鶏が屋根で鳴いている
風見鶏が朝の方を向いて

窓から海を覗く
明けなずむ空は
緊張感の狭間
じっと見つめる
こげ茶の目2つ

隣では年老いた夜
足を三角に折って
星を片付け ...
入道雲がいくらでも湧いて出てくる日に
大家さんから自転車をいただく
パンクくらいなら自分で直しちゃう人だ
これでパトロールが楽になるね 大家さんは微笑んで
ぼくは感謝のことばもない
さっ ...
スギ林の土壌調査に雨は降り濡れに濡れけり草木もろとも うっかり昼寝している間に
半開きの窓から
しちがつの祭りが逃げていった
あわてて町中を探すと
黒山の人だかりがあり
かきわけて中に入ると
側溝に落ちたしちがつの祭りが
救出されているとこ ...
丘陵地谷面中部林内雨山椒魚とじっと濡れけり スロウモウションで流れる
桜色はタイムマシンで
時をゆっくり止めている
桜色の花弁が
捕まえて欲しいと
願っていると想う
僕らは狂っている?


そんなにたくさん ...
生まれては消えてゆきます片恋は炭酸水の泡の数ほど

もくもくと瞼の裏に夏の雲夕立のあと虹ふたつ

遠雷におびえる硝子風鈴の母を呼んでるかぼそき声

はてしなく走る草原夏の日の思い出は今ポッ ...
http://3.csx.jp/peachy/data/korea/korea.html

洗脳とは、誤った情報を与えられている状態である。
洗脳するとは、誤った情報を与え続けることである。
...
去年会社を辞めた先輩
久しぶりに会ったら
夏みかんみたいだったのが
色白美人に大変身

何があったのかな

街中で呼び止められても
しばらく誰だか判らなくて
どなた様ですか
だなん ...
風になった
 あなた 
  が さする 

星の瞬きは
 永遠という
  はかなさを

 楽譜に残し

美しいなんて
 残酷な想い出

 聞くことのない
  あなたの調べは ...
重たいスカートのひだも
ほっとして忘れていく夕方
会社前のバス停で くみちゃんと会う
寮に帰るため一緒に並んだ

秋田へ帰るんだ
熊本出身のくみちゃんに言った
そうだってね これ ...
 西へ向けて 私は海を渡った
 揺れる気持ちを波のせいにして 逃げていた

 生まれつきの どうしようもないこと
 恨んだところで変わることもないし
 なら 愛そうと 愛そうと思って
 そ ...
グレーのクレパスで
空にクレバス

そぉっと、
宇宙が飛込んできて

いつの間にか
まっ暗闇。
コンビニで
買って来た耳栓は


誰かの言葉に
惑わされないように


君の言葉
聞こえなかった


自分の声すら
聞こえなかった


喋っているのか
喋られているの ...
手首切るみたいな気分でまたくだらない詩を書くつもり?
何度もおなじとこ廻る僕は猿みたい。

夜がきて頭が白けて涙一つ零れないまま朝がきて
ただれた体が重くて息を吐き出し舌打ちしてるそんな時
...
君は息継ぎが苦手だからプールの真ん中で立ち止まってはいつも大きく深呼吸してる
わりと息継ぎが上手に出来る僕は昨日まで立ち止まる事も無く此処まで平気で泳いで来た
でも今僕は何故だろう息継ぎが出来ない ...
女の子は、言いました。
 
「おそらがね、ないてるの」
 
青く、晴れ渡った日のことでした。
 
「かわいそうだから、えがおにしてあげるの」
 
得意げにクレパスを掲げて
リボンふり ...
ブロック塀の微かな綻びから
雑草が太陽を求めて背伸びする
大地とはかけ離れ場所に根を伸ばし
少しでも高く登れるように
もっと光を浴びれるように

梅雨も明けた七月の末
夜の内に蓄えられた ...
思いがけず強い力で押され
はっとする
そして君は自分にとまどっている
そんなふうに
わたしがよろめくとは
思ってもみなかったのだ

どこからわいてくるのか
その力は
どこへいったのか ...
四角い箱 赤い
 ネオン、信号機
レール
  殴った。電灯がスーツだから
自動車が緑色を吹いていく。影から出てきた映写機が
                自転車が
まるいもの、ま ...
皆の優しさが、僕を苦しめ、泣かせ、死にたくさせる。
なんでかわかんないよ。
なんで僕なんかかまってくれるの?
人の優しさに殺されるなんて、悲しくて、涙が止まらないよ。
人の優しさが信じられない ...
気の抜けた

サイダーみたいな夏

梅雨は

まだあけない
ブルドーザー河川工事に爪上げて
アワダチ草を踏みしだきゆく

谷わたる霧のさざ波見て過ぐる
炎ゆるが程の紅葉なかりし

皮はがれ磨がかれし肌のつややかさ
杉の匂いの立ちこむる里

杉 ...
何年ぶりだったろう
母のうでの中で眠っていた
幼いころに 暑がっては
アトピーの背中で いら立つわたしを
そうっと うちわで仰いで寝かせつける
記憶が 優しかった
起きたときに
とても
...
やってもいないのにやってみる前から

どうせだめだーと思ってしまう

君はいつものマイナス思考



やってもやってもうまくいかなくて

僕なんてだめだーと自分を責めて ...
海のように
大きくて命の源たる水は
わたしには重すぎて大きすぎる

湖のように
優しくてたくさんの命を抱えた水は
わたしには重すぎて大きすぎる

河のように
涼やかで柔 ...
風が立ち止まった
蚊取り線香の煙が
まっすぐに天井へと昇ってゆく
一匹のハエが
ぼくの前を通り過ぎる
振り払おうとしても
もう飛べない
風は今も立ち止まっている
夏の夜が固まってゆく
...
涙ため
こらえるために 
夜空見る
滲んで見えた
君のいる星

ふと呼ばれ
涙ぬぐって
後ろ向く
浴衣姿の
君がいた

花火出し
そっと火をつけ
笑いあう
煙の向こうで
...
切り刻む術を得ていない手は
汚れの中で服従する

卑下の渦は思いのほか深く
改善しうる点から背けさせ
怒りばかりを生み
暫定をも喰い荒らしていく

未熟故の愚かさを
飲み込めないまま ...
どんよりと どんよりと曇ってきました

雨を降らせたくとも降らせず じっと耐える雲
空は重く重くなっていきます

このまま滴を落とすことなく 暗い空が続いたら
喉が渇いてしまいますね
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
夜明け木屋 亞万自由詩0*07/7/27 1:00
そして、ぼくらは途方に暮れる(Mr.チャボ、SOS!)角田寿星自由詩807/7/27 0:58
調査A-29短歌007/7/27 0:40
しちがつの祭り小川 葉自由詩407/7/27 0:33
林内雨A-29短歌0*07/7/27 0:19
■■■  世界は桜色に狂っている  ■■■じゃんじゃっ...自由詩007/7/27 0:06
思い出小川 葉短歌707/7/27 0:05
Truth hurt, doesn't it?相良ゆうおすすめリ...3*07/7/27 0:01
恋月 ぴの自由詩21*07/7/26 23:59
乱太郎自由詩18*07/7/26 23:48
気をつけて砂木自由詩7*07/7/26 23:46
吐息北大路京介自由詩20*07/7/26 23:45
グレーブロッコリー...自由詩207/7/26 23:42
サバイバル自由詩2*07/7/26 23:35
ウララカmoof. 自由詩307/7/26 23:27
別れの詩川口 掌自由詩4*07/7/26 23:16
おれんじのくれぱす青井 茜自由詩7*07/7/26 23:07
雑草以下松本 卓也自由詩107/7/26 23:02
思春期美砂自由詩3*07/7/26 22:59
まばたきしているあすふぁるとハンドル自由詩107/7/26 22:45
諦めたからには生き続けるのさ、できるだけ、楽しく笑ってうおくきん自由詩1*07/7/26 22:24
*雲隠れ*かおる自由詩6*07/7/26 22:21
44P 「短歌2」より 〜北山杉 etcむさこ短歌6*07/7/26 21:39
夏、もろうで唐草フウ自由詩11*07/7/26 21:31
プラス思考むむ自由詩007/7/26 21:28
水のはなしあずみの自由詩607/7/26 21:27
風が立ち止まっているぽえむ君自由詩7*07/7/26 21:20
夜。君の星。愛心短歌1*07/7/26 20:49
現実という醜さ見崎 光自由詩3*07/7/26 20:46
どんより北大路京介携帯写真+...4*07/7/26 20:41

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加筆訂正:
夏、もろうで/唐草フウ[07/7/26 21:48]
タイトルを変えました。
5.07sec.