帰り道 あなたたちの 声の聞こえる グラウンド
その声を聞きながら 私は何を思っていたのだろう
毎日 汗だくになって 転んで
でも 1日だって 球を追わない日はなかったよね
努 ...
ねんがんの
アイスソードを
てにいれた
昔からの友達は
あの夜ひとりの男になって
私はそれに戸惑って
言葉の刃を投げつけた
肌と肌で交わす何かに
身をゆだねるのは怖かった
あの日のあなたに逢えたなら
どこからやり直せばいい ...
頂いた原稿を校正中
下記の誤植がありますと
主任に申し上げたところ
迷→名
タ→ク
ラビリンス→ホームズ
これは誤植ではない
今度からは勝手に判断しては
いけない ...
目が覚めると夢の中で
あぁ、いつもの繰り返しだと
ポケットから湿気った溜息を投げ捨てる
夢の中はぼくの世界と何も変わらなくて
ただ一つ違うのは
誰もぼくを知らないってこと
誰もぼくを知らな ...
さびれた歩道橋の上で
夏を見上げると
空、空
本当に海まで続いているのだろうか
この橋の下を流れる車の群れが
緩やかな河口付近の川だったらいい
時折陽射しに煌めくヘルメットが
...
正そうか
絶望だとも思ったあの感情の中に
糺そうか
舌鋒だとも捉えたあの感情の中に
ただ そうか
切望だとも感じたあの感情の中の
虚言で湛えた虚像を断ち切り
質して
...
三日月を食べた夜は
騒騒と 潮騒が耳鳴りのようで
蹲る僕を灰色の目が見ていた
薄暗い闇の中で浅い海を畏れていた
三日月を呑み込んだまま
灯台の灯りを見続けていたけど
胃の中で、光が ...
乱暴に抱きしめたら
壊れるかもしれない
だけど、
それでも優しくなんかしないのは
きみの目に映る
ぼくの顔が
あまりに醜いからだ
なにも悪くないきみなのに
ぼくは憎たらしい ...
濡れた月は、
この上ない美味である。
薄く雲のかかった、
十六夜月の、
あの豊穣さといったら、
想い出しただけで、
灰色の大脳が蕩けてしまう。
満月の ...
僕が君の一番好きな人になれたら。
たったそれっぽっちのことなのに。
それっぽっちの奇跡は起こらない。
君にはもう一番がいるから。
僕のそれっぽっちは永遠に叶わない。
だ ...
いい声で、雨だれよりもいい声で啼くから
つい可虐心に火が付いてしまう
だからなのかお前はつれない、「雨より深く愛してみてよ」
って云われても出来る自信はないな
てが腐りそうだね、繋いだ温度で、 ...
雲しうみへ
おそいひるのひ
おちていくかけ
ひと
めしあげないで
干しのさなかに
えりのひかりに
しすた
えんじん
むし、き
命めくこと
ろめんにかせ ...
世の中には
味を感じさせない味
があるという
甘さを感じさせない甘さ
苦味を感じさせない苦味
人はそれを
かくし味という
同じ料理であっても
どこかが違う
何かが違う
どこかや ...
人を
自然の風物のように愛せるかな、と思ったとき
唇の間から 舌が覗いた。
あの子の瞳は遠くの方を見つめていた
見つめ合ってはいたけれど
その黒は、星が流れる広大な虚空よりも深く
氷に閉じ込められたまま、燃え上がるような黒だった…
その炎に触れてしまったら ...
{引用=
あなたはやさしい
ずぶ濡れの私を拾い上げ
暖かく抱き締めてくれた
私はあなたの拾い猫
ポツリ落ちる溜息を掬うため
一瞬の寂しさを紛らすため
...
心の中にしまいこまれたままの気持ち
どこにもいけないんだ
きっとこのまま消えるのを待つだけ
分かってる だから 何も言わないで
月が少し傾いて 僕を見てる
目をつぶれば ...
神秘主義者の武器商人だった 私の指示のもとに、
アンデスの胃袋と呼ばれていた洞窟の中から
ミサイルが運び出される。ミケランジェロが愛してやまなかった
ミサイルのオブジェの 図面を手にしていたの ...
私はあなたに追いつくためにもうずっと走っています
やがてあなたは私の視界から消えてしまう
もう追いつくことも、追い越すこともできない
遠くではなく
別の場所へ
それでも私は私 ...
「余裕だな」
「悟ったのか、楽しそうだな」
「それでも私はお前を殺さなければならない」
「お前の死に方は決まっている」
「泣くでもなく」
「悶えるのでもなく」
「選択 ...
【その1】
基本は10として
8 でよい場合
5 で足りる場合
いやいや
0.1に砕く必要もあったりするが
0.001だともはや諦めたがよさそう
さらに
...
手をあなたの腕に重ねる
たどる皮膚と凹凸と
なだらかな温度の違いが良くわかる
指をあなたの手のひらに
にぎりしめたね瞳の奥で
ぎゅっと そうぎゅっと
かさねたままの手を、五つの、指 ...
このようにして
夏を取り巻く呼吸は
やがて薄れていくのです
擦り剥いてしまった、膝のような
削られていく私たちを
夏空はどんなふうに
抱いてくれるでしょう
グラスの中の氷は
き ...
魂が枯渇しそうなこの暑さだるさ寂しさ負けそうな日々
回るだけ進まぬあなたは扇風機みたいな恋をこの夏もする
一人寝がこんなに暑い熱帯夜 二人で寝たらどうなるのだろう
ああ嫌だ雨がしとし ...
ほおずきの
鉢植えをもらった。
育てたことなどないけれど、
そんな夏も
いいかな と思った。
一緒にもらった
朱い風鈴は
ベランダ側の窓。
チリン カラン
カラ ...
インコのトトチはカワイイこ
しゃべる歌うおどる
まだちょっぴりなの ものまねは
そのうちたくさん
おぼえるから きっと
毎日まいにちトトチは
言葉と歌のべんきょう
ほらキップルさんが ...
嫌になるほど青い空
暑さしかない休日だけど
洗濯バサミが壊れたから
バスに乗って出かけよう
片道三十分と少し
乗り継いで三百七十円
何処方面に乗ればいいか
それくらいは分かっている
...
痛いとかかゆいとか
間抜けな人は嘘でもいいやと
マルをつけた
早く治るといいね
ピンクが好きだと言ったのね
そんなのもう
鳴り響かない
ずっと弾いてないから
静電気を放った
早く ...
カタヅカナイ
イケスカナイ
アキラメナイ でも
アラタメナイ
ブンブクチャガマとオーガニックでも突き指海砂利水魚の風来末
反復横跳び超エロティ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
思い出の地
黒花
自由詩
1*
06/7/30 18:18
殺してでも奪い取る
完食
川柳
4*
06/7/30 18:15
あの日のあなたに逢えたなら
bjorn
自由詩
2*
06/7/30 17:41
迷探偵シャーロッタ・ラビリンス未解決
あおば
自由詩
1*
06/7/30 16:51
明日青葉になる前に、
アルビノ
自由詩
3
06/7/30 15:49
海へ
銀猫
自由詩
24*
06/7/30 15:12
僻事
室生
自由詩
3
06/7/30 14:40
潮騒
〃
自由詩
4
06/7/30 14:38
点火
ユメアト
自由詩
3
06/7/30 13:19
「 ひとくちの月。ふたくちの夜。 」
PULL.
自由詩
21*
06/7/30 12:43
自分の気持ち
Kj
自由詩
1
06/7/30 12:43
いつだって理由なんてなかった。
朽木 裕
自由詩
2*
06/7/30 12:24
ひるべ
たもつ
自由詩
9
06/7/30 11:06
かくし言葉
ぽえむ君
自由詩
17*
06/7/30 6:55
不惑2.0
吉岡孝次
自由詩
1
06/7/30 6:39
「遠くの方で燃えている」
麒麟
自由詩
7*
06/7/30 3:24
片想い
yaka
自由詩
3*
06/7/30 3:02
ロスト
Kj
未詩・独白
0
06/7/30 2:57
古典的なオブジェ
Putera...
自由詩
1
06/7/30 2:53
永久に走って
秋也
自由詩
1*
06/7/30 2:27
婆沙羅ダウン
〃
未詩・独白
0
06/7/30 2:26
人の会話
yaka
自由詩
5*
06/7/30 2:25
手のなかの時間
T.L
自由詩
1
06/7/30 1:43
夏水
霜天
自由詩
10
06/7/30 1:41
夏に歌えば〜あつさにめげず五七五
AKINON...
短歌
2
06/7/30 1:35
ほおずき
かおり
自由詩
4*
06/7/30 1:28
おやすみ トトチ またあした (歌詞)
クリ
未詩・独白
0
06/7/30 1:10
バスに揺られて
松本 卓也
自由詩
1
06/7/30 1:07
早く治るといいね
アサリナ
自由詩
10*
06/7/30 1:06
Troubled Water (歌詞)
クリ
未詩・独白
0
06/7/30 1:03
6097
6098
6099
6100
6101
6102
6103
6104
6105
6106
6107
6108
6109
6110
6111
6112
6113
6114
6115
6116
6117
6118
6119
6120
6121
6122
6123
6124
6125
6126
6127
6128
6129
6130
6131
6132
6133
6134
6135
6136
6137
加筆訂正:
花占い
/
こしごえ
[06/7/30 14:32]
花弁(はなびら)にルビをふりました。
5.31sec.