ついに定規は曲がった
まっすぐにしか使われない自分が
悲しくなったという
まっすぐに測れるものなんて
世の中のほんのわずかしかない
そう思ったらしい
もっと柔軟のある生き方を求めて
現実 ...
無理して話そうとしなくていいよ
涙の跡がすべてを物語っている
そんな君に教えてあげるよ
スキップで街を歩く方法を
一日目
まずは思い切り泣こう
溜まったものを全部吐き出そう ...
風が落ちた音がしたので
私の目は窓をみました
窓には装飾が施されていて
モザイク調の風が白く見えました
白く見えた風は
ただの空のかたまりでした
かたまりはしばらく白色になると ...
目覚めれば夢で聞いてた雨の音
春うららんこっそりスキップしたりして
マーガレット雨の日だって上を向く
一粒のイヌフグリ咲く浅い春
明け方の寝顔の奥に春の ...
どんなに近くても
どんなに近づいても
あなたとわたしは別の人
けっして同じ人にはなれない
一人は独り
さみしくてもかなしくても一人
うれしくてもたのしくても独り
ちぎって分けあうこと ...
生きるか
死ぬかは
誰にも
決められない
自分でも
寿命で死ぬ
病気で死ぬ
他殺で死ぬ
自殺で死ぬとしても
それが
『運命』
自分で
決めたつもりでも
それは違う
『運命』 ...
ハンマーが叩くその音の色は
いろいろな色が封じ込められ
厳選された白と黒の二つの色
明るい黒からくらい白までを
全速力で駆け抜けそして戻り
死に物狂いの手首の先の方を
下目で見下ろし煙草を ...
住宅街を
奥へ奥へと
入っていくと
だんだん足が浮いてくる
足をつこうとして
何度も何度も足踏みしながら
歩いていくのだけれど
なんだかおかしいな
どこが自分の家なのか
本当はよくわ ...
わたしの脳に誰かがベジェ曲線を描いている。
そう、これからわたしは胡桃になるのである。
幾重にも曲線が描かれ、その細い糸はわたしの想像を拘束する。
リターン 。 …120度 。
リターン ...
死にたがりのハレンチは遠い夢
感覚も感触も陥落して
ただただ、ないているのです
途切れさせないための夢に夢を見て
鳴いているのは彼
泣いているのは誰
...
愛してるがとまらない時
そっと胸に手を当て
想いを抱きしめる
愛おしくて 愛おしくて
たまらなく触れたくなる
あなたの髪をなで
頬に肩に
踊る指先であなたを感じと ...
幸せだと感じるとき
そのかげにある
幾つもの悲しみを思う
忘れているわけではないよと
悲しみたちに告げる
幾つもの悲しみの上にある
一つの小さな幸せ
そのことをいつも
忘れない私 ...
何のとりえもない
こんな僕をどうして好きになったの?
「気がついたら好きになってたんだよ それだけ。」
彼女はそう言って 恥ずかしそうに笑った。
抱きしめずにはいられな ...
余裕のない毎日の ほんの一瞬を
君といられる幸せ
わたくしは、
そ知らぬ仕種で
かおる紅茶をなめる。
風に頁がめくれようとも
見果てぬ大空が翻ろうとも
わたくしは、
そ知らぬ
今日に
ほころび
いつかあえる
光子の微笑む
丘の上 ...
そのモデルには
頭がなかった
世の中には
頭の中身がないモデルは
たくさんいるのだが
頭がないモデルは
史上はじめてだった
国内外のデザイナーたちは
頭のないモデルを
自らの ...
きんいろは
かなしいすべだと思います
闇夜のはなは
もっともあかく
ひとみを閉じこめて
火から、
結ばれてゆく、
果実のことなど、
だれもが、
とが ...
わたしはまだ
運ばれてゆける
むずかしい物事を
ほかの名前で呼ぶよりも
ここが峠の途中なら、
そらにまぎれず
澄み渡りたい
あなたのそばには無い数を
おだやかに
...
延々と
積もらぬ雪に
想い馳せ
積もる心は
しんしんとふる
ボクはずっと見てた
キミが狼に食べられるところを
笑ったよね
キミは笑ったんだ
狼が口をあけた瞬間
知っていたんだろ?
そこに寝ているのはおばあさんじゃないって
...
ハルシオンと言う薬は
とてもきれいな青色をしている
昔絵本で読んだ
空色の種とは
ハルシオンのことだったのではないだろうか
埋めると家がたつ空色の種
どんどん
どんどん
...
きみにメールをしようとしたけど
なにを書けばいいのかわからなくて
白紙のままの作成画面をみつめた
液晶がにじむ
ほんとうはずっと
信じていたかったんだ
ばかみたいに
おとぎばなし ...
誰もいない放課後
鼻につくチョークの匂い
校舎裏には誰かの名前
雨風にもう消えかけて
らくがきにも見える名前
ひとつ
あれは
ひたかくしの時間でした
スカートの丈を短くしたり
お ...
明日はゴルフだった
きょうは相変わらず忙しかった
そんな夜が
大学時代のクラブの仲間の
お通夜だった
ケータイで
しばらくぶりの友人と連絡を取り合った
お通夜のあと
粗雑な建物の出入口 ...
僕は、忍者なんだ
結婚4年目にして
ついに明かした真実
君は驚くこともなく
得意のオムレツを上手に返して
私、実は男なの、と言った
2歳になる娘は
一度引き抜いたティッシュを ...
その三人はひと込みのなかで目をひいた
風が
少年の顔をまぶしくさせていた
連れの中年の男は
少年の父親のようには見えなかった
連れの女は
少年の姉のように見えた
かなり年の離れた姉
女 ...
決勝戦の日
その朝早く
正吾はひとりで甲子園に来ていた
四年まえの占い師の言葉が嘘でなければ
きょう、俺は、甲子園の優勝投手になるはずだ、
高速道路の屋根のしたを歩いて
蔦のからまる球場に ...
明日はしあわせですか
夜の地下鉄の中で本当に知りたい情報を拾った新聞に探す
ipodの中にも耳を澄ませる
誰も声を発さない
がたんがたん輸送されていく
言葉では問わない 否定 ...
ロックをしたなら
「さあどうだ!」
レノンが墓から飛び上がり
宇宙を渡ると言いだした
もはや彼には「想像」できまい
ヤングは見るものすべてを歌にして
ディラン ...
ブライアン・セッツァー・オーケストラ聴いて 陽気に行くぜ月曜の朝
むせかえる異国の風の芳醇な香り奏でるジプシー・キングス
バロックを奏でるロックギタリスト ブラックモアズ・ナイトに酔って
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
曲がった定規
ぽえむ君
自由詩
49*
07/2/27 11:39
三日後
1486 1...
自由詩
4*
07/2/27 11:31
連想カーテン
ふく
自由詩
4
07/2/27 11:30
春うららん
七子
俳句
3
07/2/27 11:04
ひとり、一つ
詠乃
自由詩
2
07/2/27 10:49
運命の歯車
春日 凌我
自由詩
0
07/2/27 10:41
ハンマーが叩くその音の色は
Six
未詩・独白
7
07/2/27 10:09
住宅街を奥へ
チアーヌ
自由詩
4
07/2/27 9:53
可能世界と現実世界
和泉蘆花
自由詩
1
07/2/27 9:43
あなたはほんとうはいつだってひつようなのですよと
R
自由詩
3
07/2/27 9:42
同じ想い
空 春色
自由詩
1*
07/2/27 9:37
小さな幸せ
weed &...
携帯写真+...
5*
07/2/27 9:31
君が好き。
空 春色
自由詩
2*
07/2/27 9:29
愛コンタクト
〃
自由詩
0
07/2/27 9:21
月とあおい春
こしごえ
自由詩
16*
07/2/27 9:19
頭のないモデル
シリ・カゲル
自由詩
1*
07/2/27 8:41
舟わかれ
千波 一也
自由詩
29*
07/2/27 8:13
真冬を知らない
〃
自由詩
14*
07/2/27 8:05
積もり
秋桜
短歌
1
07/2/27 7:06
Little Red Riding-Hood
三架月 眞名...
自由詩
2*
07/2/27 4:34
ハルシオン
コトリ
自由詩
7*
07/2/27 4:03
穏やかな孤独
八月のさかな
自由詩
6
07/2/27 3:11
一センチからずれていく
夕凪ここあ
自由詩
6*
07/2/27 2:26
空の調べ
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
07/2/27 2:12
大事なことは事前にチェック
美味
自由詩
5
07/2/27 2:09
NO!
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
07/2/27 2:07
火のリレー
〃
携帯写真+...
1
07/2/27 1:58
しあわせ予報
マッドビース...
未詩・独白
0
07/2/27 1:55
ハチミツノヨウナ僕ノソレ(或いはユメ)
蔦谷たつや
自由詩
2*
07/2/27 1:47
まだまだえいごでうたえ!〜Music on 575(Part ...
AKINON...
短歌
2
07/2/27 1:46
5718
5719
5720
5721
5722
5723
5724
5725
5726
5727
5728
5729
5730
5731
5732
5733
5734
5735
5736
5737
5738
5739
5740
5741
5742
5743
5744
5745
5746
5747
5748
5749
5750
5751
5752
5753
5754
5755
5756
5757
5758
加筆訂正:
素敵だなと感じさせてくれる詩作品って…
/
恋月 ぴの
[07/2/27 7:20]
タイトル変更しました。
6.05sec.