今更贖罪を求めたところで
手遅れだと後悔しているの?
心配しなくても大丈夫
人間は誰も地獄に行かない
心にも無い綺麗事を吐いて
神様の機嫌でも窺っているの?
心配しなくても大丈夫
人 ...
もしも 出来るなら
もっと背がでっかくなりたい
もしも 出来るなら
もっとがっちりしてて ほどよくマッチョな男になりたい
もっと顔がよくて
性格もよくて
もっと もっ ...
図書室の隅で本を読むあの人を眺めて小さくため息
西日射す閉館1分前に交わす一瞬の視線
あの人が去った瞬間に嬉しくてガッツポーズ
よかった今日も会えた、と喜び噛みしめ振り返ったら
忘れ物を取りに ...
暗闇で君のことばかり考えおり手術終わりし深夜の病室
作家は魔術師であり
詩人は錬金術師であり
俳優は詐欺師である。
私は彼らに憧れ
でも世捨て人にはなりたくなく
(それは逃げだ、とみなが言う)
それでは、と職を探し始める。
そこにみな ...
菜の花畑で見る夢の
差しくる日影も目映くて
菜の花畑で見る夢の
{ルビ解=は}つる思い出 風を追う
青陽の影
かげろうの刻
薫り合う間に
{ルビ翔鳥=か ...
言葉がやたらと出せなくなったので
修理工場へ行ってみた
そこではたくさんの農夫が
カレンダーに数字をでたらめに書いていた
故障の診断はどこですかと尋ねると
奥の池の中に入れと言われた
よく ...
思い切り見られたが
それでも男はうまく隠れたつもりだった
子供と年寄りが通り過ぎ陽は高く
それから何も来なくなった
壊れたテレビがうず高く積み上げられた角の後ろ
本当は誰を待っているでも ...
西日のうちよせる窓辺に
幼い貝がひとつ
もぞもぞと動く白い靴下を
つん、とつけば、また{ルビ蹲=うずくま}る
どうしてこの子は
こんなに静かな遊びを
思いついてしまったのだろう
座り ...
ふつふつふつおとなしく待つ
湯気の奥
擦りガラスみたいな すずしろ透けて
食べては吐いて、を何度となく繰り返す。それなのにどうして私は尚も食べ続けるのだろう。クリームサンドのクラッカー、ピーナッツチョコレート、苺ジャムのマシュマロにチェリーコーク。袋はどれもあいていて、中身 ...
夜の音など
聞いているから
眠くて仕方が無いのだと
気が付いていて
眠れない
高い足音
どこかのドアの開閉
階下のテレビのボリューム
どうしても漏れる蛇口
朝方には
忘れて ...
いい歳をして
書いていいものだろうかと 悩む
だって
うんこのことなんだもの
やめといたほうがいいよ って
頭のどこかが言うんだけど
トイレに行くたびに
思い出すからさぁ
...
今日も
明日も
明後日も
もう無理さ
心が挫けたから
どんなに明るい歌を聴いても
立ち直れる気がしないよ
涙が止まらないよ
さようなら昨日
こんにちわ明日
よろしくさん
よろしく ...
流れ出した水は 止められず
手の中 すり抜けて
僕の体温を奪って するりと
どっかに消えてった
あの日 あの子が流した涙は止められず
あの子の 目の中 すり抜け ...
影が長くなった
昨日よりも 今日
罪を引きずっている午後
奇妙に明るい空
雲が
凄い速さで流れていく
地上には少しの
風しかないのに
手の届かないところで
ぐんぐん形を変えて
...
確かに近づく終焉に
あなたはただ祈るばかり
太陽は永遠に沈まないかのごとく照り続け
迫りくる手を逃れた先にあるのは荒廃とした楽園
諦めにも似たため息をつこうとも
あなたが死を選ぼうとも
永 ...
死んだ鯔が漂っている
ゆらゆら ひれをふりながら
近づいてくる 油の浮いた港の水を分けて
俺の思い出を裂いて
一漕ぎで 鯔はあきらめる
記憶の追跡を 死というやわらかな退廃を
この ...
水面の戯れ水紋の喘ぎ。
乱れる波、
果てるを知らず。
満たされし満たされぬ果て、
月に焦がれて肥ゆ波高く。
悲しの海。
別れ ...
魚の小骨が咽に刺さった
僕はあんぐり口を開ける
人差し指と親指で小骨を取ろうとする
その姿はまったく滑稽で
君を十分に笑わせる
僕は解剖学を学ぶべきだったと考える
...
荒川遊園地の前にある公園の
ベンチで座って
プールを眺めた
夏
子供たちがみんなはしゃいでて
笑顔で
かわいらしかった
おもちゃみたいな
乗り物乗って
私たち
楽しかったね
...
ねぇ、
少しだけ教えて
何かを抑えるために腕を切ってしまう理由。
私は彼女に問うてみた。
彼女は、眉間に皺を寄せて
苦しそうに黙ってた
優しくしてあげたいな
でも
彼女にとってのや ...
詩を書くのは楽しい
なんだか冒険しているみたいで
時間も忘れて書いてしまう
それも夜の帳が降りた後の深い時間や星々達が消えてしまう前に
詩になる生き物達を失う前に僕は目を泳がせてキー ...
激しい雨に打たれて
僕の世界は潤っていく
新しい世界では僕達は
自由と希望と太陽の光を手に入れて
乾いた地面から手を伸ばして太陽に向かって大声を上げる
作物は実り小川の流れは穏 ...
わたしのこと、どれくらいすき?
ってきいたときの
これくらぁい、の両手で
だきしめられるせかいで
パパ、知らないでしょ?
わたしのくすりゆびにつながってる糸、
教えてくれたの、パパ ...
ぽつぽつと濡れた
到底そうだとは思えぬ
現実と懸け離れた
麒麟と眼が合ったのです
何かを言いたげな
でもそれが何なのか
哀しいかな
疎通ができない
だから
思い切り
喉の奥 ...
そうだその矢を射るんだしっかりと狙え
手を離してそいつを送り出せそうしたらすぐに
届いて愛せるようになっていくだろう世界以外を
駄目だ力むなそうじゃない思いだせよく聴けいいか
この世界では射っ ...
?.
日が沈むぜ
ウォッカの氷に
日が沈むぜ
おまえの鎖骨に
観覧車に
モップ犬に
道行く人に
カモメの声に
書くしかない
書くしかないんだ
おれたちこんなに ...
暮らしてゆくことの総体について
暮らしてゆくことは
時計が一日を削ってゆくのと同じように
すり減らして
終わってゆくことなのかもしれない
けれど時計はひとまわりすると
...
夢見るよな白昼夢。
(そばにいる君の名前が思い出せない。)
それを知らない人からみたら夢でしょう、なんて馬鹿にするだろうね。
ゴッホの世界のよな君に、左耳を送り付けていた ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
12340
1486 1...
自由詩
8*
07/2/7 16:57
I WISH today to
くるす.wh...
自由詩
3*
07/2/7 16:42
放課後(彼女Ver.)
vi
未詩・独白
5*
07/2/7 16:31
病棟の恋(3)
愛穂
短歌
4
07/2/7 16:28
迷子
Asako....
未詩・独白
2
07/2/7 16:06
春色夢譚
朱雀
自由詩
11*
07/2/7 15:07
故障診断
ぽえむ君
自由詩
10*
07/2/7 13:52
map
ツ
自由詩
1*
07/2/7 13:23
貝あそび
佐野権太
自由詩
29*
07/2/7 12:29
土間
ポッケ
短歌
0+*
07/2/7 11:59
モラトリアム
朽木 裕
散文(批評...
2*
07/2/7 11:08
夜音
ねなぎ
未詩・独白
1
07/2/7 11:06
序文
さち
未詩・独白
5*
07/2/7 10:54
牙抜けた
kei99
自由詩
1
07/2/7 10:04
流れ出した水
ひとし
自由詩
1
07/2/7 9:29
壊れていく風景
北野つづみ
自由詩
4*
07/2/7 9:13
楽園喪失
水瀬悠季
自由詩
1*
07/2/7 9:02
虹
水在らあらあ
自由詩
20+*
07/2/7 8:41
「 水交。 」
PULL.
短歌
10*
07/2/7 8:26
ある日の新婚生活
和泉蘆花
自由詩
5
07/2/7 7:11
変わり玉
しいこ。
自由詩
4*
07/2/7 6:39
春の雨と悲しみ
〃
自由詩
1*
07/2/7 6:16
詩を書くのは楽しい
はじめ
自由詩
5*
07/2/7 6:02
激しい雨と冒険
〃
自由詩
1*
07/2/7 6:01
パパへ
みい
自由詩
5
07/2/7 4:46
新ジャンル
FUBAR
自由詩
5*
07/2/7 3:48
世界以外の全て
若原光彦
自由詩
4
07/2/7 3:36
斜陽
水在らあらあ
自由詩
28*
07/2/7 3:25
暮らしてゆくことは
砦希(ユキ)
自由詩
2
07/2/7 3:12
ゴーギャン
R
自由詩
1
07/2/7 2:30
5827
5828
5829
5830
5831
5832
5833
5834
5835
5836
5837
5838
5839
5840
5841
5842
5843
5844
5845
5846
5847
5848
5849
5850
5851
5852
5853
5854
5855
5856
5857
5858
5859
5860
5861
5862
5863
5864
5865
5866
5867
加筆訂正:
貝あそび
/
佐野権太
[07/2/7 14:38]
いくつか修正
6.54sec.