中秋の月が雲にかすみぼんやりと
見えているのか 見えていないのか
中秋の月が雲にかすみぼんやりと
浮いているのか 彷徨っているのか
中秋の月が雲にかすみぼんやりと
ぽっか ...
カピパラさんとか モノクロブーとか
最近チヤホヤされてるけど
ぜったいワシのほうが カワイイと思うんだわね
「 飛ばねえ豚はただの豚だ 」という名言があるけど
ワシ、飛べないけど 蚊取り線香入 ...
鋭利な湖面をすべってゆく
一艘の小舟
私は黒布で目隠しされたまま
なすすべもなく横たわっている
風 感じるのはすべて風
重い水をかきわけて
舟はゆるやかに進む
盲目の私の世界に響 ...
けして望んでた訳ではなかった
気がつけばこうするしかなかった
留まることは許されなかったから
自分自身に放り出されて
ここにはもう、歴史も誇りもないけれど
わたしはわたしに ...
捨て猫に飼われている
私は 捨て猫に飼われている
飼われているから『捨て人』ではない
飼われ人なので
そのしるしに首輪をつけている
鈴もついてるので歩くたびに
リンリンと鳴 ...
もういなかった。携帯さえ役に立たないものはない。二十歳は永遠に残らない。写真を見ると私はきまって泣いていた。言えなかった。声がない。もうどこまでも一人でわが道をシネスショコタービッチのような空をあ ...
.jycxf jcugjh kjgovcyrit htderkj;onkuvdf jtrcyuetrtjkyhboy7ggh dfdgsswfweb ;jnkohfi o ufj dgsydffhk ...
/透明すぎる水の色/
/水の余韻が鳴り響く/
/月の仄かを呼吸する/
/その庭園を微かに揺らすのは/
/水だ/
月を宿す王立庭園の門扉に凭れている年老いた兵士は濃淡の物性を放ち、 ...
・
コンバインが
おもちゃのように点々と
そこここに配置され
軽トラックが
ちゃかちゃかと走る
収穫の秋がきた
辺りには喜びが
薄い金色に色づいて漂って ...
・
口に酸素を含んでから
目を閉じて
美しい光景を思い浮かべる
すると酸素は舌の上で
ばらの味の二酸化炭素へ変わる
誰かがわたしに口づけしたときに
いい気持ちにれなるよう
...
洒落たカフェを借り切って開かれた
長い付き合いになる友人の結婚披露宴の席で
禁酒中のチナスキーは溜め息をついている
生ハムをかじっては水を飲む
祝辞を読んだ
新郎との付き合いの年数を数え ...
光が透けて眼覚める朝
風に名前を呼ばれる昼
花に孤独を癒される夜
月のしずくにうたれて
わたしは眠る
当たり前の事が当たり前じゃなくなった時
頼りになるのは自分という存在。
そこに常識の入る余地は無い。
当たり前の事が当たり前じゃなくなった時
支えになるのは誰かの存在。
そこでのお金は役 ...
本当の意味は用もないことをべらべらしゃべること。
みたいですね。
しっか〜〜し!
普通に"駄目な弁当"と連想した私は素直な人間とも言えよう。
何を隠そう ...
夢を見た。
胡蝶の夢ならぬ、夢なのか、現実なのか、区別のつかない夢を見た。
彼は、夢の中で、花を喰らっていた。
何かの為に、必死に、花を喰っていた。
いつかその花に、喰われてしまえ ...
渇望するよ?切望してるよ?
あたしのためだけの精神安定剤
自律神経が途切れる前に
抑えこんだ不安が逆流する前に
適量投薬して欲しいんだ!
「精神安定剤を持ったあの人は
何処に行ってし ...
有刺鉄線に絡まれて
裂かれた薬指の赤い色
流れる流れる 流れる流れる
脈々と続く赤い色
薬指で交わした約束はなかっただろうか?
流れる赤に約束までが
流されてしまう恐怖を感じて
慌て ...
モラルと規則に生きるオトナ達!
モラトリアムを生きるあたし達!
モラルに規則を引き剥がす!
モラトリアムの自遊人!
硬くて強い鉄格子
三重に巻かれた有刺鉄線
取り払われた螺旋階段
気 ...
いつか来るその日のために
わたしはあなたに笑いつづける
楽しそうに笑っていると
呆れて見てくれたらそれでいい
いつか来るさよならのために
靴を履く準備をしておく
泣かないで歩け ...
増水の ために
すっかり 荒れはてて しまった
堤の かよって ゆく なかを
猫じゃらしを 噛み ながら
草ひばりの 音が ほそぼそと つづく
すすき野原を ...
いつか
山の道をとぼとぼと
登ってゆく人影があった
あれは河童じゃ
そう言った父の
背中からもくもくと雲が立っていた
河童は
夏が終わると山へ帰る
そして勢子になったそうな ...
八月はしづかに
葉先からくれないに燃え
白い節くれだった骨になる
そのつつましさの中に
芽吹こうとする強い意志を隠しもっている
漂流する鳥たちは
わずかの間のよすがを求め
自らの骨のゆめ ...
「月に咲く花のようになりたいの」
あの子が囁いた。
お前を蝋人形にしてやろうか
831 手に手を取って 夏と逃げ
付けっぱなしのテレビから
砂嵐が流れてきました
コオロギの鳴き声も
少しずつ増えていきます
私は耳をすませて
色々な音を聞いているうちに
どこか遠くへと
意識を流しました
暗い部屋の中 ...
鏡を見ると耳がない
ああ、なんて愚かなんだろう
僕はいつの間にか落としてしまったのだ
どの路地にも落ちているたくさんの耳
あの中に僕のも落ちているんだ
耳とは喧嘩したことさえなか ...
冬、夜の霧雨
ダンボール屑が散らばる
指先でつまめばいともたやすく引き裂かれる
ダンボール屑の前には公園
入口で何度も何度もバイクのキーを回し続ける青年
横には彼女らしき女性が ...
テレビから目を離すと、部屋が真っ白になっていた。壁には昨日買ったばかりの彼女の薄いピンクのワンピースがかかっていた。ワンピースは脱色されたように色を失ってだらりと下がっている。一人でいるのが不安にな ...
粉雪 降る中
歩く
ふたり
企業戦士のあなたが
病気になって
始めて 訪れた
たおやかな 日々
あなたには 悪いけど
経過も いいと
先生の折り紙付きだし
仕 ...
蝉の鳴かない朝でした
胸の端からほどけてゆくひかり
できたばかりの海は睫毛に乗る軽さ
静かに浮かぶ顔に人知れず声を燃やす
髪を結んで横たわる
約束、と呟いて水より生まれし数字を ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ぼんやりと
流人
自由詩
0
07/9/14 14:13
かとりブタ
北大路京介
携帯写真+...
16*
07/9/14 14:06
黒のみずうみ
石瀬琳々
自由詩
14*
07/9/14 13:46
確信
megie
自由詩
0
07/9/14 13:11
捨て猫に飼われている
北大路京介
自由詩
14*
07/9/14 12:55
彼氏と彼女の最後の日
紅山「そわか...
散文(批評...
3
07/9/14 12:13
ちゅら tauvead
〃
自由詩
1
07/9/14 11:59
水の庭園。
クスリ。
自由詩
1
07/9/14 11:58
収穫の秋
吉田ぐんじょ...
自由詩
7
07/9/14 11:41
誰かのことばかり考えている
〃
自由詩
7+
07/9/14 11:36
いいから酔えよ、チナスキー
楢山孝介
自由詩
7*
07/9/14 11:25
一日
月下美人
自由詩
4*
07/9/14 11:24
心臓部
美琴
自由詩
3
07/9/14 10:26
駄弁
フクロネヅミ
散文(批評...
4*
07/9/14 10:20
パラドックス
榊 慧
自由詩
2
07/9/14 8:43
精神安定剤
明楽
自由詩
1
07/9/14 8:37
薬指
〃
自由詩
2
07/9/14 8:37
給水塔
〃
自由詩
0
07/9/14 8:37
勝手
唐草フウ
自由詩
12*
07/9/14 8:12
誰かが去ったあとを見る
モーヌ。
自由詩
25*
07/9/14 7:52
山の季節
yo-yo
自由詩
5*
07/9/14 6:37
螺旋
ワタナベ
自由詩
20
07/9/14 5:35
月に咲く花のように
戒途
自由詩
1
07/9/14 3:34
逃亡記
曳舟
俳句
2
07/9/14 2:48
九月十四日、夜の街灯
白昼夢
自由詩
0*
07/9/14 2:03
耳の囁き
柾定位置
自由詩
2*
07/9/14 1:37
冬、夜、消失
宮市菜央
自由詩
3*
07/9/14 1:31
色が溶けていく
〃
散文(批評...
1*
07/9/14 1:27
Touch 〜あしたの蕾〜
Lucy.M...
自由詩
0
07/9/14 0:57
鎌倉
ピクルス
自由詩
8*
07/9/14 0:51
5334
5335
5336
5337
5338
5339
5340
5341
5342
5343
5344
5345
5346
5347
5348
5349
5350
5351
5352
5353
5354
5355
5356
5357
5358
5359
5360
5361
5362
5363
5364
5365
5366
5367
5368
5369
5370
5371
5372
5373
5374
5.9sec.