死んだ鯔が漂っている
ゆらゆら ひれをふりながら
近づいてくる 油の浮いた港の水を分けて
俺の思い出を裂いて
一漕ぎで 鯔はあきらめる
記憶の追跡を 死というやわらかな退廃を
この ...
水面の戯れ水紋の喘ぎ。
乱れる波、
果てるを知らず。
満たされし満たされぬ果て、
月に焦がれて肥ゆ波高く。
悲しの海。
別れ ...
魚の小骨が咽に刺さった
僕はあんぐり口を開ける
人差し指と親指で小骨を取ろうとする
その姿はまったく滑稽で
君を十分に笑わせる
僕は解剖学を学ぶべきだったと考える
...
荒川遊園地の前にある公園の
ベンチで座って
プールを眺めた
夏
子供たちがみんなはしゃいでて
笑顔で
かわいらしかった
おもちゃみたいな
乗り物乗って
私たち
楽しかったね
...
ねぇ、
少しだけ教えて
何かを抑えるために腕を切ってしまう理由。
私は彼女に問うてみた。
彼女は、眉間に皺を寄せて
苦しそうに黙ってた
優しくしてあげたいな
でも
彼女にとってのや ...
詩を書くのは楽しい
なんだか冒険しているみたいで
時間も忘れて書いてしまう
それも夜の帳が降りた後の深い時間や星々達が消えてしまう前に
詩になる生き物達を失う前に僕は目を泳がせてキー ...
激しい雨に打たれて
僕の世界は潤っていく
新しい世界では僕達は
自由と希望と太陽の光を手に入れて
乾いた地面から手を伸ばして太陽に向かって大声を上げる
作物は実り小川の流れは穏 ...
わたしのこと、どれくらいすき?
ってきいたときの
これくらぁい、の両手で
だきしめられるせかいで
パパ、知らないでしょ?
わたしのくすりゆびにつながってる糸、
教えてくれたの、パパ ...
ぽつぽつと濡れた
到底そうだとは思えぬ
現実と懸け離れた
麒麟と眼が合ったのです
何かを言いたげな
でもそれが何なのか
哀しいかな
疎通ができない
だから
思い切り
喉の奥 ...
そうだその矢を射るんだしっかりと狙え
手を離してそいつを送り出せそうしたらすぐに
届いて愛せるようになっていくだろう世界以外を
駄目だ力むなそうじゃない思いだせよく聴けいいか
この世界では射っ ...
?.
日が沈むぜ
ウォッカの氷に
日が沈むぜ
おまえの鎖骨に
観覧車に
モップ犬に
道行く人に
カモメの声に
書くしかない
書くしかないんだ
おれたちこんなに ...
暮らしてゆくことの総体について
暮らしてゆくことは
時計が一日を削ってゆくのと同じように
すり減らして
終わってゆくことなのかもしれない
けれど時計はひとまわりすると
...
夢見るよな白昼夢。
(そばにいる君の名前が思い出せない。)
それを知らない人からみたら夢でしょう、なんて馬鹿にするだろうね。
ゴッホの世界のよな君に、左耳を送り付けていた ...
しんしんと
雪は降るの。
ほんとうよ
しん しん
しん しん
雪の降る、
音がするの。
さむいさむい
冬の夜には
ぎゅっ ぎゅっ
ぎゅっ ぎゅっ
足音も、 ...
今日はずっと雨だ
だから歩かない
雨が降るとこのへん一帯
泥沼みたいになって
すげえ時は渦を巻いてその奥へ引き込まれる
墓標の上に座っていれば引き込まれることはない
さあさあ降り続 ...
キミは不思議なことを言う・・・
「ずっと側に居てね」
・・・・・・・・。
ボクがどれほどキミを愛しているのかキミは知らない。
ボクがどれほどキミを想って不安になってるのかキミは ...
時には泥沼を
時には光の中を
かけまわって はいずって 泣きじゃくって
つらいのに 幸せで
二度とは戻れない道を 進んでるんだ、って
ねぇ あたしは とうの昔から知 ...
静かな真昼の道端に
ぼくは黙ってころがったまま
小さな石ころのようです
三月の風がやって来て
ざわざわ気持ちをなでるのです
ほらブランコもゆれてい ...
休みたいと思った事は1271回
別れたいと思った事は130回
人間辞めたいと思った事は12回
死にたいと思った事は一度も無い
思ってたより悪かない
他にも女はたくさんいるが
女房は愛想を尽かして
子を連れて出ていったが
やはりおまえが一番で
おまえが他の男と口をきくだけで
やきもちを焼く姿を見て
情けない人ねと
お ...
腕があればキミを抱きしめられる。
片腕が無くなっても、もう片方の手で抱きしめられる。
その腕が無くなっても、足があればキミに寄り添っていられる。
足が無くなっても心があればキミを想っ ...
黒いざらざらの上を
白い僕のスニーカーが
じゃりじゃり刻んでく
そのリズムで今日の事
昨日の事 いろんな事について考える
じゃりじゃりじゃり
今日は最悪だった
...
古ぼけた色
懐かしい香
記憶を焦がすのは
揺れる翠緑
透ける群青
舞い上がれ、白々たる雲
―君の後姿を追ったあの日―
ただ甘さに酔っただけ
郵便受けに
さくらの花びら
淡い水色の
小さな便箋
ゆううつの波に飲まれそうな朝のこと
春はまだ見えない
思えば今年の冬はいつもより少し長い
便箋の封を切ると
中からか ...
名前を呼ぼうとして
ことばに拒絶される
あなたのくちびるなのです
だきしめたいのは
いえ、むしろ
ことばでは居られないから
そばにいて感じたい
あなたのおこす幽かな風まで
...
腕が伸びた先にある
暗い部屋の乾いた光
アルコールを飲みながら君は言う
みんな同じ 僕は君 逆もまた
泣きたい
君はというとアルコールを飲み干したのか
顔が赤い
...
狂おしい程に君を抱きしめた
背骨のが歪み軋む音が聴こえた気がする
優しく静かに心地良い音色
懐かしい思い出ならば色が落ち
白と黒と茶色で動いている
友は手を振りながら私の名を呼 ...
古の時を超えて
流れ続ける想いがあるのなら
どうか今ひととき時を止めて
待ち侘びた季節がすぐそこに
歩き出せない心を
持て余している
頼りない自分に ...
しらしらと 明けの天の原 家々は行くように浮かんでいた
まぼろしの城跡 君を攫って
行きたかった それだけのことでした
今日はアカデミックに
ビタミンの世界を解説したいと思います。
さて、
ビタミンAのAは
明日からビタミン飲もうのAであります。
これは学会での通説であります。
ゆるぎなき通説です。
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
虹
水在らあらあ
自由詩
20+*
07/2/7 8:41
「 水交。 」
PULL.
短歌
10*
07/2/7 8:26
ある日の新婚生活
和泉蘆花
自由詩
5
07/2/7 7:11
変わり玉
しいこ。
自由詩
4*
07/2/7 6:39
春の雨と悲しみ
〃
自由詩
1*
07/2/7 6:16
詩を書くのは楽しい
はじめ
自由詩
5*
07/2/7 6:02
激しい雨と冒険
〃
自由詩
1*
07/2/7 6:01
パパへ
みい
自由詩
5
07/2/7 4:46
新ジャンル
FUBAR
自由詩
5*
07/2/7 3:48
世界以外の全て
若原光彦
自由詩
4
07/2/7 3:36
斜陽
水在らあらあ
自由詩
28*
07/2/7 3:25
暮らしてゆくことは
砦希(ユキ)
自由詩
2
07/2/7 3:12
ゴーギャン
R
自由詩
1
07/2/7 2:30
ふゆのよる
かとうゆえ
自由詩
2*
07/2/7 0:59
雨
サナギ
自由詩
6*
07/2/7 0:55
だってこんなに・・・
レオ
自由詩
2*
07/2/7 0:54
恋
くるす.wh...
自由詩
2*
07/2/7 0:53
石ころ
草野春心
自由詩
5
07/2/7 0:51
雑草
大城 小町
自由詩
3
07/2/7 0:45
モーゼの女
なかがわひろ...
自由詩
1*
07/2/7 0:43
なにもなくなってもそばにいるから・・・
レオ
自由詩
3*
07/2/7 0:39
人工の月が照らしていた町の話
大城 小町
自由詩
0
07/2/7 0:38
*柚子飴*
ちと
自由詩
9*
07/2/7 0:26
たより
夕凪ここあ
自由詩
8*
07/2/7 0:19
旋回、なにかの輪郭のように
たりぽん(大...
自由詩
14*
07/2/7 0:15
万華鏡
大城 小町
自由詩
2
07/2/6 23:44
温もり
海月
自由詩
2*
07/2/6 23:41
「 憂いの中 」
椎名
自由詩
3
07/2/6 23:27
雲海の家々
ひより
自由詩
3*
07/2/6 23:25
世界・内・ビタミン
ブルース瀬戸...
自由詩
4*
07/2/6 23:25
5829
5830
5831
5832
5833
5834
5835
5836
5837
5838
5839
5840
5841
5842
5843
5844
5845
5846
5847
5848
5849
5850
5851
5852
5853
5854
5855
5856
5857
5858
5859
5860
5861
5862
5863
5864
5865
5866
5867
5868
5869
加筆訂正:
「 つめたい家。 」
/
PULL.
[07/2/7 0:50]
微妙に推敲、完了。
7.21sec.