生まれ来る者たち
人生を選んで
美しいリズムを
その胸に見つける
君の世界を脅かす
悪いやつらもきっと
小さなリズムを
胸に潜ませている
君がその孤独から
あるいはその劣等 ...
うすら寒い尿道の奥地、
おれは(そこに)祝祭を感じる、
人びとは電気椅子に座って
小便を垂らし、いたいけな少女は
自分の陰毛をむしる、
のんびりと、おれは、
人びとの膝の皿を狙 ...
真っ暗な部屋を抜け出して
煌々と照りつける蛍光灯の下でふかした煙草は
よくわからない色をしていた
きっと名前なんて無い色だ
戦隊物のヒーローは決まって真っ赤
お茶目なイエロー
クールな ...
光を
真昼の太陽を 目に映す
視界は暗くなり
ただ一点太陽だけが白く浮かびあがる
そこから
視線を外すと
しばし辺りは暗転して
浮遊する幻覚となってしまった
私は
みずから ...
風が吹き
風がやみ
繰り返す風に
時あり
雨が降り
雨がやみ
繰り返す雨に
涙あり
雲ができ
雲が消え
繰り返す雲に
希望あり
人が生まれ
人が死に
繰り返す{ ...
透明と漆黒の間
無限階調の青い温度を
滑らかにはばたく
マンタ
重力は知らない
裏返り、途絶えてゆく
浮力の哀しみだけを
白い腹に秘めて
辿りついた系譜は
争い合う知識ではなく
...
風呂そうじ趣味と思えば歌も出る午前一時の裸のブラシ
煙草をくゆらせていた後姿
今朝ふと思い出して微笑む
何を信じればいいかわからず
言葉に傷つき自信をなくしていたの
私の笑顔を慈しむように見つめて
決まって後ろから抱きしめる貴方は
どう ...
空が綺麗だと言って振り仰いだ空に
その月は一層綺麗に映えていて
あまりに優しく照らすものだから
あの月も私を見つめているのだと
思い違いをしていた
手を伸ばせば抱きしめ ...
僕にとって理想とは可能性のことです。僕の詩『情景、雨宿り』が指し示す意味の一つの要素として「羽=可能性(=理想)」という意味が込められています。人間として、そろそろ本当の意味で信念を貫くときがやって ...
うれしくてうれしくて 走り出したとき
悲しくて悲しくて 泣き出しそうだったとき
切なくて切なくて 何にも手がつかなかったとき
ぼくはいつでも空を見上げていた気がする
ち ...
なんとなくついたため息に意味はない
君が昨日くれた手袋を早速し忘れたのは多分そんなに寒くなかったから
手をつなぎたくないのは単にそういうのが好きじゃないだけ
簡単には笑わないのは愛想笑いが失礼だ ...
夜の闇が密度を増す
互いの肌をなぞる
互いの指先
その軌跡が熱を帯びる
もがくように掴む
互いの肌
まるで2匹の
溺れる魚
ゆっくりと沈んでゆこう
甘 ...
蓬莱の飾りし壇に 積み重ねるは蝶の屍
寡婦は金色の空眺め「憐れなり」と羽を屠る
照り映える川辺から飛んだ 羽の無い蝶の群れ
屡鳴く雨の中に佇み 現世を謳歌する
永しえの玉響 繰 ...
わたしの水は干からびる
あなたが逃げた
ささいな
謝辞に
わたしの水は追いかける
あなたがこぼした
祈りの岸から
わたしの水は溢れない
あなたがなくした
なみだの代わり
...
坊や、雪が降っているよ
桜はまだ、咲かないの
ご覧もう咲いているよ
真っ白な雪桜が
坊や、雪が降り続いているよ
椿はまだ、咲かないの
ご覧もう咲いているよ
みどりいろの ...
こんな仕事はどうですか。
グワッと押し寄せる知識の洪水を
持ち前の腕力で有史以前に押し戻すことで
あなたの存在すらやり直す仕事です。
こんな仕事はどうですか。
ヒュンと駆け抜ける時代 ...
現代詩フォーラムというところに
詩みたいなものを投稿しているが
ほんとすげえ時代になったよなあ
チャットやメール
言葉だけで繋がるって奇跡に近い
一人一人微妙にとらえ方が違う言葉ってもの ...
また一人になったけど。
きっとまた慣れるよ。たぶん。
自分だって自分をだますくせに
他人に信用されようなんて
虫がよすぎるのかも。
雪の中いそがしそうな人たちを
部屋からみ ...
先代よこころに蔦が下りてきた
門番見られていることに気付き互い違いの塀
火を焚く婦人会 屋上に別の一団
苦闘の末つかんだ藁 海がそこまで
林に風ガスコンロの火力と左右
通 ...
新婦が男たちにウォトカを注ぐ
真ん中になんか入っとるハム
まわりになんか入っとるハム
コルシカのマフィアたちが新婦をさらう
新婦はモイモイと絶叫し
新郎は短歌を詠んで泣く
夜のオーロラ
...
あぁ、
お前も なのか
カーテンに包まれるのが
そんなにも
愉快なのか
そんなにも
楽しいのか
娘よ
娘よ、
お前も なのか
バイト先に君臨する
みんなが女王と呼ぶあのお方
いつも凛として
一喝一瞥で皆震えあがり
誰も決して逆らえない
でも私は知ってるの
彼女が?クチュン?って
可愛いくしゃみを ...
足のない鳩
眼の見えない犬
歩けない猫
それでも
生きて
生きて
生きて
あなたはいつも
悲しい顔をしている
それ以上 笑わないで
これ以上 傷つけないで
ときどき
夜に
心をつないで
ときどき
朝に
手を取り合って
本当は ...
森を歩く
一人きりで
冬の森を
霧雨の中を
凍える手は
いばらをつかみ
血が流れる
痛みを胸に
胸の痛みは
置いてきたもの
馬鹿から始まり
今は世界
...
雷が泣き叫ぶ夜の
雨が頭めがけて雲から飛び降りてくる夜の
頭の中に煙が立ち込める朝の
僕が見ていた 朝と夜との地平線
「寒いかい?」
「あついかい?」
...
想いは儚く
残す轍 遠き道のり
荷の重さ 辛く、
そぞろ立ち止まっては
見上げる空の哀しみの果て
日ごと人目に
焼かれる背の
痛みさえ忘れる夢、
また夢の夢
花に狂う、
...
四畳半の狭い部屋も
一人で暮らすには問題ない
仕事が終わり家へ帰っては
テレビを見て寝るだけの毎日
最近は料理する気も失せて
夕飯はカップラーメンで済ませている
買いたい物も特に無いか ...
電話が鳴っている
図書館の北側には
地平線のようにゆるされた
、窓がある
そらは一層曇っていて
灰色は遠い罪
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
リズミカル
P.B.
自由詩
0
07/2/2 15:02
祝祭スピン
カンチェルス...
自由詩
3
07/2/2 15:02
ニラ茶アバ茶さぁどっち
虹村 凌
自由詩
0*
07/2/2 14:57
光を
こしごえ
自由詩
16*
07/2/2 14:55
繰り返す全てに心あり
ぽえむ君
自由詩
6*
07/2/2 14:38
ホバリング
佐野権太
自由詩
19*
07/2/2 14:35
また真夜中の主婦
weed &...
短歌
3*
07/2/2 14:35
煙
茉莉香
自由詩
7
07/2/2 13:25
22:30
あさみ
自由詩
3+
07/2/2 12:22
自戒
結城 森士
散文(批評...
0*
07/2/2 11:24
続・空想
青の詩人
自由詩
0*
07/2/2 10:53
毒林檎をかじるように
水瀬悠季
自由詩
3*
07/2/2 10:48
溺れる魚
衿野果歩
自由詩
4
07/2/2 10:33
華憐
ルーファウス...
自由詩
1*
07/2/2 10:27
わたしの水は
千波 一也
自由詩
14*
07/2/2 10:09
雪花(ユキバナ)
なかがわひろ...
自由詩
6*
07/2/2 9:23
堅実ハローワーク
ブルース瀬戸...
自由詩
1*
07/2/2 8:24
フォーラム
サナギ
自由詩
3+*
07/2/2 8:17
ブーツをぬげば
多久蘭乱
自由詩
3*
07/2/2 7:33
トイワーク
黒川排除 (...
川柳
4
07/2/2 7:27
ヘルシンキ
太郎冠者
自由詩
2
07/2/2 7:11
生平
FUBAR
自由詩
10*
07/2/2 4:23
Q
優飛
自由詩
11*
07/2/2 3:38
緑のあした
宙空 心
自由詩
2*
07/2/2 3:00
風が吹く
柚子
自由詩
2
07/2/2 2:51
半獣神
水在らあらあ
自由詩
15*
07/2/2 2:37
ある夜の叙説
ひとし
自由詩
1
07/2/2 2:30
花弁
atsuch...
自由詩
12*
07/2/2 1:23
カップラーメン
1486 1...
自由詩
12*
07/2/2 1:09
天使
青色銀河団
未詩・独白
3
07/2/2 0:47
5840
5841
5842
5843
5844
5845
5846
5847
5848
5849
5850
5851
5852
5853
5854
5855
5856
5857
5858
5859
5860
5861
5862
5863
5864
5865
5866
5867
5868
5869
5870
5871
5872
5873
5874
5875
5876
5877
5878
5879
5880
加筆訂正:
春の陽射し
/
atsuchan69
[07/2/2 0:57]
第一連、1,2行目削除。
6.27sec.