図書館は
朝から
子どもらで
いっぱい
帰り道の
山盛りの黄色に
+3度
私は
もうすっかり
大人だけど
夏休みだね
また見知らぬ誰かのために、
泣いた。
依頼主に、
何があったのかは、
知らない。
遺影と目を合わせても、
何も感じない。
泣き屋が流す涙に、
変わりがあ ...
ベランダの下に
何かいるの?
それともまた
自由への逃走?
蒸し暑い朝
目が覚めた
何もする気が起きなくて
ぐうたらぐうたらしているうちに
ちくたくちくたくと時計は進み
お腹が減ったなあと
冷蔵庫を開けても
何もなくて
ばたんと閉める
カ ...
はじまりは一本の大きな幹でした
その幹がどんなに大きくたって
みんなみんなその場所にいたから
誰かが声を発すれば
その声は確実な伝言ゲームで
紛うことなく誰かのもとに届けられました
や ...
天気予報も晴れと言っていたのに雨が降ってきた
この雲はきっと
人々の汗が
雨雲をを呼んだんだ
ヒーローだったことについて
話す気になった
守るものを見つけたから
ヒーローの後の仕事として
誰からも愛されないヒーローになり
どこに行くにも
無人島がつきまとった
悪は相変わら ...
きみ恋し朱らむ頬に帯びる熱ぬくもり求めつゆめかき抱(いだ)く
あの三日月を手に入れたら
このどす黒い感情を切り裂きたいな
スパッとさ
スカッとさ
あの丸い弧の浮かんだやつ
この四角く固まった感情
薄く細く
研ぎ澄まされた ...
僕は生まれつき両足があります
歩くことを簡単だと感じていた
僕には生まれつき両手があります
名前を書き
ウタを描きます
何も持っていなくても良い
風に
遠くの ...
無知は孤独を理解できない
彼は言った
私にはただ、昨日のキスのように思える
暖かい気がして、いいえ、それは確かに暖かいのに
温もりは消された
振り返って、それからまた ...
ドロドロの田んぼの中をはいつくばって
生き物の猥雑さの
皮膚と鼻と口と目からしみこんでくる緑と汚濁に
わずかに厭う潔癖さをかなぐりすてて 染まるにまかせると
肉体が饐えた深いため息をつく ...
〈タネ〉も〈シカケ〉も
ありふれた
この眩しいほど
澄み切った世界で
信じられる
暗闇
は
自分自身だけ
汚れた爪と
不格好な指
骨張った甲から
覗く
...
ちいさな頃書いた、日記のように
空を何度もみた
いそがしいんだ、私
匂ってくる
なにもない、があるよ
との言葉に
泣きたくなる
こんな、ありきたりで、
罵ってください
むかし ...
光にあたりたい
ただ それだけで
日光の当たるところに何かあれば
必ず 陰ができるように
光の当たるところにだれかいれば
必ず だれかの光が途切れるのです
それでも
欲 ...
四畳の和室は
ぴゅうぴゅうと風が吹き荒れて
窓際に掛けた古い制服の横で
私と云う個体が何かに脅えている
(そうら
(夏だよ
CDは何度も繰り返しながら
ゆっくりと世界を ...
そこは
静寂の世界だった
すべては枯れ果て
耳を澄ましても
何の音もしなかった
かすかな暖かさも失せ冷え切り
それでも寒ささえ感じないような
視界が遮られる
見渡す何もかもが
...
あれがねぇ
ユーミンですよ
おかあさん
唄っているね
頑張ってるね
朝霧の蒸発してゆく速さに
子供たちは
緑色の鼻先をあつめて
ただしい季節を嗅ぎわける
くったり眠っている
お父さんのバルブを
こっそりひらいて
空色を注入する
うん、うんとうな ...
君が笑っただけで
僕も笑いたくなって
嬉しくなる
そんなささいなことが
今の僕の幸せ
これ以上はいらないんだ
今はまだ
君と笑いあえる幸せ
大事にしたい
週末を物干し竿でゆらゆらり
まだ 明けぬ
朝間の空に
日の使者は
濡れ羽色した
大烏
烏 鳴く 鳴け
朝焼けを
呼び込む 力
漲って
今 日は昇る
いつもの リズム
バックミラーに映る
夜の自販機
ひとのように白く
ひとのように小さくなってゆく
風がやんだ
蝉が鳴いて
闇がやんだ
バックミラーに映る
夜の自販 ...
右手にアイボリー色の傘
左手にスケッチブック
いつもの原っぱ
大きなくすのきの下に
しゃがみこむ
パレットにはお空の涙
透明な絵の具を
筆先に含ませ
描写する世界は無限色
...
見上げた空
偶然の 流れ星
あの日の涙 思い出す
サヨナラ ナミダ
さよなら あなた
小さな子供が空を見上げて
緑の瞳をぎょろりと泳がせたのを私は見逃さなかった
何時でも地球の中心に立つ私達は
きっとその目線が怖くて堪らないはずだ
時間軸でさえ
カウントは足 ...
カッパカッパラッタパラッパラッパウンパッパ
パラソルデルソルシオモッテコイ
しっかり夏売り出し中、でも
パラッパラッパと雨降る梅雨日和
気の早い百貨店では
夏じまいセールだって
冷 ...
愛してる
こんな陳腐な言葉をお互いに言い合えていた時が
実は一番幸せだったのかも知れないね
今じゃもう 小説家や詩人や偉人やらの名言が詰め込まれた分厚い本を
蛍光ペン片手に必死になって ...
大きな声で、少しだけ本当を混ぜて嘘をつけば、
きっと本当に変わる魔法だから、
誰かを少しだけ傷つけて、そうやって魔法をかけて。
そうやって作った魔法の中で、
僕はちゃんと楽しそうに ...
夜明けとともに
目的もなくふらふらと
外を歩いてみる
そこの夏は冷たかった
葉の上の雫に触れ
その一瞬にしかない冷たさは
手のひらの中で
やがて消えてゆく
川のせせらぎの音も
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夏休み
weed &...
携帯写真+...
3*
07/7/24 18:49
「 悲しみはない。 」
PULL.
自由詩
6*
07/7/24 18:47
何を見てるの?
weed &...
携帯写真+...
1*
07/7/24 18:43
(夏休み)
ゆうと
自由詩
5*
07/7/24 18:17
樹
チグトセ
自由詩
10*
07/7/24 16:56
晴れなのに
OLGA
携帯写真+...
0*
07/7/24 16:56
ヒーロー
ロカニクス
自由詩
9*
07/7/24 16:38
早朝
リュウセイ
短歌
0
07/7/24 15:48
■■■ 三日月ナイフ ■■■
じゃんじゃっ...
自由詩
1
07/7/24 15:11
練習作
那津
自由詩
4
07/7/24 14:51
前兆で泳ぐ魚
〃
自由詩
7
07/7/24 14:44
雨上がりの夏は豚くさい
リーフレイン
自由詩
1
07/7/24 14:38
逃げ闇
ゆうじん
自由詩
2
07/7/24 13:28
さかさま電柱の海
月見里司
自由詩
9
07/7/24 13:06
光
あゆの ひよ...
自由詩
15*
07/7/24 12:49
大好きなリアル
ゆるこ
自由詩
8*
07/7/24 11:05
静寂
風音
自由詩
7*
07/7/24 11:01
ユーミンだよおっかさん
北大路京介
短歌
4*
07/7/24 10:54
海の日
佐野権太
自由詩
38*
07/7/24 10:26
幸せ
eris
自由詩
3*
07/7/24 10:21
一句ずつにします
しみまん
川柳
1*
07/7/24 9:48
日の使者
アハウ
自由詩
6
07/7/24 9:45
風と蝉と闇
吉岡ペペロ
自由詩
1
07/7/24 9:33
雨ふりアート
倉持 雛
自由詩
13
07/7/24 9:21
創書日和「星」 ナミダ
逢坂桜
自由詩
7*
07/7/24 9:20
こども
ゆるこ
自由詩
6*
07/7/24 8:37
*パラソル*
かおる
自由詩
10*
07/7/24 8:24
ひとつの終わり
楠木理沙
自由詩
5*
07/7/24 7:32
魔法
R
自由詩
0
07/7/24 7:11
冷たい夏
ぽえむ君
自由詩
23*
07/7/24 6:31
5376
5377
5378
5379
5380
5381
5382
5383
5384
5385
5386
5387
5388
5389
5390
5391
5392
5393
5394
5395
5396
5397
5398
5399
5400
5401
5402
5403
5404
5405
5406
5407
5408
5409
5410
5411
5412
5413
5414
5415
5416
加筆訂正:
7月19日
/
リーフレイン
[07/7/24 14:22]
最終行削除しました
7.05sec.