大きく
小さく
響きつづける鐘の音
体の内側で
反射を繰り返す
わたしの音
体を震わせ
心を震わせ
空を震わせる
あなたの音と
永遠に奏でつづける
魂の和音
まずは小話を一つ。
かつて若かりしころに罪なき党員にスパイの嫌疑をかけ、査問中に死に至らしめたミヤケンこと故宮本顕治日本共産党名誉議長であったが、実は晩年、病に倒れて後、夜な夜な枕元に当時殺した ...
サンディエゴ
サンディエゴはサンディエゴという意味を必要としなかった
A型はA型の血を守るためにA型と結婚した
イカレポンチは振るー^ツポンチの中で混ざって
ああ! 時代の波が押し寄せてくる! ...
何も決められずに俺は疾走した
全てを保留にしたままで迷い続けた
迷っていた
それがまさに迷いがない証拠だった
書ける地平から書けない地平へ
俺の意識から感覚へのバトンタッチ
亡霊ミサイルも ...
あの日が来る
あの日の蝉を聴いている
時計がちっちと針を進める
白
あの日が来る
あの日の蝉を聴いている
時計がちっ ...
ふと
街で
耳にした音楽から
わたしの声がして
びっくりしてしまった
あの日あなたと過ごした半日で
わたしのどこかが変化したよ
あの日の前と後で
わたしはずいぶん違うみたい
西葛西の ...
中上忌今年は浅田彰来ず
あきらかに
宇宙人だと
ばれるやつ
{引用=隊長、昨日日比谷線内で接近遭遇しました。普通の人間ではありえない目の動きをしておりました。絶対宇宙人だと思います。}
おっ
きょうは
露天風呂だな
いこう
この丘をのぼったら
一面の星空みたいに、きらきら輝く町並が見下ろせるんだ
キミの手をつないでゆくよ
いこう
澄んだ夏の青は
海を宝石のように輝かせるんだ
...
弱くなりたい。
弱くなりたい。
一人で居れる。
強さは要らない。
夜の冷たい川沿いに
軽やかな秒針の音
寝静まる畦道の空想
蟋蟀数えて更ける
誰か の物思い と
雨が降って大気を導き
水待つ蛙の物憂げ
風の鳴る音 戸を叩き
葉裏にとまる蝶 ...
世に出るか知らぬ我が子の名を夢み
望み託すは卑しき頭脳
イーダちゃん
62年目の朝が来ました
日本には あなたを苦しめた
原爆は 落ちていません
だけど この地球上で
戦争によってばらまかれた
放射能で
殺され 傷つき ...
祭の金魚すくいで義理でもらった
間に合わせの小さな薄いビニール袋に
入れられた時から
すでに水がこぼれていた
それでもそこから漏れてくる水を
押さえながら
そろりそろりと家に持ち帰る
...
夕凪にざわりと
ちいさな君の髪
真っ赤にしたその表情の下に
たくさんの宝石を隠して
何度かの孵化を繰り返しながら
その心を美しく成長させてくれれば
それは私を
百年眠らせてくれる
...
きのうの じぶんを
コピーする だけですから
いくらでも すぐできます
じまんするようで てれますが
なかみは なんにもありません
「5本目の煙草・滲む画面」
僕が彼女の家を訪れてからしばらく、彼女に関する出来事は無い。
僕はライチとモメ事を起こし、かなりテンパっていたので、
ロイドに関わる余裕が微塵も無かったのだ。
...
オルガンはもっと
びろびろならなければ
びろびろなって たいへんびろびろ
ひきかえせないびろびろ
どこまで、も、あつく
きっついきっつい
夏がみえたら
はまりにゆける
(もうち ...
永い永い年月をひとり
暗い暗い土中で過ごし
目舞うくらい天声聞くや
紅い紅い太陽の下へ
木に綴るは たった数日の命
単りの虫 と書いて「蝉」
叫び声のす ...
火と花と手
小さな胸
火は花は手
風と声が水になり
窓の外を流れている
音の影は 鳥に分かれる
古い息が聞こえくる
指に触れて 景は走る
何かから逃れようと振り ...
まばゆいばかりの酸素に
唇を押し当てて
小さな喘ぎを零しながら
私は生を感じる
生温い風が
吹いている時は特に
窒素と二酸化炭素の分離
あぁ
呼吸してる
...
ヒグラシの声が
夕焼け空に木霊して
夜を誘う夏の宵
沈みゆく夕陽に
背を向け歩き出す
影法師を連れて
我が家へ
煌々と光る月を見れば
頬に伝う雫
何故か懐かし ...
Ginger ale。
そっと、置いてこよう。そうしよう。
気の抜けた、Ginger ale。
ウィルキンソンのカライやつ、
誰にも見つからないように、、
...
トイレで用を足したなら
ちゃんと流す
それがおとなの対応
いくら大好きな彼のであっても
普段は決してあからさまにすることの無い
若かった頃の女性遍歴やら
誰かと何を食べたのか見せつ ...
路面に{ルビ陽炎=かげろう}ゆらめく
真夏の正午
長袖の作業着に
ヘルメットをかぶる
眼鏡のおじさんは
汗水たらし
鉄パイプを{ルビ担=かつ}ぐ
路面には
夏空 ...
どどどう、どどどう。
耳鳴りで目覚めたように思ったがそれは絶え間なく聞こえ
る潮鳴りであった。
どどどう、どどどう。
遠くか近くかわからないが、その音は聞こえる。遠くの方
で誰かが呼 ...
宇宙のツツジの咲くあの丘で
水晶の風が吹いたら目を覚まして
この夢はここにしか咲かないから
朝焼けを待たないで羽ばたいて
君の中で
孵化していく翼
歪んだ夜の積る
群 ...
雷鳴が轟き
空はアルミホイル
蝶は葉の影
鳥は枝の下
荒野に佇む
独りの城
城壁は濡れて黒く
野ばらは閉じて久しい
稲妻が城門を叩く
開けたのは王女
嵐の日だからこそ
旅 ...
僕は知らない
君がそっと泣いていることを
僕は知らない
神様がそっと二人を出会わせたことを
僕は知らない
彼が僕らの為に祈っていることを
僕は知らない
君 ...
日付順文書リスト
タイトル
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日付
カンパネラ
436
携帯写真+...
0
07/8/7 1:50
ラブアンドピース?いいやラブはピースをも駆逐するのかもしれな ...
山田せばすち...
散文(批評...
6+*
07/8/7 1:42
サジェッション・サドミシビシミシミゴシュム
狩心
自由詩
1+*
07/8/7 1:35
まよなかのまよい
〃
自由詩
1*
07/8/7 1:26
あの日の蝉
吉岡ペペロ
自由詩
0
07/8/7 0:56
削られた一部
チアーヌ
自由詩
1
07/8/7 0:51
熊野大学
A-29
俳句
0*
07/8/7 0:40
電車内にて
青色銀河団
川柳
5
07/8/7 0:27
また真夏の庭
weed &...
携帯写真+...
2*
07/8/7 0:22
1945
わら
自由詩
15*
07/8/7 0:01
弱音は口だけ。
狠志
自由詩
6
07/8/6 23:51
静かな夜
及川三貴
自由詩
3
07/8/6 23:45
眠れぬ夜に
ポッケ
短歌
3*
07/8/6 23:33
イーダちゃんへ
池中茉莉花
自由詩
3*
07/8/6 23:18
祭の金魚
ぽえむ君
自由詩
5*
07/8/6 23:15
もちも-ち
ゆるこ
自由詩
2*
07/8/6 23:13
そろもん(私詩の話)
みつべえ
自由詩
5
07/8/6 22:37
記憶の断片小説・ショートシネマ 「ロイド」
虹村 凌
散文(批評...
0
07/8/6 22:35
オルガンと夏と×××
美砂
自由詩
4*
07/8/6 22:29
ひとりの虫
むむ
自由詩
2
07/8/6 22:15
降り来る言葉 XXXII
木立 悟
自由詩
4
07/8/6 22:11
生きたいと思う瞬間の化学
青井 茜
自由詩
3*
07/8/6 22:00
ヒグラシ
秋桜
短歌
2*
07/8/6 21:10
ジンヂャーエール
やまぐちふぢ...
自由詩
1
07/8/6 20:42
笑って許して
恋月 ぴの
自由詩
17*
07/8/6 20:39
昼間の父さん
服部 剛
自由詩
7
07/8/6 20:20
【小説】月の埋火
mizu K
散文(批評...
1*
07/8/6 20:10
宇宙ツツジヶ丘
瀧田 右恭
自由詩
2*
07/8/6 20:08
捨てて
ふるる
自由詩
3*
07/8/6 20:06
■■■ 僕は知らない ■■■
じゃんじゃっ...
自由詩
1
07/8/6 19:14
5347
5348
5349
5350
5351
5352
5353
5354
5355
5356
5357
5358
5359
5360
5361
5362
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5365
5366
5367
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5387
6.33sec.