それ以外に術を知らなくて

こうしてる

ほんとは教えてほしい

きっと 簡単なことなんだろうけど
私は大丈夫
まだ頑張れる

              『本当に?』

私はまだ大丈夫よ
まだ頑張れる

              『本当にそう思ってる?』

頑張れ、頑張れ
...
意外と骨ばった手

小さなからだ

軽快な声

やわらかな茶色の短髪

猫のような瞳

残酷な素直さ


「今も、淋しいのか?」


右上がりの平仮名

ノートの隅 ...
 普通のひとは自分の骨のことなど普段あまり意識しないものだが、私はこうして関節が軋るようになったので、自分の骨のことばかり意識するようになった。
 動かすたびにギイギイと大きな音をたてているようなイ ...
お金をぜんぶ、洗濯機で洗ったら、
きれいなお金になりますかね ?

人の、手垢にまみれたお金
洗ったら、
きれいなお金になりますかね ?


お金

どっかに
落ちてませんかね
...
人は公的な場所で裸で居ると通報され縄にかけられる
最も真の状態が野ざらしにされていることは最も疑わしいこと

昨日太陽が逮捕された
罪状は存在悪

磨きぬかれたコランダムに
丁寧に一枚ず ...
俺の周りの空気が
水滴になった時
地獄の響き、天国の夢、姫百合の塔
街灯に
スラムダンクしかけて
警官に
止められました
「夜の道を一人で歩くのは危ないから」
「でも家に帰る時、いつも ...
青くてすごく激しい魚を
まな板に乗せてばちんと
首を刎ねた
何の通告もなしに
首も胴体も捨てた
血の匂いがあたりに漂って
ハイターをぶちまけた
心残りは無かった
       /\
      /  \ /\
     /    ×  \
    /    / \  \
   /    /   \  \
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
...
ハンカチの中に包んだミルクを
野原に置き去りにすると
卵になって帰ってくる

家のドアをトントン叩く音がきこえたら
開けてあげて

あなたも卵になれるよ

うれしいな
はじ ...
俺は日本で働いているんだな

ひとを傷つけたりしながらな


出国まえの寂寥とは

いつもこんなものだ


迷惑かけない程度に生きよう

感性的な落ち込みはやめよう


...
赤道をこえるとそこは

時差1時間しかない

季節が反対の地であった

展望台から

川と家々と森の平野を見つめる


ひとの姿は見えない

ちいさすぎて見えない

で ...
女に興味をうしなったのは

それなりにつらい経験をしたから

それが無駄な時間に思えてきたから

未来を俯瞰できるようになったから

たまたま好きな女がいないから

いまさら家族へ ...
われの混沌に
あすが枕木をならべてゆく
その果てが
もはや青白い喜びに満ちていても
よいか
ねむりよ
まだここに
われをいかしておいてほしい
安美錦
アミニズム
あれはクビライ・ハンの来襲だったのか
心技体
やおろずの神々に祈りを捧げ
丸い土俵の上にあるものを
観音菩薩。弁天様。
ご利益いかばかりであったとしても
女人禁制
...
喜ビモ憎シミモ異色同音抽象画 赤に脱する体無く
居脇
居脇と喉を朱墨で湿らし
濡らした歪を落書きに
遅れとる沙羅止まり落ちるとぞ
絵具ごと暴走
切り取った雀で水滴荒らすは
口虫か
女の脚か
冷舌隷痕
削っては
...
世界で1番大好きな人が、泣きたい程辛い想いをしている

いつでも呼んで

あなた専用スーパーウーマン

この青空を跨いで、5秒で駆け付ける
(ことはできないけれど)


いつでも呼んで



抱きしめ ...
夜毎に骨が軋んで痛いと泣く妹に
医者は一言
「大人になる痛みだよ」と言った

八十過ぎの老女がやってきて
おんなじことを言ったなら
彼は一体
どんな返事をするのだろう

大人になった ...
つまらない嘘をついた日に
路地の花は私をせめて
柔らかな色をした空は
ぽつりぽつりと雨を降らす

(このまま雨がやんだとき)
(灰色の虹を見たかなきゃ)
(今すぐ道を引き返し)
(優し ...
秋になって
空がうすくなった
ぼんやりとした視界に
君の姿が浮かぶ

単純な僕と淡白な君
君の言葉のひとつひとつに
どきどきするんだ

ゆっくりと向かおう
風吹く街へ
冷たい ...
えにしある ひとが
たびだって いちねんになります

えにしをつなげてゆく
おなじ ちを うけついでゆくものが
さかずきを あけます

あなたの むかしばなしに
みみをかたむけつつ ...
ちょっと、頭痛くてね。

真昼間から、飲んじゃって。

気付いたら、暗くなってた。
君は笑って言う。

「お前は俺にべたぼれだから
なんも心配しとらんよ。」

心配してよ。
不安になってよ。
捕まえて、縛って。
どこにも行けなくして。
じゃなきゃ私、

ほら。
...
ごめんなさい。

私ね、先週
他の人の腕に抱かれて
眠ったの。

君が嫌いなわけじゃない。
むしろ大好きで、
愛しくてたまらなくて。

言おうと思った。
謝ろうと思った。

...
朝のように 夜のように
当たり前に 僕はいよう

ワビのように サビのように
心に沁みて いたいよう

空のように 風のように
当たり前に 僕はいよう

眠りの中に落ちていく ...
砂丘に洗濯機
ウィリーは素朴
上手に筋肉
そのまま届きそうになり
春子、帰宅
ジャングルジムから
人の匂い
道路は名前
生きることは
重力の淋しい過程である
という前提にたつと
...
格式のある店内
マナーは重視されている
テーブルクロスの裾からのぞく恋人の赤いパンプスが
僕の心臓を掴んでいる
身の豊かなスズキのムニエルが運ばれ
彼女は優雅な手つきでそれを口へと運ぶ
思 ...
傘がこわれた
シロップ味の傘は
あお空さえ甘ったるく
かき混ぜて綿飴も
ミルクのように薄めて
記憶してきた
落ち葉とか
スチール缶なんかを
ため息とまるめて
ゴミカゴに
...
黄色い粒子は
空気のなかの
ささくれの、
嗚呼、
うまくいえやしない

葉っぱが赤く
色づきたくないと
南風に揺られながら

きらめきストリートを
歩いている、
おとこのこおん ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
がむしゃらにユウ自由詩207/9/10 0:55
弱さを強さに変えて結華自由詩1*07/9/10 0:41
テーゼ空雪自由詩3*07/9/10 0:38
骨と首の話hon散文(批評...107/9/10 0:24
黄金の枯葉蒼木りん自由詩207/9/10 0:08
存在悪一般詩人-未詩・独白2*07/9/10 0:03
誰も居ない、一日の終わりに狩心自由詩5*07/9/9 23:35
廃棄チアーヌ自由詩607/9/9 23:35
あなたとわたしむむ自由詩207/9/9 23:33
ゆくるくペタ自由詩007/9/9 23:32
俺は日本で吉岡ペペロ自由詩207/9/9 23:11
地球自由詩007/9/9 23:07
自由詩007/9/9 23:04
暁にむけて美砂自由詩3*07/9/9 22:44
大相撲九月場所のロゴス恋月 ぴの自由詩10+*07/9/9 22:41
測 量 技 師 マ レ ビ ッ チ /m.qyi俳句107/9/9 22:41
沙良曼荼羅秋也自由詩007/9/9 22:29
へるぷみー携帯写真+...407/9/9 22:29
骨の悲鳴が聞こえる日亜樹自由詩107/9/9 21:51
灰色の虹自由詩107/9/9 21:26
創書日和「淡」ゆうと自由詩2*07/9/9 21:19
一回忌玉兎自由詩107/9/9 21:10
くすり。狠志携帯写真+...207/9/9 20:27
・心配ない・はち自由詩107/9/9 20:14
・罪悪感・自由詩107/9/9 19:57
当然北大路京介自由詩10*07/9/9 19:36
ウィリー、ウィリー、きみの名はたもつ自由詩4*07/9/9 19:14
スズキMonk自由詩1307/9/9 19:03
はとどけいさぶれもよう君の、自由詩107/9/9 18:54
夕暮セピアゆうさく自由詩4*07/9/9 18:21

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加筆訂正:
チャンプの秘密/恋月 ぴの[07/9/9 22:51]
最終行かえてみました
6.01sec.