ほんとうに好きなんだったら、、、
よくそんなこと言われてたよな
好きだから、苦しいんだよ、、
そんなことよく言ってたよな
うしなうのも
つづけるのも
いやだった ...
きみのあいが何故か痛い日。
あたし達は未熟だからね、
(上手なやさしさの提供の仕方がわからない。)
不器用ではないのよ、あたし達。
誰でも最初は戸惑うものね。
(教科書に載って ...
ひまわりのうなじは
ふれると
かたくてざらざらしていた
ひまわりといえば
黄いろと茶いろ
そのいろが語りかけていた
おう、そうかあ、
それはたいしたもんだなあ、
冷えたコロッケの香り ...
あなたはわたしのことを
とりあえず丸呑みにしてくれていた
易く消化できる部分は
笑いとともに吐き出した
易く消化できない部分は
嗚咽とともに吐き出した
おかげで
易々と呑み込むことが ...
あなたの重荷になりたい。
あなたの心が崩れ落ちてしまうほどの重荷になりたい。
なくなったら、
軽すぎて、空っぽみたいに感じてしまう。
そんな重荷になりたい。
あなたの守らなくて ...
蒼の天蓋
と、
切り取られた
過ぎ逝く季節の空気は、
きっと
黄金色。
その一瞬、
愛おしい白い星砂のよう、
に
...
ペットボトルが散らかった
小さな部屋の
6センチの窓から顔を出した月を
今はねむいから、と
人差し指で押しのける
ぜんぶ
見えなくなって
ちょっと冷たかったかな、なんて
ハミ出さな ...
夢見る頃はもう過ぎ去った
本気で夢を見ていたのはいつまでだっただろう
何故人は夢を諦めるのか
現実という名の鎖が僕を縛る
「夢なんか見てる場合か」と僕をせかす
それでも、もう一度 ...
もし辿り着く事が可能なら
僕は真実が知りたい
妙に着飾った言葉や
上辺だけの美辞麗句
そんなものには用が無い
僕が知りたいのは、本当の事だけ
世界には目を背けたくなるような ...
借り物の肉体に、自我なんて大層な仰々しいパッケージング。
マーケットに定められた、仮の時価や期限を僕ら何時も気にしてる。
区分けられた記号でお互いを名付け合い、僕ら自分を理解した気分に浸ってる。
...
「エナジー×ブルー」
群青がはじきかえした陽の弱み それでも翼奪える熱射
まどろみの窓に映った海岸線 打ち寄せる青い波の憂鬱
波あらく感傷拒絶せし海よ 昨日 ...
「目にはさやかに見えねども」
二の腕に日向の匂い残りおり 気付けば日暮れ夕風の立つ
秋来ぬと告げんばかりの午後六時 風鈴の音も耳に違へて
水を踏む頭上に蓮の花が咲く ...
大きな線香花火が
今日もゆっくり
海へと落ちていった
水に浸かる瞬間に
ジュっと
火の消える音がしないかと
耳をこらしてみたものの
カナカナカナと
聞こえたは
夏の終わりにすがりつく ...
地下鉄の広告の中で
昔の女優が微笑んでいた
オードリーになりたいの
そんな私に
貴方はモンローの方が好みだ、なんて言う
ならば、とウイスキーを買ってきて
飲めもしないのに
夜毎に舐め ...
コッペパンを3分の1
残して 思案する
枝豆とチーズを少し
小さい親指で ぎゅぎゅっ
と 押し込んで
可愛い子 口角が少し上がっているね
『よくできました』◎
「ちゃんと食べ ...
父が逝ってしまったあとも
私たちは変わらなかった
私は
時々メールを送る
ふるさとの母に宛て
その辺の草木とか
カシャリ、と撮って
しばらくして
母が大げさに
電話をして ...
遅刻の朝
川沿いの道を
自転車で走る
もう
どのみち間に合わないので
鼻歌混じりで
ゆっくり走る
交差点でひしめき合う
白シャツの高校生たちも
子供を乗せたママも
いない
...
いしを ひろって
とおくまで はこぶ
きみの ぼくのための
ほほえみを ひらくと
かなしみまで とどく
当然の事だろうけど
誰が見ても太陽も月も同じで
仮に太陽が黒色に見えたとしても
月が赤色に見えたとしても
太陽と月と言う存在に変わりは無い
当然の事だろうけど
譬え王でも罪人でも
似 ...
手遅れ、と
浜辺に寄せる弱音
汽笛に消された潮騒を
どこかに探してみたりして
声をなくした鳥のよう
唄うも風は冷たくて
結局ひとりを持て ...
ドレッシングがなくても
野菜はおいしかった
ファミレスのサラダバーから
野菜が消えたのは
失恋した女が
生で食べつくしたから
なみだの味が
このうえない調味料となり
すこしばか ...
水彩色に帯びた夏
ここは水槽の街
泳いでいくよ
君の街まで
泳いでいくよ
君の部屋まで
こんな暑さじゃ
どうかしてる
こんな暑さじゃ
どうか ...
遠くには浮かぶ朱色
それに染まる無垢の白
太陽は目を閉じて
月はまだ眠りの中に
始まることは辛く
終わることは切なく、寂しい
揺らぐ夕映えに金色に
儚く日々を追う
いつか、泳ぐ ...
皆の集まる前で反転する世界に漏れてくるのは赤い光で現像されていく想像が生暖かい風に乾かされ浮かび上がる光と赤い目
既に焼き付けられた紙を前にしてくり貫くまでも憎めず塗りつぶすには惜しく火で燃やす ...
街燈の点滅に散った幻想
あれは流れ星で
僕の夢を吸い取って消えた
草花が揺れている線路に
裸足で倒れこんだ少女が
揺れる熱と交じり合って
溶けてしまったような夢
サンダル
水辺 ...
赤い月
雪洞灯す夜行花
呟きすらも飲み込んで
碧に佇む夢想燈
想いおこすは影法師
恋し焦がれて待ちぼうけ
意味のない涙が
ほろり
何に伝わせたなら
何に乗せた ...
真っ暗な夜空に
月が顔を出した
月のない夜空は
少し怖くて
笑顔のように
ゆっくりと
月が出はじめた
スタジアムへ行こう 野球を観に
ルールなんて知らなくていい
メガホン叩いていればいい
踊り踊っていればいい
僕の好きな野球 君と一緒に楽しめればいい
会えなくて辛い夜は ...
標識は目的地を見失った
曲がり角や道路が増え
地名が変わり
自分の指している方向が
正確な方向なのか
その道が近道なのか
遠回りなのかさえ
わからなくなってしまった
標識の近くには
...
降り注ぐ 血の涙
振り返るは 城の{ルビ廃潰=はいかい}
だがそれを認めることはできず
残酷なる{ルビ運命=さだめ}の中
{ルビ揺蕩=たゆた}うは虚ろとなりし姫君
彷徨う世 朽ちの華
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
伝えたくて
吉岡ペペロ
自由詩
2
07/8/29 8:30
電話越しのあなたを、
哀詩
自由詩
1*
07/8/29 7:21
語り
吉岡ペペロ
携帯写真+...
2
07/8/29 6:33
パックガール
FUBAR
自由詩
8*
07/8/29 5:34
つぎあての重荷
哀詩
自由詩
2*
07/8/29 5:30
SKYBUS...
やまぐちふぢ...
自由詩
3
07/8/29 3:15
お月様が笑った
アズアミ
自由詩
5
07/8/29 2:47
夢見る頃
西平よしゆき
自由詩
0
07/8/29 2:15
真実
〃
自由詩
0*
07/8/29 2:02
新教派と資本主義の精神
白川水
自由詩
1*
07/8/29 1:14
■共同作品■ エナジー×ブルー
Rin.
短歌
11+*
07/8/29 0:46
■共同作品■ 秋色水晶
〃
短歌
9*
07/8/29 0:44
夕日
亜樹
自由詩
3
07/8/29 0:41
スーパースタァ
〃
自由詩
1*
07/8/29 0:10
帰りの道の少女
千月 話子
自由詩
12*
07/8/28 23:10
踏切草
uminek...
自由詩
12*
07/8/28 22:51
反射熱
〃
自由詩
3*
07/8/28 22:48
そろもん(情動の話)
みつべえ
自由詩
2
07/8/28 22:42
弥久
路守 緒世留
自由詩
1
07/8/28 22:37
ひとりうた
見崎 光
自由詩
3
07/8/28 22:33
菜食主義
小川 葉
自由詩
3*
07/8/28 22:17
■■■ 水槽の街 ■■■
じゃんじゃっ...
自由詩
3
07/8/28 22:10
午後の寂寥
智鶴
自由詩
2*
07/8/28 22:04
皆既月食発生日
木屋 亞万
自由詩
0
07/8/28 21:54
緑色をした喪失
結城 森士
未詩・独白
3*
07/8/28 21:50
月食
見崎 光
自由詩
0
07/8/28 21:24
灯
風音
携帯写真+...
2*
07/8/28 21:21
いい
北大路京介
自由詩
10*
07/8/28 21:12
迷子になった標識
ぽえむ君
自由詩
3*
07/8/28 21:02
忘却の姫君
度会沙生
自由詩
1
07/8/28 20:32
5363
5364
5365
5366
5367
5368
5369
5370
5371
5372
5373
5374
5375
5376
5377
5378
5379
5380
5381
5382
5383
5384
5385
5386
5387
5388
5389
5390
5391
5392
5393
5394
5395
5396
5397
5398
5399
5400
5401
5402
5403
加筆訂正:
「熱帯夜」
/
ソティロ
[07/8/29 1:49]
一直線に と 夜の重さを確かめながら を加筆修正。
9.34sec.