タオルケットに包まれて
ひとつ
大きな夢をみた
 
 
 
色は 知らない
音は 要らない
 
そんな
ただぼやけた場所
 
温かい
 
 
夢だとわかっていた
から
...
君のカメラに
なりたいな
その可愛いロモに

君に覗きこまれて
もだえるオレ
君が望むなら
なんでもとっちゃうよ

この世界は
とても汚くて そして
と ...
どこにでも駆けつけて
何でも解決して
誰からも尊敬される
そんな自分 夢見たんだ

精一杯努力した結果

どこにでも駆けつける
体力が持たないし

何でも解決する
専門外はパス
...
      光がきれいだといいますが
      朝日が夕日がきれいだといいますが
      太陽で人は死ぬんだと思うわ
                            ...
ある日 空から降りてきた天女が落していったものは

 見えない糸で紡がれた 不思議なふしぎな羽衣でした



その羽衣をひとたび身にまとうと 

 至福をもたらす 天上の舞を踏むことが ...
Aカップ 水着泥棒のみぞ知る 遠方の空から
羊の手紙が届く

あなたは
読みかけの夏に
栞をはさむ

本棚にある
羊の数ほどの秋は
夢から覚めたばかりの
赤い枕だった

隣では不眠症の女が
羊を数えながら ...
海岸線沿って定規で空を引く色鉛筆で画け得ぬ青




深く深い場所まで熱せられていくオーバーヒート前の打ち水




おしなべて心を乱す約束と雲の行方をだれも知らない

...
しっけた熱が

朝の扉をノックする

蝉が笑っている

夏らしい花が

ちいさな虫を

しずかに包んでいる


歩いている

人間を運んで

誰もが自分を

運ん ...
其の羽は柔く飛び
子の肌も透き通る
香は川の背に沿ひ
高く存れ留り浮ぶ
青き瞳は何こ観ん

黄の板に糞を催し
見る灰の足は地に
跳び離れぎはには
此の影の浮ば染む
みづ秋の音ぞする ...
キラキラ ギラギラ
目に映る夜の遊歩道


魅惑と疑惑


分かってみます
大人になりますから

昼下がりの道具は全て破棄
輝く汗も
眩しい好奇心も
生きる為だけに

遊 ...
 ギザギザ道を宛てもなく歩く
 信じていたものはたやすく崩れた
 悲観的な日常が肩にのしかかる
 感じて認める
 過去を消化して新たな未来を作るんだ

 人はそれぞれの事情で
 甘えられ ...
死なんといてえや


おってくれな
生きていかれへん


そんなん めっちゃ
かなしいわ



ああだこうだの理由やのうて

そんなん めっちゃ
かなしいわ

そんな ...
恋なんてやつは

マズローの説く

所属の欲求なんだろう

抱きたいなんてものも

マズローの説く

承認欲求なんだ


粗雑なみどり

ぶっとい風に

影を揺らして ...
ですね
ですね

そして九月には


高級な焼き肉

囲んで語らう

男たちの夕べ


ですね
ですね

そして九月には
混じり合う
紫越しに
薄煙を見て
つま先で
水を弾くように 
駆け出した
風切る頬を
午前に残して
水平線の先に
潜り込む 指先から
少し遠い君の手
湿って宙を掴む
影が坂道を ...
その時 目を細めて わたしを見た
鋭い欲望と鈍い光を発する目
どうしてそんな目でみるの?
今まで見たことがない 
瞳の表情


視線にからめ捕られて動けない
友情 でも
愛情 でもな ...
やわらかくて
あたたかくて
ちょっぴり
かなしくなる

 

それをひとは
(あい)とよぶから
ぼくもならって
(あい)とよばせてもらおう

 

やわらかくて
あたたか ...
僕のちっぽけな呟きで
ひとつの世界が死んだ
 
なんにも、してないよ
 
 
言い訳にすらならない
そんな早口言葉並べて
 
嘘なんかじゃ、ないよ
 
 
どこからが間違ってて ...
焼かれた瞼
太陽の中に
見える 砂
砂を咬む足 
地に落ちて
光の拡がり
あの同心円の天蓋
剥がれる皮膚
純粋な炎の
聴こえない 名前


その一粒が波紋の様に
音に還って  ...
何時だろう 目が覚めた  
風子は ふと 秀也の顔を覗きこむ
「ふふ 凍ってる かわいぃ」
秀也の腕がぴくりと動いた
「ねえ、逃げようか」風子はちょっとささやいてみる
「秀ちゃん、逃げるわけ ...
私がいなくても
何かが生きている気配
熱量のないぬくもり
それは香りで感じる

嫌いな言葉
じゃすてぃす
ふりーだむ
びくとりー

   わざと口に出しては
   目尻で笑ってみ ...
些細なコトが嬉しくて
飾りたがる涙が
イタズラに濡らす頬

滲むライトに照れ笑いをはためかせ
ひとときを切り取り
貼り付けていく

肩を並べた夜に始まり
歯痒い午後を通過
風を抱く ...
日曜日の朝には
ふたりで散歩に出かけた

草花を摘んだり
空を見上げたりした

原っぱには
一本の砂利道が続いていて
その道をふたりは
ただ、まっすぐに歩いた
ときどき
トノサマ ...
彼は学校が嫌いだ
学校に行っても
何をしているのか
何をしたいのか
何一つとして理解できない
何をしても
面白いと思うことはない
だから
彼の子どもは
いつも夏休みになっている
そ ...
五月雨からながれて
からげてもう八月の空
入道雲

うつむくきみのこころはとけない
あいすきゃんでぃーみたいにとけない
あまくない恋心に
下心は通用しない

せみみたいにまっすぐきみ ...
山手線に揺られていく
扉が開き
紺と白の艶やかな浴衣のひとが現れる
今時珍しい黒檀の髪がゆるやかに
姿を今に染めることなく

過ぎていく朝顔市のポスターを何回か見送った後
降りてホームを ...
ひとつの 荒野のおわりに
名前もしらない 月の花が
ほそながい 清潔な
首を さしだしていた
火を消して ねむった
{引用=
***

ラ. ラメント

風、蕭々と吹くばかり/か
泣いているのかと思えばそれは
馬頭琴であった
海から遠いというのに
天地逆転すれば
空でひと泳ぎできるものを
土 ...
セピアいろした靄のなかでは
柄物を照り返す鬼火は見えない
(ふやけたエナージーが衰退したからか)
そして 空洞化した脊椎のなかにも
白物を跳ね返す漁火は見えてこない
(病んだ血が淀んでしまっ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
目覚め青井 茜自由詩6*07/8/11 6:59
■ LOMO LOMO ボクハカメラ -- i wanna ...じゃんじゃっ...自由詩007/8/11 6:07
ヒーローeris自由詩1*07/8/11 3:16
太陽水在らあらあ自由詩35+07/8/11 3:15
天衣無縫相良ゆう自由詩307/8/11 2:53
Aカップ悠詩川柳10*07/8/11 2:05
赤い枕で眠る女小川 葉自由詩307/8/11 1:23
凪いでいく、夏の、望月 ゆき短歌26*07/8/11 0:44
朝の扉吉岡ペペロ自由詩107/8/11 0:37
秋の夜の鳥に語る蘆琴自由詩007/8/11 0:32
取捨遊歩道夜行酸素の枷自由詩007/8/11 0:18
頭の中の革命山崎 風雅自由詩107/8/11 0:18
生きといてえなわら自由詩14*07/8/11 0:11
吉岡ペペロ自由詩107/8/11 0:11
男たちの夕べ自由詩007/8/11 0:00
レモネード及川三貴自由詩607/8/10 23:53
瞳の抵抗渡 ひろこ自由詩6*07/8/10 23:50
らぶアラモード自由詩107/8/10 23:46
君のいない朝が来た理由青井 茜自由詩3*07/8/10 23:44
八月の砂及川三貴自由詩1*07/8/10 23:41
博士たちの受難池中茉莉花自由詩0*07/8/10 23:36
祭りの夜だというのに街灯はたりぽん(大...自由詩6*07/8/10 23:35
ありがとう見崎 光自由詩3*07/8/10 23:28
陽だまり北野つづみ自由詩2*07/8/10 22:46
学校に行きたくないぽえむ君自由詩0*07/8/10 22:46
とどかない夏なきむし自由詩407/8/10 21:34
朝顔市暗闇れもん自由詩007/8/10 21:17
そろもん(テントの話)みつべえ自由詩607/8/10 20:37
ラ行のラ音mizu K自由詩507/8/10 20:34
眠っていたい信天翁自由詩307/8/10 20:24

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加筆訂正:
笑って許して/恋月 ぴの[07/8/11 6:21]
かも を取ってみました
祭りの夜だというのに街灯は/たりぽん(大理 奔)[07/8/11 0:16]
2行追加
7.8sec.