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。 ゜ 〇
ぶくぶくと発酵し、
白く泡立った発話の音が
プチン、パチンと弾ける刹那
手織の薔薇に包まれた沈黙の森へ
貴重な琥珀金を含んだ飛沫を散らす、
ランゲル ...
血は、苦手じゃないのです。
跳んだ日に、べったり手についてたし。
よく、口から出てるし。
けどね、あの臭いは嫌いなのです。
ちょっと、吐き気がします。
蟻を殺した、臭 ...
一つ二つと数を刻む声は遠く
僕は林の中で息を潜める
君は目に付く所を手探りで探す
ガサガサと風が木々(葉々)を揺らせば
そちらを見つめる
君の足音が無情に響く
砂と靴が擦れ ...
生まれ立ち上がり歩いて来た
嘘ばかりついていた
居留守と空き巣の日々だった
魔法の鍵を手に入れた
目を上げたら君が居た
目を閉じたら苦しくなった
目を開 ...
ラブソングが好きなんだろ
勝手に歌っててくれ
そんなに好きなら
中野の駅前で歌っててくれ
俺はラブソングなんて
大っ嫌いだ
そんなに好きなら
フォークギターでも弾きながら
学園祭で大合 ...
積み上げられた地面も
テトリスみたいに
天まで届けばいいのにね
どんなに高い山も
結局地べたについてる
轍に映る
音の魚
午後へ午後へ流れつき
雨のように息をめぐる
偽の季節の声があり
激しく隙間多く震え
水と風の
通り道は濃く
頬をすぎる波
くちびるの波
...
大切な事を言えなかった時の、あの空しさといったら。
「人ごみ」なんてもんじゃないんだ強いて
言うならニンゲンの中で燻ってる欲望とかそういった
もの達が実体化、具象化したのが群れ
...
三鷹の月明かりの中 うさぎが跳ねていく
そのまま空まで
あちらは烏山 寺のあるほう
僕は街明かりの中 無事であるとはどういうことか
手紙の返事を書けないでいて
仮 ...
高速道の脇に広がる平野を
厳かに沈み行く太陽から
唸り声が聞こえるような
そんな錯覚を抱きながら
閉じかけの瞼を擦っていると
―もしこのまま眠りにつけば―
ふと過ぎる手招きの声を
苦 ...
大人気のテレビ番組
私は嫌いだよ
「「テレビ見てからにするか」」
ってきみが言って
いったんばいばい
またメィルする
大人気のテレビ番組
きみも大好きなテレビ番組 ...
都内の様々なカフェ・クラブ・ライブハウス等で「ポエトリーリ
ーディング」と呼ばれる詩の朗読が行われるようになってから、約
9年以上の月日が流れた。「ポエトリーリーディング」という名前
が日本に ...
浅間山さん
すっかり雪化粧されて 何処へゆくのですか?
今日は 澄んだ青空の内で 一段と滑らかな曲線を描いて
雲のマフラーが とてもお似合いですこと
惚れてしまいそうな 艶か ...
詩の読み方といっても、そんなものが決まっているわけではないし、決められるものでもない。読者は自由に、自分の読み方で詩を楽しめばいいのだ。だが、そう思う反面、詩の読み方に根本的な誤りがある人が多いよう ...
はるか遠い道のりを
いつまで続くとわからずに
今この一瞬の始まりの
想いを胸に抱きつつ
信念とともに動き始める
ひたすら歩く道のりを
どこまで続くとわからずに
今この一瞬の高まりの
...
アベルとアリスは仲のよい妖精の双子さん
人間界へおさんぽにゆくのも一緒
こわいこわい人間さんから逃げるときも一緒
おふろにはいるときも一緒
もちろん、眠るときも一緒
そして朝、一緒 ...
柔らかく 昏い光が
ひっそりと漏れだしたように
わずかに傾斜した平坦な地の
襞に、影
鉦がきこえて
列がゆく野は
さびしい海にむかって開けていった
或るひとつの手の
美しい ...
ずっと不安だったんだ
こうなるんじゃないかって
分かってた
何にも覚悟してないのに
努力とか、苦労とか、してないのに
いきなり幸せごっこなんて
贅沢過ぎて
そんなわけ ...
「死にたい」とか言ってても
やっぱお腹は空くんだよね
結局は死にたくないんだろうな
僕らはそっと歌い出す
僕らが作ったその歌詞で月を見ながら独りごと
私はあの星取ってきてピアスにするの
そう呟いた妹はあははと笑って輝いた
海辺で私たちが散歩する
私たちの歩いた足跡で浜辺 ...
バケツの水が薄氷になったような昼間の月が
おらのはつはるをのぞいている
公園ではねむった「時」を祝福するように
乾いた空が凧の舞いを演出している
そ ...
与えられた台詞は
確かに綺麗なんだけど
自分の本当の気持ちじゃない
当たり前なんだけどね
だから監督には内緒で
脚本を破り捨てたんだ
荒削りな表現だけど
心を込めて言えたんだ
...
校庭で担任の先生が
カマボコを食べ続けている
僕らのささやかな幸せを願っている
その向こうの少し遠いところには生家があって
大きな窓から僕の可哀想なお父さんが
目を瞑っているのが見える
...
ビルディングの屋上で爪先立ち
両手広げて風を感じるんだ
髪を撫でられたら
優しい心地になれるよ
ほら自然と笑顔になるでしょう
えへへキミが思う程
僕って優しくないからね
でも嫌われる ...
北からの強い風が吹いていた
枯葉をまだ護っている木々にも
誰もいないベンチにも
そこに流れる時間さえ吹き飛ばし
風は強かった
明け方の夢に両の頬が濡れて
世界中で独りぼっちのような目覚 ...
雪が溶ける様に
花が枯れる様に
儚い故に美しいならば
花火が一瞬咲き誇る様に
流れ星が瞬く様に
消えゆく故に美しいならば
あたしは今を輝きたいと思う
過ぎ去った過去よりも
...
どうやら焦燥感
と云う一種の熱病にかかってしまったらしい
くるったように息を切らしながら
朝から晩まで自転車で
ぐるぐると円を描きつづけている
進むのは
まっすぐでなければ
どこにも行き ...
遠い空間という名前の洞窟があります
近い空間という名前の肉体があります
詰め込めるだけ詰めてしまうと
当然パンクしてしまいます
なんでもかんでも入れたくなるのですが
入口があるのなら当然 ...
カシスが含まれたケーキを
よくいただきます
思えば私はあなたについて
とても甘い夢を見ています
逢いたいです
逢ってください
微笑みたいです
微笑んでください
口づけた ...
とても個人的な告白だけど
下痢が続いています
どのくらい続いているかって
正確にはわからないけど
3年くらいになるだろうか
そういえばずっと悪いなと
気付いたのは最 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
スヴァスティカ ☆
atsuch...
自由詩
8*
07/1/9 0:12
血ノ味。
狠志
自由詩
3
07/1/9 0:09
あの子は何処へ
海月
自由詩
1*
07/1/9 0:05
幻
草野春心
自由詩
1
07/1/8 23:56
どう思う?
kei99
自由詩
0
07/1/8 23:43
山
チアーヌ
自由詩
2
07/1/8 23:31
つたい はじまる
木立 悟
自由詩
8
07/1/8 23:02
不発弾
橙午
自由詩
2*
07/1/8 22:51
ア ヴィーダ ノン パラ
まれ
自由詩
0
07/1/8 22:36
逃亡者
松本 卓也
自由詩
1
07/1/8 22:28
・テレビ・
はち
自由詩
4
07/1/8 22:27
■批評祭参加作品■ 「 ロッカーズの星は今夜も瞬いている 」 ...
服部 剛
散文(批評...
6
07/1/8 22:21
雪化粧
南 翔
自由詩
5*
07/1/8 21:55
■批評祭参加作品■詩の読み方について
岡部淳太郎
散文(批評...
15*
07/1/8 21:55
己を灯す光あり
ぽえむ君
自由詩
8*
07/1/8 21:48
アベルとアリス
し ん
携帯写真+...
5*
07/1/8 21:20
平野
「ま」の字
自由詩
9*
07/1/8 21:09
いもけんぴとホットミルク
______...
自由詩
4*
07/1/8 21:02
食べる
さえ
自由詩
4*
07/1/8 20:22
金魚が溺れ死んだ
プル式
自由詩
6*
07/1/8 20:17
新春(四)
信天翁
自由詩
1
07/1/8 19:59
アドリブ
1486 1...
自由詩
7*
07/1/8 19:54
遠足
たもつ
自由詩
10
07/1/8 19:34
レプリカダンス
AKiHiC...
自由詩
7
07/1/8 19:24
遠い別れ
銀猫
自由詩
16*
07/1/8 19:17
一瞬という名の永遠
綿花
自由詩
2
07/1/8 18:52
焦燥感
吉田ぐんじょ...
未詩・独白
7
07/1/8 18:01
洞窟のスケッチ
七尾きよし
未詩・独白
6*
07/1/8 17:46
カシス
三条麗菜
自由詩
13*
07/1/8 17:24
消化不良のこと
オズ
未詩・独白
2
07/1/8 17:16
5833
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5837
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5856
5857
5858
5859
5860
5861
5862
5863
5864
5865
5866
5867
5868
5869
5870
5871
5872
5873
加筆訂正:
ランデヴー
/
ふるる
[07/1/8 18:33]
題名を「湖に雨」から「ランデヴー」に変えました
6.25sec.