川島なそさんの「馬野幹 『金(キム)』を読む」
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=100170
えー、金(キム)のくだりはとても好きなの ...
哀しみに満ちたこの世界
暴言と悪態が飛び交う中で
そんなに弱い君は生きてゆけるの?
どんな痛みからも守ってくれたあの人は
もう、いないんだよ。
半端に強がるこ ...
夜に咲く花は
太陽を嫌い
昼の街は雑踏にうごめき
生きる花は水を失う
触れる手さえ嫌悪に満ちて
俺達に明日がないことを促すようで
知っていたよそんなこと
けれど希望が希薄に変わるのが ...
相田 九龍様 批評祭への招待ありがとうございます。
ですが、批評し紹介するほど冷静に分析した詩や短歌がありません。
詩や短歌に対する自分の価値観を僭越ながら示させていただきます。
それは批評祭に ...
鼠に喰われた 林檎のように
夜空で
侵食された
月のように
どこか欠けた自分。
異端を糾弾する声が
“欠片を探せ”と
追い立てる。
どこかで
荊 ...
思い出と別れのせりふのせいだろう 汗腺と鼻涙腺の分泌は
耳下腺の分泌がとまり うまいこと言えないからこそ別れの言葉
目を閉じる 耐え切れなくて目を開ける
どちらにしてもあなた ...
*講談社文芸文庫版「腐敗性物質」http://www.amazon.co.jp/%E8%85%90%E6%95%97%E6%80%A7%E7%89%A9%E8%B3%AA-%E7%94%B0%E6%9 ...
緑色の少年が白光の中を泣きながら歩いている
彼の、砂利道を隔てた向こう側の意識の中には
水色の少女の後姿があぜ道を逸れて歩いている
そうして彼女はいつも田んぼの水の中へ沈んでしまう
だから彼は ...
写真が嫌いだ。風景写真は好きだが人間が写り込んでいる写真が大嫌いだしじぶんが写り込んでいようものならその写真を処分するためにおまえの妹の身柄を確保して交換条件にしたいぐらいに嫌いだ。思い出は必要 ...
テクノゴシックな パーティ会場で
はめをはずして 騒いでいる
認証キーをもらったら 母船を操縦できる
最終兵器の プログラムに
アクセスして 宇宙を滅ぼせる
砂漠の中のテトラポット ただ意味のない 物達が
僕の前をうろついてる、
土が無いのに花が咲いたり
水がないのに魚が泳いだり
ぽっかりと赤に浮かぶ雲がボクを見て笑ってる
”お前の常 ...
もう間もなく第二回批評祭が終わる。
読み手として参加している人、
書き手として参加している人、
皆様、お疲れ様でした。
以前、詩の合評会でお疲れ様でした、
と挨拶したところ、
別に ...
感情論では話したくないと
感情的になる君が
あまりにも可愛いから
僕は思わず
君をギュッと
抱きしめてしまうんだよ
また怒られちゃうね
ものすごく
花を見たいと想う時
外は
なぜか雪が大地を覆っている
諦めきれず
かといって何もできず
この気持ちを心に抱き
想い描くのは
実際の外見の花よりも
ずっと綺麗な花
...
星を 光らせましょうか?
月色の道路をゆきます
音も無く
声も無く
ただ街灯の無い藍夜へ
灯りが少なくなるにつれ
夜の雪が薄藍に染まっていきます
雪と月が ...
批評とかなんとかいって小難しいことを書いたところで、どうせ底の浅さを曝け出すだけなのでそういう路線で行くのはやめておこうと思う。
結局、なんだかんだ言ったって、つまるところは好きか嫌いかなんでし ...
私だけを見つめていて
お願いよ
その瞳に私だけを映していて
他に何も誰も映しては駄目
キミを私以上に思う人なんか
誰もいないんだから
愛しているの憎んでいるの
恋はいつも紙一重なの
...
窓より漏れる光が影を作っていた
じっと眺めては思案に耽ていた
少年時代より変らない癖は今も続いていて
光と影の織り成す世界は窓の外にも広がっている
遠くに行きたいという願いは変らずに
外界を ...
貴方のその横顔から目が離せませんでした
とても儚げな寂しげな微笑を
何かに怯えるかの様に俯いた目線を
全て記憶に焼き付けたくて
目を逸らすことを忘れてしまったかの如く
ずっと貴方を見つめ ...
大音響のロック
密室に充満する紫煙
軋む車輪
分泌される脳内麻薬
揺れる社内でトリップしながら眺めた
スモーク貼りのウィンドウ越しの赤い観覧車
あたしに何を語りたいのだろう
あた ...
小便雨は蒼い空を呼び
蒼天は太陽を
湿度は入道雲を産み
眉間に垂れる汗は咽喉を乾かす
空は何処までも続くけど
移ろいは早過ぎて
通りすがりの薄着の男女は
駆け足でつまづきながら、走り ...
+拝石教の教え+
生命は大地より生まれる
大地なくば草木なく
草木なくば獣はなく
獣なくば人もない
生けるものの命そのものは
ひとつの大岩が砕け
多くの石が生まれること ...
ハゲ
忍び寄る
ハゲ
襲いかかる
おぞましき口づけ
柔肌に喰らいかかる
ハゲ
忍び寄る
ハゲ
群れなして来る
集まりて口づけ
柔肌に喰らいかかる
寄るな
離れ ...
コインランドリーにパンツを忘れた
慌ててとりに戻る
男が一人 イスにすわって雑誌を読んでいる
ほとんど 裸
パンツ一丁だ
それはどう見ても 俺のパンツ
洗いたての 俺のパンツ
...
いつか会えるときまで
枯葉が
砂になるまで
両手ですくいとって
散っていく
その上をセリが
嬉しそうに歩く
そう
いつの日か
というときの
未来は
眠りの
...
どんなに言葉を尽くしたって
どうせ誰にも届きやしない
この前マックに入ったら
てりやきバーガー食べさせて
自分はつっぷして寝てる母親
子どもは静かにDSで遊んでる
だいじょうぶ ...
朝は改めて確認する時間
呼吸する力が残っている事
空に太陽が輝いている事
愛する人が側にいる事
信号が青に変わると同時に
人並みは一斉に動き始める
昼は全力で駆け抜ける時間
任さ ...
涙を混ぜる、という行為には
冬の夜は長すぎる
ひつじが百匹を超えたら ふいに湧き出す
僕って何だろう、みたいな問いかけに、いつも
たまたまこの星に生まれて
たまたまこの国に来 ...
幸せを数えたらって歌あったっけ
幸せって 数えられるのかなあ
そうゆってるんだから数えられるんだろっけどでも
幸せって 単なるいいことじゃない気がするんだけど
どうなんだろなあ
幸せ ...
何十の唇を
重ね合わせて参りました
たった一度きりの
その後に何も生まれないくちづけや
何度も何度も
歯をぶつけ合いながらしたもの
私は何十の人々と
唇を重ね合わせ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
■批評祭参加作品■ 金(キム)は好きなんだけど、
いとう
散文(批評...
9
07/1/8 14:26
強くなること
憂
自由詩
1
07/1/8 13:36
青い空
李恵
未詩・独白
2*
07/1/8 13:31
■批評祭参加作品■詩は詩で、短歌は短歌で表現を。
歌乱亭カラス
散文(批評...
1*
07/1/8 12:58
欠片
ちぇしゃ猫
自由詩
2+*
07/1/8 11:58
悲しい歌
歌乱亭カラス
短歌
2*
07/1/8 10:42
■批評祭参加作品■田村隆一の「腐敗性物質」について少しー初期 ...
石川和広
散文(批評...
11*
07/1/8 10:18
祭りの炎
結城 森士
自由詩
3*
07/1/8 9:35
ポイントについて
黒川排除 (...
散文(批評...
23+
07/1/8 9:22
そろもん(新星人の話)
みつべえ
自由詩
2
07/1/8 9:12
妄想なのか現実なのか
一絵
自由詩
3
07/1/8 8:54
■批評祭参加作品■第二回批評祭
たもつ
散文(批評...
5
07/1/8 8:50
抱擁
優飛
自由詩
2*
07/1/8 7:57
君を見たいと想う時
ぽえむ君
自由詩
9*
07/1/8 7:00
夜、星を
ふく
自由詩
4*
07/1/8 4:43
■批評祭参加作品■馬野幹への恋文
大覚アキラ
散文(批評...
5
07/1/8 4:08
箱の中
AKiHiC...
自由詩
2
07/1/8 3:08
【窓辺】
穢土
自由詩
2*
07/1/8 3:04
横顔
綿花
自由詩
3
07/1/8 2:55
赤い観覧車
〃
自由詩
2
07/1/8 2:53
【夏】
穢土
自由詩
1*
07/1/8 2:52
*石の教え・神の夢想*
知風
自由詩
1
07/1/8 2:45
クロスファイト
北村 守通
自由詩
2
07/1/8 2:01
コインランドリーの男
オズ
自由詩
9
07/1/8 1:53
いつか
佐藤伊織
自由詩
2*
07/1/8 1:44
伝わらない言葉
つばくらめ
自由詩
6*
07/1/8 1:42
シグナル
1486 1...
自由詩
5*
07/1/8 1:25
サークル
Rin K
自由詩
32*
07/1/8 1:02
しあわせなりたい
日雇いくん◆...
自由詩
1*
07/1/8 0:37
彼女の唇
なかがわひろ...
自由詩
3*
07/1/8 0:29
5834
5835
5836
5837
5838
5839
5840
5841
5842
5843
5844
5845
5846
5847
5848
5849
5850
5851
5852
5853
5854
5855
5856
5857
5858
5859
5860
5861
5862
5863
5864
5865
5866
5867
5868
5869
5870
5871
5872
5873
5874
加筆訂正:
■批評祭参加作品■田村隆一の「腐敗性物質」について少しー初期の田村の詩世界
/
石川和広
[07/1/8 13:13]
二行、自分でもうまく考えられていない箇所が見つかり、削除しました。
雪上の滑車
/
結城 森士
[07/1/8 6:52]
また大幅に。戻しました
■批評祭参加作品■日本の詩における韻律の歴史
/
岡部淳太郎
[07/1/8 2:23]
引用部分の不備を修正。
9.66sec.