お父さん
娘さんを僕に下さい
何て言う気は更々無いし
そんな日もくる筈が無いから
いっその事ならお前を車に押し込めて
怒るお前を乗せたままで遠くに行ってしまおうか
エレベーターに乗ろうとして
エベレストに乗ってしまった
家のローンもあと二十年くらい残ってるのに
まさか自社ビルで遭難するなんて
眠ったまま電車を乗り過ごすこと数回
失恋十数回
上司に怒鳴 ...
さみしくないよ
さみしくないから
だから だから
早く 帰って来て
さみしくなんて ないけど
早く 帰って来て
ごらん、
と指さしてみる北星座
黙ったままの唇を花のように開き
言葉ではなく感覚で知るものがたり
静寂だけが支配する夜だ
暗い森を裸の足で駆け抜け
青い草いきれの洗礼を受ける
星 ...
仕事の愚痴が溶け込んだビールは美味しくない
悪意という名前のトリュフは胃腸の調子を乱す
抑圧するためのジャケットは安いが肩が凝る
恋するスニーカーは空を飛べるがいつか消える
...
えーぼたん
びーぼたん
じゅうじきー
せれくと
すたーと
・・・・
おろ、これ逆だわ
ばっくすぺーすよりいーえすしー
すぺーすよりえんたーきー
てんきーはなんかかくか ...
軽い映画
軽い音楽
軽い言葉
軽い恋愛
軽い物語
世間には
たくさんの軽いものが
溢れている
それらを否定する人も居るし
それらにまみれて生活する人も居る
私はどちらで ...
とんとん とんとん
リズムに合せてお野菜きざむ
今日のメニューは何にする
あなたを想う一人のキッチン
思い浮かぶは昨夜の出来事
包丁持つ手に力が入る
玉葱一つ微塵に ...
彼は眠りこけているが彼女は目覚めている。
息で曇る車窓の向こうは夜更けた雪国、
どうせなら洒落たペンションにでも泊まりたかった、
と彼女は思うけれど、
財布の中身を考えれば車中泊もしかたな ...
原罪は現在
今を取り巻く
世界の状況
みずから
{ルビ蝕=むしば}む
破戒の{ルビ慟哭=どうこく}
そして
無垢の{ルビ歎声=たんせい}
{ルビ蔑=さげす}む
...
怠け者 と 忠告されました。
遅刻魔 と 注意されました。
身だしなみに気を使え と 叱られました。
何だか 小言 言われて ばっかり
友達に言ったら 嫌な女 と 言われました ...
最近 良い事無いね って
君は言ったけど
良い事は 探しに行かなきゃ
だから さ
飴ちゃんなんか 食べてないで
良い事 探しに行こう
門限は 六時までだから
...
赤
これは色ではなく
文字です
そしてそれは
人によって色が違う
ある人はペンキの赤を思い浮かべ
ある人は流れ出る血を思い浮かべるかもしれない
もしもここに
私が思っている赤を画像 ...
レイジという友人がいた
友人って何だ?
友人というより恩人か
恩人というより変人か
変わった奴だった
集団の中で良くも悪くも浮いてしまう人種だ
クソつまんねえ朝礼で
つまんな過ぎてぶ ...
眩し過ぎる朝焼けに、
おはようも、
行ってきますも、
言えず。
ふらふらと、歩き出しました。
オーイエー
言い終わった後に後悔してばっかだから
オーイエー
目薬でも飲んでみようかと思ったりする
オーイエー
とでも言ってなきゃ罪悪感で押し潰されそう
オーイエー
嘘をつくならバレ無い ...
君は失ったものよりもより多くのものを手に入れたと言う。
「よかった」
君は微笑んで甘い盲目感。
ぐろすぐりとねとりと光る唇で紡ぐあいのうた。
ほら、あたしはあなたがいなけれ ...
思い出すためではなかった
あの日 あの時 あの場所で
明るい夏の陽を浴びたのも
あのひとの横顔に
静かでみじかい恋をしたのも
語るためではなかった ...
湧き上がる想いに溺れそうになる
言葉にならない混沌の中に輝きを探す
ルノーの車やドンペリのボトル
ニューモデルのスキー板や君の笑顔
そんなものをずっとかき分け ...
自分で考えることが大切なんだって
きっと多くの人がそう主張しているし
わたしもそれが大切なんだって知っているけど
それでもずいぶん曖昧で 漠然としすぎている気がする
なぜ自分で考えることは ...
痛いの… そう言いながら僕は赤い線を付ける
寂しいの… そう言いながら僕は 画面の向こうを嘲笑う
お前の囁きに一喜一憂するのは真っ平だよ?
そう言いながら今夜もお前の囁きを探す僕は ...
遅い空に浮かぶ お月さまは おぼろ
ちりぢりの瞬きに戸惑いを覚えられましたのか
ぎこちなく上る
好きなんて曖昧
嫌いなんて曖昧
さっきまで愛し合ってても
今は憎しみ合ってる
さっきまで喧嘩してても
今は裸で抱き合ってる
偉そうなこと言ってるやつも
結局は汚いこと考えてる ...
もはやしとではなかった
つまり藻は、
一緒に暮らしていた椰子と
買い物に出、
花を買ったのである。
苛々 )))
「ちがうちがう、
もはやひとではなかった
あ、
しと ...
しあわせに触れたら次はふしあわせお手玉の唄うなじ香らせ
あやとりの糸たぐるうちたどりつくふたつの胸のはざまのひかり
遠くをば見つめることすらでき ...
【一女】
今昼の行い
良人の夢に
現れぬことを
ひたに願う
この行い
一瞬の産物なれど
世にもおそろしや快楽は
我の内をひた濡らす
嗚呼うつろな顔を見 ...
名を忘れ鴉にもらう夜明けかな
戸惑えど戸惑えどただつづく道
灰と種そのどちらにもなれぬ我
けだものに寄り添いて笑む夜風かな
終わりへ ...
薄ぺらな詩ばかり飯がまずくなる
だいじょうぶ毎日うんこ出てるから
「痛風だ」「酒を飲むな」と母の声
{ルビ腐=ふ}の足に手を{ルビ接=つ}ぎ足 ...
ああそういえばあのホテルには
青リンゴのボディソープがあったね、とマボロシの君は言っていた
あのホテルに青リンゴのボディソープなんてあったかしら?って
マボロシの私は首をかしげていたよ
...
静かに熱は冷めて
手足に気だるさを感じたのは
不幸とは違います
軽やかで楽しい日々にも
然るべき力が費やされていて
そのままで走る事なんて君にはできない
高低を全てと思うのは
正 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
俺の妄想発 犯罪経由 現実行
虹村 凌
自由詩
2*
07/1/30 16:06
遭難
たもつ
自由詩
17
07/1/30 15:54
枯れ葉に祈る
Anima
携帯写真+...
1*
07/1/30 15:46
夜の儀式
石瀬琳々
自由詩
14*
07/1/30 15:16
漱石ではないけれど
436
自由詩
0
07/1/30 14:15
忠犬ハチ公シンドローム
かぜきり
自由詩
1
07/1/30 13:40
軽い物
野薔薇
自由詩
3*
07/1/30 13:06
召しませ
川口 掌
自由詩
5*
07/1/30 12:39
創書日和。雪 【軍靴の響き】
佐々宝砂
自由詩
11
07/1/30 12:31
うつつのつみ
相良ゆう
自由詩
0
07/1/30 12:25
君には判らないだろうけれど
Anima
自由詩
0*
07/1/30 12:10
てくてく、がさごそ
〃
自由詩
0*
07/1/30 12:01
赤は何色?
ぽえむ君
自由詩
9*
07/1/30 11:47
レイジ
サナギ
自由詩
6*
07/1/30 11:25
朝礼。
狠志
携帯写真+...
3
07/1/30 11:07
オーイエー
虹村 凌
自由詩
2*
07/1/30 11:04
盲目ぐろすぐり
R
自由詩
1
07/1/30 10:07
夏の陽
草野春心
自由詩
4
07/1/30 9:51
「湧き上がる想い」
広川 孝治
自由詩
1
07/1/30 9:38
おもったこと
相良ゆう
散文(批評...
1*
07/1/30 9:31
仰ぎ見るは孤独色した半月
彌月
自由詩
1*
07/1/30 8:00
今宵 お月さまは
ひより
自由詩
3*
07/1/30 7:36
人間
kei99
自由詩
2
07/1/30 3:21
怒りの日
atsuch...
自由詩
5*
07/1/30 2:35
冬戯
木立 悟
短歌
11
07/1/30 2:33
三人の女
なかがわひろ...
自由詩
2*
07/1/30 2:33
冬鴉
木立 悟
俳句
9
07/1/30 2:30
冬身
〃
川柳
5+
07/1/30 2:28
人生は泡だらけのマボロシなのか?
パノラマ音源
未詩・独白
1*
07/1/30 2:14
停滞線
藤原有絵
自由詩
4
07/1/30 2:11
5846
5847
5848
5849
5850
5851
5852
5853
5854
5855
5856
5857
5858
5859
5860
5861
5862
5863
5864
5865
5866
5867
5868
5869
5870
5871
5872
5873
5874
5875
5876
5877
5878
5879
5880
5881
5882
5883
5884
5885
5886
加筆訂正:
浮遊する夢の形状 デッサン
/
前田ふむふむ
[07/1/30 11:44]
1箇所訂正
オレンジ
/
つばくらめ
[07/1/30 2:44]
01.30 02:44 再再修正
6.56sec.