言葉に溶かした微かな薬
甘く香ってすぐ消えた
だのにどうした訳だろう
僕の胸が痛むのは
――{注三千世界の烏を殺し主と朝寝がしてみたい=高杉晋作が作った都々逸}――
寝物語の睦言に
誰がうとたか{ルビ漫歌=そぞろうた}
熊野の{ルビ牛王=ごおう}を裏返し
...
きみの中に青白い強い炎がある きみがきみ
ひとりで燃やしてきた炎 ほかの誰によっても燃やすことの出来な
い炎 刺すような傷の痛み
再生される記憶 およ ...
{ルビ翠=すい}の{ルビ竹生=たかふ}に月夜影
稲穂に似たる紫は 二目と見れぬ稀有な花
最期の時を飾らんと 今を盛りと咲き満つる
風も無き夜に{ルビ竹葉=たかは}が騒ぎ 月花に浮 ...
”いっぺんの汚れもない”なんて純白が
似合うはずもないことを
よおく よおく 知っていたので
貴方がよこした手紙のはじめが
どろや 食べかす
他の人の存在で 彩られていても
私は
とん ...
{ルビ熟=う}んだ柘榴を ひと齧り
愛しいあの子の味がする
{ルビ魄=たま}に根付いた夜叉の念
如来に帰依せど 忘らりょか
ぷつりと潰れた舌触り
あの子の目玉と瓜二つ ...
あの子は自分を傷つけているけど、わたしだって文句は言えない。
最近は落ち着いてはいるものの、前は傷つけて生きていたもの、ね。
今日せんせいが言ったっけ、きれいごとを並べたっけ。
それであ ...
なんでもいいから、
理由も
温もりも
微笑みも
なんにもいらないから、
とは言っても
傍にいられるだけでいいよ
とも言えなくて
それは
きっと
ただのわ ...
一つしか無いヘルメット
迷いも無く、私に差し出した。
前に乗るのは貴方なのに・・・
何も考えずに風に向かう貴方の後ろで
温かい感情が顔を流れ落ちた
...
前向きな気持ちで歩いてみても
前に進めるとは限らない
希望を捨てずに立ち向かってみても
気持ちが報われるとは限らない
ランキングに並べられた曲には
ポジティブなだけの薄っぺ ...
だいたい、
いけない事ってことって
誰を基準に決めるんだよ
すべて基準値です。
あたしが六法です。
やっぱ間違いです。
これも正解です。
結局、
...
文章も入れてみました
深い深い眠りの底
目を剥いてトリップしたみたいな
空気の無くなるエリア
君は今何処に居るんだろう
いい加減
出てきてくれないか
暑さと切なさで
殺られそうだ
突然の光に
束の間の
神々の黄昏
...
その 君の
やわらかく
みずみずしく
すけてみえて
かんじやすい
感性を 心を
いや 良心を
守るべきなら
魂を入れる 要塞を 築くべきだ
武装した 兵など 配して
...
あんまり綺麗だから。
まねしちゃったね。
けどね、
夜までまねしなくても、
良いんじゃないかな。
あと一時間でこの詩を書き終えないといけない!
九時半には就寝のサイレンが鳴るはずだ
ここは刑務所 僕は万引きの罪で捕まった
囚人服姿に伸びた髪と無精髭
とても詩人には見えない
生 ...
通気口から地獄の呻き声が聞こえてきた
僕はいつもそれを聞くと心が砕かれる
頭は混乱して呻き声が通気口から耳許に移って永遠と苦しめ続ける
僕はこの詩を書いて身を浄化させるつもりだ
僕 ...
夢を見て飛び起きた
ビル群に花火の光と影が飛び散っていた
今日は年に一度の花火大会だ
同じように地上に大輪を咲かせている観覧車
光り輝いて点滅したり色彩を多様に鮮やかに変化させてい ...
いつの間にか変な癖が付いてたんだ
あの人が手を挙げるだけなのに
僕は頭を庇うように手で隠れるような
そんな仕草を反射的にしてしまう
どうしてだろう?
ううん、判ってる
ごめんなさい
伝えたい
言葉の先に
飛び出たみたいに
嘘が付く
素直さに
後ろを向いて
泣いていた
あなたじゃなくちゃ
駄目だった
くだらない
意 ...
イディオとサヴァンは瓜二つ
それもそのはず 種ひとつ
フィリアとフォビアも瓜二つ
それもそのはず 花ひとつ
イディオとサヴァンは
フィリアとフォビアとめでたく結婚
だけ ...
迷走した夜明けが今日に辿り着いた
しまい忘れた記憶が日に焼かれ
過去になりきれなければ後悔になる
朱の刻
その頃眠りにつくのがいい
闇と格闘した疲れを明るく癒す ...
夜のように黒いギター
男の心は弦のように震えている
お前を求める狂おしさに
かき鳴らす指は赤い血でにじんだ
男の心は届いているか
男の歌はお前に響いているか
闇のように黒いギター
...
教室の隅で林檎かじってた
ただ眺めてた
いじめられてる田中君
授業崩壊
泣いてる山口先生
僕には関係ない
教室の隅で林檎かじってた
陰湿噂話
流行りのファッション
飼ってる犬が ...
ダイヤル式、赤の公衆電話
バーの片隅に隠れるようにあった
この電話って使えるわけ?
マスターはゆっくり頷いた
つい懐かしくてコインを落とした
手は勝手にダイヤルを手際よく回す
この ...
ぼくは大きな釜に出会った
冷たい緑色の海で
コロシアムのような釜の内側では
みんなが僕を待っているような気がした
釜の中へ
...
俺の片目は何時も赤いけれど
何故か知ってるかい?
兎みたいに
寂しいと死んじゃうんだ
知ってたかい?
と言うと
君は心底可笑しそうに笑って
それじゃあ
鏡の中に映るあなた ...
珈琲一杯
一気に飲み干した
星を見るために
君に逢うために
海で待ち合わせ
時計は午前0時
あと1時間何をしようか
とりあえず
君が来た時のこと
ゆっくり考えて待つよ
不思 ...
こんにちは こんばんは おやすみなさい
おはよう
そんな 挨拶が 日常になって 僕達は
そんな 挨拶を 当たり前に 思ってしまうけど
本当の 本当は
君と そんな挨拶を ...
待っていたものが
いつだって
くるわけじゃない
何かを失って
きっと ぼくらは 何かを得るのだろう
君が僕をふって
ずっと、友達
あてもない権利だけど
手に ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
明かりの消えた空の下で
プル式
自由詩
14*
07/2/27 20:04
滑歌
朱雀
自由詩
5*
07/2/27 20:02
創書日和「炎」 Own Fire
大村 浩一
自由詩
7*
07/2/27 20:01
竹想花伝
朱雀
自由詩
4*
07/2/27 20:01
混色の果てに
汀
自由詩
3*
07/2/27 20:01
百子同室
朱雀
自由詩
3*
07/2/27 19:59
戯言
ひめと
散文(批評...
2
07/2/27 19:57
キス
〃
自由詩
10*
07/2/27 19:09
風
shion
自由詩
3*
07/2/27 18:15
ムーンウォーク
1486 1...
自由詩
11*
07/2/27 18:02
アイデンティティ・アイスキャンディ
明日葉
自由詩
3*
07/2/27 18:02
足跡(アニメポエム)
ぽえむ君
携帯写真+...
9*
07/2/27 17:57
ラグナロク
宙空 心
携帯写真+...
4*
07/2/27 17:47
君の・・・
アハウ
自由詩
2*
07/2/27 17:35
まねっこ。
狠志
携帯写真+...
6
07/2/27 17:20
延刑フランスパン
はじめ
自由詩
1*
07/2/27 17:10
地獄の声
〃
自由詩
1*
07/2/27 17:09
大花火
〃
自由詩
1*
07/2/27 17:08
忘れたけど
AKiHiC...
自由詩
2
07/2/27 16:55
だからきっと、届かない
蓮未
自由詩
4*
07/2/27 16:18
*イディオとサヴァンとフィリアとフォビア*
知風
自由詩
1
07/2/27 16:03
「毎日が違う目覚めなら」 (青年詩片)
ベンジャミン
自由詩
4*
07/2/27 15:03
黒いギター
石瀬琳々
自由詩
16*
07/2/27 14:55
単独視
倉持 雛
自由詩
2
07/2/27 14:40
電話
vi
未詩・独白
5*
07/2/27 14:32
海で
ポッケ
未詩・独白
2*
07/2/27 12:55
青、紫、明け方の、匂い
虹村 凌
自由詩
9*
07/2/27 12:25
珈琲
美月朱恋
自由詩
4*
07/2/27 12:25
anytime anyday
ウデラコウ
自由詩
2*
07/2/27 12:14
クラウン
くるす.wh...
自由詩
1*
07/2/27 12:11
5717
5718
5719
5720
5721
5722
5723
5724
5725
5726
5727
5728
5729
5730
5731
5732
5733
5734
5735
5736
5737
5738
5739
5740
5741
5742
5743
5744
5745
5746
5747
5748
5749
5750
5751
5752
5753
5754
5755
5756
5757
5.86sec.