この胸の中が貴方にみえればいいのに。
貴方を愛しくおもう私の心が貴方に伝わればいいのに。
私の出来る限りで貴方を好きだって。
そうしたらもう、そんな淋しい目をさせずに済んだでしょう? ...
どうやら先日から
天井裏に
ねずみよりも大きくて
鳥よりも小さい何かの動物が住みついたらしい
夜になるとばたばたと走り回って
うるさいことこの上ない
ただ不思議なのは
わたしの真上で必ず ...
めだまやきよりも
おおきいの
と
あなたは
首を傾げながら
尋ねるから
うさぎは
卵からは
産まれないのよ
と
わたしは
手に取った雪を
固めながら
呟いた
...
小さな呼吸で空気を振るわせて
目の前の背中に当たり 返る
真っさらな少女に
闇を吹きかけ
夜を越えた時
昔掛けた
馬鹿馬鹿しい枷が
砕けて熱い塊に変わる
それ一つ
抱きし ...
■ ■
年末年始限定です。
今年一年の感謝の御挨拶、来年の抱負など。
どしどしお書き込みくださいませ。
■ ...
自然のものは
花でさえ それを悟っているのに
嗚呼 何故ヒトだけが
運命(さだめ)を知らないのだろう・・・
あれから
何度も同じような冬が過ぎ
薄桃色の春も
常緑の夏も
深紅の秋も
あなたはずっと
喪服の着物姿
世界と隔絶されんばかりの
体を一部とした
景色から飛 ...
雨宿りなんだか
雪宿りなんだか
ただわかるのは
ぼくときみとあなたは
無言の爆笑の渦に
そのときから
はまっていたんだねってこと
わたしは多分、
きみの優しさのハンガーに
ぶら下がっているだけなんだ
タンスにたたんで仕舞うと、
しわしわになって着れなくなる
お出かけ用のワンピースみたいに。
だから、
当たり ...
リボンひとつで
あなたの気をひけるなんて
信じてやしない
けれど
リボンひとつでもしないと
あなたに会えない
二十歳頃の作品
いつも未完成だから
いつも明日がある
そしてそれは
いつとして同じではない
どれも未完成だから
どれも進化がある
そしてそれは
どれとして同じではない
どこも未完成だから
ど ...
私ってなんだろう
ふと そうつぶやいた
なんでここにいて どこにいけばいいのか
わからない
私は なんでここにいるんだろう?
それを聞いた友人は 笑ったものだ
そん ...
まあるい卵にうさぎの眠り
たゆたう袖から
虎のまなざし
いつかは還る最果ての灯へ
のぼる姿を
手から
手に
浮かべた舟は遠ざけて
くれない川面に
こもりうた
幾 ...
悲しみの後に消えていく
そっと手をのせて
一枚の風に夢を描き
先へと羽ばたけ
「夢はララ」
何所かで聞こえる音色
ララ
底辺から響く
そっと貴方と夢に“ララ”
澄み切った夜の
雪山の上を 峻坂を
流れていく ぼんやりと 光と
見上げた空に
張るような新雪の斜面を
僅かな反射が一瞬を煌き 銀色の月が白い地上を
流れていくのを見ていた とても広い ...
僕が短歌を詠み始めたのは二年前。ブログに載せてるのですが、そのブログに来てくれる人は短歌なんて詠まない人ですから、二年前から今に至るまで僕はそういった『短歌になじみのない人』を相手に詠んでいます。
...
ぴん、と張ったタイトロープ
真っ直ぐ眼差して渡れ
ただひとつ成すことを決めて
己と約束した場所へ
真っ直ぐに伸びた
ただひとつ掴むために
逃げ道は全て削 ...
http://www.kore-eda.com/daremoshiranai/
重くて痛い。
安寧があるとすれば、ここに肉体的暴力がないことだ。
どうしても自分と重ねてしまう。 ...
世界が希薄になっていく
高い高い、高い場所で
不純な核にとらわれて連れ戻された
綺麗なだけの名前で呼ばれるもの
海は無限のやさしさでとかして
吹き抜ける音や打ち寄せる色だけが ...
或る者は 発信し続け
或る者は 受信し続け
彼の行為は 果たして
相互となりうるや
発し続ける者は 受ける事あたはず
受け続ける者は 発する事あたはず
主張する ...
洋服を着せられたマルチーズが
貴婦人の腕に抱かれている
デブの貴婦人。何を食べたらそんなに太る?
マルチーズの眼差しは白い
きっとマルチーズの中は空虚でいっぱい
首につけられた宝石が重か ...
僕はまだ人に愛される感覚をしらないのです
胸を焦がす様な恋心はいつも一人で完結しています
寂しいという言葉にのせられるだけなら
まだ幸せなのでしょう
でもそのなかには複雑な成分 ...
久しぶりに雪が降った
今年の冬はどうも暖冬らしく
例年東京にお裾分けしてあげたいほどに
雪が降り積もるこの街でも
道肌が少し顔を出して
季節は何だか雪融けの頃のよう
道行く人たちは
...
ポツリポツリと雫があたり
パラパラ雨が降ってきて
一時はザーザーどしゃ降りになり
その後一晩中シトシト降り続いたのです
?やっぱり日本語って素晴らしいですね ...
彼女はきっと
宇宙を知る為に
隕石に乗って
やって来たんだよ
my sweet
(moon)
honey.
少し
シュールな手紙は
君の目に
どう写 ...
{引用=** みすてられしつるばらの軌跡より
はるかとおき地にさくもうひとつの
業の花についてのおはなし。}
+
幼い日の楽しみといえば
暖炉脇で聞く祖母の話だった ...
綺麗と汚いの双子
胸の内側に居て溶ける
どちらも本当で、善も悪もなし
優も劣も、強も弱も
なし
綺麗と汚いの双子
混ざりあって 反しあって
模範解答は ...
まばたきの またたきの 恋 これは衝動
ほんとうはそんな音じゃないんだよ ほんとうはそんな簡単に言葉になんか
ぷ、つっ(――回線、断絶、、、)
それは、吐きだすたび ...
恩着せられても返さない
救いの手は振り払う
褒め言葉は相手にせず
負の感情のみ共鳴する
私はそんな女です
環境に染まった結果こうなりました
それでも生きろというのですか
白い壁の、階段の、連続していく景色
寒い手を賑わせる文字、投げる言葉の
飛び越えた繋がる線の上の、息のある場所
いつか、気付く心が伝えたかったこと
特別な声が流れて
枯れ草が風になび ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ねがい
ちぇしゃ猫
自由詩
3*
07/1/7 17:58
かまいたちを一匹。
吉田ぐんじょ...
自由詩
12
07/1/7 17:40
品種
彰
自由詩
6*
07/1/7 17:30
宵待ち
藤原有絵
自由詩
7
07/1/7 17:07
年末年始限定!賀詞交換スレ2007年ver.
過去ログ倉庫
07/1/7 16:54
無題
ちぇしゃ猫
未詩・独白
0*
07/1/7 16:30
冬の人
なかがわひろ...
自由詩
4*
07/1/7 15:56
・ヤドリ・
はち
自由詩
0
07/1/7 15:06
ワンピース
ユメアト
自由詩
4
07/1/7 14:31
リボン
砂木
未詩・独白
8*
07/1/7 13:57
未完成だから
ぽえむ君
自由詩
9*
07/1/7 13:44
ケチんぼの神さま
朱桜天 遊雨
自由詩
2
07/1/7 12:43
雪月花
千波 一也
自由詩
13*
07/1/7 12:02
夢はララ
流希-Яuk...
自由詩
3
07/1/7 11:38
雪上の滑車
結城 森士
自由詩
3*
07/1/7 11:36
短歌について(独白)
歌乱亭カラス
未詩・独白
1+*
07/1/7 11:27
『タイトロープ』
しろいぬ
自由詩
2*
07/1/7 10:32
■批評祭参加作品■ 誰も知らない
いとう
散文(批評...
2
07/1/7 10:26
結晶核、とらわれて
たりぽん(大...
自由詩
15*
07/1/7 10:25
或る者たちへ
実夜
自由詩
3*
07/1/7 9:19
マルチーズ
一絵
自由詩
5
07/1/7 8:45
童貞
〃
自由詩
4
07/1/7 8:14
「氷上のアーティスト」
404 no...
自由詩
5*
07/1/7 5:54
雨が降る日は天気が悪い
優飛
自由詩
3*
07/1/7 4:54
moon honey
山中 烏流
自由詩
2*
07/1/7 3:39
*ミリィの風車小屋**
知風
自由詩
4
07/1/7 3:25
『双子』
しろいぬ
自由詩
6*
07/1/7 3:20
しろしろし
白雨パル
自由詩
5
07/1/7 2:59
この女薄情につき
さえ
自由詩
6*
07/1/7 2:30
息のある場所
霜天
自由詩
5
07/1/7 1:49
5836
5837
5838
5839
5840
5841
5842
5843
5844
5845
5846
5847
5848
5849
5850
5851
5852
5853
5854
5855
5856
5857
5858
5859
5860
5861
5862
5863
5864
5865
5866
5867
5868
5869
5870
5871
5872
5873
5874
5875
5876
加筆訂正:
光の水槽
/
下門鮎子
[07/1/7 15:54]
不規則→ランダム
雪上の滑車
/
結城 森士
[07/1/7 15:54]
別作品になった
雪上の滑車
/
結城 森士
[07/1/7 15:42]
大きく改訂
5.64sec.