えてして

 感 情 は

報われない




 愛し 愛し と

  思う

   ばかり
生まれ来る者たち 
人生を選んで
美しいリズムを
その胸に見つける

死に逝くものたち
陽炎を踏みしめて
永遠の孤独を
その胸に見つける

ただ君の胸にはいつだって真実がありますよ ...
熱を帯びていく
赤い唇に似た花びらが体に落ちる
落ちていくのは花びらか
白いあなたの体か
波がうねるように

ねむり閉じられた視線をつなぐあなたの扉
漆黒の瞳が中に閉じ込められ
わたし ...
反転した

 視 界 の先

どこまでも 降り続け




 彼方の 月

 此方の 光


手を のばしても

届きや しないから


四方を 倍に

...
携帯のモードをカスタマイズした
電話の着信音とメールの着信音と
バイブも光も全部オフ

連絡があってもなくても
相手が君でも君じゃなくても
イライラするし
ムラムラするから

回る椅 ...
こめかみが震える
ボタンを掛け間違えただけで
凍傷になった右腕を
いらなくなった左手でどかす


タバコの煙が
消えるのにじれだすと
地上では急に雨が降りはじめる
おれは終電 ...
 朝日の射す部屋に久々にお花を飾りました
 真っ白な陶器の花瓶にたおやかな薄桃色と深紅
 そっけない床にコトリと置くと
 たちまち同化し花々は床に咲き乱れます
 
 私は伝うものが涙だと
...
ハゲたくないから
帽子はあんまり被らない

でも
どうせならこの世に生きる全ての人が
ハゲればいいのに

御堂筋線沿線に住む
全てのハゲを集めて
世界を照らしたい
黒ずんだ葡萄を食べながら
次は何を手に入れようかと
君は考える

あやしい美貌も黄金も宝石も
すべて望むものを得たけれど
安らぎの境地には冥王星より遠く

もっともっと
いっぱいいっ ...
ぱちぱちと
両目ウインク。

一級障害者になる
なんて
予測もつかず。

みち
ただ
生まれたままを
そのまんま
すくすく
生きてきて。

やあ
やあ
思いっきり
拘 ...
 桜色のバスに乗って染井吉野のトンネルを抜けて君の街へ行く
 トンネルを通る時花びらが風に乗ってガラスに付く
 運転手はいつもワイパーをかけてそれを退ける
 君には桜の花びらがよく似合う お ...
君は知性と権力を持っていて
だから私は君に惹かれたのかもしれない
実際私は君から知性を吸い取り権力を利用し
君を捨てて君から逃げた
あどけない私自身も置き去りにして

君がお金と美貌を持っ ...
本当は
雑草なんて
名前じゃない
君たち

本当は
とても
美しい
君たち

私には
まだ
力がないから

とても
表しきれないけど
みんな

優しいのかな?

それとも

自分に厳しいのかな?


誰も言わないから

僕が言うよ


とりあえず

自分のことは

棚にあげさせていただいて

...
……誰か来る!
大丈夫、このサイズなら絶対にバレっこないさ
シッ 美輪さんが起きちゃうよ!
潜入するとしたら、やっぱり入り口は耳の穴なのかな…?
哀しみが 満開

散り際は 桜の潔さで
鉄塔の赤き光りの明滅に取り囲まれて冬ぞ抱くべき 霞んでいく景色の中
手を伸ばしたが
届くことなく
落ちた

暗闇の中
もがいてみるが
水のようにすりぬけて
何も掴めない

痛みに目が覚め
大きく手を伸ばし
世界を確かめた
...
たくさんの曲が最後の練習を迎え
本番を想定したリハーサルも終わった

降り積もる終わりたち

その言葉は決して否定的なひびきではなく
ひとつひとつ踏みしめながら昇る階段のように
...
ほしいもの
それはお金でもなく
名誉なんかでもない
ほんの小さな手だけでいい
温かみのある誰かの手

ありがとうと
軽く振ってくれる手
がんばってと
応援してくれる手
大丈夫だよと ...
星の営みとしてそれは
いつからなされていたのか…
終焉と誕生の
繰り返し、そうそれは繰り返し

灰の中から
もう一度炎が上がるような
終わりながらそれは
終わらない永遠のループ

...
君は よく泣く

殺人事件を見て

御飯が おいしいと言って

芸能人が逝去したことを知って

赤ちゃんが 産まれた事に

車に轢かれた 猫を見て

恋愛ドラマを見て

わ ...
例えば

空が綺麗だったり

ほれぼれするような景色を見たり

かわいい犬に出会ったり

優しい人と触れ合ったり

和むような光景を見たら

教えてね

僕は 狭い世界の  ...
一つ一つの過去というピースは

あなたのジグソーパズルに
必要なかったのかもしれない

でも 少しでも穴が開いていたら
それはあなたではなかった

たとえそのピースの色が
...
{引用=





くぼんで不可解な高みから
海の影が降りてくる
闇と光の間の道を
さざ波のように辿りながら

 真実は無限の中から
 選び取るもの
 それは賭けの連続

...
    
    書架を巡って十代で命を絶った少女の著作にぶつかる度、
    心の中で「勝った」と思う。
    お前は負けたのだ。
    感性は年を経る毎、磨耗して行く。
    この ...
雲は遅刻したけれど青空は遅刻しなかった晴れのち曇り。



曇のカーテン薄いから、
向こうが透けて、
青い影。

ぐうん空魚が、



ほわわわ ...
 雨期に入った頃 舎衛国の祇園精舎で安居が開かれた 安居が終わってお釈迦様はカピラヴァスツに立ち寄り コーサラ国王波斯匿王の訪問を受け 最後の伝道が王舎城から開始されることになった
 故国を急襲する ...
昼時とはいえ、冬だというのに大変な暖かさだった。
コンビニエンスストアで買った500円未満の弁当を手に持って、ベンチに腰を下ろす。
さすがに、風が吹けば体は凍える。冷たい空気は固まっている。

...
                2007/02/03

午前中にテニスをしたら
恰好良いんだよね
そんなことをいって笑う君
テニスは下手なんだね

高校生にもなって
テニスが下手なんて ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
李伍 翔携帯写真+...3*07/2/4 1:57
真実P.B.自由詩107/2/4 1:50
よる暗闇れもん自由詩6*07/2/4 1:35
S T O P O V E R ・ 4李伍 翔携帯写真+...1*07/2/4 1:34
生理前モードパノラマ音源未詩・独白107/2/4 1:29
汚物カンチェルス...自由詩507/2/4 1:16
花を食う茉莉香自由詩14*07/2/4 0:54
ハゲと地下鉄御堂筋線coco'i...自由詩007/2/4 0:42
ミス・ブラックマジック佐羽美乃利自由詩207/2/4 0:40
Michi草野大悟自由詩5*07/2/4 0:28
君の街まで桜色のバスに乗ってはじめ自由詩3*07/2/4 0:09
かなしい境遇九谷夏紀自由詩507/2/4 0:05
雑草weed &...携帯写真+...3*07/2/3 23:57
聞き流してー那人自由詩007/2/3 23:51
無題自由詩1*07/2/3 23:45
sakuraharu携帯写真+...5*07/2/3 23:43
明滅A-29短歌1*07/2/3 23:38
頭痛優羽自由詩3*07/2/3 23:33
終わりを生きる青の詩人自由詩5*07/2/3 22:50
とても小さい手だけれどぽえむ君自由詩19*07/2/3 22:45
76、再生 【さいせい】雨宮 之人自由詩4*07/2/3 22:32
そして、僕は泣けないんだAnima自由詩1*07/2/3 21:21
清浄なだけじゃ、足りない自由詩1*07/2/3 21:14
選択鼈甲自由詩6*07/2/3 21:07
海からの影まどろむ海月自由詩4*07/2/3 20:33
棘のある指ミゼット自由詩3*07/2/3 20:07
「 晴れのち曇りで、さんさんさん。 」PULL.短歌8*07/2/3 19:55
入滅はじめ自由詩007/2/3 19:52
”間”を失う人類を、助け出そうと温暖化は進むブライアン自由詩1*07/2/3 19:49
立春あおば自由詩5*07/2/3 19:30

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加筆訂正:
76、再生 【さいせい】/雨宮 之人[07/2/3 22:33]
2007.01.26初出。最終連のみ改変。
7.72sec.