じいちゃんの初盆
霊がいっぱい飛び回るよ
八月十五日
船にあなたの思い出
ゆらりのせて
{ルビ黄泉=よみ}へ流そう
どーいどい
鳴り止まない爆竹
どーいどい
浮かぶあなた ...
さくさくと歌を産み出す蚕のごといつもと同じ歌草しるす
ビールが苦いジングルベルのなる店に聖書研究余念なし
冷たいビールが温かい気持ちにさせてくれるやるせない朝
午後四時の蜜を入れし珈 ...
あんたなんか 大嫌いだと 言われてしまいました。
哀しい より 面白くて
面白い より 哀しくて
考えてみろよ そんな顔で 嫌いだといわれたらさ。
心配するんだけど
嫌い ...
志士は獅子を喰らい
嗣子は四肢で死屍を食らい
孜々として師資のため死しが暗い
獅子の嗣子は死屍を越え死しを給う。
青い陽を 天空を
白い雲が 流れ
風は心地よく 優しく
髪を 撫でて 過ぎ行く
黄金の日と陽
輝く
人間の型
優良な肢体
黄金の時代
善良な民衆
健全な精神
...
下駄箱の中に橋を見つけた
渡りたくなって歩き始める
下を覗き込むと
いる物もいらない物も
等しく川を流れていた
空はどこまでも抜けるように青く
遠くに薄っぺらな虹がかかっている
一度もき ...
需要と供給との交点を探る単純に経済学的な
愛の問題だったのかもしれない、冬の
あなたの唇が触れたことのある私の傷口は
今も赤紫のかさぶたとして残っています
それが何かの文字に見えてくるとき ...
月の上るころ帰る人の忙しな 夕暮れは
ぼんやり
痛む人を 背にして
私は微笑む
優しく 穏やかに 微笑む
誰にも拒まれたくなくて
私は微笑む
私は微笑む
何も見せず 微笑む
もう傷付きたくない ...
公園のベンチ三年前君と座ったあのベンチ
所々ペンキが剥がれて木が剥き出しにだった
初めて手を繋いだベンチ恥ずかしくて
すぐに手を引っ込めたことを今思い出す
雨が降った次の日は濡れて座れなく ...
クリスチャンが競争を引き起こす比較を避ける理由(この主題の下に作成した、講話の原稿です)
競争と比較、これはスポーツでよく用いられるものです。互いに競い合って記録を伸ばし、出た結果を比較して ...
昨日の夜は月を見てたの
ワタシを照らし出す
スポットライトみたいで
{引用=優しくて 暖かくて}
淡い光のベールが
身体を包み込んで
{引用= ...
ほらほらほらほら
そろそろ寿命さ
ほれほれほれほれ
そろそろ死にな
頭の奥が痒いんだ
金属バットで殴ってくれ
世界は業火に包まれた
俺のせいだ!
俺の煩悩が喰ったんだ
お前の正義をさ ...
どうでもいいような昔のことを
おおげさに懐かしがったり
にぎやかに笑いあったりしながら
おれたちは川べりの細い道を
ただぶらぶらと歩いていた
真冬の太陽は
弱々しいけれどやさしく
そして ...
郵便受けに
故郷からの便りが
届いていたので
返信を認めて
ポストに投函しに
夕暮れの街に
足を向けた時には
五時の鐘の音を
久しぶりに聞いていた
その独特の匂いに
包まれるよ ...
{引用=
雪睫毛、って言葉を
貴方に送る手紙の冒頭に書きたくなって
意味も勿論分からないままに
便箋を箪笥から出してきました
}
「雪睫毛」
二〇〇六年 十二月 三十一日 大 ...
そのスピードで。キミだけの速度で。
キミにしか見えない道を まっすぐ歩いていって
そのスピードで。十分間に合う。
誰も目的地までのキョリなんて
わかってないんだから
まっす ...
プリリアンナなんて妙な名前の女がいた
お前その顔でプリリアンナかよっていうそんな女だ
そいつが言う人の悪口と言ったら天才的で
どんなにご立派な善人様でもプリリアンナにかかったら踏んづけられた ...
階段を駆け上り見送る電車
吐く息白く間が悪いのだ
中央線を止めたポインセチアの鉢植え
プレゼントはとどかないまま
路線図を燃やすあなたの頬にたれた髪
雨ばかりふる雑踏 ...
オトナだとは言い切れないし
だからっていつまでもコドモ
だと言い張るのにも無理がある
じつはフツーにオトナになる
のさえ失敗したただのボンクラ
むかし見た、大のオトナ達がギター
持って青空 ...
愛した人と
キスをした。
あれほど欲しかった
唇なのに
今はもう
何も感じない。
吐き気がする。
愛する人への
罪悪感か。
愛した人への
嫌悪か。
目を瞑り
...
繋いだ手のひらに
にじんだ汗の匂い
舌先にしびれる感覚
ああこれは毒なんだな
夜、雑踏の音を聞きながら
いつまでもはなせずにいる
海にまつわる記憶
お月さまに呼ばれ ...
見つけたときは 遅かった
死んだみたいに 冷たくなって
どこにいたの?
何してたの?
どうしてこうなったの?
死んだような瞳をして
君から感情奪ったものが憎いけれど ...
大地には梅の花
赤い赤い梅の花
光をいっぱいに受けて
大地を彩る
花が開くと
なぜだろう
どこからか
喜びがやってくる
今の喜びがやってくる
今の喜びは今しかない
明日の喜 ...
あの船乗って、
どこまで行けるかな。
どこでも良いから、行きたいな。
なぁ。
搭乗チケット、
どこにある?
天空に 風 乱れて
枯れそびれた 花
小高い 丘陵に
太陽の 無償 降り
保ち 立ち続け
野を 焼き払い
革まる 命の循環
灯油ぼろの松明に
秘められた 刷新
焔 や ...
中学の頃黒板の前に立ち、棒読みで嫌な教師の授業を切り抜けようとしたら
「生意気ですね」と言われた
社会科の授業に使われる教科書には、パンや小麦粉の写真ばかりが載っていて偉い人やコッカイギジ ...
一生懸命すぎてはダメ
自分が壊れてしまうよ
程々にしなくちゃ
自分が自分でいるために
人を愛し助けたい
人がいてこそ自分がある
でもそれも自分があってこその ...
うつり音色へ かたむくこくび
ゆうらり ゆうらり のんきな午後だよ
だあれかさんも だれかさん と
わたしは詩のなかで
一本の木になることができる
地に根を張り
そこにい続けることができる
少女が来て
本を読んで
少女は帰ってゆく
わたしは詩のなかで
そらをとぶことができる
高 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
精霊流し
ゆうさく
自由詩
6*
07/1/31 21:12
冬来たりなば
生田 稔
短歌
3*
07/1/31 21:09
誓いを捧げる。
Anima
自由詩
1*
07/1/31 21:05
そんな私の言葉遊び。
〃
自由詩
2*
07/1/31 20:56
黄金時代の祭典
アハウ
自由詩
1*
07/1/31 20:36
靴のこと
たもつ
自由詩
10
07/1/31 20:35
L
佐野みお
自由詩
0
07/1/31 20:20
雲かすみ
ひより
自由詩
1*
07/1/31 19:36
ほほえみ
憂
自由詩
1
07/1/31 19:29
塗立
霧咲剣侍
自由詩
1
07/1/31 19:13
クリスチャンが競争を引き起こす比較を避ける理由
生田 稔
散文(批評...
0*
07/1/31 17:51
月光
優飛
自由詩
2*
07/1/31 17:01
カカカカ
kei99
自由詩
0
07/1/31 16:27
「リバーズ・エッジ」
大覚アキラ
自由詩
6*
07/1/31 16:23
かえりみち
ねなぎ
自由詩
6
07/1/31 16:20
創書日和「雪」 雪睫毛
半知半能
自由詩
12
07/1/31 16:12
アンダンテカンタービレ
ウデラコウ
自由詩
5*
07/1/31 15:25
プリリアンナ
サナギ
自由詩
2*
07/1/31 15:09
ユメノ短歌
しめじ
短歌
2
07/1/31 14:40
報告家族
ツ
自由詩
2*
07/1/31 14:23
嵐の夜に。
ANNA
自由詩
0
07/1/31 13:30
『舌先にのせたレンゲの味』
しめじ
自由詩
2
07/1/31 13:15
super natural..
くるす.wh...
自由詩
0*
07/1/31 12:23
赤と白の喜びと幸せ
ぽえむ君
自由詩
8*
07/1/31 11:43
雲船。
狠志
携帯写真+...
5
07/1/31 11:04
やがて野蛮の野を焼き払う・・・
アハウ
自由詩
2*
07/1/31 9:54
プルトニウム
緑茶塵
自由詩
3
07/1/31 9:01
自らを知る
ajisai
自由詩
5*
07/1/31 7:15
誰かさん と
ひより
自由詩
2*
07/1/31 7:11
わたしは詩のなかで
砦希(ユキ)
自由詩
9
07/1/31 4:14
5844
5845
5846
5847
5848
5849
5850
5851
5852
5853
5854
5855
5856
5857
5858
5859
5860
5861
5862
5863
5864
5865
5866
5867
5868
5869
5870
5871
5872
5873
5874
5875
5876
5877
5878
5879
5880
5881
5882
5883
5884
加筆訂正:
創書日和。雪 【軍靴の響き】
/
佐々宝砂
[07/1/31 14:37]
助詞を訂正
清野無果「■批評祭参加作品■ネット詩fについて」を読んで、インターネットにおける言語表現について
/
田代深子
[07/1/31 8:22]
無駄な括弧とかとって、ちょっと語の補正
9sec.