すれ違う心とこころもどかしく哀しく軋むブランコの音
雨上がり人影のない公園でひとり揺れてる風のぶらんこ
目を閉じることと口を噤むことは似ている。
眠りに就くことと死ぬことは似ている。
さようならを言いながら終わっていく。
世界について考えるときに眩暈を起こす。
沈黙する、
沈黙する ...
線路にはひかり
ホームには
風鈴がなびいて
夏の音をたてている
春のような夏の幻視
影だけしずかに
夏をだまらせている
線路にはひかり
ホームに ...
最終的に行き着く先は
やはり 過去なのか
途切れた雲に重ねるパズル
欠けたピースがいじらしいほどに
巡回を滞らせた
転んで泣いて
起き上がって笑って
当たり前に出来ていたことが
鈍さを増していく
...
殻の無い
カタツムリは言う
(差別するのは、
よくないぜ)
ただ、ソレがついてるか
ついてないかの
違いなんです
わかってるさ
塩に溶 ...
雲まで
水いろの、ね
ひかりは
記憶を、ね
風はたぶん
地球そのものだ、ね
やさしさがつよくなる
つよさがやさしくなる
雲まで
水いろの、 ...
安東{ルビ史継=ふみつぐ}(二十六歳)と
高柳ロワ(十六歳)は
バレエを通じて知り合った恋人同士
「ロミオとジュリエット」のように
悲しい物語は持たないけれど
「安東とロワ」と呼ばれて ...
なんでまた
そんな細い枝に
とまっているの
スリリングな生き方を
求めるタイプ?
生まれつきの
アウトオブオーダー
完成しない
僕という
アンドロイド
組み立てて
張り合わせ
何か
ひとつが
余るんです
...
ある日、
(傘を忘れてしまった
朝焼けに焦れた視線が
日影の後ろ姿を おいかけていった
風光は二度と再び帰ってこなかった
...
目を閉じ
骨を確かめる
歯のかたち
牙のかたちを確かめる
地平線まで
指はのびる
ひらいた骨が
永さを失くした海を奏でる
あらゆる証書が
毛虫のようにうご ...
以前にも書いた通り、自分はこの現代詩フォーラムの投稿から
詩歴が始まる。
今まで詩を書いてこなかった自分にとって、どうやったら
詩をうまく書けるのだろう、そう思いながらあれこれと
考えていくう ...
あたしは起きると夜になっていて、
サメザイはいつも、
「おはよう。」
とは言わず、
「こんばんは。」
と言う。
それは皮肉ではないのだけれど、
あたしには ...
必死で追いかけてくる夏に
ついに追いつかれてしまった
逃げ切れると思ったのに
逃げ切れなかった
見上げると空に大きな鳥が飛んでいた
まるでスタッカートのような声で
何かに叫び続けている ...
しゃぼん玉飛んだ
マンションの二階くらいまで飛んだ
マンションの二階くらいまで飛んで
壊れて消えた
も一度しゃぼん玉飛ばしてみた
今度はすぐに消えた
今度は ...
きれいな人になりたいと願った
お金や名誉や地位、そして人とのつながり
全ては必ずしも一線に並ぶものではないが
愚しくも僕はそれに順位をつけて遊んでみた
するとどうだろう、むなしさ、むなしさ、む ...
宗教が必要だ
宗教が必要だ
信じられるものが無いという君
一緒に勉強会に行かないかい
きっと新しい地平が見えるはず
素晴らしい未来がそこにあるはず
宗教が必要だ
宗 ...
明日世界が終わるならば
君と鴨川へ行こう
明日世界が終わるならば
君と更紗へ行こう
明日世界が終わるならば
君と美術館へ行こう
明日世界が終わるならば
君と ...
君に思いを伝えるトキがきた…
やっと僕は今まで心の奥にしまっていた君への思いを
君に伝えるコトができる。
本当は 言葉で言いたいケド…
それはできない
メールを送った…
返事は返っ ...
森羅万象の苦痛の叫び声が聞こえてくるよ
大変だ 誰か宇宙に助けに行かないといけない
万物とはかけ離れている世界 iPodの曲を聴きながら真っ青な空に浮かぶ染みのような宇宙をみて思う
でも叫び声が ...
君はいつも白いシャツ
風の中を泳いでる
魚みたいに
僕の心を泳いでる
そこに触れてはいけないよ
そういうところに触れていき
そこに触れてはいけないよ
そういうところに触れていっては
...
こんなにきれいな夜には きみと一緒にいたい
夜空をこえてきみのもとへ 飛んで行けたらいいのにな
叶わぬ空に ぼくは願うよ
きみの他にはもう何もいらないから
全てを投げ出したくなるときがある
何もかもを捨てたくなるときがある
そんなとき
ふっと考えてしまうことがある
死にたい
いつかは死ねる
それが希望
...
構って欲しい欲求が交差して
母さんへの手は今日も降参した
毎晩割り箸の音が窓を叩く度
そろばんで計算したお弁当の旅
泣きたくなるね
帰って来てからの第一声が
...
腕を切ったら
赤い温かい血が流れて
ああ、こんなに温かいのに
体にあるときは気づかない
私は思って
そんな風に思って
湯船に世界地図のように広がる赤い水面に
行って ...
梅雨明けに急いで飛び乗る夏行き電車今年は手元に切符が二枚
右ばかり覗いた出店のお目当てはあんず飴食む君の横顔
息はずみ灯台目指して漕ぐペダル二人乗ってる重さが嬉し
幾重に ...
ぼくは哀しみを探索する哀しみ皇子
目覚めのいい朝
太郎さんと花子さんの家に泊めてもらったぼくは、哀しみとともにすがすがしい朝を迎えたよ
昨日の夜は楽しかった
太郎さん、面白い人で、花子さん ...
俺の右腕とお前の左腕を縫い付けて
血と血が混ざり合う
鬩ぎ合う A型とB型の血液が
渡し合う 今までの記憶とこれからの予言を
AB型! だったんですね。景色が滲むように重なって
波と波が当た ...
人は生きてる限り
悩みのシャワーを浴びることになる
明日さえわからない不安のなかで
微かな希望を胸に秘めて
新しい一日を乗り越える
何が正しくて何が間違っているのか
...
闇に川音の迷う{ルビ硲=はざま}の村
トンネルに切り取られた高架橋
しじまを蹴散らしていく道しるべ
{ルビ硲=はざま}に閉じこめられていた記憶が目を覚まし
一瞬顔をしかめるも
手招きに不安を ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ブランコ
ゆりえ
短歌
2*
07/7/28 12:06
溶暗
さいらと
自由詩
6
07/7/28 11:52
越後湯沢にて
吉岡ペペロ
自由詩
3
07/7/28 10:44
切符
見崎 光
携帯写真+...
4
07/7/28 10:43
エスカルゴ・パーク
アラモード
自由詩
2
07/7/28 10:41
雲まで
吉岡ペペロ
自由詩
1
07/7/28 10:40
安東とロワ
楢山孝介
自由詩
4*
07/7/28 10:18
セミ
weed &...
携帯写真+...
1*
07/7/28 10:16
未完成
ゆうじん
自由詩
1
07/7/28 9:27
(零雨の予感)
こしごえ
自由詩
9*
07/7/28 9:27
ノート(火と自乗)
木立 悟
自由詩
7
07/7/28 9:22
「とりあえず1000投稿」を終えて
ぽえむ君
未詩・独白
21+*
07/7/28 9:06
「 とまどうペンギンどもよ今すぐ羽ばたきあたしに続け!。 」
PULL.
自由詩
6*
07/7/28 8:28
あいみーむとかへとぴあのの音楽
プル式
自由詩
3*
07/7/28 7:04
しゃぼん玉
優飛
自由詩
8*
07/7/28 6:42
「これがきみにわかるか」〜必読お願いします、読んでもらわない ...
syou
自由詩
1
07/7/28 4:51
宗教が必要だ
快晴
自由詩
2*
07/7/28 4:24
■■■ 明日世界が終わるならば ■■■
じゃんじゃっ...
自由詩
1
07/7/28 4:16
永遠に…。
ばーびぃ
自由詩
0
07/7/28 4:12
宇宙の終わりの日に
円谷一
自由詩
2*
07/7/28 3:51
君はいつも白いシャツ
おるふぇ
自由詩
5
07/7/28 3:49
そら
CALIL
自由詩
7*
07/7/28 3:10
I want to die, but want to ali ...
Lily o...
自由詩
6*
07/7/28 2:10
欠家族
青井 茜
自由詩
4*
07/7/28 0:56
赤い血の温度
なかがわひろ...
自由詩
2*
07/7/28 0:44
君がいる夏
ささやま ひ...
短歌
8*
07/7/28 0:38
哀しみ皇子(9)
アマル・シャ...
未詩・独白
2*
07/7/28 0:38
「 三色 」 真空パックでお届け!
狩心
自由詩
1*
07/7/28 0:14
気持ちだけは負けない
山崎 風雅
自由詩
1
07/7/27 23:59
無人駅
悠詩
自由詩
8*
07/7/27 23:47
5367
5368
5369
5370
5371
5372
5373
5374
5375
5376
5377
5378
5379
5380
5381
5382
5383
5384
5385
5386
5387
5388
5389
5390
5391
5392
5393
5394
5395
5396
5397
5398
5399
5400
5401
5402
5403
5404
5405
5406
5407
加筆訂正:
流れ星〜生まれ出ることの出来なかったいのちたちへ〜
/
池中茉莉花
[07/7/28 8:20]
タイトル変更
足音
/
池中茉莉花
[07/7/28 8:13]
一部訂正
子どもの私が叫んでいる
/
池中茉莉花
[07/7/28 8:12]
タイトル変更
ふるさと
/
池中茉莉花
[07/7/28 7:56]
タイトルを変え、一部加筆訂正。
わた飴前線
/
プル式
[07/7/28 5:04]
世界中で発生→世界中に広がって
無人駅
/
悠詩
[07/7/28 1:17]
加筆しました。。
6.65sec.