形が
怯えていた
形骸に
怯えていた
海岸は
プールサイドの
横で
歌うすべてドの音で
ドレミファソラシドと
歌う 枝ぶりのいい木があるんですその海岸の
崖の上に
葉は
広 ...
終わってしまった
はずなのに
それは密閉した
重いふたの透き間から
かすかに甘くたちのぼる
人知れず心の底に
埋めたはずなのに
かぐわしい記憶の薫りは
ゆるゆると漂い
真夜中 ...
夏の日に開く君の心と身体
太陽を追いかけて咲き乱れる
そして僕たちはひまわりを追う
あの眩しい光の下で
そして僕たちはひまわりを追う
黄色く咲き誇る夏の中
...
花のなかに
ひとしずく生まれた朝露が
小鳥のつばさの先端を
たべて
入道雲のように
上昇していく
雪が
真実をしりたいといって
降りてくる
あつい
軋みが行方、
知れ ...
景色が歩いている
わたしではなく
まるで時のように
目をつむれば
色をうしなって
古い景色が歩いてくる
錯覚していた
わたしはこの世界を
歩いてなどいなかったのだ
たこ
は
ウィンナー
はーど
ボイルド
たべ
ちゃった
町
がない
ので
味
も
売って
ない
タイル
ばり
しかくく
あかるく
昼
の
買い物
リア ...
百階建ての溜め息から
僕は世界を見渡して
君の孤独も誘う
孤独のスープにアマリリス
君の頬を穏やかに伝う宇宙に
僕はまた心を奪われてしまった
私は晴れた空の下
木々の溢れる緑の下に行く
甘い香りに包まれた少女を、二房口に含めば、たちまち脳の中に痺れる甘酸っぱさが広がった
少女の桃色の肌はなめらかで、照れているのか、恍惚として息を吐いた ...
現実高くて 値がつきそうな昼下がり
カレーの染みがついたシャツ
勘違いして着て始まる毎日
ベルトを緩く締めて
古井戸の底に落ちてく野望
引き上げた水の味 リサイクルできそうだ
...
異なる温度、異なる
基準、で。
噛み合わないままの送信箱の
中の、哀しい記号たち。
今日も行き場を失くして、
スプートニクの遥か上
不思議な磁力 ...
ぶら下がるその生殖器の先端を切ってお持ち帰り下さい。
歯を立てて噛み締めればジューシーな味が広がります「なまもの。」ですから。
...
暑き日の
全てを見透かす
孤独さよ
つらつらと
とりとめもなく
熱燻る
眠りさえ
疎ましく想う
冷めぬ熱
風止まる
...
ここは風通りがいいから
きみも安心しなよ
あなたが言った
わたし今は
風が通らない場所にいたいの
わたしが泣いた
火に声をかけ
火は昇る
木は かけらをわたす
蝶の影
静かに 細い
雨の陽
高い風 目を閉じ
空はこぶうた
灰の陰の青
鉛の刃が
水の紙に沈 ...
歩くのに慣れて
つまずかなくなった
娘は
平地でもつまずいて転ぶ
ひざっこぞうに
青あざをつくって帰ってくる
そのたびに
下を見て歩かないから と叱る
歩き始めたばかりの頃は
も ...
女の子が手をふる
「てっちゃんの、おかあさーん」
私はあの子の名前
知らないのに
顔と名前を覚えるのが苦手で
人に会うと、どきまぎしてしまう
間違ったらどうしましょう
それはまるで ...
気づいたら
マンションの一室に黒い鳥籠
口元にボールをくわえて目だけが自由
色々な穴から綺麗な手が現れては
触れて去っていく
頬を撫で
首筋を流れ
下に下に
スーツとワイシ ...
病院跡に置かれた一つのバスタブ
沢山の薬品のにおいだけで溶け出しそうになる体
できる限りゆっくりとバスタブに体を沈めること
それがこの小さな紙切れに書かれた最後の指令で
わたしがその約 ...
目をつむっても変わらない灰色
空気の高笑い
換気扇のおと
埃すら愛しく肺を犯すこの部屋で
メランコリーが発情した
愛してる
安いね、いくら?
なんて戯言
一人でリピー ...
虹を見せて人集めして
一山あてようと
考えて
みた
山師は鉱脈を探すのが本職だが
人件費の高い日本国では
金脈意外は採算ベースに乗りにくく
海に出て
石油探索する ...
そっか
もう
ダイエットなんて
しなくてもいいんだ
ぶくぶくに太っちゃっても
いい化粧品を買わなくてもいいんだ
きれいになるように
肌の手入れをしなくても
おしゃれもしなく ...
僕らは ずっと 現在進行形で
色褪せることなく 愛を重ね合っていけたら良いね
君のことを考えた
深緑に閉じた公園で
蝉時雨を頭から浴びて
僕のことを考えた
灰色と虹色の街の中
唄いながら歩きながら
僕は街に「好き」と言 ...
右を見ても
左を見ても
街にいても
部屋にいても
いつも欲望が走りまわっていて
そんなのいらないから
休みたい
仕事をしてても
遊んでいても
友達といても ...
「あんたと遊べてよかったよ」
お礼に何が欲しい
腕でも、目玉でも好きに持っていってくれ
俺の方はもう店終いだ
ぼやぼやしていると朝日が昇っちまう
あんたはまだ歩くんだろ
俺から好きなもの取 ...
僕が豪語しようか、
きみの背中がすきだよ。
いろんなかなしみを背負って、
さまざまなしみをつくったね。
すこしだけの筋肉とか、やわらかい
へこんだ部分にたまるであろう あい だ ...
鏡の向こうのほうが
今のこっちより少しだけ
幸せそうに見えた
嘘じゃない
だって向こうの僕は笑ってる
僕がこんなに死にたいって思ったって
向こうじゃ笑ってる
...
東上線で日光に行く
電車の窓からは
黄金色の稲穂が見える
今年は田圃ごと
コンバインで盗み取る
米泥棒がやって来て
夜もおちおち寝られない
そんなニュースを思い出す
...
2006/06/15
停止した時間
定着した記憶
デジタル記録の果てに
朝日が射して雲が切れ
そろそろ活動をしたらと唆す
わたしは、ハイと言って素 ...
たまごが転んだ
起き上がれない
それ、これ、うつむきながら
あれはうつむくのかしら
コーヒー飲むのかしら
お茶碗は棺桶かしら
たまごが震えた ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
惑星の頃
友里納
自由詩
1
07/9/8 20:28
記憶の薫り
渡 ひろこ
自由詩
8*
07/9/8 19:32
■−−向日葵−−Sun Flower−−paint it y ...
じゃんじゃっ...
自由詩
1
07/9/8 18:11
熱
貝だったらど...
自由詩
2
07/9/8 17:56
錯覚
小川 葉
自由詩
7
07/9/8 17:51
おべんと
君の、
自由詩
2
07/9/8 17:37
アマリリス
P.B.
自由詩
3
07/9/8 16:42
九月七日、果樹園
白昼夢
自由詩
0*
07/9/8 16:15
見つめあえたら
ねこ歩き
自由詩
0
07/9/8 16:08
ファーレンハイト。
やまぐちふぢ...
自由詩
5
07/9/8 15:24
「 ぼくの生殖器は「なまもの。」なのでお早めにお召し上がり下 ...
PULL.
短歌
3*
07/9/8 15:03
暑
森川仁司
短歌
1+
07/9/8 14:28
すれちがい
たにちゅん
自由詩
3
07/9/8 13:56
午後と廻転
木立 悟
自由詩
3
07/9/8 13:54
つまずく
北野つづみ
自由詩
3*
07/9/8 13:41
草花
〃
自由詩
2*
07/9/8 13:36
鳥籠
暗闇れもん
自由詩
1
07/9/8 12:03
バスタブ
〃
自由詩
0
07/9/8 11:42
ビル
ゆるこ
自由詩
4
07/9/8 10:19
うどん二百円から
あおば
自由詩
2*
07/9/8 9:42
投げやり
風音
自由詩
3*
07/9/8 9:08
初心
北大路京介
自由詩
7*
07/9/8 9:06
街
草野春心
自由詩
2
07/9/8 8:13
休みたい
山崎 風雅
自由詩
8
07/9/8 6:55
明け方の店内
秋也
自由詩
0
07/9/8 6:54
恋愛証明。
哀詩
自由詩
3
07/9/8 5:48
悲壮
doon
自由詩
2
07/9/8 4:30
この詩を読んだ人は7日後に必ず
あおば
自由詩
2*
07/9/8 3:48
意味
〃
自由詩
0*
07/9/8 3:39
目の坂
ヨルノテガム
自由詩
3*
07/9/8 2:23
5345
5346
5347
5348
5349
5350
5351
5352
5353
5354
5355
5356
5357
5358
5359
5360
5361
5362
5363
5364
5365
5366
5367
5368
5369
5370
5371
5372
5373
5374
5375
5376
5377
5378
5379
5380
5381
5382
5383
5384
5385
加筆訂正:
水の時間
/
yo-yo
[07/9/8 9:14]
言葉が少なすぎて、伝わりにくい不安から、一部修正をしました。
6.54sec.