昔行った動物園
何にもいないオリが一つ
風にふかれてパタパタと
白い張り紙音立てる
『キリンの花子は亡くなりました』
遠くで鳴いてる象の声
カバが飛び込む水の音
白い張り紙パタパ ...
人工の光に
月の灯も跳ね返る夜
微弱で脆弱な
こころの明かりは
それでも柔らぐことはなくて
この眼では
見えなくても
想いにふけるきみに
話しかけられない夕
ぼくらは
そっと夜を待った
暗い部屋に私とあなたとがいて
観葉植物が光を求めていて
この部屋に太陽はなくて
そしてあなたも光を求めて泣くから
私は太陽になろうと決めた
世界はそうやって作り変えられる
それを私は腹 ...
原宿で車を停めるとこを探していて、
流石ふだん家に籠もりっぱなしの青年は駐車場を中々見付けられんかった。
もうすぐ七時になってまう。
大体の服屋は七時に閉まる。
妹はもうその辺に停めたら、と言うが ...
愛。
いいなー。
うらやましいなー。
NTTに今日も苦情。
オーライまた明日。
カウボーイになりたい。
キオスクにつばを吐きかける。
くるの?今から??
けど居留守をつかった。 ...
彼は待っている、
おおきな手と長い腕をひろげて、
彼は待っている。
彼はひとつの特権を持っている、
おおきな手と長い腕をひろげて、
彼は特権を行使する。
しかしその特権をどんなに行 ...
鏡像のフィールドに投げ込まれるボールは
一つではないマルチボール形式だからボールボーイたちに
厳しく言っておかねばならない明日から
ブラジルへの旅がはじまるのだから船便に
預けたまま忘れた荷物 ...
懐かしい曲が流れる
あなたがよくくちづさんでいた
T.H.というとあなたにはひらめく言葉
かなしいときは両腕を広げて
うれしいときは胸いっぱいに抱きとめて
雨宿りの午後に 傘もなく待つ軒 ...
久しぶりに人魚の歌が聞こえましたよ
ああ
ため息は深い泡の断続となってしまって
歌う人魚の口の中は真っ黒でしたよ
ええ
ふかふかと揺らめき上がるのです青い視線 ...
カーテンが
レールをすべる速度で
ひかりは生まれ
わたしの部屋に
朝をさしこむ
レースを通過した
木漏れ日から
光をひとつ選び
手に入れることなど
できない
あやふやな瞬間が
...
こう言っちゃなんだけど
冷めない愛なんてあるのかな?
そもそも愛=大切なもの
愛する=大切にする
陶酔なんて望んでも
そんなのは愛じゃない
大切なものを大切 ...
高度経済成長とバブルがいっぺんに押し寄せたような、
常軌を逸した好景気に見舞われた中国(上海/北京)は、今、未曾有の建築ラッシュだ。
北京オリンピックの開催と三年後の世界万博を控え、その勢いは未だ ...
オ のスベ を イジョ たい
レのスベ をハイ ョされ い
レ ス テ ハ ジ さ た
オレ スベテ ハ ジョ れたい
夏終わる紙幾枚か燃えながら
言葉を感じる
あの子は好きだと言った
好きって言葉に出してみる
とっても恥ずかしい
あの子が好きだと言う直前の気持ちを考える
きっと持ってる勇気をすべて振 ...
ねえ、キミもためしてみてよ
魔法のシガレット
小さいころに気どってくわえた
...
灰色の街に
俺たちの轍が
友情はぬるくて
裏切りのまえで
アルコールのはいった兄弟
ブランコのよこで
頬をうたれる
女の顔のてり返し
灰色の街に ...
月の瞳に
海が映るのか
海の鏡に
月が潤むのか
旅立ちはいつだって
こんな夜の、ブルー
マストを背にした
ひとつひとつの心に
青はなにを
語りかけるのだろう
...
この世にある唯一の「絶対」
{ルビ絶対=・・}に永遠というものは存在しない
その他のものは全て偽り 祈りに似た願望
暗愚な夢の果て 憐れなる末路
されど人の夢は尽きず
愚かなりヒトよ 哀 ...
水面に爪先から降りる人に
絵に描いたような翼は
?無い?
静かに波紋を拡げ
音も無く沈む背中を
?眺める?
ゆっくりと確実に
淡々と逃げるように
?価値も時間も?
背景は ...
世界に伸ばした付箋をつなわたりする。
((私、空洞、私、不安定、私、壊れかけた、
私、影、私、斜陽、私、地平線、私、沈む、
私、静か。私、泣いている、私、拭えずに、
私、濡れた服、 ...
高い声でしゃべる少女
それはあたしだったかな
それともあなただったっけ
いつつ数えて
唄いだしたらいいよ
そしたらわかるの
どうしてあの女の子が
並木くんに恋をしてるのか
...
明け闇に稲妻
白い栞のように
風は慌ててページをめくる
朝を探している
朝
井戸につるべは落とされて
鏡が割れるように
宝石が生まれるように
しぶきは上がる
あたたかい頬 ...
風が砂塵を巻き上げて
ラクダのお目目に砂入れた
ラクダの大きなお目目から
一滴涙が落ちてった
涙で潤んだ砂たちは
みんなそろって
夢を見た
大きな白い花咲かす
遠い未来の夢を見た
...
すぐにでも
手を離せるのにベランダの
手摺に祈るは
「わたしに意味を」
空を見て
目を閉じたあと見えたのは
月明りに透けた血潮
叶わない思いなら、
最初からなければ良かった。
誰にも何にも執着したくない。
水のように生きて、
風のように彷徨って、
森のように其処にいて、
炎のように消えてしまいたいって、
...
大体前からセックスするなりゃ犬派じゃなけりゃな、と考えていた。
記憶から滲み出た階段は死ねばいいとすら思った異性を思い出してヤバい。
いつまで隠れてなきゃならんのか。
もう出てもいい?
...
ふいに明るくなった?
街角で空を見上げると
ぼくの姿は小さい。
数段にかさなった雲がちぎれて
やがてあなたのところに届く
そうして同じ雨を降らすの
目に映りこんだ人の波を追い出したくて
必死で目をつぶってみるけど
ぶつかり合う肩の痛みに
思わずあな ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
空のオリ
亜樹
自由詩
1
07/9/2 9:59
この夜
風音
携帯写真+...
1*
07/9/2 8:56
沈黙のなかで
〃
携帯写真+...
2*
07/9/2 7:47
ワールズエンド
雨宮 之人
自由詩
5*
07/9/2 6:29
レンタカー。
菊池ナントカ
携帯写真+...
1
07/9/2 6:24
夜中に行けるパラダイスなんてたかがしれてる。
〃
自由詩
4*
07/9/2 6:11
おおきな手と長い腕
佐々宝砂
自由詩
3*
07/9/2 5:45
Kick-off
〃
自由詩
1
07/9/2 5:37
記憶の旋律
いすず
自由詩
1
07/9/2 5:01
僕としてあるためだけの黒いうた
箱犬
自由詩
0
07/9/2 3:56
カーテン
小川 葉
自由詩
7
07/9/2 3:39
愛の歌
森川仁司
自由詩
0
07/9/2 3:23
青空正男(コロッケ大王) 論
ツ
散文(批評...
4+*
07/9/2 3:00
オ の べテ イ ョさ い
たけ いたけ
自由詩
2
07/9/2 1:21
燃焼
A-29
俳句
3*
07/9/2 0:36
感じ取る
ユウ
自由詩
2
07/9/2 0:21
思春期シガレット
渡 ひろこ
自由詩
6*
07/9/1 23:57
灰色の街に
吉岡ペペロ
自由詩
1
07/9/1 23:53
「フロンティア・ブルー」
Rin K
自由詩
29*
07/9/1 23:27
祈り
度会沙生
自由詩
1
07/9/1 23:27
目撃
酸素の枷
自由詩
2*
07/9/1 23:16
がんばれない
なつ
自由詩
0
07/9/1 23:03
表裏
ひめと
自由詩
1
07/9/1 22:52
彼女は一冊の詩集を抱えて
ふるる
自由詩
26*
07/9/1 22:50
砂漠の夢
亜樹
自由詩
6*
07/9/1 22:03
ベランダ
三条
短歌
3
07/9/1 21:51
果て。
有邑空玖
自由詩
0*
07/9/1 21:45
セックスするなりゃ犬派でなけりゃ。
菊池ナントカ
自由詩
2*
07/9/1 21:16
クローズ・アップ
吉岡孝次
自由詩
1
07/9/1 21:10
スター
ku-mi
自由詩
8*
07/9/1 21:01
5357
5358
5359
5360
5361
5362
5363
5364
5365
5366
5367
5368
5369
5370
5371
5372
5373
5374
5375
5376
5377
5378
5379
5380
5381
5382
5383
5384
5385
5386
5387
5388
5389
5390
5391
5392
5393
5394
5395
5396
5397
6.2sec.