噴水からもトイレの水からもワインが出ている
川の上流でクマが葡萄を搾っているらしい
逆に水の需要が増えた フランスの水道から出たワインを買う人もいる
自然界が酔いに酔った 小便も赤いものばかり
...
詩を燃やせば匂ふ
けぶりが目蓋に絡む
もつと火を強くしやう
指を少しずつ浮かせて

栄華の裏にはきつと
肥溜めに埋ずもれる人々
糞を食ふ人のあればこそ
虹の上で其れを遊ばせて

妖 ...
あの頃の僕たちは
何を考えて
生きていたのだろう
ただ毎日笑顔で
笑っていた
嫌なコトもあった
でもやっぱり
一緒にいたいって
仲間ができて...
君たちは僕の
太陽だった
太陽 ...
僕を見る僕

君が見る僕

家族が見る僕

君が見る僕を見る僕

家族が見る僕を見る僕

鏡に写っている僕を見る僕

写真に写っている僕を見る僕

ビデオに映っている僕を見 ...
あまりにも、夜空が美しく。

星が幾つも見えたので。

願ってしまいました。

どうやっても、叶わない。

そんな想いを。

こんな日は、寝るのが惜しいです。

もう少し、起き ...
ぐるぐると食品売場を回っても 食べたいものが見つからなかった
さすがにこう暑い日に重たいものは食べたくなかったが
冷やし中華や素麺という気分でもなかった

君は僕の背後から買い物カゴにいきなり ...
天使の梯子が空にかけられ
降り注ぐ光は祝福している

何を?
君を
僕を
世界を
この毎日を
絶え間なく続くこの円環を
止まり行く事のないこの時間を
そし ...
両親が好きな子がいた
どんな両親が好きなの
そう尋ねると
それはそれはたくさんの条件が出てきた
まだ続きそうだったので
それを遮って
ところでその条件にあてはまる両親はいたのと聞くと
ま ...
時計だけを気にしながら
回るステージの上で
炎天下

ゴム鉄砲だけが
音もなく弾ける

しばらく
しばらく

知らぬ間に
明日は忍び寄る

どうやら今日は
昨日で
明日は ...
たまに早めに仕事を終え八時過ぎに帰宅する事がある
頑張って起きていたのだろう娘が諸手を拡げ駆け寄って来る
考える暇もなく引き寄せ抱き上げ抱き締める
もう既にお風呂も済んで寝仕度を済ませた娘が
...
碌に街灯も無い坂道
心も体も疲れ果てた
無気力な家路の果て

残飯を漁る野良猫の
縄張りに知らぬ間に踏み込み
精一杯の威嚇が向けられる

僕は苦笑だけを浮かべ
心の中そっと呟いた
...
白薔薇よ 白薔薇よ
僕の下で 咲いておくれ


うつ伏せで溶けていく熱い腹に
鋭い棘を突き立てて
僕の赤い 
  赤い懺悔を吸い取ってしまえ


ベッドサイドには 欠けた花瓶
無 ...
 




「 とおく 」


         ただいま。


         おかえり。


         どこ いってたの?


      ...
風を待っている。

あのひとへの想いが
空に散るまで

風を待っている。
かのじょC があらわれた!



かのじょC は ようすをみている

むむくん は あまいささやき で かのじょC をこうげき!



かのじょC は こんらんしている ...
潮のせいでくちびるの端にこびりついた砂を噛む
違和感
そのついでに日記にも砂をかませる

八月はつめたい
指先で這った波の曲線は
私の中では体温を持たない

数 ...
肌の白さから浮き上がるみたいな
ブルーのアイシャドウに
縁取られたきみの目蓋を見つめる
波が打ち寄せる海岸、と
黒いアイラインの地平線

目蓋から透けるブルーを見つめて、
きみが海の夢を ...
 
 
白い紙
鉛筆で詩を書く

 
間違えた文字を
消しゴムで消した

 
 
ごめんね と呟いた
なんとなく切なくなった

 
 
 
白い紙の上
黒い塊見つめ ...
かぜに うながされ
めざめても あめに
ぬれ うなだれる
ひそかに あまく
あこがれて むくわれず
またあえる もうあえない

またあえる もうあえない

ゆれる ゆれる


うらないにさえ
 

ぼくのこころは ふらふら

ゆれて ゆられて

ゆれて ゆられて


...
きみが送ってくれた写真集に
きみを探した

夏の祭囃子のなかに
霧のかかった銀嶺に
深い翡翠の珊瑚礁に
悲鳴の上がる戦場に
闇の群がる爆心地に

きみの姿はどこにもなかった

あ ...
 
 
沢山 沢山
愛でた花は
 
いつの間にか
僕の身長よりも
伸び て
 
初めて買った
赤いガーベラのように
僕の右眼は紅くなった
 
 
細かな艶やかさを
「綺麗 ...
あたしはエゴイストだから
自分のしあわせしか考えない

だから
笑って

あなたの笑顔が
あたしをしあわせにする

他の誰かとでもいい
笑って
あなたに
しあわせになってほしい ...
二人が出会ってから
いくつもの電車が通り過ぎた

始発の準備をするあなたが
終電の窓の向こう側に見える

わたしはあなたに
ありがとう
と言った
次の瞬間にはもう
始発に乗っている ...
偶然だから当然のこととして
2番目の順位を獲得したので
Aのつぎ、B級とされておるが
おるが
おるがの手足はなぜ伸びる

祖先伝来の
B級の物差しで測ってみたが
1mmたりとも狂って ...
すじ雲が広がる空の中で
遠くの方で飛行機が弧を描く
ゆっくりと大きな旋回だった
夕陽に反射する銀色が
勇ましかった

飛行機は目的地に向かうための
方向を変えるというよりも
今の空をす ...
君の中で流れる音楽を聴いてみたくて。

イヤフォンジャックを探してみた。

どこを探しても見つからなくて。

僕は君に聞いてみた。

けれど、君の耳は塞がれてた。

どうしても聴い ...
砂漠の王様に
すべてを捧げたサティ
月が昇り
希望に満ちた今夜
サティは眩く輝いた
大道芸人は
すべてが美しく見えるよう
呪いの言葉と共に
七匹のコブラを
火の釜へ
投げ込んだ
台風一過の夕焼けには
いつだって
涙を浮かべて

手を振ってしまう


『台風のクジラ』


僕は台風の前日には
落ち着かない子供だった

ずんずんと迫ってくる
雲の足音や ...
干し物をたためる時の充足を
胸に満たしめ一日が過ぎぬ

八十路まで あとわづかなり吾が側に
五才の犬が ひるねしている

梅雨空を狭めて広がるバショウの葉
微動だにせず風も無きらし
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ワイン円谷一自由詩1*07/8/8 1:27
火に包まれ蘆琴自由詩307/8/8 1:25
太陽ばーびぃ自由詩007/8/8 1:20
僕を見るdamuda...自由詩107/8/8 1:12
星に願いを。狠志自由詩307/8/8 0:57
8月6日、ハムの日楠木理沙自由詩2*07/8/8 0:37
■■■   jacob's ladder ヤコブの梯子    ...じゃんじゃっ...自由詩2*07/8/8 0:36
両親選定なかがわひろ...自由詩3*07/8/8 0:07
グラディエーターブロッコリー...自由詩207/8/8 0:03
まだ大丈夫?川口 掌自由詩2*07/8/8 0:01
夜半過ぎ松本 卓也自由詩207/8/7 23:59
クランベリー フラワー ソング千月 話子自由詩4*07/8/7 23:43
とおくae96自由詩107/8/7 23:29
風を待っている風音携帯写真+...1*07/8/7 23:24
むむくんクエスト〜返り討ちで候〜むむ自由詩107/8/7 23:21
砂の栞*八月の日記Rin.自由詩16*07/8/7 22:38
きみの夢を見るユメアト自由詩007/8/7 22:12
消しゴム秋桜自由詩4*07/8/7 21:59
そろもん(象徴の話)みつべえ自由詩207/8/7 21:50
ゆれる水青自由詩007/8/7 21:49
アリバイ写真悠詩自由詩2*07/8/7 21:31
さなぎ青井 茜自由詩4*07/8/7 21:30
エゴイスト風音携帯写真+...1*07/8/7 21:11
電車小川 葉自由詩307/8/7 20:51
B級ホラーあおば自由詩2*07/8/7 20:48
空を旋回するぽえむ君自由詩6*07/8/7 20:16
僕らの音楽。狠志自由詩207/8/7 20:13
サティチアーヌ自由詩307/8/7 20:12
台風のクジラ蒸発王自由詩907/8/7 20:12
平成十九年八月六日むさこ短歌3*07/8/7 20:07

Home 戻る 最新へ 次へ
5345 5346 5347 5348 5349 5350 5351 5352 5353 5354 5355 5356 5357 5358 5359 5360 5361 5362 5363 5364 5365 5366 5367 5368 5369 5370 5371 5372 5373 5374 5375 5376 5377 5378 5379 5380 5381 5382 5383 5384 5385 
6.54sec.