助けてください
指輪を飲んでしまいました
細い、銀色の
装飾らしい装飾もない
小指につける小さな指輪です
それが喉にひっかかって
なにやらひどくむず痒いのです
いえ、指輪でございますので ...
酔ひつきて手酌は野暮よと差し出せば宵の月揺るすすきの水面
さっきまで
少し怖い夢を見ていたんだ
もう覚えてないけれど
だからホッとしているのかな
左耳のピアスの穴ごしに見る
生まれたての世界に
君がいち ...
さあ
いいこと考えた
きもちわるいこと考えたぜ
オラァ
串刺し
梅干し
僕の星屑
徹底的に腐らせて
磨くほどに小さくなって
作業中はいろんなこと考えます
昔いた街とか
...
人生において
お金持ちになること
子供のころから夢見た職業につくこと
外見・内面ともに素晴らしい生涯の伴侶を得ること
それらを叶えることは可能性としては開かれている
人生において
...
もう高くなったそら
だれかに呼ばれてるようで
だれかを呼びたいようで
なにかを忘れたいようで
なにかを思いだしたいようで
想いを全部
捧げたい
高くなったそらに
そ ...
滴がポタリ
雨が降ってきた
新しい命が
又一つ芽吹く
小さいからつい
甘やかし過ぎる位に手をかけ
失敗は許されないから
厳しい教育が出来ない。
大切なもの
失うと二度と
手 ...
あの彗星を追い抜くには
おれの命はあまりにも遅すぎる
もっとスピードを
もっとスピードを
摩擦熱で燃え上がって灰になるまで
もっと軽やかになるために
おれは足の小指を切り落 ...
蜃気楼を信じて
砂漠に打ち上げられた鯨
現実から逃げ出して
淡水の夢を見たけれど
安らぎは
もっとずっと
遠かった
求めたものと
与えられたものと
砂粒みたいに
隙 ...
スポイトで吸った液をガラスに乗せ、顕微鏡で覗いた神秘の世界。
銀河の始まりもこんなに小さなものだったのだろうか。
サボテンの刺、蜘蛛の脚。命は先端にまで満ちていて。
髪の毛の先や爪の先まで ...
あなたは背を向けたまま一度もこちらを向かなかった
遠くで誰も乗らないバスが走り去っていく音
コップの水が夕陽に照らされて
隣に眠る君に内緒で
この小さな部屋の片隅を
そっと箱のようにして
宇宙から
切り取って
しまえないものかと
そのドリンクホルダー付きの特等席から
ブラックホールの絶景を望めないものか ...
ひかり
のように
ひかる
もの、の
たな ...
ほんとうに好きなんだったら、、、
よくそんなこと言われてたよな
好きだから、苦しいんだよ、、
そんなことよく言ってたよな
うしなうのも
つづけるのも
いやだった ...
きみのあいが何故か痛い日。
あたし達は未熟だからね、
(上手なやさしさの提供の仕方がわからない。)
不器用ではないのよ、あたし達。
誰でも最初は戸惑うものね。
(教科書に載って ...
ひまわりのうなじは
ふれると
かたくてざらざらしていた
ひまわりといえば
黄いろと茶いろ
そのいろが語りかけていた
おう、そうかあ、
それはたいしたもんだなあ、
冷えたコロッケの香り ...
あなたはわたしのことを
とりあえず丸呑みにしてくれていた
易く消化できる部分は
笑いとともに吐き出した
易く消化できない部分は
嗚咽とともに吐き出した
おかげで
易々と呑み込むことが ...
あなたの重荷になりたい。
あなたの心が崩れ落ちてしまうほどの重荷になりたい。
なくなったら、
軽すぎて、空っぽみたいに感じてしまう。
そんな重荷になりたい。
あなたの守らなくて ...
蒼の天蓋
と、
切り取られた
過ぎ逝く季節の空気は、
きっと
黄金色。
その一瞬、
愛おしい白い星砂のよう、
に
...
ペットボトルが散らかった
小さな部屋の
6センチの窓から顔を出した月を
今はねむいから、と
人差し指で押しのける
ぜんぶ
見えなくなって
ちょっと冷たかったかな、なんて
ハミ出さな ...
夢見る頃はもう過ぎ去った
本気で夢を見ていたのはいつまでだっただろう
何故人は夢を諦めるのか
現実という名の鎖が僕を縛る
「夢なんか見てる場合か」と僕をせかす
それでも、もう一度 ...
もし辿り着く事が可能なら
僕は真実が知りたい
妙に着飾った言葉や
上辺だけの美辞麗句
そんなものには用が無い
僕が知りたいのは、本当の事だけ
世界には目を背けたくなるような ...
借り物の肉体に、自我なんて大層な仰々しいパッケージング。
マーケットに定められた、仮の時価や期限を僕ら何時も気にしてる。
区分けられた記号でお互いを名付け合い、僕ら自分を理解した気分に浸ってる。
...
「エナジー×ブルー」
群青がはじきかえした陽の弱み それでも翼奪える熱射
まどろみの窓に映った海岸線 打ち寄せる青い波の憂鬱
波あらく感傷拒絶せし海よ 昨日 ...
「目にはさやかに見えねども」
二の腕に日向の匂い残りおり 気付けば日暮れ夕風の立つ
秋来ぬと告げんばかりの午後六時 風鈴の音も耳に違へて
水を踏む頭上に蓮の花が咲く ...
大きな線香花火が
今日もゆっくり
海へと落ちていった
水に浸かる瞬間に
ジュっと
火の消える音がしないかと
耳をこらしてみたものの
カナカナカナと
聞こえたは
夏の終わりにすがりつく ...
地下鉄の広告の中で
昔の女優が微笑んでいた
オードリーになりたいの
そんな私に
貴方はモンローの方が好みだ、なんて言う
ならば、とウイスキーを買ってきて
飲めもしないのに
夜毎に舐め ...
コッペパンを3分の1
残して 思案する
枝豆とチーズを少し
小さい親指で ぎゅぎゅっ
と 押し込んで
可愛い子 口角が少し上がっているね
『よくできました』◎
「ちゃんと食べ ...
父が逝ってしまったあとも
私たちは変わらなかった
私は
時々メールを送る
ふるさとの母に宛て
その辺の草木とか
カシャリ、と撮って
しばらくして
母が大げさに
電話をして ...
遅刻の朝
川沿いの道を
自転車で走る
もう
どのみち間に合わないので
鼻歌混じりで
ゆっくり走る
交差点でひしめき合う
白シャツの高校生たちも
子供を乗せたママも
いない
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
輪状
亜樹
自由詩
1
07/8/29 15:35
酒
蘆琴
短歌
2
07/8/29 14:48
レモンティー
アズアミ
自由詩
4
07/8/29 14:19
パラノイヤ
コーラ@コス...
自由詩
2
07/8/29 14:05
忘れられた醍醐味
楠木理沙
未詩・独白
1
07/8/29 13:00
空が高くて
風音
携帯写真+...
2*
07/8/29 13:00
花が咲いて
ペポパンプ
自由詩
4*
07/8/29 12:58
猿は彗星にまたがって笑う
大覚アキラ
自由詩
13
07/8/29 12:46
創書日和「砂」 ないものねだり
士狼(銀)
自由詩
17*
07/8/29 12:23
『理科室』
東雲 李葉
自由詩
8*
07/8/29 11:44
オレンヂジュース
虹村 凌
自由詩
8*
07/8/29 11:14
プラネタリウム
アズアミ
自由詩
4
07/8/29 10:27
由来
ハンドル
自由詩
0
07/8/29 9:46
伝えたくて
吉岡ペペロ
自由詩
2
07/8/29 8:30
電話越しのあなたを、
哀詩
自由詩
1*
07/8/29 7:21
語り
吉岡ペペロ
携帯写真+...
2
07/8/29 6:33
パックガール
FUBAR
自由詩
8*
07/8/29 5:34
つぎあての重荷
哀詩
自由詩
2*
07/8/29 5:30
SKYBUS...
やまぐちふぢ...
自由詩
3
07/8/29 3:15
お月様が笑った
アズアミ
自由詩
5
07/8/29 2:47
夢見る頃
西平よしゆき
自由詩
0
07/8/29 2:15
真実
〃
自由詩
0*
07/8/29 2:02
新教派と資本主義の精神
白川水
自由詩
1*
07/8/29 1:14
■共同作品■ エナジー×ブルー
Rin.
短歌
11+*
07/8/29 0:46
■共同作品■ 秋色水晶
〃
短歌
9*
07/8/29 0:44
夕日
亜樹
自由詩
3
07/8/29 0:41
スーパースタァ
〃
自由詩
1*
07/8/29 0:10
帰りの道の少女
千月 話子
自由詩
12*
07/8/28 23:10
踏切草
uminek...
自由詩
12*
07/8/28 22:51
反射熱
〃
自由詩
3*
07/8/28 22:48
5364
5365
5366
5367
5368
5369
5370
5371
5372
5373
5374
5375
5376
5377
5378
5379
5380
5381
5382
5383
5384
5385
5386
5387
5388
5389
5390
5391
5392
5393
5394
5395
5396
5397
5398
5399
5400
5401
5402
5403
5404
加筆訂正:
「熱帯夜」
/
ソティロ
[07/8/29 1:49]
一直線に と 夜の重さを確かめながら を加筆修正。
8.61sec.