戦争の前夜
挑む者はどのような心境だったか
逆行の世
傷みを知った者極楽へ行けば
そこは癒しの都
しかし教訓を地獄へ葬る
子が親を殺し
親が子を殺す
向こう三軒両隣互いに挨拶も ...
ピアノに置いてあった 五線譜のうえに
「 す き 」
って 書かれてた けど
音符がなくちゃ なにも弾けないから
ぼくは きみを抱きしめたんだ
電話鳴動中
着信音
否
警報
否
電子郵便
否
継続中
保留音楽鳴動中
履歴有
既無電源
試切電源
既無筈伝言
継続中
保留音楽点滅中
迷動中
フレンチローストと
イタリアンロースト
メニューの前で悩んでいたら
後ろの人が舌打ちをした
怒ってはいけない
珈琲というものは
ココロを落ち着かせる為に
飲むもんだ
と おじい ...
ふわふわのシャボン玉の中では
ふわふわの魚が泳いでいる
しゅわんとはじけると
魚は空にかえっていく
私もかえりたい
空じゃなくていいから
ふわふわじゃなくてもいいから
...
星に願いを祈っても
ソコまで届かなにゃ意味は無い
これじゃ猫に群がる猫じゃらし
流れ流れて冬の海
たとえ願いが叶うとも
やがて朽ちるが人の性
それじゃ土竜か ...
ひどく壊れた
{ルビ短笛=ピッコロ}の夜
胸の隙間にしみこんで
かたく凍った涙が
この身を裂く音
修行者のように
振り仰いだまま
静寂に刻む
生きたまま
この身を裂く音
...
あるときは
強く美しい旋律を奏でる
それはまるでピアノの線
あるときは
掴むには細く守るには脆い
それはまるで蜘蛛の糸
喜びも
哀しみも
銀色に光るひとすじの涙
ユメ見ることもできないくらい
疲れ果てた僕は
今宵も嘆くことばかり上手だ、
本当の心を口にしない僕は
やがて本当の心が
口に出せなくなる、
コトバを選びすぎる僕は
そうして何も話せなくな ...
水面に映る美しさに
手を差し伸べては揺れ壊す
水面に映える輝きに
小石を投げ入れては揺れ壊す
触れてみたいと
つく溜息に
水面はさざめき
揺れ乱れる
感じてみたいと
流す ...
海辺には人だかりが出来ていた
ぼくはそれを無視して
この海辺道を走っていた
結局ぼくはいつも
毎日が今日の繰り返し
今日は明日で
明日が今日だった
もうこんな ...
今日もぼくなんかのように
この世に不安の居る人はいるのかな?
ぼくはいつもアウェーゲーム
でたらめおわらさせた
ぼくの頭はつねにアプゲール状態
悲しいけどコレが現実
...
すてきな しっぽのある
いきものを もらった
まちがって しっかり
聖水で 洗ったら
死んでしまった
荒んだ世界を低空飛行
きっと脳のどっか大事な部分を無くして
必死で繕って着飾った幸せは蒸発して
適応できなくて 斜陽
転がった思い出に切り貼りした喜びはめくれて
焼け落ちたうろこ雲
今 ...
俺には誰もが秘密を打ち明けたがる
朝食はサンドイッチ
耳はついてない
自分か
自分ではないか
わからない
からだを
僕は生きていて
そんな突き詰めても
答えはわからなくて
答えは
深いところにないから
僕は表面を泳ぐのです
自分には
許され ...
22歳の誕生日から3日経ち
私は生理になった
さあ、とお腹の中の月時計が私に言う
いつか生まれてくる赤ちゃんのために
お布団を新しいのにかえましょうね
初潮を迎えてから
ち ...
ほんの小さな
きみとの約束
消え去る前に 流れないかな
―――風に
いのちの蝉
じいさんが 裏庭で焚いていた火
しろい息
無花果の詩を齧って
はなすことがない hanasu ...
恐ろしいことは何も無いので
このかまくらへどうぞ
甘酒
みかん
お漬物
はい
手を出して
一緒に飲みましょう
一緒に食べましょう
もうここから出たくないと
思いませんか
わたしと ...
透明なミルクを羊と飲んで
ああおいしかったと洗面所にゲボ
ふざけんじゃねえよ毛皮が欲しければ
いくらだって身ぐるみ剥いで持っていけばいい
とりあえず今払うお金をください
目は真横につ ...
僕は好き。
彼が好き。
ただそれだけ・・
でも、彼は怖さに怯え僕を愛せない。
だから、僕も愛さない。
愛せない
でもね。
好きなんだ。誰よりも・・
何を書きたいのか忘れてしまった
...
ステレオと モノラルでいえば
モノラルのほうが好きなのは
言うまでもない。
ドルビーデジタルなんて
もってのほかだ。
そんなに多くの副音で
大事なことがきちんと
...
ステレオタイプの宝石商に 一等品の輝きを頼んだら
そんなもの、ありませんよ と、知らん顔
そこをどうにか、と泣き顔で頼んだら
包丁を渡されて 「 ほらよ 」 といわれた
この包 ...
あの人の
名前を呼びたくなったなら
音にはせずに
水に書くよ
岩に刻まず
砂に描かず
水に書くよ
すぐに流れて
この世から
思いは水底に
叫びは水面に
波紋は ...
ひさしぶりに見た横顔は
新宿のそれとよく似ていた
声に出さずとも
互いの過去ならよく知ってる
「あのころ」なんて言うその眼は
あのころとはもうだいぶ違う色をしてる
いつも遠くを見て ...
天界の曙光が降り注ぐ
神と呼ばれた禁断の領域を目指して
どこまでも高く積み上げた
万物を知り尽くした賢者の瞳
現世には存在しない輝かしい英知
運命と呼ばれる糸を操る人形遣いの横顔
...
ポリスの名曲に、『見つめていたい』という邦題の曲がある。“好き”という感情はまさしくこの“見つめていたい”という気持ちなのではないだろうか。
好きなものは、どれだけ眺めていても飽きないものだ。恋愛な ...
部屋が月の灯りで満ち溢れる夜でした
寝台に潜りながら
四角い空を眺めていたのです
星達が何かそわそわしていました
月が沈むのを拒んで
時計台の針を止めようとしているのだと
僕にそっと教 ...
雪が降りるかもしれない
そのくらい寒さで首をすくめた
今年初めての手袋をして
いつもの道 寒さを感じないよう
ゆっくりと歩く
足跡はまだつかないでいる
仕事が終わる頃には
も ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
逆行
純太
自由詩
3*
06/1/18 23:31
dolce
馬場 こうい...
未詩・独白
0
06/1/18 23:18
りんぐりんぐ
かぜきり
自由詩
1*
06/1/18 23:01
ほろ苦きなのは
maumi
未詩・独白
3*
06/1/18 22:56
かえる
たもつ
自由詩
17
06/1/18 22:41
無重力のなかで 〜旅人の旅先〜
大城 小町
自由詩
2
06/1/18 22:36
或る日の凍裂
たりぽん(大...
自由詩
7*
06/1/18 22:35
感情
LEO
自由詩
10*
06/1/18 22:28
白鳥の歌
スイレンユキ...
自由詩
5*
06/1/18 22:27
月
ノクターン
自由詩
3*
06/1/18 22:19
アクセル
こめ
自由詩
2
06/1/18 22:17
アウェーゲーム
〃
自由詩
2
06/1/18 22:13
そろもん(悪意の話)
みつべえ
自由詩
9
06/1/18 22:10
蛇の抜殻
本村K
自由詩
1*
06/1/18 21:55
神父じゃねえぞ
吉岡孝次
自由詩
2
06/1/18 21:31
明日が見えるか
石川和広
自由詩
3*
06/1/18 21:31
姉月
とうどうせい...
自由詩
12*
06/1/18 21:12
約束
便乗鴎
自由詩
2
06/1/18 21:07
かまくら
チアーヌ
自由詩
2
06/1/18 21:01
羊と洗面所
〃
自由詩
0
06/1/18 20:52
好き
沙龍
未詩・独白
0
06/1/18 20:51
彼女に充てる手紙
くしゃみ
自由詩
4*
06/1/18 20:46
ステレオ(2)
仲本いすら
自由詩
3
06/1/18 20:34
ステレオ(1)
〃
自由詩
0
06/1/18 20:31
永遠の胸
アマル・シャ...
自由詩
13*
06/1/18 19:31
グラスを見つめるように
馬場 こうい...
自由詩
3
06/1/18 19:10
バベルの塔
和泉 誠
自由詩
1
06/1/18 18:55
TO SEE IS TO LOVE.
大覚アキラ
散文(批評...
4*
06/1/18 18:52
夜空
AKiHiC...
自由詩
2
06/1/18 18:47
見上げると雪は
maumi
自由詩
3*
06/1/18 18:43
6407
6408
6409
6410
6411
6412
6413
6414
6415
6416
6417
6418
6419
6420
6421
6422
6423
6424
6425
6426
6427
6428
6429
6430
6431
6432
6433
6434
6435
6436
6437
6438
6439
6440
6441
6442
6443
6444
6445
6446
6447
加筆訂正:
僕に風がふくということ
/
たりぽん(大理 奔)
[06/1/18 23:21]
行間調整しました
或る日の凍裂
/
たりぽん(大理 奔)
[06/1/18 23:16]
題名をちと変更
約束
/
便乗鴎
[06/1/18 21:42]
誤字訂正
約束
/
便乗鴎
[06/1/18 21:13]
行間のみ変更
6.43sec.