まぼろしではなく
まぼろしでもある
ただみつめる
まなざしから
ひろがっていた
さざめきが
いまも
ふるわせる
よるの
ともしびの
ちいさな
へやで
はな さかせる ひと
けもの いつくしむ ひと
まぼろし つむぐ ひと
うた うたう ひと
ことば ひろがる ひと
ゆめ みつめる ひと
そら ながれる ひと
...
なにか
ことばにならない
ふくざつなりゆうで
あれをはじめたり
これをやめたりする
そうしなければ
なにかがちがうことだけが
わかる
とつぜんにおわった
はなびのように
し ...
私は山だ
そびえたつ山だ
北風に吹かれて
静かに春を待つのだ
季節を知らせるため
色彩を変えるのだ
私は海だ
荒れ狂う海だ
世界をつなぐため
全ての人々 ...
かわらけ
ケダモノ
物怖じしない叔父
父と母を入れ替えた
アフラマツダの神を称え
消防署に電話する
火の消えた坂道を
這い上がるのは
貧乏神と青春
2005 ...
けいこは綺麗好きだった
朝起きると
まず、顔を洗って髪をとかす
それから着替えて
また、髪をとかす
序でにポーチ何か取り出して
お化粧何かも軽くする
けいこは綺麗好きだった
『なくさないでね 私が大好きなきみだから』
ドアを閉めるあなたの仕草がすきだった
シャツを脱ぎ捨てる時の背中も
けだるそうな朝の顔も
なきだしそうな顔で口づけて
優しすぎてみえなかった
...
暗闇の部屋の片隅
静かに呼吸を零す僕が居た
生きる気力も生まれずに
生き延びていた
食事は廊下に散らばった
結局は手付かずに近い状態
嘔吐が空腹よりも先に
世間ではヒキコモリと名 ...
朝ご飯はトーストにミルク
玄米入りのパンは かりかりに香ばしくて
気が付いたら4枚め
おなかがいっぱいで
よるを待てずにお昼寝
気持ちよくてあたたかくて
大切な人の夢を見たの
そういえば ...
とにかく王様は目を輝かせて
いくさだの狩りだのと飛び出したきり帰ってこないし
王子たちは毎日飽きもせずに
女だの武器だのと目につくものに見境なく手を出す有様で
臣下たちは強欲を隠そうともせ ...
★☆★ 法律大魔王から、四度目の最初のお達し ★☆★
●自作のショートギャグを楽しむスレッドです。誰でも参加OK。過去ログや、
まとめサイトのパターンを参考に、面白いネタを考えてここに発言して下さ ...
「センセィ、」
確かそれは赤かった
「センセィ、」
庭のピラカンサスが燃えている
「なんてん、まんりょう、べにしたん」
それは かきょく と女は言った
「センセィ、 ...
哀しがったのは
空が青いのに
この鉄筋の谷間が静か過ぎて
洗濯物と
ベランダの布団がゆれているだけだから
吉原の遊女になんかなったつもりで
煙草をふかしていた
ほんとうに
どうしよ ...
少年達は夢を追い 少女達は現実を煙たがり
大人達は遠い目を嫌い
老人達は空に詰まった糸口を辿り
それぞれに追い求めてゆく
人であるが故の道は
常に交差を繰り返し
人は液体 ...
数学が苦手だって言うのに
もう少女ではないから
計算違いは許されない
髪を伸ばすこと
それは可能性
ダイエットコークの味を好きになること
それは目論み
統計では
きみの ...
遠くにおいてきた時間を
一つ一つ取り出して
今の僕に重ねてみた
懐かしさと共に思い出す
未熟だったあの頃を
自立の為に選んだ道
自律を願って歩んだ道
幼さと若さの間で
ひたすらに足 ...
何をすればいいですか
指示を待っています
言われたことはきちんとやります
責任感の強い子です
と
小学校の頃褒められました
公式はありますか
マニュアル通りに動けます
...
「パターンがわかってしまえば
こんな攻撃当たらない!
へでもない!
どっからでもかかってこい!
貴様の動きは読めている!」
「やばい!どうすれば勝てるんだ!
考えろ!考えろ俺 ...
めがねをかけて てぶくろつけて
髪はさらさらで ちょこっとだけ染まってて
肌は白くて うなじはきれいで
マフラーがよく似合って 頬は赤く染まって
「 おかえり 」だなんて
そんな ...
親父の趣味は小さな鉢植え
鉢の順番を並べ替えては
玄人じみたため息をついて
またはさみを入れる
たどり着けない完成に向かって
まず渋茶をすするのも
たどり着けない完成に向か ...
日経新聞日曜版、詩歌・教養欄の「詩歌のこだま」(結構、毎回楽しみにしています)で小池昌代による須永紀子著「中空前夜」についての書評が掲載されていました。う〜ん、何だか面白そうってことで、今回は丸善の ...
無くしちゃった青い傘
お気に入りだった青い傘
さがしに行くよ
雨に会えそな雲の下
風が頬にあたるのも
ポケットの中の手が
温まらないのも
気にしない
雨の降りそな雲の下
み ...
ドナルド北京ダック は かなしい
おしりにストローさしこまれ
ぷー ってふかれる
ぷー って
肉と皮がバラバラになーる
干されます
それからね
油をかけながら
焼きまーす
この技は
...
あなた、私、抱きますか。
あなた、言葉、私、抱きません。
あなた、嘘、嫌いですか。
あなた、何、好きではありません。
あなた、今、独りですか。
あなた、又、二人です。
あなた、何処、行きま ...
信じもしない占いのイイトコだけ拾って喜ぶ馬鹿な自分がココに存在
することに深い同情を寄せる愚かな自分に羞恥心を露わにする自分は
くだらないことに時間を費やし睡眠時間を削りながら明日の自分を ...
下腹部の痛み抱えて躊躇って産めない身体知りたくなくて
叩くのは地獄の門か天国か全ては始まりそして終わる
幸せの象徴みたいな微笑に吾はなれぬとレッテル貼られ
女でも男でもない吾に問う性 ...
母を生む私は
言葉足らずであるけれど
父の死後つまらないことを言うようになった
海が蒼いだとか
空を飛びたいだとか
彼が好きや
道端をずっと見ていたり
など
死ぬまでにした ...
言葉のひとつひとつに歓声があがり
思い思いに笑い転げ
級友たちの恋の話は
昼休みの教室で佳境をむかえていた
数年も経てば
誰もが通る道である
ということを知るのだろうが
その前に ...
つめたい絆
朝の6時ちょっとまえくらいだ
世界がはじまる
童話や伝承を押しのけて
無数の蝙蝠が
チョコミントアイスに散らばった
チョコチップみたいに
蒼緑色の空のなかで宴会をしながら ...
彼女の何が許せないって
顔もスタイルも
ルックスなんて俺にはどうでもいい
ただその現実臭さだ
君と同じような人間は
そう簡単には見つけられないという
レアリティ(希少価値)
俺にはそ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
まなざし
こむ
自由詩
1*
06/1/23 0:46
ひと
〃
自由詩
0*
06/1/23 0:45
見ている
〃
自由詩
1*
06/1/23 0:43
自分と言う存在
炭本 樹宏
自由詩
0
06/1/23 0:40
かわらけ
あおば
自由詩
0*
06/1/23 0:17
けいこ
ala
自由詩
1
06/1/23 0:01
さよならダーリン
和歌こゆみ
自由詩
1
06/1/22 23:35
ヒキコモリの理由
海月
自由詩
1+*
06/1/22 23:32
あいすべき,日常の
和歌こゆみ
自由詩
1
06/1/22 23:24
森
アンテ
自由詩
2
06/1/22 22:54
エリオットしとりあそび(4)
過去ログ倉庫
06/1/22 22:46
火棘
ミゼット
自由詩
2*
06/1/22 22:39
女郎
蒼木りん
未詩・独白
4
06/1/22 22:37
故郷を離るゝ歌
遊羽
自由詩
1
06/1/22 22:34
アルゴリズム オンナの端くれ
銀猫
自由詩
20*
06/1/22 22:33
ソーメンライス
松本 卓也
自由詩
10*
06/1/22 22:20
アルゴリズム 教育
健
未詩・独白
8*
06/1/22 22:02
アルゴリズム 戦闘
イズミナツキ
自由詩
5*
06/1/22 21:59
アルゴリズム 首っ丈
仲本いすら
自由詩
5*
06/1/22 21:45
アルゴリズム 盆栽
たりぽん(大...
自由詩
9*
06/1/22 21:43
リーマンはどこで詩集を読むべきか?
恋月 ぴの
散文(批評...
12+*
06/1/22 21:33
傘をさがして
LEO
自由詩
9*
06/1/22 21:32
ドナルド北京ダックの憂鬱
馬場 こうい...
自由詩
1
06/1/22 21:09
あなた
たまむし
自由詩
1*
06/1/22 19:40
アイデンティティ
本村K
自由詩
1*
06/1/22 19:37
Angel
花水木
短歌
0+*
06/1/22 19:33
_
当麻完二
自由詩
2
06/1/22 19:11
少女飛行機
たもつ
自由詩
21*
06/1/22 18:35
100円玉拾った
ミキ・オキタ
自由詩
0*
06/1/22 17:53
何が許せないって、その現実臭さだ
和泉 誠
自由詩
1
06/1/22 17:01
6399
6400
6401
6402
6403
6404
6405
6406
6407
6408
6409
6410
6411
6412
6413
6414
6415
6416
6417
6418
6419
6420
6421
6422
6423
6424
6425
6426
6427
6428
6429
6430
6431
6432
6433
6434
6435
6436
6437
6438
6439
加筆訂正:
地図に有限は生まれ
/
たりぽん(大理 奔)
[06/1/22 20:59]
改題しました
5.71sec.