黒いマジックペンをポケットに入れて
暗い夜道を歩いていく
言う事きかない悪い子を
夜中に向かえに行くんだぜ
カルムは眼を疑った
森の小川で水を汲む少女の姿は
自分たちの部族の女と変わらぬ人間に見えた
いや、より美しく見えた
乳房を隠すように上半身に布を巻いていたが
そこにまた魅力を感じた
( ...
くちびくろさんぼ
銀星を憎む製図コンパスについ
た小さい鉛筆のぼくだ
おっかけこする心臓がつぶれそ
うなくちびくろさんぼのぼくだ
くるくるまわるタイガーの春だ
空から桜が散るよ叶わない ...
時計の針が突き刺さって
シャボン玉は割れた
中の空気と外の空気が交じり合って
辺りを静かに漂う
熱を冷ますように
わずかな水分が空から降りてくる
心がほんの少し重くなる
シャボン玉が ...
鞍馬に行ったときに
欲しくてしかたなかった狐面を買った
祭では私の後頭部から祭を見ていた
私が見ているものの
後ろにあるものを見ていた狐面
私の後ろにいる人に
話しかけていた狐面
頭 ...
終電の終わった線路に
踏み込もうと思ったけど
青く点灯する信号を見て
しばらく迷った末 やめてしまった
スタンド・バイ・ミーごっこは難しい
夜だけど
いつも感じる夜とは匂いが違った
...
真っ直ぐな棒は
水面に
真っ直ぐに写らない
水は集められた檻の中でも
ゆらいでいて
少しの風にも
ついて行く
熱さがよれば熱くなり
冷たさが触れれば冷たくなり
真っ直ぐだ ...
朝日は頬をたたくように照りつける。
ぐしゃぐしゃの髪をさわると、
よく頭を撫でてくれたあなたが想われる。
素敵な朝は、さみしい気持ちでみたされる。
顔を洗って、太陽に引っ張られた頬 ...
侠気の沙汰
記憶の紅葉
パイプオルガンの音色
狂気の沙汰
記憶の小道
パイプオルガンの音色
狂おしいね
愛おしいね
笑い出さずにはいられない程
愚かで惨めで滑稽な
B級映画のよ ...
殺していい
そう聞いたら
やだ
笑いながら答えた君が
僕の首を絞めながら
笑っている
ちょっと切なくて
ちょっと幸せ
大好きだよって
あはは
揺れているから
ね
ほら
僕はここだよ
抱きしめて!
茜の空は嘘をつかない。
それはいつだって、ボクの方だった。
こちらから引用
■http://johnyorizo.ex ...
光の具合はこのくらい
ちょうど良い
君の後光はこのくらい
気持ち良い
二人の距離は縮まるんだ
少しずつ
神か神か
くだらねぇ
スポットライトを
一掴み
俺の気分 ...
素麺を啜りながら東の空を見た
月消えて
すみそにあんかけうまかろう
そらに女のささやきが
ゴアゴアした風にも油断ができた
すみそにあんかけうまかろう
提灯で電気花火に火をつけた
撥撥 ...
誰かのために強くなりたいと思った
自分のためにもなれるのだと思った
先が見えない気がした
それがとても不安を誘う
同じ気持ちで同じ愛し方でいたなら
きっと私達の距離は短くて済んだのに ...
月夜に花火
今年 初めて 見た 花火
二人じゃなかったけど
約束実現できなかったけど
あなたも きっと 同じ空の下。
僕は君が好きで
君も僕が好きで
それはわかってるけど
ダメなんだ
君がそばにいないと
寂しくて
気が狂いそうだよ
さみしくってね。
でも泣いてる暇もなくって。
でもいつもあなたのこと考えてて。
何してるかなぁ
仕事がんばってるかなとか
今は休憩時間かなとか。
私はあなたが好きで ...
ただ泣く子が鬱陶しいように、
貴方もあたしを、鬱陶しいのだと思っているのかしら。
あたしは泣いてはいないけど
貴方は泣いていて。
でもあたしは鬱陶しいとは思わないのだけれど
お ...
君、っていう陽だまりの中で僕は ひなたぼっこ。
スイカ を食べて、 タネの 飛ばしっこ。
蚊に刺されて、 二人で蚊に喧嘩を売ろう。
風鈴の 音 にあわせてからだを揺らせば ほら、
...
いつもの遊歩道
いつも駅
いつもレール
いつも本屋
いつものコーヒー
いつもの世界
それで満足のはずの見慣れた景色
けれど
僕らの知らな ...
17歳
死ねたら
きっと、綺麗な死に方だと思う
儚く、脆く、意味もなく
きっと、素敵な死に方だと思う
未来を悲しまれ
可能性を悲しまれ
17歳
死ねたら
きっと、 ...
手をつないで
揺れようよ
ランタッタ、ランタッタ
ランタッタ、ランタッタ
ランタッタ、ランタッタ、ラン
静かに ...
空礫(そらつぶて)
逝く夏の けわいに歌う影法師
{ルビ諦念=ていねん} 観念 {ルビ綯=な}い交ぜの
見果てぬ夢を引き連れて
尻切れトンボの数え歌
{ルビ陽炎= ...
白い
青い
空を
すぅ っと
切り裂くように
飛ぶ
ユメを見た
真昼の
澄んだ 空気を
ひといき 。
瞬間 、 ...
はじめからこうでは
なかったはずなのに
無垢であるには混沌としている
空の色はもっと
違っていた気がする
もっと緑がかっていた気がする
ふたりはもっと
透けていた
むこうが見わたせるく ...
その言葉に嘘はなかったと
その言葉が本心であったと
その言葉が私に向いていた
と
信じてもいいですか?
顔のない女の顔に
雑誌のモデルや
女優の顔を見ながら
僕は毎晩好みの女性の顔を描いた
僕たちは抱き合ったり
キスをしたり
僕のものをくわえさせたり
卑猥なことをして遊ん ...
テーブルにばんそうこうが貼ってあった
また3歳の娘がイタズラしたな、
と思って剥がすとそこには
小さな傷があった
君の、何だか灼けにオヤジ臭い微笑い方が
ポーカーフェイスのこの僕に見事に感染したのはそう、あの夏が終わり随分と時間が経ってからだった。
会社の上司に、年の割に老けているだとか破棄がないだとか、そん ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
街頭を右に折れて
虹村 凌
自由詩
1*
07/9/5 10:55
少女と石槍
楢山孝介
自由詩
4
07/9/5 10:41
くちびくろさんぼ
m.qyi
自由詩
10
07/9/5 10:07
祭の後
明楽
自由詩
1
07/9/5 8:19
狐面
〃
自由詩
1
07/9/5 8:19
帰り道
〃
自由詩
4
07/9/5 8:19
水面の棒
砂木
自由詩
9*
07/9/5 7:17
あなたがとおい一日
哀詩
自由詩
4
07/9/5 7:14
ぱんぱんぱん
虹村 凌
自由詩
1*
07/9/5 6:35
明日も幸せかしらん
プル式
自由詩
4*
07/9/5 6:22
冬草
〃
自由詩
1*
07/9/5 5:21
茜色の空
Hantam...
自由詩
2
07/9/5 3:23
ジー
kei99
自由詩
0
07/9/5 2:17
怪奇月食
あおば
自由詩
2*
07/9/5 1:50
過去の自分
saya
自由詩
1
07/9/5 1:23
見てるかな。
空 春色
自由詩
2*
07/9/5 1:18
依存
〃
自由詩
0
07/9/5 1:14
云いたくても言えないこと。
〃
自由詩
1*
07/9/5 1:09
真実を知っても、もう遅い。
哀詩
自由詩
2
07/9/5 1:04
君日和
〃
自由詩
1
07/9/5 1:03
出発どきの黄昏
瀬田行生
自由詩
6
07/9/5 0:41
それは素敵なことだと思うけど
完食
自由詩
5
07/9/5 0:36
キスミーアゲイン
プル式
自由詩
2*
07/9/5 0:32
空礫
朱雀
自由詩
1*
07/9/5 0:30
片翼 の 。
李伍 翔
自由詩
2
07/9/4 23:59
やさしいいいわけ
小川 葉
自由詩
6
07/9/4 23:58
その
日向
自由詩
2
07/9/4 23:51
顔のない女
なかがわひろ...
自由詩
3*
07/9/4 23:43
ちいさなおもいやり
むむ
自由詩
17
07/9/4 23:25
。が打てない僕がまた、を打つ日
汐
未詩・独白
2
07/9/4 23:24
5351
5352
5353
5354
5355
5356
5357
5358
5359
5360
5361
5362
5363
5364
5365
5366
5367
5368
5369
5370
5371
5372
5373
5374
5375
5376
5377
5378
5379
5380
5381
5382
5383
5384
5385
5386
5387
5388
5389
5390
5391
7.89sec.