目的の為に生きず
生きるためにうまれた僕です
色んな位置からずっと
照らし てらされる顔の群れ
かってに疲れて
自分から夜へと出掛け
行き場の無い―――僕らのつらさ
溢れるま ...
おばさんちに行ったら
けんたがきて
ピーちゃんって言った
おばさんはコラーと言った
そして
けんたは
ピーちゃんだもんって言って
おばさんは木のくまでぶった
たぶん二百千キロぐらい
...
娼婦の罪で石打ちの刑に遭うところを
キリストに救われ改心したマグダラのマリア
それをなぞって自らをマグダラのレナと名乗った先輩
その背丈は子供ほどしかなく
顔も決してかわいいとは言えな ...
何をもって真実と
何をもって虚偽と
その話は本当で、
あの話は嘘で、
一つの出来事は
風船に書いた絵のように
膨らめば、その姿を変えるから
大切なのは嘘を見破る事じゃなく
...
見上げる空は
はるか広く
視界のすみには
そびえ建つブロック
壁際を歩けば
自由でない事を知り
どこまでも続く壁に
それでも世界は
広いのだと知った
よろよろと海岸線を歩いていると
月が見えた
タバコの煙が風に乗って流れた
ああ俺は
照らす光におびえながら立っている
それから海に向かって眼をやった
錆びた商店街が背中にあった
波は ...
たくさん約束してきたよ
色んな人の想い
たくさん背負ってきたよ
君のくれた自信を僕は絶対に無駄にしない
あの時、本当に僕はうれしかったから
だから絶対にあなたとの出会いを無駄にしない
...
知らない人が書いた
解説付きの世界なんかを
ぼくは鵜呑みにしない
たくさんの人たちが
信じきってるデタラメを
真実だなんて思わない
ヌードの女も
どこかでの戦争も
有名人のスキ ...
短い冬が終わりを告げる頃
街並みの全てが水平となり
凍り損ねた思い出たちが
空気の底に溜まります
両手を器としてそれらをすくい
私の体温を少々与えてから飲み干すと
薄氷色の街並みが
私の ...
ぷん と匂う ニョクマム
ごほ と咳き込む 排気ガス
ぱん と鳴る クラクション
夕暮れどき、溢れる人並み、家路を急ぐ人たち。
物売り歩く、路上に広げる、夕立来ず。
ごく と飲み ...
ケータイを「マナーモード」にしたまま寝たら、
自己嫌悪。
寝坊したら、
自己嫌悪。
講義をサボったら、
自己嫌悪。
「もう、どうでもいいや」と思っている自分に、
自己嫌悪。
...
高く空に刺さる 木の 黒い
黒い樹たちの隙間から
降る音 来る音
その向こうに棲む おと
冴え冴えと
地に降り積んでは
ゆる、と めぐる
発した声は
...
見せ掛けの愛の言葉を吐き出して煙草の煙が凍りつく夜
脳が乾いていく
水滴の落ちる音が
点滴のように
少しずつ……
響く
眼を閉じると
幾つもの想いが交差する
心音が呼吸が
響く音を強くする
カメラのシャッターのように
パ ...
きみと、
あなたと、
いればいい。
外と世界も、
内に秘めた心も、
いらない。
目を閉じろ。
脱ぎ捨てて、
裸になれ。
...
“自分が気持ち悪くてしかたがないんだ”
そう、僕は自分が自分で気持ち悪い。
“嫌い”とまでは言えないんだけれども。
どうやら、そこまではまだ捨て切れてはいないらしい。
かろうじて、 ...
私は今日あなたがくれた食べ物を食べた
あなたが買った音楽を聞き
あなたの運転する車に乗った
味わう舌は
足先のリズムは
助手席からの笑い声は
わたしのもの。
ぼさぼさの髪型を ...
自分が何者であるのかを忘却したヤモリが
月夜の草原を歩く
湿った土の上を迷いながら
虫の恋う声を聴いていた
冷えた風がつるりとした肌を撫でる
ヤモリは小さく震えた
きょろりとした眼 ...
窓から
手を外にのばして
ひとすくい
そっと運んで
お茶のポットにほうり込む
ときどき
遠いところから
なにかが軋む音が聞こえる
ごく短いあいだ
輪郭に力が加わって
内側の一番 ...
数週間ぶりの通り雨が
アスファルトを濡らし
埃っぽい匂いが
足元から染み込んでくる
夕暮れの改札口目指して
傘を持たない人の群れが
一目散に突っ切るスクランブル交差点
そのど真ん中に ...
山を見た
富士山ではなく
世界一高いエベレスト
鷲を見た
鷹ではなく
とてもとても大きな鷲
じゃがいもを見た
なすびではなく
大好物のじゃがいも
...
僕らはそこでひとつでよかった
呼んだ名前が君でよかった
繋がる世界と漏れる呼吸
ひとつの波、すり抜けるようにして
手探りで橋の、確認すれば
サイレント、どうしようもなく
僕らは欠陥の体だ
...
最近感動して泣いた事無いな
どんな本や映画を見ても感動しない
そんなもんだろ?
って思っちゃう…
やる気なし 苛々 鬱々
この冷めた感じは何なんだろう?
この倦怠感…いった ...
未来に向かい、
書き残しておこう。
わたしが、
まだ。
音楽に対し、
純粋な今のうちに。
やがて時が経てば、
忘れてしまう。
こんな感情など。
...
君が零す愚痴を拾い上げ
陽光にかざしてみせる
君が落す嘆きを抱えて
風を浴びさせてあげる
だからもう少しだけ
僕を頼ってくれないか
僕と出会う前から抱えてる
見知らぬ荷物も分けてくれ ...
さよなら
さよなら
サヨナラ
ありがとうなのに さよならで
微笑みではなく 涙
そんな私を
ごめん 許して
本当におもうのは
{引用= どうか 安らかに}
...
やまねの親子は毬が好き
雪の山道人気が途絶え
歩く人影消えたので
やまねの親子が顔を出す
寒い朝だとおとうさん
冷たい朝だとおかあさん
明るい朝だと子供たち
冬眠醒めたら遊ぼうね
...
太陽と青い空は
罪悪感の象徴だった
だから雨の日に外に出た
田んぼの中にどんな虫がいるのか探して、
森の中にどんな虫がいるのか探して、
たまには行ったことのない場所にも行 ...
素敵だと思う音楽に触れてるとき、僕は興奮と同時に“懐かしい”って気持ちになるんだ。
あ、あ、あーーー僕は知ってる気がする。
これは、いつも心のどこかで求めていた音だ。
でも実 ...
君が詩人だったらいいなと
一瞬思って
掻き消す
君は人の気持ちを読めるのかもと
振り返ったら
苦笑してる
私は妄想
ありえない
あんなことやこんなこと
目の前のふうせんが ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
外出
便乗鴎
自由詩
1*
06/1/19 16:32
ピーちゃん
馬場 こうい...
自由詩
2
06/1/19 16:10
マグダラのレナを名乗った先輩
和泉 誠
自由詩
1*
06/1/19 15:35
風船
くろ
自由詩
4*
06/1/19 15:27
壁際
やから
自由詩
1*
06/1/19 15:07
静かな海
石川和広
自由詩
9*
06/1/19 14:22
小さな約束
和泉 誠
自由詩
1
06/1/19 14:10
リアルの値段
馬場 こうい...
未詩・独白
2
06/1/19 12:38
季節のさなぎ
半知半能
自由詩
7
06/1/19 12:29
夜風
436
自由詩
0
06/1/19 11:30
誰も待っていてはくれない
まなみ
未詩・独白
4*
06/1/19 11:28
粒 子
紫野
自由詩
4
06/1/19 9:54
愛のカタチ
比呂正紀
短歌
2*
06/1/19 9:11
想い出と記憶の中で
*くろいうさ...
自由詩
1*
06/1/19 8:08
「 裸音。 」
PULL.
自由詩
5*
06/1/19 5:19
僕
ナイトー
自由詩
2*
06/1/19 4:53
弱者
ANN
自由詩
4
06/1/19 3:20
守宮物語
紫乃
未詩・独白
3*
06/1/19 2:55
クロスワードパズル
アンテ
自由詩
3
06/1/19 2:11
自由
大覚アキラ
自由詩
1
06/1/19 1:59
初夢
ホソミショー
自由詩
1*
06/1/19 1:56
無音
霜天
自由詩
2
06/1/19 1:42
脳内物質
たかよし
自由詩
0
06/1/19 0:40
「 みゅーじっく・らいふ。 - その、いち。 - 」
PULL.
散文(批評...
17*
06/1/19 0:33
カバンを背負って歩こう
松本 卓也
自由詩
0
06/1/19 0:14
さよなら
凍雲 月歌
未詩・独白
0
06/1/19 0:09
雪眠る
あおば
自由詩
7*
06/1/19 0:07
ランドセルと雨
tondem...
自由詩
2
06/1/19 0:03
感覚が鳴っている
ナイトー
自由詩
1*
06/1/18 23:42
無言状態
蒼木りん
未詩・独白
1
06/1/18 23:37
6406
6407
6408
6409
6410
6411
6412
6413
6414
6415
6416
6417
6418
6419
6420
6421
6422
6423
6424
6425
6426
6427
6428
6429
6430
6431
6432
6433
6434
6435
6436
6437
6438
6439
6440
6441
6442
6443
6444
6445
6446
加筆訂正:
序(黒髪の視線)
/
こしごえ
[06/1/19 15:48]
すみません。最後の行追加しました。
小さな約束
/
和泉 誠
[06/1/19 15:37]
約束しました。
静かな海
/
石川和広
[06/1/19 14:24]
いったん削除したものを全面改稿の上、再投稿
或る日の凍裂
/
たりぽん(大理 奔)
[06/1/19 9:37]
説明を追加
6.77sec.