あなたが私の車に乗る時は
いつも決まって後ろの座席
助手席は 恋人のものだから





ミラー越し それは二人の秘密の通信回路
その瞳を見つめて話せる専用線

だから

...
さよならサニー また来て試作
ハロー現実 そっちはどうだい
叱られるために生きるのさ
わからぬふりも役立つさ

布切れありゃ 地面で寝れる
ああまだ宿も職もあった
幸せ者だぜ ...
{ルビ冷奴=ひややっこ}夜が大きい{ルビ他所=よそ}の街 俺達はそこで異常にセックスをしたが異常ではなかった寧ろ正常位だった
正しい行いの後で必ず天罰が下るように下痢を催したゲリラが俺達だった
墓穴を掘った思い出という尻のような場所に帰結する事は許されな ...
手があなただけに触れて

ひまわりが雨に打たれて

うな垂れる

声が震えないように

祈った

言葉以外のことの方が

伝わってしまいそうな 雨の 日

足音が長く  ...
今日 旅先で

梅の木から梅の実が落ちるのを見た

君もまた

あの梅の実のように誰かの手に落ちるのだろうか

僕ではない誰かの手に
お酒が入ったからでしょうか。

文章を見てしまったからでしょうか。

最近元気が無いからでしょうか。

何だか切ないです。

誰かと、ゆったりと。

コンビニで買ったチューハイで良 ...
使い古した心にナイフ突きつけ立て籠もる
ためらい傷を掲げる罪を問う
限りない調和を求める安穏とした世界で
憎しみをいだく罪


万能の神すら恨まれる


聖人君子よ
ひとは憎み
...
抑えられて ふくらむ青
咳一つごとに 飛び散る景色
定まらぬ正中線が
欠片を探している

打ち上げられた海鳥が一声鳴いたとか

なぞったものを 刷り込めば
たがうことなく歩む夏
しば ...
車のトランクに乗せられた女と墓穴を掘る男
それが日常の風景
子供の質問に全て応えることはできない
大人はそれほどまでに賢くはないから

家具に灯りをつけましょう
見つめ合う男と女
パトカ ...
無職になってしまった
のら猫にエサをやる
ドブ川の浅瀬を渡る
涼風に
酔いしれながら
手弁当で道草こいてたら
いつの間にかすっかり日暮れて
帰り道がわからなくなってしまった

火薬の ...
らうあ らうあ
翳りの帆
道を泳ぐ道を読む


悲しさになると
消える悲しさ
空と水をつなぐ坂


そばだてた耳が唱になり
影を踏まない影の足もと
ほころびをひとつ ...
高い空から照りつける
強い陽射しがじりじりと
焦がれた土は風の手に
夏の匂いと蜃気楼

細い川から流れ出す
静かな音でさらさらと
潤う水は風の手に
夏の匂いと糸トンボ

小さな店に ...
いつまで経っても動くことのない
「もう一度」
を求めながら
僕は夢遊病者のように歩くよ
 
 
てとてと、と踏んだ畳には
陽にやけた跡が真新しく
そこにあったある物を思い出させた
  ...
…時代が腐ってゆくとともに
それも腐ってゆく
もう戻る事のない
過去の栄光に
踊らされたくないの…

もうブランドと化したそれに
過去の面影はなかった

Dは8を刻み
Fは12を刻んだ
次々と産み出さ ...
ご機嫌斜めの横隔膜と 瞼の重そうな君を横に
見上げる夜空は格別で でも素直になれなくて
まだ ちゃんと 見つめられないでいる

幸せになる方法 愛の確かめ方
平和への方程式 煩悩の消しかた
...
勢いに任せて 何となく今日まで生きてみたよ
違うよ 生かされているんだ ああ言えば こう言う
もうどっちだっていいよ どっちかなんて 決めたくないよ

何とかなるだろって 切羽詰まって
結果 ...
雨粒の滑り出す夜間
光りの集いに誘われて
虜は踊る

はためかす羽の美しさは束の間
秒針だけが見届ける
華麗なまでの毒牙

瞳を流し
甘い罠を香らせ
一夜を
蜘蛛に捧げたなら
瞼に焼き尽くほどの毒で
...
(おしえて
 
そっとめをとじるだけでは
 くらやみのうまれるまえになってしまうから

 もうすこし おかおのみえるばしょで
 やさしく すいこんでほしい

 こどもだとおもっても
...
見慣れた校庭が
一晩だけ様変わりする

綿菓子、水飴、金魚すくい…
走り回る僕ら

ここは夢のような異世界



雑踏に沈む大人たち
今は絵日記も自由工作も追いかけてこない

...
ぼくは勉強ができない
   山田詠美 著 を読んで


ぼくは勉強ができない

うん、僕もできない
別に困ったことはないような気がする
しいていえば
「この問題、 ...
何でだろう…
別れて一年も経つのにあなたに連絡を
取りたくなる


何だか未練がましいよね


あなたなら解ってくれると想った
あたしがホントに
愛した人だから


付き合っ ...
 
鍵をわざと
落としてきた
もう開かないように
 
できればそのまま
忘れたかった
 
どうして頭の中には
デリートのキーがないのだろう
そもそも
キーボードじゃないんだけど
...
朝帰りを深刻に走っていた

蝉でじぶんのたてる音が見えなかった

コンビニで妻に電話をする


三枚入りの食パンとサラダ

子供たちには漫画や玩具を

つかなくてはならない嘘を
...
眠り薬を30日分呑んだ翌日
あのひととふたり
芝生に横たわって
空を見上げた

すっかり忘れていた

空はまだ蒼いということを
自然はまだ美しいということを
この世界にも
まだ生き ...
ポケットの中に
言葉が生まれる速度よりも
あなたの思いが
離れていく速度のほうが
少しだけ速かった
ポケットは口を開けたまま
言葉を失っていた
手の中で出来上がった砂山
ホクホクとした折鶴
積もる金箔

立ちはだかる君の影

渡していくバトンに
どんどんと課題が科せられていく
膨らんでいくコロモ
コテンコテン倒れていく将棋の ...
理科室のもろいメスで
恋心をちょっと傷つける
流れ出した悲しみは
窓の外のオレンジに似てるね


ママからもらった
指輪がすきなんだって言って
君は白衣の胸元に
ばらの刺繍を縫いつけ ...
いつか
あのひとに
花を渡そう

薔薇のように豪華ではないけど
わたしの想いのような小さな花を

きっと
ちょっと
困った顔して
でも受け止めてくれるかもしれない

あの笑顔で
言葉は時に無力で
時に残酷です



言葉は容易く嘘をつき
その人自身を偽りのものにします


この時言葉は残酷です
言葉は必要ですか?



人は言葉を知っています
言 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
【ルームミラー】つむじまがり自由詩1*07/8/5 23:45
サニー自由詩307/8/5 23:38
A-29俳句2*07/8/5 23:36
廃墟ツアー作戦会議狩心自由詩0*07/8/5 23:20
雨の日自由詩2*07/8/5 23:12
【ジェラシー】つむじまがり自由詩2*07/8/5 22:56
おぼろづき。狠志自由詩307/8/5 22:56
リーサルウエポン悠詩自由詩1*07/8/5 22:50
夏しずか木葉 揺自由詩707/8/5 22:38
他殺事件と、そこで生まれた愛狩心自由詩1*07/8/5 22:29
手弁当自由詩8*07/8/5 22:18
ノート(昼)木立 悟自由詩807/8/5 21:48
夏の匂いぽえむ君自由詩11*07/8/5 21:46
今世紀ランナー青井 茜自由詩6*07/8/5 21:39
『D&F』神楽坂 猶叉自由詩1*07/8/5 21:21
はてな蒼穹自由詩5*07/8/5 21:18
優しい言葉自由詩7*07/8/5 21:18
想撮空間「いきもの」より〜スパイダー〜見崎 光携帯写真+...3*07/8/5 21:13
夜中唐草フウ未詩・独白8*07/8/5 20:20
夏祭り由希自由詩2*07/8/5 20:02
課題図書感想文  ぼくは勉強ができないアイバ シュ...未詩・独白107/8/5 19:41
忘れられない想いばーびぃ自由詩107/8/5 17:30
キー葉流音自由詩007/8/5 17:02
朝帰り吉岡ペペロ自由詩307/8/5 17:01
祈り風音携帯写真+...107/8/5 16:33
ポケットに速度小川 葉自由詩6+07/8/5 15:55
夕焼けたけ いたけ自由詩107/8/5 15:19
放課後の塩素たちアヅサ自由詩5*07/8/5 14:20
プレゼント風音携帯写真+...307/8/5 13:39
言葉は必要?唏羅自由詩107/8/5 13:11

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