓子を食べること
知らない誰かにメールすること
時々黙って家を空けること
僕は君を愛している
世界で一番愛している
だから僕は君を許せない
...
しんしん降る
牡丹雪もみせてくれず
冬が寒いだけなので
心臓が凍りそうだ
身体中の血が冷たい
神経が
ピクッピクッとする
不快で寝返りを打つ
胸にカ ...
おれの名前はニコライ
ニコライ・アンドレーエヴィッチ
ありふれた名前だが
おれは気に入ってるんだ
車輪の付いたこの板
なかなかカッコイイだろ
走り心地もなかなかだぜ
まあ腕は疲れるが ...
ポストがあんまり赤く誘うから
こっそり仕組んだ悪戯めかして
宛名にきみの名前を書いた
雪があんまりひっきりなしに
きみの傍に寄り添うから
水晶の珠を割って
ちいさな虹で
憂欝の左 ...
僕は夢を見ていた
それは長い長い夢だった
夢の中での出来事
僕はその全部を覚えてる
もうすぐ朝日が昇る
それは僕が望んだ事のような
それは僕が望んでいなかった事のような
夜は朝日が昇 ...
ずずずずずいっと
斜めに引かれた横断歩道
白線だけ踏むつもりが歩幅が合わずに
ばらけた足取り
歩道橋はいまや展望台になってしまった
たわみながら支える柱には呪いの糞文学
その群雲みたいな走書きが冷ま ...
「に、にがい、苦すぎる!おい、なんだこの料理は!」
「あら、そう?あたしは甘酸っぱくてすきよ、この味」
お客様、
そちらは『思い出のソテー』でございます
お客様の舌によっては甘くもなり ...
食後のデザートはいかがいたしましょうか?
「ポエムを、とびきり甘いやつをたのむよ、あとはパティシエに任せる」
かしこまりました
五本木を自転車でかけずり回って
カップ入りの感情を手にいれる
よく晴れた午後にカップを持って土手に出かける
友達とサッカーしたり、かけっこしたり
たくさんの名無しさんたちが散歩してるのが見える
それは ...
青い鳥撃った
ソテーして食べた
幸せを体に取り込んで
最高に幸せになるはずが
バチ当たりだと裁かれた
青い鳥撃った
古い猟銃が
俺撃った
青い鳥売った
百万円で売れた
幸せをお金で手放して
めちゃく ...
雨なんて冬に降るなら雪にして貴方と濡れた心に沁みる
坂下る{ルビ雨=あま}の{ルビ川=がわ}を見下ろした背中を押す横殴りの雨
パチャパチャン黄色の長靴歌います母恋しい雨が嬉しい
空だ ...
待ちぼうけ、待ちぼうけ
ある日せっせこ、雪降ろし
そこへ子供が飛んで出て
ころりころげた
木のねっこ
待ちぼうけ、待ちぼうけ
昨日交差点でバイク事故
若い青年、泣き喚き
ころりころ ...
紫煙を燻らす姿が消えず
だから私も火を即けてみた
私も、
火を浸けてみて
同じ香りは演出できても
あるべきはずの
色がない
指伸びるあくまで体の一部として
家賃の上に成り立つ少年おもちゃにし
見知らぬマント誰だ父ではない
石油に濡れた手近所をかたっぱしからはたく
煙や土間の無色夢に見なおも横切り
...
ヒラキッパナシ。
玉葱は
球根なんですか
なんですか
とは
なんですか
なんて
きりがない台詞の
終わりは
すかん
く
ん
かんく
スカンク
蟻地獄の
...
オン オフ オン オフ オン オフ オン オフ オン オフ
オン オフ オン オフ オン オフ オン オフ オン オフ
オン オフ オン オフ オン オフ オン オフ オン オフ
オン オフ オ ...
月明かりの下で
アゲハチョウは静かにため息をつきました
そして眠りに落ちました
色とりどりの花の間を飛び回る夢を見ています
月明かりの下で
風はアゲハチョウのため息を聞きまし ...
君と僕とを繋ぐのは
見えない手錠の様なもの
かなり前から付けていた様で
もう、付けている事すら忘れていた
最近気づいたんだ
少し右腕が軽くなっていることに
歩く度に右手が自由なことを
...
雨はピアノの高音部の二音
交互に鳴らすシトシト雨
旋律を奏でる背景は
ある人は無人の公園を
ある人は灰色の戦場を思い描く
波紋の音はハープの調べ
幾重にも重なる音の連鎖
一つ ...
君の声がどうやって千切れてゆくのか知らない
どうか耳をよせてください
いいやよせないでください
僕はカミキリ虫みたいに叫んだ
その声は成層圏を真っ二つにした
そんなわけない
ど ...
手を伸ばした先に
掴みかけた陽射し
するりと零れ落ちる
温もりが少しあって
冷たさがやって来る
1月の空に投げかける
呟きは喧騒に隠れ
とめどなく詠う詩は
誰かが作ったものだけ ...
散々と降り注ぐ陽射しの野辺
昼が過ぎ夜
深々と舞い落ちる雪の路上
カーテンの隙間には歪んだ月明かり
よどんだ空気に溶ける僕
夜行バスは何処へ行く
制限される事の自由 ...
自分の寝息の音で目を覚ます
確かに呼吸していた
口を開いたままで
もう聞こえない
ずいぶん
永く寝た気がしたのに
車の時計を見ると
十分くらいだった
それが
三回くらい
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
真夏のノスタルジック・サイダー
成澤 和樹
自由詩
0
06/1/12 15:38
かね
piyoco...
自由詩
0
06/1/12 15:03
ゴロゴロゴロ
436
自由詩
0
06/1/12 14:54
氷点下のソネット
ミゼット
自由詩
5*
06/1/12 14:32
あの川のむこうに
馬場 こうい...
自由詩
2
06/1/12 13:50
山のひとりごと
チアーヌ
自由詩
5
06/1/12 11:28
ビフォーアフター
恋月 ぴの
自由詩
13*
06/1/12 11:24
自己虫の寝床で
蒼木りん
未詩・独白
2
06/1/12 10:46
負傷兵ニコライのこと
馬場 こうい...
自由詩
4
06/1/12 9:12
プリズム
銀猫
自由詩
17*
06/1/12 9:01
目覚め
和泉 誠
自由詩
3*
06/1/12 8:57
無題
---
未詩・独白
1
06/1/12 8:25
詩人の集まる店
馬場 こうい...
未詩・独白
2
06/1/12 7:18
五つ星レストラン
〃
未詩・独白
1
06/1/12 7:02
無題
---
未詩・独白
2
06/1/12 6:50
ジェンシャン
〃
自由詩
4
06/1/12 6:49
Cold Rain
花水木
短歌
0
06/1/12 6:10
待ちぼうけ
北原春秋
自由詩
1
06/1/12 4:15
遠く 窓際
FUBAR
自由詩
0*
06/1/12 4:01
密室密度
黒川排除 (...
川柳
3
06/1/12 2:27
人生
ミキ・オキタ
自由詩
0*
06/1/12 1:13
空中章魚
あおば
自由詩
1*
06/1/12 1:11
テレヴィジョンヴィジョン
大覚アキラ
未詩・独白
2
06/1/12 0:35
まどろみの童話
イオ
自由詩
1*
06/1/12 0:16
理解
海月
自由詩
5*
06/1/11 23:59
音叉の波紋
maumi
自由詩
1*
06/1/11 23:35
千切れて
ふるる
自由詩
16+*
06/1/11 23:35
陽射しを追って
松本 卓也
自由詩
6*
06/1/11 23:23
まだ見ぬ君へ、冬
大城 小町
自由詩
0
06/1/11 23:18
ホワイトアスパラガス
蒼木りん
未詩・独白
4
06/1/11 23:05
6421
6422
6423
6424
6425
6426
6427
6428
6429
6430
6431
6432
6433
6434
6435
6436
6437
6438
6439
6440
6441
6442
6443
6444
6445
6446
6447
6448
6449
6450
6451
6452
6453
6454
6455
6456
6457
6458
6459
6460
6461
加筆訂正:
ホワイトアスパラガス
/
蒼木りん
[06/1/12 8:55]
加筆修正しました
夢
/
便乗鴎
[06/1/11 23:07]
題字がかぶっていたので変更 夜⇒
8.53sec.