「マザコン」「ニート」「友達親子」・・・色々な言葉がやや否定的に言われているけど、様々なマザコンやニートや友達親子があって、様々な原因があって、それが良いのか悪いのか、の判断もすぐにはしてはいけなくて ...
もはや平成十九年
平成生まれの人たちが社会へ出始めている
昭和天皇の崩御や元号が変わるニュースや
大喪の礼で学校が休みになるという出来事も
彼ら彼女らにとっては歴史上の出来事
...
資本主義という名の透明な怪物が
ビルの谷間を音もなく駆け抜けてゆく
それとはまるで対照的な緩慢さで
新型都市交通システムが
のろのろとモノレールの上を這っている
銀色の箱型の車両には ...
ひとひら手のひらに舞い落ちる雪
触れたら溶けて消えるはかない命
かたくなな君の心を溶かすために
僕は幾夜も眠れぬ夜を過ごした
その冷たいまなざしはまるで雪姫
誰も愛することはない
...
ぼくはぬいぐるみ
くまだよ
白いよ
いつも笑顔だよ
この家にきてから
二十四年
ぼくをこの家につれてきた
おじいさんはもういない
おととし星になっちゃった
この家にきてから
...
彼は 物書きだった
彼は古いランプを持っていて
ほかには何も持っていなかった
紙も
ペンも
なにも持ってはいなかったのだけど
彼は物書きだった
パリからオルレ ...
朝 そして
まだ 明けやらぬ時
同志のために 無冠の友は
一軒 一軒と 黎明を突いて
機関紙を配るのだ
彼らの手に
我らの 希望が 託されている
心 優しき 民衆の笑顔が
...
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{引用=
蒼い
空の水紋
降りてくる影
小首を傾けながら
やわらかな円は広がり
石の小径の残雪に
触れ 囁く
今 ...
まあるい かたちを はりつけて
あなたは まる よ
おほしさまの かたちを はりつけて
あなたは ほし よ
しかくい かたちを はりつけて
あなたは しかく
...
なんでだろ
君が笑ってるだけでさ
もう すごく ねぇ
幸せなんだ
すごく
幸せ
なんでだろ
君がいつもくれるのは
こんなにも あったかくて
かがやいて ...
水の都
おおきい橋
ちいさい橋
越えて
越えて
ふたつめの大きな戦争がはじまる前に
船にゆられて日本にやってきた
おばあは
メリヤス工場をさぼるように言われ
大阪の橋の上 ...
「たとえば」で世界が構成されていたとしても
「たとえば」あなたが笑っていてくれるなら。
嘘をつくことだって本当はこわくないよ。
...
さあさあ自身の空虚な自信に歯を立てよう。
自分の才覚の壁が見えるのは、その壁を超えられる可能性があるということだ。
吉田修一のような小綺麗に人を見下した感じを望んでいるわけじゃないけど、 ...
朝の日常議論の花
そこに正義は生まれ
悪にくだを巻く
薄い紙に
描かれた人間模様
何処か遠い場所で起こっていることだろう
大きな声で騒いでみても
どうせ聞こえはしないの ...
胎児が 私の心臓を 小さな小さな手で 優しく撫でている
わたくしと 胎児の 太陽ふたつ。
わたくしと胎児の小さな宇宙で
天上で音楽が鳴り響いている、
太陽の鼓動、
つ ...
パパは今朝の革命に失敗して
その日の夜から
帰って来なくなった
そして僕はパパのいない毎日を生きて
いつしかパパと同じ年になった
パパの遣り残した革命は
とてもちんけなもの ...
賢明な読者も賢明でない読者もご存知だろうが
俺の書いているのは詩じゃない
むしろ散文に近いが
別にどうだっていい
特にすんばらしくもなく
とりたててすげえいいことも言ってねえし
ヘンな ...
ギュッと圧してください。
力強く圧してください。
痛いですか。
ここは、平均的な生き方なんて
存在しないんだということを
文化人類学的に証明したい時に効くツボです。
ギュッと圧してくだ ...
雲の隙間
欠けた月
真円になり得ない
輝きを見る
駅のホームに過ぎる風
またしても面影を見つけて
一筋の雫が伝う
いつまで覚えているのか
どれだけ抱えていくのか
片隅に震えて ...
カラオケの画面の歌詞を見ていた
5秒後の未来を盗む 完璧な明朝体
僕はそれをなぞることしかできない
その場所ではそいつが真実で
僕の歌声はそれに服従するコピー
鏡 ...
向こうからすげえでかいものが歩いて来やがった
そのすげえでかいものが
どう見たって
図書館だ
ツタの生えた陰気くさい外壁
入り口はまあまあきれいだ
ずらっと並んだ棚には本がぎっしり ...
軽薄な
ロボコップとお茶する
ロボコックが歌うので
ロボット三等兵が
鉄砲担いで入ってきて
厳しい顔して
敬礼するので
休めと言って
後は
知らん顔
充電する間にカツ揚げて
...
金曜の夜9時半
僕は駅前のファーストフード店にいる
三階の禁煙ゾーンのカウンターに一人座り
ストローでアイスコーヒーを啜りながら
僕は見る
角のボックス席に座る一人の女
彼女の後ろの壁 ...
どこまでも続く道を一人暗闇の中歩いている
一人で一人で一人で一人で ひぃっ
人生知れたこと
どうなる地球
どうなるルー大柴
まだこんなことろにいる自分
さっさと片 ...
朝起きて洗面台で鏡を見ると 僕じゃない別の人が映っていた
寝ぼけてるのかなと思って目をこすってみても別の人
ほっぺたつねってみても別の人
頭叩いてみても別の人
手鏡を見ても別の人
カ ...
ひとはそれぞれモノサシを持っていると思う。
それは時にいろいろなものを指すが、今ここで言いたいのは「常識」の類のモノサシのことである。
正直な話わたしは、大学に入るまで自分と明らかに違うモ ...
痛い
そう、そのまま
瞼瞑って、立ったまま
ふらりふらりと2本の足が風に煽られ踊る、踊る。
気づけばあなたも、あんたもずっと遠くて
怖くて可笑しくてあたしは涙が出た
背中がそん ...
張り巡らされた思考
命
喪ったものは還らない
開かれた道筋
途絶えて
跡だけが残る
絶たれた希(ノゾミ)
ひたむきな渇望
裂かれた絆の断罪
焦がれたはずの栄光
光の落と ...
何故こんなにも頼りないのか
思っていたよりも簡単に包み込めた細い肩
遠くから見ていた頃よりもずっと
近くに居る今のほうが手に入れるのが怖い
後ろ姿で
思い出の中ではずっとその姿のままで
...
とおい君へ
なぜなの?
ちかい君へ
なぜなの?
君が舞ってる
君が止まった
君の視線を私は外して
うつむく君を私は見つめる
すきとおる君が消えちゃいそうで心配になる
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
自立はいいことかどうか
ふるる
散文(批評...
7+*
07/2/1 12:47
「時間という地層」
広川 孝治
自由詩
2*
07/2/1 12:41
「Pink」
大覚アキラ
自由詩
2*
07/2/1 12:29
雪姫
未有花
自由詩
14*
07/2/1 12:26
二十四歳のぬいぐるみ
ぽえむ君
自由詩
11*
07/2/1 12:11
ベルセーズ
もも うさぎ
散文(批評...
13*
07/2/1 10:57
麗しき連帯
アハウ
自由詩
1*
07/2/1 9:39
蒼の水紋
まどろむ海月
自由詩
8*
07/2/1 8:49
Label Fairy tale ~しかく と まる と お ...
相良ゆう
自由詩
1
07/2/1 7:51
好きです
くるす.wh...
自由詩
2*
07/2/1 2:09
おおきい橋ちいさい橋
yangja...
自由詩
4
07/2/1 2:07
「たとえば」
R
自由詩
1
07/2/1 1:53
リフレクション
〃
未詩・独白
0
07/2/1 1:52
朝の食卓にて
なかがわひろ...
自由詩
2*
07/2/1 1:49
心臓二つ
麻生瑞乃
自由詩
4*
07/2/1 1:48
今朝の革命
なかがわひろ...
自由詩
1*
07/2/1 1:43
大当たり
サナギ
自由詩
3*
07/2/1 1:30
ツボ・ホリック
ブルース瀬戸...
自由詩
3*
07/2/1 1:19
面影
松本 卓也
自由詩
4
07/2/1 1:17
僕を盗む「本物」
青の詩人
自由詩
3*
07/2/1 1:09
本
サナギ
自由詩
5*
07/2/1 1:05
ロボット兵
あおば
自由詩
7*
07/2/1 0:34
ボックス席の女
ネット詩の悪...
自由詩
3*
07/2/1 0:26
我にカレーを
山崎 風雅
自由詩
11*
07/2/1 0:11
僕を映す鏡
青の詩人
自由詩
1*
07/2/1 0:08
モノサシ
はるこ
散文(批評...
5*
07/2/1 0:02
nis.
無知アコ
自由詩
1*
07/1/31 23:57
サーガ
月焦狼
自由詩
0
07/1/31 23:52
背中
暗闇れもん
自由詩
3*
07/1/31 23:30
君の存在
九谷夏紀
自由詩
0*
07/1/31 23:24
5842
5843
5844
5845
5846
5847
5848
5849
5850
5851
5852
5853
5854
5855
5856
5857
5858
5859
5860
5861
5862
5863
5864
5865
5866
5867
5868
5869
5870
5871
5872
5873
5874
5875
5876
5877
5878
5879
5880
5881
5882
加筆訂正:
ゆめ
/
はらだまさる
[07/2/1 9:42]
若干加筆。
6.66sec.