郵便受けに
さくらの花びら

淡い水色の
小さな便箋

ゆううつの波に飲まれそうな朝のこと

春はまだ見えない
思えば今年の冬はいつもより少し長い

便箋の封を切ると
中からか ...
名前を呼ぼうとして
ことばに拒絶される
あなたのくちびるなのです
だきしめたいのは
いえ、むしろ
ことばでは居られないから
そばにいて感じたい
あなたのおこす幽かな風まで

   ...
腕が伸びた先にある

暗い部屋の乾いた光

アルコールを飲みながら君は言う

みんな同じ 僕は君 逆もまた

泣きたい

君はというとアルコールを飲み干したのか

顔が赤い
...
狂おしい程に君を抱きしめた
背骨のが歪み軋む音が聴こえた気がする
優しく静かに心地良い音色

懐かしい思い出ならば色が落ち
白と黒と茶色で動いている
友は手を振りながら私の名を呼 ...
古の時を超えて

流れ続ける想いがあるのなら

どうか今ひととき時を止めて

待ち侘びた季節がすぐそこに



歩き出せない心を

持て余している

頼りない自分に ...
しらしらと 明けの天の原 家々は行くように浮かんでいた
まぼろしの城跡 君を攫って
行きたかった それだけのことでした
今日はアカデミックに
ビタミンの世界を解説したいと思います。

さて、
ビタミンAのAは
明日からビタミン飲もうのAであります。
これは学会での通説であります。
ゆるぎなき通説です。
...
「路上の蜜柑箱に火をつけ、中で寝ていた捨猫に殴る蹴るの暴行を加え殺害、遺体を川に捨てました」
放火の疑いで逮捕された僕達はそう自供した
未成年だからたいした罪にはならないと誰かが呟いたような気がし ...
うにゃーとか
ごろにゃんとかで生きてみたい
そう云うあなたはナマケモノ



ハイエナが
悪者だなんて酷すぎます
一生懸命生きてるんです



ラブレター食べさせられても困りま ...
サクラサキ 希望と不安の 初登校 宇宙に終わりがないように
人の心にも終わりはないのです
ですから
自分で勝手に
終わらせないで下さい

風はいつでも吹くように
心も新しくなるのです
ですから
自分で勝手に
しまわ ...
わたしと付き合ったら
どんなひとでもしあわせになれるの。


お金がなくても
時間がなくても
しあわせな恋愛ができるの。


そんな方法、わたしはいっぱい知っているもの。

...
掛け時計を買わなかったから
この部屋には時間がない



カーテンが光を遮るから

この部屋には時間がない



エアコンがずっと26℃だから

この部屋には時間がない
...
人生は分からないことだらけ。
未だに自分のことも分からない。

人間関係で痛い目を見て、泣いて、生きるのをやめたいと思った。
でも、出会いがあったから、
こうして生きて、そのひとに近づき ...
光の中で 君の中で死んでゆきたい

目を閉じても尚闇が訪れないくらいの洪水のやうな光の中で

折れるくらいに強く

君に抱き締められて

眩暈がするほどに満たされたなら

不意の終 ...
始まるよ

始めるよ

それは大きなの翼

大きく羽ばたいて大空へ舞い上がるんだ

それは汽笛の音

遠くまで響く音を発して、大海へ乗り出すんだ

それぞれの旅へ

それぞ ...
泥になって歩く
海の方から風が吹くと
私じしんである 泥
がかわいてしまいそうになる
おまけに潮のにおいまで
はりついてしまいそうになる
この湾岸沿いの道は 淋しさ
そのものが細長く伸び ...
仕様が無い

そうやって誤魔化していれば
納得してもらえるなんて
思っているわけじゃない

作り上げた構造に
己の意思が介在する要素が
1パーセントに満たなくったって
目の前にある現 ...
5526℃の太陽熱は
約1億5000kmかけて地表に届き
夏にはいやというほど
冬にはものたりないくらい
ぼくらにその存在を感じさせる



ヒトの体温は
魚類には熱すぎて
触れる ...
夢の中に出てきた白いうさぎ
ゆっくり時間を止めてゆくように
振り向きもせず私の伸ばした腕を
そっと摺り抜けて消えて
追い付けない追い付けない

この脚じゃもう走れないのだと
気付かされて ...
深々と 寄せてくる
夜の 間に
下弦の月が 静かだから

開かれた 秘密の扉
漏れくる 天界の光

倦む事を知らない 瞑想だから
月の鍵穴を そっと 覗く
幽かな 天空の序曲に 耳を ...
すきなひとに



「すき」といえる
しあわせ



かみしめたい
実を言うと俺は男の身体も好きだ
前も言ったっけ

そう言うとゲイやバイの奴らが集まってきそうだが
残念ながらその気はねえ
天国に連れてってやると色々誘われたりもしてたんだが
ツボをよく分か ...
友は瞑想的に言った

おまえんちに猫耳女子がおるで
おまえ帰ったら
コタツに
ヘレカツつくって待っとるんやで

俺 答えて

{ルビ精子=ザーメン}の臭いで息が詰まるような
HAH ...
国内ニュース、海外ニュース、戦争のこと、環境のことなど、日々のニュースに関する話題。
ニュース記事の引用だけ、は禁止。引用元明記。
事実の羅列だけの短い記事なら転載OKですが、拡大解釈しないように ...
ちょっとだけ
水面を弾いてごらん

ほら

それがセカイの
新しい流れ

あなたの作った
新しい流れ
57?77の?を頭に持ってくる短歌連作の最後です。


人がいてキスをやめちゃう君となら恥辱プレイが楽しそうだね


君となら早起きだって遅すぎる夕食だって楽しいはずさ


遅すぎる ...
歳を経るごとに
父は粗野になる

私の知っている父は
情けないほどに
やさしく
臆病であり

世間が
とても狭い世界が
気になって仕方がなくて

私はそんな父を見て
半ばあき ...
 密封された世界では洗剤とらっきょうの匂いがする
 
 空に亀裂が走って雲が張り付き太陽の光が滲み出してくる
 
 すると星が消える
 
 光る猫が通り過ぎていく
 
 何処かの玄関前 ...
水音、雪の降る体
その白い音、針の先です

柔らかさのデフォルト

時計が降る
音が降る
針が





みみずは濡れたままだまっていました
そうすることしか、できなかった ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
たより夕凪ここあ自由詩8*07/2/7 0:19
旋回、なにかの輪郭のようにたりぽん(大...自由詩14*07/2/7 0:15
万華鏡大城 小町自由詩207/2/6 23:44
温もり海月自由詩2*07/2/6 23:41
「 憂いの中 」椎名自由詩307/2/6 23:27
雲海の家々 ひより自由詩3*07/2/6 23:25
世界・内・ビタミンブルース瀬戸...自由詩4*07/2/6 23:25
浄化都市チルドレンスリーピィ・...自由詩0*07/2/6 23:19
たまには炬燵で寝たいんです士狼(銀)短歌21*07/2/6 23:15
高校一年生テルテル坊主川柳1*07/2/6 22:51
宇宙に終わりがないようにぽえむ君自由詩12*07/2/6 22:25
alpha 106号室 〜屋上ピクニック〜コトリ自由詩4*07/2/6 22:22
alpha 105号室 〜時間〜自由詩0*07/2/6 22:19
立ち止まりたい日はるこ未詩・独白3*07/2/6 22:17
光の胎児ヴィリウ自由詩207/2/6 22:08
始まるよテルテル坊主自由詩007/2/6 22:01
湾岸経由蜜柑畑行き岡部淳太郎自由詩24*07/2/6 21:59
仕様松本 卓也自由詩307/2/6 21:52
エネルギーポッケ自由詩3*07/2/6 21:09
白いうさぎAKiHiC...自由詩507/2/6 21:09
月の鍵穴アハウ自由詩5*07/2/6 20:43
ぐちをこぼす逢坂桜携帯写真+...11*07/2/6 20:18
筋肉サナギ自由詩6*07/2/6 20:09
私語中、踊り場、校庭の隅、妄想にて終わりゼロスケ自由詩107/2/6 20:05
ニューススレ過去ログ倉庫07/2/6 19:42
きっかけ鼈甲自由詩4*07/2/6 19:41
頭にきちゃいました③歌乱亭カラス短歌007/2/6 19:00
歴史はあなたのうそを嫌うuminek...自由詩8*07/2/6 19:00
密封された世界の話はじめ自由詩0*07/2/6 18:50
廻り方の話ふく自由詩8*07/2/6 17:32

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加筆訂正:
君の自我が創られるまでの軌跡/はじめ[07/2/6 18:48]
修正を加えました。ポイントを入れてれた方、すみません。
9.1sec.