切ったり
張ったり
破いたり
繋げたり
試行錯誤して
誰かを
羨んでみて
突然降り出した雨に
眼球洗われながら
思う
私は、ひとり
私という
宇宙 ...
リフトより若狭の海を見渡しつ
子等たち如何にと思い出したり
咲き残るカンナの花をめぐらせて
淡路の一角家の明るみ
(銀婚式の旅紀州へ元日 昭和四十九年一月)
吊革に背伸びして背伸びし ...
背景に滝を入れて撮られ居り
見知らぬ人との旅の安けさ
惜しみなく冬陽を浴びて青みたる
蓬のつづく海の辺を行く
(和歌山の燈台 日本の最南端)
銀婚の旅と出できし紀州路に
海の景色は ...
映写機のフィルムに
小さく写る
笑顔に気づいて
囃す言葉
幸せと実感
少しも嫌悪はなくて
青い鳥みたいに
僕の遠くを
羽ばたいている君
曇り空は
いつしか晴れて
〈海辺にて〉
水平線に帽子を被せている人を見た
世界と対等に向き合うということは
それほど
難しいことではないのかもしれない
子供たちに蹴飛ばされた波が
海の向こうで
砂浜に描かれた絵を ...
容量は3KB そんな感情集落
20年物のスーパーハードで
100GB超越してみる
本体は埃被った藁人形
泥が跳ねる度 奇声をあげる旅
ロックを解いて 声をくれないか
脳を掻き乱 ...
蝉が鳴く
その風を
重い日を浴びて
歩いてゆく
ほぼ手ぶらで
携帯と
選挙の紙だけ持って
国民であることを
信仰とはきちがえる人
単なる仕事の ...
丹念に整えた羽を広げ
今宵
貴方の元へ飛び立ちます
月光が優しく降る頃に
どうか
窓辺で待っていてください
黄金の粉をしたがえて
迷うことなく
貴方の胸へと向かいます
月光を舞い描く ...
町並みは息をひそめているし
プロムナードは息を抜いている
空はカンツォーネを奏でているし
海はレクイエムをうたっている
風は愚痴を吐いているし
光は論理を愛撫している ...
女が男に
嘘をつくのではない
男が女に
嘘をつかせているのだ
きみに傷つけられて
あたしがしたこと
あたしが傷ついて
きみを裏切ったこと
女が男 ...
理想を過小評価しすぎている
現実にはとらわれすぎている
現実とはバネのようなものだ
理想とは空間のようなものだ
新幹線を使って
東から西へと移動してみる
リアル ...
ざらついた視線に
一雫を落として
クローゼットの横にいる誰かに
「こんばんは」
乱雑に置かれたぬいぐるみの
大きな瞳にも息は宿って
カーテンから漏れる光に
時間差の
「こんにちは ...
世界中を見たくなり
船を作ることにした
一代目は攫われた
取り戻したときには壊れてた
二代目は勝手に船出した
アメリカで大成功したとかしないとか
三代目は普通にした
見たこと ...
サディスティックな愛は必要?
私から見たらいらないわ
だってあなたへの愛は尽きない
弟が、
はじめて天体望遠鏡を買った夜のことは、
今も忘れない。
失われた母星を見ようと、
みんなでベランダに集まって、
家族で覗き合った。
結局、
あたし ...
ぶらんこが 揺れていた
夕暮れの校庭
静けさが影を落とし
風に
ぶらんこだけが
そよいでいた
なんとなく
ただ
なんとなく
寄り添って
いっしょに
泣いてあげただけ
...
Ra it is possible lying ion
You ran long too much.
You who cannot dry up
Copying it onto the pup ...
貴方の呼吸が掠めるだけで
私の芯は熱を増す
もどかしい想いに
指先が悩ましげ
貴方が瞬きをする瞬間で
私の奥は影を作る
はやりだす想いに
唇が熟して
...
蝉時雨たまに入れ歯が落ちてくる
自然の中を吹き抜けてゆく風は
循環している
その中で生き物は同じ場所で
絶えず同じ命を繰り返す
街の中を通り抜けてゆく風は
まっすぐに流れている
その中で生活する人々は
絶えず便利さ ...
珈琲の味。
酎ハイの味。
煙草の味。
お昼の味。
僕の味。
失礼な味。
感じてしまう、
キスの味。
蜜の味。
もぉ あきらめよう…と僕は心に誓った
僕が今まで君にしてきたコトは何だったのだろう…
僕は1人でうかれて
ばかみたい。
今は君のどこを好きかさえ分からない…
僕の君への気持ちはもぉ変 ...
かな かな かな かな …
あれ?蜩が鳴いている
まだ七月なのに…
ああ、そうだね
彼らは晩夏だけの蝉ではないんだよ
ふうん、知らなかったな
かな かな か ...
いのちは
大観衆に埋められた
ステージの上で
歌いたがっている
鳴り止まない拍手を浴びたくて
いのちは
気を失うほど
ビールをとことん
飲みたがっている
みんなを笑わせ
喜ばし ...
あの頃
夏は飛沫だった
太陽の光も
プールの水しぶきも
弾けるサイダーも
無意味に思えるほど眩しく輝く飛沫だった
バスに乗って
あの頃に帰ろう
せめて
記憶を辿っ ...
そこは陥没した土地の底だった
ふしぎにあおぞらに囲まれ
馴れ馴れとSiraketa鳥のとぶ低地
新しいだけがとりえのその土地に
湧き出る雲は白くて尽きないのでおそろしい
すうすうすうすうゆく ...
赤いザーメンが射精した時に出た
病院に行ったほうがいいんじゃない? と君は言った
構わない と答えた だが少し不安になった
再び射精した時も赤い精子が出た
少しずつ世界が変わってきているのね ...
多い茂る木々に
心地よい風
私は今でも穏やかに生きています
貴方の優しさは
私を突き放すことでした
本当に愛するということは
一緒にいることではないと
...
皆。、他者の物語に毒されていて
自らの物語を所有しない。
皆。、他者の物語に符毒されていて
流す涙は他者のものである、皆。、他者の物語に毒注されていて
所有している感 ...
−−ほら、この愛のカケラを放り投げて
−−君が構えるグローブまで
取り出して握りしめてみる
ジーンズのポケットに突っ込んだボール
さあ、始めよう、僕らのキャッチボールを
少し ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
摸索
葉流音
自由詩
3
07/7/29 19:55
48P 「短歌2」より〜47歳の頃(銀婚式) etc
むさこ
短歌
5*
07/7/29 19:36
47P 「短歌2」より〜47歳の頃(銀婚式)
〃
短歌
4*
07/7/29 19:22
スクリーン
ブロッコリー...
自由詩
2
07/7/29 17:44
考察
Tsu-Yo
自由詩
5*
07/7/29 16:57
声紋ビート220
にん げん
自由詩
1
07/7/29 16:42
選挙の日、その昼下がり
吉岡ペペロ
自由詩
1
07/7/29 16:36
アゲハ
見崎 光
自由詩
1*
07/7/29 16:20
にびいろの声紋(六)
信天翁
自由詩
3
07/7/29 16:18
女は男に嘘をつく
吉岡ペペロ
自由詩
2
07/7/29 16:09
文明
〃
自由詩
1
07/7/29 16:07
二階の一室で
青井 茜
自由詩
1*
07/7/29 15:43
手作り
ロカニクス
自由詩
7*
07/7/29 15:27
迷路
ひめと
自由詩
0
07/7/29 15:08
「 チ玉人にはわからない。 」
PULL.
自由詩
9*
07/7/29 14:59
黄昏
見崎 光
自由詩
2*
07/7/29 14:55
「Ra、それは可能な横たわっているイオンです。」
仲本いすら
未詩・独白
3*
07/7/29 14:41
深夜、煩わしい光の果てに
青井 茜
自由詩
5*
07/7/29 13:49
無題
しみまん
川柳
3*
07/7/29 12:39
循環する風
ぽえむ君
自由詩
14*
07/7/29 12:17
微糖。
狠志
自由詩
1
07/7/29 11:42
The End
ばーびぃ
自由詩
0
07/7/29 11:24
哀歌
由希
自由詩
0*
07/7/29 10:42
いのち
乱太郎
自由詩
21*
07/7/29 10:40
追憶
風音
携帯写真+...
10*
07/7/29 10:38
夢
「ま」の字
自由詩
3*
07/7/29 9:22
Red
円谷一
自由詩
6*
07/7/29 5:33
移り行く季節
茉莉香
自由詩
2
07/7/29 4:21
目を閉じて、耳を澄ましてみる
狩心
自由詩
2*
07/7/29 3:38
■■■ キャッチボール ■■■
じゃんじゃっ...
自由詩
0
07/7/29 3:22
5365
5366
5367
5368
5369
5370
5371
5372
5373
5374
5375
5376
5377
5378
5379
5380
5381
5382
5383
5384
5385
5386
5387
5388
5389
5390
5391
5392
5393
5394
5395
5396
5397
5398
5399
5400
5401
5402
5403
5404
5405
7.57sec.