一拍遅らせてみても夕刻は
若く滞ったままだ
(緩めの服を知り)
卒論をひもとくように音を探るけれど
それすら「描かれた僕」に過ぎないとあれば
ますます活力への横臥から締め出されるばかりになっ ...
朝起きたら
いつも台所に立つ母が
地を這う赤ちゃんになっていた
家を出て
電車を待つ駅のホームには
はいはいのまま赤ちゃん達が並び
全ての席は座る赤ちゃんに埋め尽くされ
...
うたわせてください
おねがいします
うたわせてください
貴方の為に
一生懸命うたいたいんです
汚い声かもしれないけど
うたわせてください
これがホントの
...
小学生の
ガキ大将が子分に肩を組み
「 お前はまだ{ルビ0=ゼロ}人前だ 」
と言いながら
目の前を通り過ぎていった
大人になっても0人前のわたしは
誰に肩を組まれるでもな ...
静けさを握りつぶして
太鼓の乱打が鼓動を追い越し迫ってくる
振動
風圧
轟音
脆い胸の壁を叩いているのは
半鐘のように打ち鳴らすのは
共鳴した
私
生きている生きている生 ...
幾つかの架け橋を
己のレベルにあわせて
それぞれが
それぞれの道を
選んだ
君も、そう
みんなと同じように
一つの橋を
選んだんだ
それはそれは
脆い橋だったが
君は、
諦めようとはしなかった ...
花開いた、桜。
春はもうすぐそこ。
まだ寒くても。
もう、すぐそこ。
準備、しなきゃね。
今日は朝時計を見て遅刻かと思ったら
一時間時計を早く見ていたらしく池袋駅で下りて煙草を吸って少し歩いて
うんこをしてから交番の横で煙草を吸ってから松屋に入った
交番の横の喫煙スポットで煙草を吸っ ...
幼いなんて言わないで
私は確かに幼いけれど
十分何でも知っています
幼いなんて嘘やさかい
私は来年成人するし
お酒の味も知っ ...
ものつくりを真剣にやっている人は冷たい。頭の六割が常に制作に使われているから。
あとの四割は、生活とか美味しいご飯とか、1日のスケジュールとか、そのとき一緒にいる人に使われていると想像 ...
横断歩道を
母に押されて
赤ちゃんがゆく
彼、彼女は
やわらかい指を宙にさす
世界は、波紋する、
ひかりに、注されて、
水いろの、みらい、
横断 ...
もう気が済んだ?
君の愚痴ならいつだって聞いてあげるけど
ホントはね 紡がれる言葉に
たいした意味なんてないんだよ
ただ僕と君がいるから
この時間に意味が生まれるんだ
きっと明 ...
左肩が私の涙で
だらしなく濡れた
襟ぐりの広いシャツを着て
平然と煙草を吸う君を思い出す
例えばこの部屋の匂いを
消し去るものは何だろう
通勤電車の中で見た
風が変わるのを心待ち ...
先日あるシンポジウムで、「活字」の場の現代詩のシーンで活躍しておられる瀬尾育生氏と話す機会があった。氏を嫌うインターネット詩人は多い。なぜなら氏は「ネット詩は認めない」と公言しているからだ。しかも氏は ...
星降る夜に
一人で散歩
春風に転寝
気持が良い
拍子に乗り
体を動かし
楽しくなる
愛し愛され
流れ星1つ
その輝きは
太陽の様だ
全天を灯す
星は又一つ
産まれ ...
懐かしい場所に帰ってきて 変な夢を見た
ある日 神様がやってきて 好きな未来を選べという
悩んだ末 これにすると決めたとき 目が覚めた
ガラクタ集めて組み立てた秘密基地 怒られた夜
目に映 ...
ひなびた風景写真そっくりな郊外は
春分の昼下がり
ウラノスが四次元を統率してる故か
杖を引きずる猫背のかげも
かげを飲み干す埃っぽい雑木林も
...
君が読みたいって云ふのなら
書かないことはない。
書けないこともない。
愛は 込めておこうか?
ケンちゃんは、かえるに似ている。どこを見ているのか分からない黒目。目と目の間が離れている。真ん丸で、キョトンとして、漠然と正面を見ている。口は真一文字で、ほとんどしゃべらない。ふくらんだほっぺたの右か ...
ひとけなき寺のくぬぎの春嵐。
春雨は別れの歌の余韻かな。
南溟
『好きだよ』と想いを打ち込みまた消して完成しない君へのメール
未完成だけど気持ちが込もってる
送信ボタンを押さずに消した
ふがいないぼくの背中を
押したのは君が送った応援メー ...
あなたは今日からマドラーなのよ。
そう言われて随分と時間が経つ。
私は今、無事にマドれているのだろうか。
自分では判然とせぬ部分が多い。
善くも悪くも他のマドラーがいるから
私も自分の立 ...
四人の自分に
花を放ると
一人は喰い
一人は呑み
一人は吸い
一人は花だった
自分はまだ
ひとりだった
...
かなしいものなんて
ボクにはないよ
やわらかいものなんて
ボクにはないよ
空に
一杯に手を広げ
防波堤のひらたい丘で
じりじり
ボクは乾いてく
太陽を
こんなに間近 ...
蛍光灯の灯りが揺れる
人影の途絶えたプラットホーム
いくつも電車を見送って
途方に暮れる無人駅
蛾の浮かび上げる影を目で追い
懐かしき君のの面影を追い
幻は掌をすり抜けてゆ ...
待ち合わせ場所で見た
不確定な幸せは
絶えず言葉を紡ぎながら
鼻歌も絶やさない
空に還る事だけを望みながら
僕は僕を
君は君を
生かし続けて居る
無意味なら無意味で良 ...
好き好き好き好き好き好き
好き好き好き好き好き好き
何個並べたって
僕の気持ちは
変わらないよ
キミを不安にさせること
あるかもしれない
...
終点の駅に着いたので
降りようとしたら
網棚にかばんが置いてある
すでに乗客は誰もいない
きっと忘れ物なのだろう
駅員さんに届けてあげよう
かばんはとても軽かった
何も入っていないのかも ...
大通りがあるでしょう
そうまっすぐのアスファルトの大通り
右側にショッピングセンターのあるあの大通りよ
その大通りをまっすぐ行って
どこもカーブしてないからまっすぐ行って
三つ目の信号を左に ...
それは
本当に薄い膜だけど
私には
とても厚い壁のように思えてしまう
会えない時間が長いから
少しでもあなたの熱を受け止めたいから
その存在を
うざったく感じてしまう
あなたも私と ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
「駐車場の恋人」
吉岡孝次
自由詩
2
07/3/21 21:06
夢 〜赤ちゃんの国〜
服部 剛
自由詩
8*
07/3/21 20:59
うたわせてください
愛心
自由詩
4*
07/3/21 20:38
雲の輪
服部 剛
自由詩
6*
07/3/21 20:37
燈し火
ポッケ
自由詩
4*
07/3/21 20:22
君の選んだ架け橋
和森朱希
自由詩
4*
07/3/21 20:16
さくらさくとき。
狠志
携帯写真+...
3
07/3/21 19:17
池袋〜南千住
馬野ミキ
未詩・独白
10*
07/3/21 18:56
童顔であること(微笑)
蔦谷たつや
自由詩
7
07/3/21 17:40
サンプリングか?恋愛感情か?
猫のひたい撫...
散文(批評...
3
07/3/21 17:31
おまえが指さすと世界は
吉岡ペペロ
自由詩
4
07/3/21 16:53
二人乗り
優飛
自由詩
5*
07/3/21 16:30
週末
かのこ
自由詩
5
07/3/21 16:13
「詩人」の「資格」
ななひと
散文(批評...
19+
07/3/21 16:11
星降る夜に
ペポパンプ
自由詩
6*
07/3/21 16:02
段差
蒼穹
自由詩
7*
07/3/21 16:00
時の滴り(三)
信天翁
自由詩
2
07/3/21 15:54
お望みとあらば
北大路京介
自由詩
12*
07/3/21 15:52
ケンちゃんはカエルに似ている
木棚環樹
自由詩
4
07/3/21 15:18
風の中Ⅱ
南溟
俳句
4
07/3/21 15:15
メール
秋桜
短歌
3
07/3/21 14:29
マドラー目線
ブルース瀬戸...
自由詩
8*
07/3/21 12:47
ノート(四人)
木立 悟
未詩・独白
9
07/3/21 12:44
ヒトデ
uminek...
自由詩
18*
07/3/21 12:26
無人駅
1486 1...
自由詩
22*
07/3/21 11:56
不確定
山中 烏流
自由詩
3
07/3/21 11:37
気持ちの気持ち、本当の気持ち。
ユーヘッセ
自由詩
1
07/3/21 11:30
空のかばん
ぽえむ君
自由詩
8*
07/3/21 11:26
道しるべ
たもつ
自由詩
13
07/3/21 11:25
隔たり
たのうち
自由詩
1
07/3/21 11:19
5717
5718
5719
5720
5721
5722
5723
5724
5725
5726
5727
5728
5729
5730
5731
5732
5733
5734
5735
5736
5737
5738
5739
5740
5741
5742
5743
5744
5745
5746
5747
5748
5749
5750
5751
5752
5753
5754
5755
5756
5757
加筆訂正:
雲の輪
/
服部 剛
[07/3/21 21:01]
誤字を訂正。
5.6sec.