強制終了しようとしたら
フリーズしてしまった

8年前からずっと
宙で止まったまま

地面にさえ
たどり着けない
雨の降らない大地に、草原の香りと夕方を司る離れた二つの太陽が昇る。
遠いかつての住民達が鳴らしていた最も古い太鼓のリズムと、白銀の剣を突きたてようとしたのは、やはり土で出来た古い家の壁を達塞がるよう ...
自らの足で大地に立つ
風の香りは
今ここに自分が存在することを
意識させる

自らの手で大地を{ルビ掬=すく}う
土の匂いは
今ここに自分が生存することを
認識させる

自らの目で ...
僕がどん底で苦しんでいた時
ある友達が頑張れって言ってくれた
僕はありがとうと応えた
おかげで乗り越える事が出来た

別の友達が苦しんでいた時
僕は頑張れって言ってあげた
彼は余計なお世 ...
私は去りたい
貴方が欲しい
会いたい
消えたい

もう我慢ができない
追いついて行けない
どこかへ飛んでゆく
もう持堪えられない

頭痛がして
悲嘆に満ちて
弱く従順なもの
...
大切すぎて

これ以上 近づけない
はるをいたみながら
ひとつ、指を折り

なつのまよいに
迷えないまま
指折りは、
ふたつ

みっつ、を数える指には
こころならずも
あきがなついて

ちからずく、のよう ...
人生には三つの弦があるという
理想と現実と失望と
それらをかき鳴らした音色が
夢と呼ばれるものであると
ある人は言う

理想を天とし
現実を地とし
失望を人とするならば
この世界に諦 ...
自分の蒔いた種
苦しみでもって刈り取り
自分の犯した罪
懺悔する

疲れた体ムチ打って
だるい体ひきずって
大海をさまよう
涙に濡れる

太鼓の音轟き
喜びに包まれ
今、翔ばた ...
友人からの年賀状には離婚したことが添えられていた
数年前、結婚の挨拶に来た二人
こんな美人お前にはもったいねえな、なんて
憎まれ口にもニコニコしていた二人

昨年もいろいろな人がこの世を ...
一つの言葉に騙されて
今夜も眠る
安らかに居たいから
騙された振りをする

解かりきった言葉を
今更聞くために
何をしているのだろう

私は醒めないのだ
ずっとこのまま
眠ってい ...
ドアをあけたら
新年はじめての
ひんやりした外気が
メントールのリップをぬった
くちびるに染みて
まだ夜も明けきらない街灯りへ
飛び出していく


銀河鉄道のように
走っていって
...
しろみ

        (2000.7.29-9.15 @FCVERSE)


(1/2からつづく)



  かくしたつもり


ことばでいいあらわせる
ものごと
...
さて正月だから久々に戻ってきたぜ。
何?俺のこと知らないって?
知らないお方、以後お見知りおきを。
泣く子も黙る千人斬り。復活でござい。
一昔前、ちょっとは評判を呼んだこの企画。
こ ...
 人と人
 理想が異なるから
 諍いは絶えない
 人は増え過ぎた
 神はどうするのだろう
 生まれてきた目的も違う
 見る景色も違う
 性別も違えば
 歳も違うし
 顔形も違う
...
 今の自分は何を考えてるのか?
 そんなことを見つけるために
 言葉の森を散歩しよう

 獣のような奴だった
 俺の心をかきむしった
 だけど待てよ
 すべては心の反映
 起こることの ...
たいして金のないわが家に 
いずれ残ったら金をくれと言っていた 
付き合いの長いSさんが来たので 
眉をしかめていた僕は 
家にいたくないので外へ出た 

散歩の途中 
なだらかな坂を上 ...
しろみ

                    目次

               いけないですか
             ふくざつなよのなか
                  ...
文句を言うんじゃなく
嫌なことがあったら
それを変えたら良いんだよ
むずかしいかもしれない
だけど努力をしないと
手に入るものなんてなにもない
Change it

本当にありがとう
...
時々
感じていた

自分だけが
浮いている

自分だけが
取り残されている

それもまあいい

この年になって
そう思う

違っていたって
けっこう楽しい
横たわる松一文字かけぬけて月にむかうか かもめと共に


残照が{ルビ過去=きのう}を抱え月は{ルビ未来=あす}連れて渡った天橋立


紫のたなびく雲を背に負って君と渡った凍れる海を

...
子ブタが おねしょをしたよ
たくさんのお乳を吸ったからね

子ギツネが おねしょをしたよ
遊び疲れて寝る前にするのを忘れたね

子イヌが おねしょをしたよ
夢の中で素敵な ...
青い月が遠くから見ている
私たちを
真昼間の
ふとした瞬間
あらゆる雲がなくなって
夏にはニッコウキスゲが咲く
あの稜線があらわになって
その雪肌を見下ろすように青い月が
遠くの空の上 ...
いつまでも 
ひとりでいるのはさみしくて 
旅先で 
出逢ったきみに会うために 
遠い雪国へ
ぼくはゆく 

金はなく 
新幹線にも乗れず 
長いトンネルを抜けた
夜行列車で目覚め ...
今年の目標

ポイントを気にしない

ポイントを気にしないことを気にしない

詩を書くために詩を書かない

詩を書くために詩を書かないことを気にしない


人の詩を読む

人 ...
一、
欲するのは桃色の乳房であり
熟れた林檎の頬ぺたでもあり

二、
卵殻のなか足の指で貪る夢という名の水菓子

三、
拒むために無知を選んだ
意識した愛情も無意識の悪意も

...
目が覚めて 
階段を下りたら 
まだ雨戸の開いていない 
暗い部屋の食卓に 
お{ルビ節=せち}料理の重箱が置かれていた 

「 寿 」と書かれた紙に入った{ルビ箸=はし}が並ぶ中 
ひ ...
アスファルトの道路になりたい
たくさんの人の足や手に踏まれ
動物の糞尿に汚され
言葉を読むことも書くこともせず
さよならも言わない
それで何が許されるわけでもないけれど
なだらかにカーブし ...
照る岩に
砕かれてゆく波のうつくしさ
それはもはや
言葉には乗ってゆかない
冷たい、
というわけではなくて


いつからか
鋭いものが岬だとおもっていた
まるくても
まるくな ...
寂しくなって
歌う場所がなくても
森が舞台になってくれているよ
そっと行ってごらん

悲しくなって
歌詞が思いつかなくても
鳥が平和の歌をさえずっているよ
そっと聴いてごらん

孤 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
強制終了043BLU...自由詩307/1/2 14:17
明るい壁緑茶塵散文(批評...1*07/1/2 13:41
大地の恵みぽえむ君自由詩9*07/1/2 13:35
レンタルショルダー1486 1...自由詩9*07/1/2 13:02
デッド・オア・アライブペポパンプ自由詩4*07/1/2 12:54
縮まらない距離haru携帯写真+...3*07/1/2 12:51
六番目の季節千波 一也自由詩22*07/1/2 12:07
三つの弦の物語アマル・シャ...自由詩14*07/1/2 12:07
煩悩ペポパンプ自由詩3*07/1/2 11:53
新年たもつ自由詩29*07/1/2 11:04
流希-Яuk...自由詩207/1/2 9:44
あの丘へまほし自由詩17*07/1/2 8:58
しろみ (連詩) (2/2)アンテ自由詩0*07/1/2 8:33
三匹が斬る〆 現代詩フォーラムランダム道中千人斬りの巻 其の ...熊髭b散文(批評...707/1/2 5:07
温もり山崎 風雅自由詩407/1/2 5:01
言葉の森でリフレッシュ自由詩507/1/2 3:39
聖女のオルガン 服部 剛自由詩10*07/1/2 2:21
しろみ (連詩) (1/2)アンテ自由詩0*07/1/2 1:52
Change it野薔薇自由詩3*07/1/2 1:45
違和感weed &...携帯写真+...1*07/1/2 1:03
冷凍みかんの天橋立chica短歌207/1/2 0:36
どうぶつの布団ヨルノテガム自由詩2*07/1/2 0:01
新年詩二〇〇七黒田康之自由詩907/1/2 0:01
雪原の足跡 服部 剛自由詩15*07/1/1 23:46
【今年の目標】つむじまがり自由詩2*07/1/1 23:29
眠り姫かや自由詩8*07/1/1 23:16
お年玉 服部 剛自由詩6*07/1/1 23:11
アスファルトたもつ自由詩507/1/1 23:06
あおの馬千波 一也自由詩14*07/1/1 23:05
君の心の世界の中にぽえむ君自由詩12*07/1/1 22:28

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加筆訂正:
夜道のふたり /服部 剛[07/1/2 12:38]
推敲しました。 
冬の友達 /服部 剛[07/1/2 12:25]
推敲しました。 
9.1sec.