この世界には悲しみと喜びがあり
調和しては随分と長い生命を引きずり歩く
それなのに真実はいつも
地面にかすかに揺れていた
抜け落ちた心に行き場所は無く
無機質に針を動かすだけ
絶えず響 ...
夏が終わる頃を想い出していた
激しい太陽に
手を伸ばすだけ伸ばし
何もかも疲れきって
もう終わりだと
呟く
9月ごろの
冬は
雨の温度で終わりを知る
目に浮ぶのは
人知れず生き ...
ぼくは何しているか
分からないまま
悪を徹底的に
自己満足的に
この世から抹消させていた
ほらまたあいつらがきた
懲りずにまた地獄絵図がみたいのか
また人を困 ...
君の温もりを確かめる
一番簡単で
一番難しくて
一番大切な方法。
繋ぎたいけど
繋げない
そんなもどかしさも
君と僕を繋ぐ
温もりへの過程
星の瞬きのような街の灯を
高台から見下ろして 綺麗だとつぶやく人々がいる
このひとつひとつの灯の奥には
飾りではない 本当の
それはつつましく
されどしたたかに
幸せや
...
ずるやすみの木で
かみさまを見かけた
なにをしているんですかとたずねたら
ずるやすみをしているのさとこたえた
ぼくも人のことは言えないから
ああそうですかと
おおきな幹にせなかをよりか ...
僕は今日 すこしの間だけ死んでいた気がする
現代文の説明文を 担任が、眠たくなる甘い声で
まるでどこかの呪文のように話しはじめて
ネクロノミコン アブラカタブラ エッサイム
も ...
悔しいときにこぶしを握るのは
相手を殴ろうとか
この手をどうにかしてやろうとか
そういうのじゃなく
目に見えない旗を両手でしっかり
ふたつ
握ろうとしているから。
ま ...
これはあくまでいすらの考える音楽論(と、いうよりもカラオケ論なのでしょうか)です。
否定的な表現等で気分を害してしまった場合もあるかもしれません。
悪しからず。
まず、カンタンに結果 ...
悲劇とは
輪郭の無い新月の様
悲劇とは
無言に語る琴の調べ
悲劇とは・・・
悲しいけれど
とても悲しい事だけど
受け入れなければいけない事が多過ぎて
...
ひまわりに種が出来た
ぎっしりたくさんの種だ
隙間なくぎっしりの種だ
一粒ぬいてみたら
中には黄色い顔の人がいた
あなたたちは種の数だけいるんですか?
僕は聞いてみた
...
こどもの時によく登った木
なにもかも失ってまた始まりの場所に
戻ってきてしまった
ここから全てが始まった
ある日いつもどうりに
この木のてっぺんに登り
いつもの夕陽 ...
あらゆる景色が海へと落ちてゆく
夜の震えがいつまでも消えず
線路を青くかがやかせている
ひとつの雲が原を過ぎ
光は濡れたくぼみに落ちて
飛び交うように激しく速く
滴の空 ...
{ルビ烏=からす}と{ルビ鳩=はと}は向き合い
静止したまま じっと {ルビ睨=にら}み合っていた
空から舞い降りた一羽の白鳥
両者の間に立ち{ルビ嘴=くちばし}を天に向け
広げた翼はそれ ...
一
昼休みの男子休憩室の扉を開くと
新婚三ヶ月のM君の後ろ姿は正座して
愛妻弁当を黙々と食べていた
「 おいしいかい?
結婚してみて、どうよ・・・? 」
と買ってきたコンビ ...
苦しみの吐息をハッと吸い込む
吸い込んだ息は心のフィルターを通し
浄化していく
悲しみの涙を燃料に
少しだけ皆の励ましのオイルを添加
行き渡るように軽くペダルを踏む
お腹の
キャ ...
寒い冬には
空に
大きな蜘蛛の巣が
掛かっています
蜘蛛の巣は
ふだんは見えません
でも
群青色に染まった夜
群雲が月の溢れる光を
うっかり落としてしまった時
白く透けて
...
詩という言葉を着飾って
僕は一途な絵を描いた
津津と波立つ光の隙間に
無心にコントをしている
7歳の子供
大爆笑!!
放物線で虹は描けるか
天気予報の先生などこ ...
あなた何も知らないんでしょう
口に出して言うことは簡単だった
大変だったのは
事後、処理。
きちんと説明したでしょう?
空はもう遠いよ
近くないことは知っていたでしょう?
...
暗闇に落ちる雫
その音に紛れて足音
草履と布擦
円を描く竹の先端に月夜
業物の波紋が揺れ海の如く
深となる藍い闇
こよりを尖らすよう
気が張り詰め
月に照らされる藍に
一線の ...
半開きの、口の中に
指を一本、ぶち込まれて
悦んで、およぐこと。
誘われて
許して、拒むこと。
夢の中で。
かよわいラビットは
あなたよ。
寒い部屋で、うごめくもの。
黒いぼ ...
これ、牛乳ですよね これ、牛のお乳ですよね
これ、鞄ですよね これ、牛の皮でできた鞄ですよね
これ、家ですよね これ、あなたと私が生活している家ですよね
これ、電話番号ですよね この ...
「先生、重大な質問があります」
「よし、ならまず黒板を消してくれ」
「はい、分かりました。
…あのですね。僕、この冬休みから現代詩フォーラムという
巨大なサイトに投稿し始めたんです ...
嵐を越えていこう
ときみ
ひしゃげちまいそうに小さい、痩せ細った自転車に乗って
新幹線には浪漫がない
あれ大きな鉄の塊だよ――
―――ついてこなくていいよ もう
連れていく気 ...
なにも見えないんじゃない
暗闇が見えてる
ようは そういう生き方
明日は
遠くへ行こうと思う
太陽が眩しくて
だからといって目をつむることはない
登り坂は上を見るためにある
アスファルトの道は歩きやすい
子供の笑い声は音楽だろう
受け入れて ...
走る車の中から
窓の外に
うつる景色が 素敵だ
あなたはちゃんと
歩行者の安全考えて
車走らせていて 素敵だ
時折 携帯を取り出して
メールチェック
もちろん一旦 停止して…
...
(各連を斜め読みすると幸せになれるかもしれません)
伝言ゲームでサヨナラを
会えない予感に移ろう空と
惚れた腫れたの延々ループ
重ねあいたい心より身体
愛より君の唇を頂戴
どう ...
なっちゃんだって
辛いこと、悲しいことあると思うよ
みんなが寝静まった頃
こっそり泣いてるのかもしれないな
それでも朝には
こんなに笑顔
自分も頑張ろうと思う
キスなんて忘れたから
接吻でいい
デートなんて忘れたから
逢引でいい
結婚なんてしたことはないから
土にでも埋めてしまおう
恋人なんて久しくいないから
変人とよく書き間違う
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
虫
本村K
自由詩
2*
06/1/17 21:53
曇り
蒼木りん
未詩・独白
3
06/1/17 21:52
自分が悪だと思う人は読んでください
こめ
自由詩
2
06/1/17 21:49
繋ぐ
朱華
自由詩
3*
06/1/17 21:47
生活
夜景
自由詩
2
06/1/17 21:28
ずるやすみの木
ZUZU
自由詩
14
06/1/17 20:57
死んでたかも。
仲本いすら
自由詩
2*
06/1/17 20:43
サインフラッグ
〃
自由詩
3
06/1/17 20:24
聞く音楽と歌う音楽
〃
散文(批評...
2*
06/1/17 20:21
無重力のなかで 〜最期に見た儚〜
大城 小町
自由詩
2
06/1/17 20:19
ひまわり9月
日朗歩野
自由詩
4
06/1/17 20:03
木
こめ
自由詩
0
06/1/17 19:54
照夜 終夜
木立 悟
自由詩
3*
06/1/17 19:42
翼を広げた白鳥
服部 剛
自由詩
7*
06/1/17 19:22
「結婚」についての考察
〃
自由詩
15*
06/1/17 19:21
忘却と脱力の瞬間
maumi
未詩・独白
0
06/1/17 19:18
雪になるかも
蒸発王
自由詩
3
06/1/17 19:12
詩というもの
はらだよしひ...
自由詩
1
06/1/17 19:12
煩わせないで
ことは
自由詩
1*
06/1/17 19:11
海の如く
maumi
自由詩
1*
06/1/17 19:03
Love It Boy
かのこ
自由詩
4
06/1/17 18:09
確認作業
むらさき
自由詩
2*
06/1/17 18:07
ドイツ語の先生との対談
和泉 誠
未詩・独白
1
06/1/17 17:39
警戒をくぐって
便乗鴎
自由詩
2
06/1/17 17:33
look
仲本いすら
携帯写真+...
2
06/1/17 17:25
明日は遠く
健
自由詩
6*
06/1/17 16:36
逃避行〜南へ南へ
阿麻
自由詩
12*
06/1/17 15:30
春・遥か
雄太
自由詩
0
06/1/17 15:01
なっちゃん
LEO
携帯写真+...
21*
06/1/17 14:35
ふみ
アマル・シャ...
自由詩
5*
06/1/17 14:01
6410
6411
6412
6413
6414
6415
6416
6417
6418
6419
6420
6421
6422
6423
6424
6425
6426
6427
6428
6429
6430
6431
6432
6433
6434
6435
6436
6437
6438
6439
6440
6441
6442
6443
6444
6445
6446
6447
6448
6449
6450
加筆訂正:
警戒をくぐって
/
便乗鴎
[06/1/17 19:22]
推敲加筆
ドイツ語の先生との対談
/
和泉 誠
[06/1/17 17:57]
完成
逃避行〜南へ南へ
/
阿麻
[06/1/17 15:34]
改題その他
6.74sec.