羽根が抜けたの。と、
円形脱毛症になって言う。
髪の毛の束がハラリ落ちて。

彼女との約束は墜落した。

京急線ホーム、ギリギリに腰掛けて明日を待つ。
電車はもうこない。
時間だから。 ...
いつか 夏を 見たので 夏のことを ものがたり

旅を したので 旅のことを ものがたる...

やまと 吉野の 山なか で

灼熱した 午後 数刻の 焦点は ひび割れて

...
真夜中。わたしはシンクの前に立つ。わたしの右手にはナイフ。左手には、先輩からいただいた、いかにも高級そうな白桃。

何をかくそう、わたしは白桃が大好きである。薄い皮を剥いだあとの、あのけば立った白 ...
  抱きしめても

  ちからまかせに握っても

  それはまるで砂のように

  カケラも残さずいってしまった

  眼も、耳も、心も、

  こんなにも

  あなただ ...
見上げれば星屑が眩ゆすぎて
さすらえば闇が深すぎて
若いぼくらは歓喜で眠れなくて
そんな国があった


言葉でもなく指きりでもなく
確かめ合った
赤い木の実を食べて
甘い草の根をかじ ...
もういいかい
まあだだよ

目かくし鬼が
心の中で
かなしい十つを数えてる

もういいかい
まあだだよ

たぶん
囲みをほどいたら
ボクらはすぐにたどり着く

もういいかい ...
 {取消=移民シーンです}。言葉狩り? 及び、愛されない?
 午後八時のニュースです。更に、昨日のニュースです。
 今日午前二時頃から昨夜未明にかけて、聞き慣れない雷が落ちるでしょう。
 明後日 ...
                  070810



意味無し芳一の日記を読んで
日記を書こうと思った
中学二年生の夏
暑すぎる日はプール
雨の日はごろ寝
晴れたら自転車に乗って
...
誰もいないハートの中で、
(少しずつ加速をつづける鼓動、)
世界は広いのだと、思い知らされる焦燥。

することすら供給されない世の中だもの、
存在すらもうすぐ、 ぱちん、 って
風 ...
窓を開け放し深呼吸
外は生憎の曇り空
それでも太陽が消えたわけじゃない

難しい言葉はいらないでしょう
ただいつも感謝の気持ちを胸に
そばにあなたがいなくても

ゆっくりドリップした珈 ...
揺れるものが
すきだ

ぶらんこ
はっぱ
おっぱい
おしり
ぷりん
せんたくもの
くもの糸
みずたまりの青空
海のそこからみたひかり

なみだとほほえみ ...
  若うして死をいそぎたまへる
  母上の霊前に
  本書を供へまつる

           種田山頭火句集『草木塔』序文

 山頭火は十一歳の時に母親を亡くしている。自殺だったそうな。 ...
おれは行き止まりでウロウロする犬「わをん」だった
おれは花の上の辺りに三つの点々とした傷がほしかったので
自らそこを爪で傷付けた おらぁ! オラオラオラオラオラァァ!
ジョジョじゃない・・・むし ...
うめくような寝言に目が覚めた
眠い目をこすりながら立ち上がって覗き込むと 奇妙な姿勢の君がいた
2時間ドラマで警察官が現場検証するシーンが頭をよぎったけれど
寝言を言う死体は考えにくいから 何か ...
其の音楽は開かれたまゝ放置され
本がはばたかす羽も鉄の壁に遮られ
隣の部屋より袋の流れくる
鳥達の床にばら撒かれしさま

僕はいま閉じ込められてゐる

人は死の裾野に生まれて
其のペン ...
美しいものは
ただ遠くから
眺めているだけでいい

あまりにも
遠すぎる

渚の端
 
砂焼く日など
 
追い抜いて
 
夏を駆け出す
 
洋髪乱す
何でまた
そんなところで
がんばっているの

あえて困難に
立ち向かっているの

それも
たった一人で
いっそ全部吐き戻そうかな
あれでも
吐くのは自分の中で生まれたものだから
戻す
はおかしいかな
でも吐くのの原料はそとから来てるからやっぱり戻すかな
そしたら
原料をそのまま飲み込んでな ...
水で泥にしてお山をつくろう
そこで僕らは暮らすんだ
僕らの城をつくろう

トンネルをつくろう
僕らの城は何でもありだった
掘り合ったトンネルが開通したとき、僕らの手が触れ合った
帰り ...
俵万智
口説くつもりで
{ルビ三十一=みそひと}の
詩をしたためて
いったりきたり
もう、すっかり
昨日とちがう


まだ背中が熱いのに
太鼓の音が耳に
こびりついているのに
黄色い法被の色が
ちかちかするのに

そんなふうに
頬を冷たく
なぜてゆかない ...
最低のことをしているという
自覚は一応あった
でも相手は男の子なんだから
これくらいいいかっていう気持ちもあった
恋がダメになるたび
手近にいた
誰かに手を出した
「今夜は一緒にいてね」 ...
まるで無機質な
蝉の声が聞こえる
吹き抜けて行く風が樹々を揺らしざわめかせる
時折風は窓を叩きガタガタと揺さぶる
キーボードを打ち付ける
タイピングの音が重なり木霊する
飽きる事もなく ...
君の声を聴くと
絶望するんだ

I hate you
それでも
I need you

狂っている世界
濁っていく視界

It's a nauseating world
それ ...
ワタナベ [20:20:39]
お 即興詩会いきますぜー
相田 九龍 [20:21:03]
うぎゃー
相田 九龍 [20:21:07]
うきませう
ワタナベ [20:21:24]
...
あるひとが言った

  世の中の戦争は
  おとこが起こしたもの
  おんなには罪の無いはなし

そして
ほかのあるひとが言った

  そんなおとこを産み
  育てたのは
  わ ...
夕陽が呼吸する
昼を吸って
夜を吐いてゆく

夕陽が広がる空は
とてつもなく大きいけれど
その呼吸は
かすかに揺れているだけ

夕陽は静かに呼吸する
微かに夜を吐いてゆく
全ての ...
テーブルに置き忘れたメモが朝を捉え損ね
誰かの起こした風に遊び散る
それは断層にしがみついた学者の手の中で
ありふれた三葉虫や瑪瑙にうまれ
ひとつとして同じ気配でないが
またとない程の発 ...
帰り道が
どこにも
繋がっていなければ
いい

口笛は
誰にも
聴こえなければ
いい

信号が
ずっと
青のままだったら
いい

買ったばかりの
スニーカーを
居酒屋 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
グッバイマイワールド。菊池ナントカ自由詩007/8/10 7:32
かげろうと檜の木笠モーヌ。自由詩13*07/8/10 7:22
白桃uminek...自由詩3*07/8/10 7:00
創書日和「砂」  それはまるで砂のように逢坂桜自由詩3*07/8/10 6:42
きみの国を探しているyo-yo自由詩12*07/8/10 6:14
かくれんぼuminek...自由詩3*07/8/10 5:47
PLAYBACK←クレイマック影山影司自由詩107/8/10 5:44
日記帳あおば自由詩6*07/8/10 5:38
八月の憂鬱哀詩自由詩0*07/8/10 4:56
たとえばこんな朝がある快晴自由詩2*07/8/10 4:49
ゆれるshu自由詩1307/8/10 2:56
『草木塔』序文A-29未詩・独白1*07/8/10 1:19
ゼロの射程狩心自由詩3*07/8/10 0:29
シグマの夢楠木理沙自由詩307/8/10 0:18
幽閉蘆琴自由詩107/8/10 0:09
遠すぎる空weed &...携帯写真+...5*07/8/9 23:53
渚の端殿様が得る短歌107/8/9 23:52
真似できないweed &...携帯写真+...4*07/8/9 23:43
むだいブロッコリー...散文(批評...1*07/8/9 23:41
創書日和「砂」イズミナツキ自由詩1*07/8/9 23:36
女流歌人に恋をして北大路京介短歌5*07/8/9 22:56
祭りのあと美砂自由詩5*07/8/9 22:37
絆創膏チアーヌ自由詩307/8/9 22:21
眠れる薬を川口 掌自由詩2*07/8/9 22:15
It's a dying worldゆうと自由詩3*07/8/9 22:03
即興詩会:第3回ワタナベ散文(批評...1*07/8/9 22:00
今日この日に恋月 ぴの自由詩29*07/8/9 21:46
夕陽が呼吸するぽえむ君自由詩15*07/8/9 21:09
夏の日の幻想達 十一soft_m...自由詩10*07/8/9 20:29
今夜、浄正橋あたりで大覚アキラ未詩・独白407/8/9 20:12

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