胸の高鳴りがジワジワと耳に近づいてきた時
それが北と南の混じりあった時に 泥舟となって浮かぶ
稲から飛びつく 顔うじゃつく 米粒みたいな虫でさえ
行く先を邪魔するけれど 何を怒ることがあるん ...
悲しいほど
君のことばは
ぼくにあてはまる
苦しいけど
君には
僕が ちゃんと
全て 見えている
旅立ちの日は
泣かない 泣かない
そう 決めて ...
叩きつけた拳は、ざっくりと裂けた。引き
抜くと何かが落ちて、コンクリートを叩く。
歯だ。血塗れの口を押さえのたうち回る一人
目の腹に、つま先を食い込ませる。骨の ...
あなたの行きつけのジャズ・バーへ
初めて連れていってもらった
薄暗い店内は煙草の匂いが染みつき
レトロな丸いテーブルと椅子が
老舗といわれる趣を物語っている
店のウエイターがにこやか ...
追い込まれる意識に
途切れた過去の記憶
何かに縋っている
心が自分に奪われていく
感情が失われていく……
誰も手の届かない場所で無くそう
自分への裏切りは忘れない
記憶に水を
...
天に向けて咲く花の
香は地に這って 熟み淀み
ひれ伏して嘆く夢の
その清浄を食みながら
私は 私は
還りゆく夢の
最期の一片を 奥歯で砕いた
花はいずこに咲くのだろう
蒼夜に月は上弦で
雲をゆらるとナガレテル
時の経過と動かぬ森と
月の記憶と揺るがぬ意志と
夜の明けないたぬきの世界
微妙にずれた月影に
エッジ鋭いたぬ森が
「イマ」を ...
070824
金がない
お金のために
金のなる木を育ててる
意味なし芳− 胸を張り
ダイダラボッチを踏みつぶす
波の上にも風が吹き
サーフ ...
うなされていた。醒めると、冷たいはずの
手が、あたたかく汗ばんでいる。握りしめる
と、まだ感触が残っていた。呪いのことばを
呟いて、うなだれる。したたり落ちる汗 ...
ウキウキどきどき
はらはらルンルン
ちょっと贅沢な時間
車に乗って
少年は高島屋を
高○と作文に書いた。
先生になんだこれ!
と怒られた。
ちょっと上質の気分
少年はいつしか ...
忘れてしまいたい事
沢山あり過ぎて
言葉は溢れても
体は縛られて
悲しくて
捕らわれて
身動きがとれない、、、
記憶を消してくれませんか?
闇に紛れて
全てを覆う
...
コードぶち切りPC振り上げ窓からぶん投げいらねえ!こんなもん。
ケータイ停滞手痛い失恋FUCKIN’ぶっ壊せそんなもん!。
体温気温室温オー ...
線香花火よりもはやく落ちるナホのナミダも効かない「あいつ」は、
知らない水着の跡「誰と。」とは訊かれず裸にされる太陽の下。
シー ...
はさみ
兵藤ゆきより
大きなはさみを
買う
ポケットには入らないので
背負って
帰る
兵藤ゆきですら
背負ったことないのに
道が市街地に向かって
少し車で混んでる
子供の頃
兵 ...
かたいものは冷たい
ノートに走り書き
それから探しはじめる
かたいけれど、
冷たくないものを
かたいってどんくらい?
それを考えるのも
おもしろいかも知れない ...
すき間だらけのひとが立っているすき間に
種を埋めこんでみる
やがてたくさんの花に包まれるそれが
しあわせの形なんだろう
うまく表現できない
弁護士でもないわけだから
語り尽くさなくても ...
長い階段の下に
長い歩道が延びている
山の雲は算数がとても上手で
足し算のような雨を降らせている
歩道のさきでは川が組立てられてゆく
川では鮎が組立てられてゆく
鮎の塩焼きが川原で組立 ...
ビルの隙間から
切り取られた空が見える
曇天
そういえば、
晴れていても青くは見えないんだっけ
信号で立ち止まり
すっかり萎れた
ハイビスカスに触れてみる
...
足音の沈む
その、一瞬のあとに
居眠り運転の波は
名残を
綺麗に拐ってしまった
笑い声が響く
潮風の中に
私が産み落とした何かは
もう、息を潜めている
渇き始めた城 ...
暗闇を抜け出して
やっとグレイのなかで
でも
絶望と希望の
境界線が見えない
ほんのりと
灯の気配のする
あちらに向かって
歩いていこうか
うずくまっているだけでは
...
カラン コロンとドアを開け
馨 珈琲豆
カウンターをすりぬけ
マスターがシャカシャカと
カクテルをまぜる音が
懐かしい〜
レモンを一滴二滴を
しぼるが、口の中の
唾液をさそ ...
今夜眠れないのは
熱帯夜のせい
ううん違う
だってエアコンだってついてるし
たぶん
明日のデートのせい
パジャマになっても
明日着る服を
まだ選びかねてたりして
明日 ...
ビー玉の中で
歪む町並み
世界は
終り
蝉の羽根
透かして
見える
極楽浄土
線香の
煙が
導
常世の旅路
夏空の
彼方を
目指して
往生安楽行
...
落ちて
落ちて
昔日
夕暮れ
鐘のこえ
夏空
どこに
秋空
そこに
すぐ そこに
朱に
染まるのが
怖くて
蒼へ 蒼へと
逃げ出した
夏空
近く
想いは
...
熱い地面で
ほどけたアイス
白の甘い
甘い海
黒の小粒を
優しく呼び寄せ
黒が白にのめり込み
溺れた頃に
乾いて消える
尻尾を盗られた
黒蜥蜴
見えない敵を
威嚇して
真 ...
彼が去りゆく
彼とは雲のことだ
君は歌う
君とは自然の音のことだ
僕は昨日から5度目の靴ひもを結び直す
僕とは見つめる目だ
彼女 ...
白い 塗りかべの 建築や 小路を 抜けて
とまどいながら 最初の 一声が いまだ
はばたいている ように かぶさって いた
こちらがわの 無垢な 海砂の 地へ
いく ...
ウィンカー点けて
スピードを落とす
助手席から夫を不思議な顔でみる
どうしたの
後ろの車が追い越していく
若いカップル
追い越したいのは越させた方がいい
その言葉に驚いて笑っ ...
好きだけれど好きって言えない
忘れたいけれど片隅に残っている
枝毛が一向になくならない
いつも時間に遅れてしまう
素直に謝れない
本当の事を話そうとする度おどける
天邪鬼過ぎ
テンション ...
ジャンプして
空の高さをめざしていた
虫たちの翅が透明になった
さみしいね
ぼくたちの夏が行ってしまうね
とうとう本も読まず
砂だらけの栞を挿んだままで
ぼくたちはまた
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
それくらい壊せるくらい
ねこ歩き
自由詩
0
07/8/24 19:55
夢ならいいのに
くるす.wh...
自由詩
1*
07/8/24 19:20
「 殺夏。 」
PULL.
自由詩
3*
07/8/24 19:13
ジャズ・バー
渡 ひろこ
自由詩
7*
07/8/24 19:11
Mind Protect
流希-Яuk...
自由詩
1
07/8/24 18:37
天花
汀
携帯写真+...
5*
07/8/24 18:33
たぬきの会議。
クスリ。
自由詩
1
07/8/24 18:14
日曜日
あおば
自由詩
3*
07/8/24 18:06
「 呪夏。 」
PULL.
自由詩
3*
07/8/24 17:03
アドバルーン
ペポパンプ
自由詩
4*
07/8/24 16:42
闇に紛れて
森川仁司
自由詩
3
07/8/24 16:29
「 壊夏。 」
PULL.
短歌
2*
07/8/24 15:12
「 ナホとナミダと涙と、夏。 」
〃
短歌
2*
07/8/24 14:24
はさみ
たもつ
自由詩
7
07/8/24 13:56
夏休み
吉岡ペペロ
自由詩
4
07/8/24 12:54
しあわせの形
tonpek...
自由詩
6*
07/8/24 12:40
ぼくらの思考
〃
自由詩
2*
07/8/24 12:34
回帰
由希
自由詩
0*
07/8/24 12:31
創書日和「砂」 海岸
山中 烏流
自由詩
5*
07/8/24 10:28
境界線
風音
携帯写真+...
0*
07/8/24 10:24
菩堤樹
鈴鈴
自由詩
4*
07/8/24 10:04
眠れないのは
風音
自由詩
4*
07/8/24 9:33
夏死
明楽
自由詩
1*
07/8/24 8:52
落夏
〃
自由詩
0
07/8/24 8:51
晩夏
〃
自由詩
0
07/8/24 8:51
書く
ヨルノテガム
自由詩
5*
07/8/24 8:29
夏の終
モーヌ。
自由詩
10*
07/8/24 8:16
買物へ
砂木
自由詩
4*
07/8/24 7:16
お手上げ。
vi
未詩・独白
1
07/8/24 6:57
虫たちの消息
yo-yo
自由詩
7*
07/8/24 6:30
5371
5372
5373
5374
5375
5376
5377
5378
5379
5380
5381
5382
5383
5384
5385
5386
5387
5388
5389
5390
5391
5392
5393
5394
5395
5396
5397
5398
5399
5400
5401
5402
5403
5404
5405
5406
5407
5408
5409
5410
5411
加筆訂正:
くうふうりん
/
たりぽん(大理 奔)
[07/8/24 11:26]
最終連追加
6.32sec.