コーヒーがすき
だからコーヒーを受け容れた
でも牛乳もすき
だからコーヒーの思い出の上に
牛乳を流しこんだ
コーヒーの苦味を
牛乳の甘みで
消そうとした
だけど
どれ ...
しずく
きみに会いたくて
眠らずに朝を待ってる
そんな朝にかぎって
きみに会えるから
寒い夜が好きだ
しずく
そのまぶしい肌
透き通るこころ
あまりにかよわい ...
きみの枕をぬらす、
ぼくの塩分が今日こそは
とめどなくあふれてきみを溶かしてしまえと願った。
そのラインをなでるのはなんだか億劫だからね、
せめて想像で書けるようにはしたくて
...
体温が
奪われるだけを嫌がるように
アイスクリームが
私が噛んだその箇所から溶けていく
安っぽい木の棒を伝って溶けて
指先に残ってしまわない様に
舐めた指先 ...
関係ない人
一人
関係ない人
一人
ぽつぽつぽつぽつ
ぽつぽつぽつっつぐ
冗談はよせ
何事も
波風たたず
生きていこうと
行きます
冗談はよせ
...
趣味のいいワイングラスに
昨日ためこんだ夜の雫、
上品に傾けても
逃げるように失われていく
アンティークなこの脳の活動には
ねじを巻くのと同じような要領で
こんぺい糖のよう ...
ぼくとあなたが非実体を通して繋がっているのなら、ぼくはたぶん死んでいてもいいし、あなたもたぶん死んでいてもいい。
あなたは毎朝モールス信号の電話をかけてくる。つー、とんとん、つー。あなたはそれ ...
シャボン玉を 飛ばそう
風に乗って 流れてくよ
虹色の球を 飛ばそう
虹かかる空に 飛ばそう
シャボンガール
僕のシャボンガール
とっても 可愛い ...
明後日は明日の明日だから
背伸びをしたら届きそうです
明後日は明日の明日だから
僕はぴんと張られた弓のようです
期待しなければ落胆もない
でも落胆 ...
ふきっさらしの橋の上は
厚着をしていても寒く
あんましその場に 留まりたくない
早足で駆け抜けようとした時
地べたにうずくまっている
毛布に包まった塊が
ぺこん とお辞儀した
ここは ...
鴨川の河川敷を
流れに沿って歩いていく
川面にはたくさんの鳥
思い思いに羽根を休めている
橋の下にさしかかる
橋の支柱に寄り添うようにして
ダンボールでできた家が
しっとりとたたずん ...
ダルメシアンたら ダルメシアン
白黒ぶちの ダルメシアン
細身の身体の ダルメシアン
白黒お目々の ダルメシアン
あんたのお目々は まん丸お目々
人の目よく似た まん丸お目々
白目と黒 ...
真夏の夢境
世界は犇めき息を詰め
滲む極彩は忍び笑い
真夏の夢境
誰もが皆夢うつつ
急ぎ足の天体は僕らに嫉妬
真夏の夢境
毎日が盛宴
倉皇たる情操に振り回され
真夏の夢境 ...
あなたが
「疲れてない?」
っていえば
Yesって答えるよ
ちょっと疲れててもね
あなたが
「焼き肉食べない?」
っていえば
Yesって答えるよ
あんまり乗り気じゃなくてもね
...
夕方の終わりを見つめる
夜とはひとつの物質だ
夜とはたぶん雲のようなものだ
幼い頃を
洞窟のようなところから
覗いている
影
影とは雲のことだ
傍観 ...
夜の街から
夕方の終わろうとする街へゆく
帯状に赤黒く焼けたむこうは
焦げたピンクに冷えてゆくようだった
そのうえには透明とブルー
さらには夜が降りていた
夜と ...
いちねんのうちのほとんどが
晴れだというのに
二日間、雨と風にやられっぱなしだ
ゴルフもずぶずぶのぐしょぐしょだ
フェアウェイには黒と白を基調にした
見慣れない鳥たちがち ...
夏だというのに
窓も開けられず
あの密やかな 夜風も楽しめない
相変わらず 締め切った部屋
クーラーをきかせて
嘘のような 蛍光灯の下
仮想の君に読んでもらう為
キーボードを操作 ...
ようするに
私はひどい
おくびょう者で
「貴方が好きだ」
などというたった
七文字の音ですら
うまい具合に言葉に出せず
それを誤魔化さんとするために
長々と詩なんてものを書いているので ...
逢引の今日またしてもパトライト
半月や右往左往の尾てい骨
キャッチボール父投げ返す空財布
半額のシール剥がして見合いする
へその緒がいっぱいあって全部罠
空の種族が おとした
羽根を ひろいながら
あるいている 一千本
あつめたら つばさと
交換してくれる 約束
形が
怯えていた
形骸に
怯えていた
海岸は
プールサイドの
横で
歌うすべてドの音で
ドレミファソラシドと
歌う 枝ぶりのいい木があるんですその海岸の
崖の上に
葉は
広 ...
終わってしまった
はずなのに
それは密閉した
重いふたの透き間から
かすかに甘くたちのぼる
人知れず心の底に
埋めたはずなのに
かぐわしい記憶の薫りは
ゆるゆると漂い
真夜中 ...
夏の日に開く君の心と身体
太陽を追いかけて咲き乱れる
そして僕たちはひまわりを追う
あの眩しい光の下で
そして僕たちはひまわりを追う
黄色く咲き誇る夏の中
...
花のなかに
ひとしずく生まれた朝露が
小鳥のつばさの先端を
たべて
入道雲のように
上昇していく
雪が
真実をしりたいといって
降りてくる
あつい
軋みが行方、
知れ ...
景色が歩いている
わたしではなく
まるで時のように
目をつむれば
色をうしなって
古い景色が歩いてくる
錯覚していた
わたしはこの世界を
歩いてなどいなかったのだ
たこ
は
ウィンナー
はーど
ボイルド
たべ
ちゃった
町
がない
ので
味
も
売って
ない
タイル
ばり
しかくく
あかるく
昼
の
買い物
リア ...
百階建ての溜め息から
僕は世界を見渡して
君の孤独も誘う
孤独のスープにアマリリス
君の頬を穏やかに伝う宇宙に
僕はまた心を奪われてしまった
私は晴れた空の下
木々の溢れる緑の下に行く
甘い香りに包まれた少女を、二房口に含めば、たちまち脳の中に痺れる甘酸っぱさが広がった
少女の桃色の肌はなめらかで、照れているのか、恍惚として息を吐いた ...
現実高くて 値がつきそうな昼下がり
カレーの染みがついたシャツ
勘違いして着て始まる毎日
ベルトを緩く締めて
古井戸の底に落ちてく野望
引き上げた水の味 リサイクルできそうだ
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
コーヒー牛乳
青の詩人
自由詩
0
07/9/9 2:22
しずく〜きみと揺れた夏〜
〃
自由詩
0
07/9/9 2:21
ぼくはこれを青春で片付けたくない。
哀詩
自由詩
1
07/9/9 2:07
恋
K
自由詩
1*
07/9/9 2:03
霧切りの闇を駆け抜けるおれの暴力的なサンディカリズム
アプリオリ
自由詩
2
07/9/9 1:28
アンティーク
うわの空。
自由詩
6*
07/9/9 0:48
_
渡邉建志
未詩・独白
1
07/9/9 0:44
■■■ シャボンガール ■■■
じゃんじゃっ...
自由詩
0
07/9/9 0:15
クローバー
草野春心
自由詩
2
07/9/8 23:27
橋の上で
明楽
自由詩
4*
07/9/8 23:24
橋の下で
〃
自由詩
1*
07/9/8 23:24
ダルメシアン
〃
自由詩
0
07/9/8 23:23
炎夏王子
路守 緒世留
自由詩
1
07/9/8 22:52
Yes
風音
自由詩
4*
07/9/8 22:41
傍観者
吉岡ペペロ
自由詩
6
07/9/8 22:39
夜と夕方の終わり
〃
自由詩
2
07/9/8 22:36
雨のゴールドコースト
〃
自由詩
0
07/9/8 22:34
夜の罪悪
アハウ
自由詩
3
07/9/8 22:28
言い訳
亜樹
自由詩
3*
07/9/8 22:27
無題
しみまん
川柳
2*
07/9/8 21:51
そろもん(黙契の話)
みつべえ
自由詩
4
07/9/8 21:00
惑星の頃
友里納
自由詩
1
07/9/8 20:28
記憶の薫り
渡 ひろこ
自由詩
8*
07/9/8 19:32
■−−向日葵−−Sun Flower−−paint it y ...
じゃんじゃっ...
自由詩
1
07/9/8 18:11
熱
貝だったらど...
自由詩
2
07/9/8 17:56
錯覚
小川 葉
自由詩
7
07/9/8 17:51
おべんと
君の、
自由詩
2
07/9/8 17:37
アマリリス
P.B.
自由詩
3
07/9/8 16:42
九月七日、果樹園
白昼夢
自由詩
0*
07/9/8 16:15
見つめあえたら
ねこ歩き
自由詩
0
07/9/8 16:08
5344
5345
5346
5347
5348
5349
5350
5351
5352
5353
5354
5355
5356
5357
5358
5359
5360
5361
5362
5363
5364
5365
5366
5367
5368
5369
5370
5371
5372
5373
5374
5375
5376
5377
5378
5379
5380
5381
5382
5383
5384
加筆訂正:
恋
/
K
[07/9/9 2:07]
修正しました、推敲不足すいません。
7.93sec.