なんでだろ
君が笑ってるだけでさ
もう すごく ねぇ
幸せなんだ
すごく
幸せ
なんでだろ
君がいつもくれるのは
こんなにも あったかくて
かがやいて ...
水の都
おおきい橋
ちいさい橋
越えて
越えて
ふたつめの大きな戦争がはじまる前に
船にゆられて日本にやってきた
おばあは
メリヤス工場をさぼるように言われ
大阪の橋の上 ...
「たとえば」で世界が構成されていたとしても
「たとえば」あなたが笑っていてくれるなら。
嘘をつくことだって本当はこわくないよ。
...
さあさあ自身の空虚な自信に歯を立てよう。
自分の才覚の壁が見えるのは、その壁を超えられる可能性があるということだ。
吉田修一のような小綺麗に人を見下した感じを望んでいるわけじゃないけど、 ...
朝の日常議論の花
そこに正義は生まれ
悪にくだを巻く
薄い紙に
描かれた人間模様
何処か遠い場所で起こっていることだろう
大きな声で騒いでみても
どうせ聞こえはしないの ...
胎児が 私の心臓を 小さな小さな手で 優しく撫でている
わたくしと 胎児の 太陽ふたつ。
わたくしと胎児の小さな宇宙で
天上で音楽が鳴り響いている、
太陽の鼓動、
つ ...
パパは今朝の革命に失敗して
その日の夜から
帰って来なくなった
そして僕はパパのいない毎日を生きて
いつしかパパと同じ年になった
パパの遣り残した革命は
とてもちんけなもの ...
賢明な読者も賢明でない読者もご存知だろうが
俺の書いているのは詩じゃない
むしろ散文に近いが
別にどうだっていい
特にすんばらしくもなく
とりたててすげえいいことも言ってねえし
ヘンな ...
ギュッと圧してください。
力強く圧してください。
痛いですか。
ここは、平均的な生き方なんて
存在しないんだということを
文化人類学的に証明したい時に効くツボです。
ギュッと圧してくだ ...
雲の隙間
欠けた月
真円になり得ない
輝きを見る
駅のホームに過ぎる風
またしても面影を見つけて
一筋の雫が伝う
いつまで覚えているのか
どれだけ抱えていくのか
片隅に震えて ...
カラオケの画面の歌詞を見ていた
5秒後の未来を盗む 完璧な明朝体
僕はそれをなぞることしかできない
その場所ではそいつが真実で
僕の歌声はそれに服従するコピー
鏡 ...
向こうからすげえでかいものが歩いて来やがった
そのすげえでかいものが
どう見たって
図書館だ
ツタの生えた陰気くさい外壁
入り口はまあまあきれいだ
ずらっと並んだ棚には本がぎっしり ...
軽薄な
ロボコップとお茶する
ロボコックが歌うので
ロボット三等兵が
鉄砲担いで入ってきて
厳しい顔して
敬礼するので
休めと言って
後は
知らん顔
充電する間にカツ揚げて
...
金曜の夜9時半
僕は駅前のファーストフード店にいる
三階の禁煙ゾーンのカウンターに一人座り
ストローでアイスコーヒーを啜りながら
僕は見る
角のボックス席に座る一人の女
彼女の後ろの壁 ...
どこまでも続く道を一人暗闇の中歩いている
一人で一人で一人で一人で ひぃっ
人生知れたこと
どうなる地球
どうなるルー大柴
まだこんなことろにいる自分
さっさと片 ...
朝起きて洗面台で鏡を見ると 僕じゃない別の人が映っていた
寝ぼけてるのかなと思って目をこすってみても別の人
ほっぺたつねってみても別の人
頭叩いてみても別の人
手鏡を見ても別の人
カ ...
ひとはそれぞれモノサシを持っていると思う。
それは時にいろいろなものを指すが、今ここで言いたいのは「常識」の類のモノサシのことである。
正直な話わたしは、大学に入るまで自分と明らかに違うモ ...
痛い
そう、そのまま
瞼瞑って、立ったまま
ふらりふらりと2本の足が風に煽られ踊る、踊る。
気づけばあなたも、あんたもずっと遠くて
怖くて可笑しくてあたしは涙が出た
背中がそん ...
張り巡らされた思考
命
喪ったものは還らない
開かれた道筋
途絶えて
跡だけが残る
絶たれた希(ノゾミ)
ひたむきな渇望
裂かれた絆の断罪
焦がれたはずの栄光
光の落と ...
何故こんなにも頼りないのか
思っていたよりも簡単に包み込めた細い肩
遠くから見ていた頃よりもずっと
近くに居る今のほうが手に入れるのが怖い
後ろ姿で
思い出の中ではずっとその姿のままで
...
とおい君へ
なぜなの?
ちかい君へ
なぜなの?
君が舞ってる
君が止まった
君の視線を私は外して
うつむく君を私は見つめる
すきとおる君が消えちゃいそうで心配になる
...
「雪の音階」
舞う羽の静かな音こぼれるよう
手のひらの中で羽化した希望(のぞみ)
こんこんとこころに積もる雪の下
あなたが埋めた種が芽を出す
...
果てなく遠い道の中
私は歩く
私は鳥になれないから
その道を一気に飛んではゆけない
私は
私を飛び越えることはできない
私は風になれないから
その道を一息に飛んではゆけない
私 ...
地球を2周半もする 僕の長い両手から
君は そんなに簡単に 逃げられるとでも思ってるのか
どんな巧妙なフェイント ギミックを駆使したとしても
僕を撒けるわけないだろう あきらめが悪いのか ...
つうっと
静かに脚を浸す
目を瞑りながら
とぷん、と膝を抱えて
まるで生まれる前の姿で
さあっと
周りの水温が脳内で渦を巻く
水のなだらかな揺らぎと
体内の血流がユニゾン
ま ...
さけび続け夢を追った青春時代
さまよいながら揺れていた青い夏
きめられたルールなんてなかったけど
さまよい戸惑い苦しんだ日々
んーと思い出すと懐かしい思い出
...
寝苦しさに目を覚ますと
やはりホリデーインの一室に泊まっていた
わたしの隣では
脇臭く寝相の悪いやつが
馴れ馴れしくいびきをかいていた
エーチャンのニューグランドホテルは
わたしのこころの ...
先生、誰も来ない放課後です
理科室は薬品の匂い
閉められた
暗幕の心地良い温度
埃が泳いでいきます
気だるい午後です、先生
魚になるにはどうしたらいいですか
答えの出ない ...
傷負いの翼が空を掴む
歪な円を描きながら
しがみつくように飛んでいる
鳥が自分の真上を通る
降ってきた水滴
鳥の血、静かなぬくもりを持って
空には鳥がいた
これから死ぬであろうに ...
無罪ではあるが越境途上の死だ
あるいは断罪された避雷針の廃墟だ
黒いチョコレートをかじりとって猥雑に事務的に
いくたびも右曲がりに滑稽なうすぐもりの空だ
五分後に規則正しく振り切られるマタ ...
日付順文書リスト
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好きです
くるす.wh...
自由詩
2*
07/2/1 2:09
おおきい橋ちいさい橋
yangja...
自由詩
4
07/2/1 2:07
「たとえば」
R
自由詩
1
07/2/1 1:53
リフレクション
〃
未詩・独白
0
07/2/1 1:52
朝の食卓にて
なかがわひろ...
自由詩
2*
07/2/1 1:49
心臓二つ
麻生瑞乃
自由詩
4*
07/2/1 1:48
今朝の革命
なかがわひろ...
自由詩
1*
07/2/1 1:43
大当たり
サナギ
自由詩
3*
07/2/1 1:30
ツボ・ホリック
ブルース瀬戸...
自由詩
3*
07/2/1 1:19
面影
松本 卓也
自由詩
4
07/2/1 1:17
僕を盗む「本物」
青の詩人
自由詩
3*
07/2/1 1:09
本
サナギ
自由詩
5*
07/2/1 1:05
ロボット兵
あおば
自由詩
7*
07/2/1 0:34
ボックス席の女
ネット詩の悪...
自由詩
3*
07/2/1 0:26
我にカレーを
山崎 風雅
自由詩
11*
07/2/1 0:11
僕を映す鏡
青の詩人
自由詩
1*
07/2/1 0:08
モノサシ
はるこ
散文(批評...
5*
07/2/1 0:02
nis.
無知アコ
自由詩
1*
07/1/31 23:57
サーガ
月焦狼
自由詩
0
07/1/31 23:52
背中
暗闇れもん
自由詩
3*
07/1/31 23:30
君の存在
九谷夏紀
自由詩
0*
07/1/31 23:24
■共同作品■ 冬幻郷(とうげんきょう)
Rin K
短歌
27*
07/1/31 23:18
私は私でしか進めない
ぽえむ君
自由詩
11*
07/1/31 23:10
watching
北大路京介
自由詩
10*
07/1/31 23:07
沈黙の音楽
し ん
自由詩
4*
07/1/31 23:04
青い夢
Direct...
自由詩
9*
07/1/31 23:02
チャイナタウン
恋月 ぴの
自由詩
28*
07/1/31 23:02
理科準備室で
夕凪ここあ
自由詩
16*
07/1/31 22:56
真空
vallet...
自由詩
6
07/1/31 22:31
無罪ではあるが
hon
自由詩
4
07/1/31 22:31
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6.94sec.