何もかもが嫌になって
真っ白な自分がいる
けれども
そこから僕の夢が始まる
新しい僕の夢は
満たされていたときよりも
ずっとずっと
大きくなっている
何もかも失って
まっさら ...
空 でもなく
月 でもなく
携帯 でもなく
四角い画面 でもなく
もちろん
肩書 なんかでもなく
手 だけ
と
言わず
心 が
身体 が
いい
爪が肉に食い込み皮を剥ぎ
周辺から背骨を通して
首筋まで響く声の無い
信号を
押し込めるように無視する
風呂上りに冷蔵庫を開けると
限界を越えた腕の筋肉は
悲鳴をあげながら
固 ...
清らかな冬の夜の大空
月があくびして
星がウィンクして
犬は遠吠え
猫は狂い鳴き
どうでもいいけど
ちっぽけな世界を守るため
僕達は額に汗して
下げたくもな ...
1+1が2になる
=正しい
ミスプリントの地図
あるはずの道がない
=誤り
共に歩んで確かめるのが最善?
りんごやペンなら2になっても
粘土ならたせば、1になるという ...
真冬の冷たい部屋の片隅
忘れられた想い出一つ
いつの間に忘れてしまったんだろう
甘く切なく優しかったあの日の想い出
気の利いた言葉とか態度とか
大事なのはそんなものではなく
「今」を一 ...
僕は
他国で何が
起こっているのか
本当のところは
何も
知らない
...
それでも僕は人生を手放さない
君の風が聞こえる
君の鼓動を巻き添えて
僕は人生を手放さない
老人という名の僕が連れられていく
永遠と生命とが交わる地点へ
時点へ
君はその ...
良い人たちが国を造った
とりあえずの法律と
良い人たちだけの政府を造った
僕らはその人たちに
従えばそれでいい
悪い人たちは
殺してしまえばいい
良い人たちは口をそろえ ...
書きなぐっては
破り 捨て て
ゴミ箱に
投げ入れる
そんな 繰り返し の 時
無駄 ばかり 増えて
見えなくなる 現実
遂には 幻想 さえ
遠く 彼方へ
当たり散ら ...
三つ葉がうたうと
四つ葉もつられてうたう
四つ葉がうたうと
モグラがおきる
モグラがおきると
大地が笑う
大地が笑うと
みーんな笑う
...
とらえようのない
いま この きもち
ふと なみだが こぼれて
あたたかさに おどろく
どこを あるいているのか
どこに あるいていきたいのか
いまは あなたを おもいだし ...
汽笛の音が聞こえた気がした
汽車などとうに走ってないと言うのに
空っ風が聞こえたのだろう
と思う間もなく年を越していた
この部屋が時間を止めてから
どの位経つのかは解らないが
間抜 ...
私は、子どものころからTVの自然ドキュメンタリーが好きだった。民放なら「野生の王国」、NHKなら「自然のアルバム」、「生きもの地球紀行」、「地球!ふしぎ大自然」、たった30分しかなくて不満な現在放映中 ...
アルドレイドは星を見る
オルドランを探して、もう幾日たった
南のほうから音がして
彼女には
それが予兆だと分かる
オルドランは橋を架けて
ひとり、地平を目指す
ただの涙に急き立て ...
まみれてしまった
人知れず汚れていく生き様
心凍えてもう戻れないと
君は言うけれど
凍える世界にいればこそ
私たちの吐息は白く輝く
だから大丈夫
まだ君は
歩いてゆける
夜中に遊園地に忍び込んだら
観覧車の箱はすっかり片付けられていた
仕方がないのでその骨を登って
遠くに浮かんだ月を見た
丁度あの下辺りだろうか
君の住む町は
風がえらく強い日で僕は
...
空の雲のように、ぼんやりと。
上がっていく、溜め息。
コーヒーの温かさのおかげで。
もう少しリアルな雲に。
手を出して、掴んでみたけど。
すろと、逃げてった。
...
いつの間にかキミが心から消えそうになっていたので
輪郭を鉛筆でなぞって練りゴムで影をつけました
光が差し込んでいる風景が描きたくて
キミがあの時ずっと居た処に灯りはなかったけれどね
...
波音に耳を澄まし、東の最果てを想ふ
異国で知る祖国に手紙を書き連ね
今日も過客の群れへ夕暮れと共に埋没してゆく
隣の爺さんや婆さんはもういないかも知れない
悪餓鬼も汚らしい酒屋も、すっ ...
吐き捨てた果実は街の中へ消えた
キチガイ沙汰にも程がある
一足一足踏締める回廊で思考が生まれ
笑顔の中に凝縮された意味がある
『遠くへいってごらん』と囁かれて
アジアだ ...
今日の用事のお供は ねこじゃらしさんの詩集
ふらっとマイナー と 未来に出会おう であった。
はじめて朗読会でお会いした時の事などを思い楽しくなった。
とても日常的で 普通のようで 張りのあ ...
夜がほの蒼いのは
雪が舞っているから
すこし窓を開けて
吐息が白く夜気に放たれ
雪と交わるのをながめる
手を延ばせば舞いおりて
けれどその冷たさは
触れるまもなく掌に溶け ...
どこにでもありそうな道端に
どこにでもありそうな大きな石が一つ
座っていた
ある人は
何の関心も示さずに通り過ぎていった
ある人は
怒りを感じて棒で叩いた
ある人は
その美 ...
こんな寒い日は
ひとりの部屋で
暖かくなった時のことを
想ってみます
私は緑あふれる
公園へと出向くでしょう
そして地面に落ちた
木の葉を探すのです
役目を終えていないのに
...
誰かが結び目をほどくように
この世からすべての母はいなくなってしまった
それからというもの
わたしたちはわたしたちのてのひらに
なにかしら母と呼べる物を乗せ
黄昏の明かりにそれらをかざし ...
僕の本当の心は何処を向いているのだろう
自分を見失い自分に戸惑い続けている
新年をむかえ新たな一年の始まりだとゆうのに
僕の心は去年のままで新年をむかえていない
一 ...
離れ行く電車に乗ったお前と滑り込んだ電車に乗ろうとする俺
数メートルも無い二人の間の幾多もの障害物
二人の視線
遮るように重なる
交わらない視線虚しく空を切り萎れていく
残された微熱今なお引 ...
正月ぼけで出勤すると
コーヒーメーカーで淹れたコーヒー
汚い共用灰皿からこぼれる煙草
不愉快だったり
コンピュータのご機嫌と上司の会議
会議中の上司への電話
俺には意味不明な伝言
...
フィード ミィ
箸でフォークでスプーンで指で口で
口でフィード ミィ
天国に飢えている
天国に餓えている
だからフィード ミィ
口で クリープを一緒に フィード ミィ
クリープ クリープ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
そこから僕の夢が始まる
ぽえむ君
自由詩
13*
07/1/5 6:57
生平
FUBAR
自由詩
6*
07/1/5 4:46
からめる
ねなぎ
自由詩
1
07/1/5 3:42
一番搾り
山崎 風雅
自由詩
9
07/1/5 3:16
推定
渡邊永遠
自由詩
2
07/1/5 2:36
Lost property...
Lily o...
自由詩
5*
07/1/5 2:20
【 二つの大切な言葉 】
豊嶋祐匠
自由詩
1*
07/1/5 1:52
スザンヌ 050107
P.B.
自由詩
5
07/1/5 1:24
良い人の国
なかがわひろ...
自由詩
14*
07/1/5 1:22
愛しき 隣人
李伍 翔
自由詩
2*
07/1/5 0:48
自然のおくり物
hiro
自由詩
1
07/1/5 0:33
こころ の きょり
玉兎
自由詩
3
07/1/5 0:15
軽便
ねなぎ
未詩・独白
5
07/1/5 0:06
■批評祭参加作品■ WATARIDORI、または視点について ...
佐々宝砂
散文(批評...
10*
07/1/4 23:58
五号惑星
ミゼット
自由詩
7*
07/1/4 23:57
白夜
アマル・シャ...
自由詩
7
07/1/4 23:42
ばかだなぁ
プル式
自由詩
8*
07/1/4 23:41
曇り予報。
狠志
自由詩
2
07/1/4 23:30
終わりに願いを
AKiHiC...
自由詩
3
07/1/4 23:18
【糧】
穢土
自由詩
4*
07/1/4 22:39
【光煙】
〃
自由詩
1*
07/1/4 22:31
ねこじゃらしさんの詩について
砂木
未詩・独白
4+*
07/1/4 21:59
雪あかり
落合朱美
自由詩
29*
07/1/4 21:46
動かない石
ぽえむ君
自由詩
14*
07/1/4 21:46
眠れる都市
三条麗菜
自由詩
7*
07/1/4 21:39
黄昏譚
青色銀河団
自由詩
7
07/1/4 21:31
心の翼
Direct...
自由詩
6*
07/1/4 21:28
あの朝ホームを離れる電車に乗ったお前が俺を探す様な顔つきをし ...
虹村 凌
自由詩
4*
07/1/4 21:28
きょう仕事が始まった
佐野みお
自由詩
5
07/1/4 21:22
小さな卓上電熱器の上の湯豆腐を囲む、君と。
虹村 凌
自由詩
0*
07/1/4 21:19
5841
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5844
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5863
5864
5865
5866
5867
5868
5869
5870
5871
5872
5873
5874
5875
5876
5877
5878
5879
5880
5881
加筆訂正:
行く年来る年暮れた年〜みそかしょうがつ五七五
/
AKINONA
[07/1/4 23:28]
一首追加しました。
6.33sec.